寄付

個人が寄付をするメリット・デメリットは?寄付で私たちの生活がどう変わるのかを解説

  • 2024年3月1日
  • 2024年10月17日
  • 寄付

寄付が社会の役に立つのはわかっているんだけど、
「貴重なお金を払ってまで寄付するメリットってあるの?」
と疑問に思いませんか?

そこで本記事では、寄付をすることであなたにどんな変化が訪れるかを、論文などからリサーチした結果を紹介します。

先に寄付のメリットとデメリットを紹介します。

【寄付のメリット7つ】

  • ・社会や人の役に立てるので自分自身の幸福感が増す
  • ・応援したい団体を自分で選べるので、自分が信じる価値の実現に近づける
  • ・寄付という行動に移すことで、自分のことを善い人間だと思える
  • ・時間や場所に捉われず、自分の好きなタイミングで社会貢献ができる
  • ・寄付金控除の対象であれば、実際寄付した金額よりも大きなインパクトを残せるし節税にもなる
  • ・社会の動きに敏感になり知識が増える
  • ・団体や他の寄付者とのつながりを通して、新たな人脈や世界が広がる
【寄付のデメリット2つ】

  • ・毎月寄付をする場合、月1000円ぐらいの経済的な負担が発生する
  • ・寄付申し込み手続きや確定申告に、時間や手間がかかる場合がある

本記事では、メリット・デメリットについての解説の他に

  • ・寄付の役立てられ方
  • ・寄付をすると私たちの何が変わるのか?
  • ・gooddo編集部おすすめの寄付先団体

を紹介します。

寄付のメリットもデメリットも両方詳しく知ってから寄付をしたい方は、ぜひご一読ください。

寄付のメリット、デメリットについてすぐ知りたい方はこちら
>>寄付のメリット7つを解説へ移動する
 


この人が寄付を始めた理由とは?
知りたい人はこちら↓

 

目次

寄付とは?

寄付とはお金やモノを無償で第三者に譲渡することです。

たとえば孤児院などにまだ使える古着やおもちゃを譲渡したり、慈善活動を行っているNPO団体にお金を譲渡したりする行為が「寄付」にあたります。

お金もモノも寄付の対象になりますが、本記事では「お金の寄付」のメリット・デメリットについて解説します。

モノの寄付については、お金の寄付同様、喜ばれますが難しい面もあります。詳しく知りたい方は以下の記事をご一読下さい。
>>古着を捨てずに寄付したい!4つの寄付先や古着寄付の方法を解説
>>食料や服の寄付は支援に役立てにくい?実際のところを専門家が解説!

寄付、寄附、募金、義援金の違いは?

寄付と似たような言葉に「寄附」「募金」「義援金」といった言葉があります。これらと「寄付」にはどのような違いがあるのか、それぞれの言葉の意味を解説します。

・寄附
公共文や法令文で使われる表記。寄付と意味は同じ。

・募金
募金とは、寄付を受ける側の活動、つまり金銭を募って集める活動のこと。お金を贈る=寄付、寄付を募る=募金。しかし実際には、募金箱に金銭を入れること(=寄付)も募金と表現されることが多い

・義援金
災害などの被災者のために贈るお金。被災地自治体が定める配分基準に従い、被災者に公平に分配される。

寄付、寄附、募金、義援金についてさらに詳しい解説を読みたい方は、こちらの記事をご覧ください。
>>寄付とは?寄附や募金、義援金との違い、おすすめの寄付先を紹介

寄付のメリット7つを解説


お金の寄付をすると、どのようなメリットがあるのか解説します。

【寄付のメリット7つ】

  • ・社会や人の役に立てるので自分自身の幸福感が増す
  • ・応援したい団体を自分で選べるので、自分が信じる価値の実現に近づける
  • ・寄付という行動に移すことで、自分のことを善い人間だと思える
  • ・時間や場所に捉われず、自分の好きなタイミングで社会貢献ができる
  • ・寄付金控除の対象であれば、実際寄付した金額よりも大きなインパクトを残せるし節税にもなる
  • ・社会の動きに敏感になり知識が増える
  • ・団体や他の寄付者とのつながりを通して、新たな人脈や世界が広がる

社会や人の役に立てるので自分自身の幸福感が増す

寄付をすると自分自身の幸福感が増します。なぜなら、どこかの誰かの役に立った、社会のために良いことをした、という満足感を得られるからです。

誰しも、他人が喜んでるのを見たり、誰かの助けになった時は幸せな気持ちになるものです。

実際、自分のためにお金を使うよりも、他者のためにお金を使った方が幸福感が大きいことが実験により確認されています*。また、寄付者にポジティブな感情が生まれることで、健康状態が向上する可能性があるとも言われているのです**。

寄付の最大のメリットは、人や社会のために行動しながら、自分も幸せな気持ちになれる、という点でしょう。

*出典:Dunn,Elizabeth W,Lara B.Aknin,and Michael I.Norton.(2008)Speding money on others promotes happiness
**出典:On the costs of self-interested economic behavior: how does stinginess get under the skin?

応援したい団体を自分で選べるので、自分が信じる価値の実現に近づける

寄付をすることで、自分が信じる価値の実現に近づくことができます。なぜなら、自分が理想とする社会の姿を目指して活動する団体を、寄付先に選べるからです。

例えば、貧困がない世の中になって欲しいと願う場合、貧困地域で活動を行う団体に寄付することによって、自分の理想とする「貧困がない世界」の実現に一歩近づけます。

世の中が自分の理想とする場所に変化していくのに自分自身が関われるのは、誰しも嬉しいものです。

寄付先を探す時は団体のビジョンを参考にすると良いでしょう。

寄付という行動に移すことで、自分のことを善い人間だと思える

寄付をすることで「自分は善い人間だ」と思えるようになります。なぜなら、寄付をすると支援団体や受益者から感謝の気持ちを伝えられ、自分の善意や行動が認められた気持ちになるからです。

多くの団体が、寄付者にお礼のメッセージを送ったり、報告書などで感謝の気持ちを伝えています。団体によっては、支援地の子どもと直接手紙のやりとりができる場合もあり、感謝のメッセージを直接受け取ります。

「人や社会の役に立ちたい」と考えていても、行動に移せる人はなかなかいません。行動を起こし、お礼の言葉をかけられると、誰しも「自分は善い人間だ」と思えてくるものです。また、自らの行動で社会を変えられるのだ、という自信にもつながります

時間や場所に捉われず、自分の好きなタイミングで社会貢献ができる

寄付は場所や時間にとらわれず、今すぐ支援を届けられます。なぜなら、自分の好きなタイミングでホームページから寄付を申し込み、クレジットカードで支払ったり、銀行振込ができるからです。

お金の寄付以外の方法に、ボランティアやモノの寄付があります。しかし、どちらにも時間や場所の制約が発生します。

ボランティアは決まった時間に決まった場所に出向く必要がある場合がほとんどです。また、他の人と協働して作業する場合が大半なので、人づきあいが苦手な人には難しいかもしれません。

また、モノの寄付は、団体が支援物資を必要とするタイミングを確認したり、自分で選別、梱包、発送を行う必要があります。

その点、寄付は場所や時間にとらわれず、自分の好きなタイミングで支援を届けられます。時間がない、近くにボランティアできる場所がない、人と接するのが苦手、という方でもお金の寄付なら気軽にできるのです。

以下の記事では、モノの寄付の難しさや魅力について解説しています。
>>食料や服の寄付は支援に役立てにくい?実際のところを専門家が解説!

寄付金控除の対象であれば、実際寄付した金額よりも大きなインパクトを残せるし節税にもなる

お金の寄付は、実際寄付した金額よりも大きなインパクトを残せるし、節税にもなります。なぜなら、寄付金控除の対象になる場合、寄付した金額の一部が税金の控除額として実質自分に戻ってくるからです。

寄付金控除とは、認定NPO法人など特定の非営利団体に寄付すると受けられる税制優遇制度のことです。

【寄付金控除を受ける条件】

  • ・寄付する団体が寄付金控除の対象団体であること
  • ・寄付金額が年間(1月から12月の間)計2001円以上であること
  • ・確定申告をすること

例えば年間1万円を寄付すると40%を節税できます。つまり、実質6000円の支出で1万円分の支援を届けられます

寄付金控除についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご一読ください。
>>確定申告で寄付金控除を受けるには?必要な書類や申告の方法について解説

社会の動きに敏感になり知識が増える

寄付をすると、社会課題に対する意識が高くなり知識が増えます。なぜなら、自分の寄付がどう使われるのか気になり情報に敏感になるからです。

積極的に情報を取りに行かなかったとしても、多くのNPO団体は寄付者に報告書やニュースレターを配信しています。報告書やニュースレターは団体の活動の様子だけでなく、社会課題に関する調査報告やデータが紹介されていることもあります。

団体から送られてくる情報に目を通すだけでも、世の中でどのような問題が起こっているのか、どのような人たちが困っているのか、解決のためにどのような取り組みが行われているのかを知ることができます。日本のマスメディアを通しては知り得ない情報もあり、知識の幅も広がります

団体や他の寄付者とのつながりを通して、新たな人脈や世界が広がる

毎月の継続寄付をすると、支援している団体や他の寄付者と交流を通して新たな人脈が広がります。なぜなら、団体が開催するオンラインやオフラインのイベントに参加すると、団体スタッフや他の寄付者と知り合う機会があるからです。

寄付をしたからといってイベントの参加は義務ではありません。寄付を通して新たな価値観に触れたり、今まで出会ったことない人とつながりたい場合は、積極的に参加してみるとよいでしょう。

また、人脈だけでなく新たな世界も広がります。活動報告などを通して受益者の生の声に触れると、自分が今まで見たことのなかった世界に触れることができるからです。

※受益者:支援の対象者のこと

寄付のデメリット2つを解説

次に、寄付のデメリットを考えてみましょう。

【寄付のデメリット2つ】

  • ・毎月寄付をする場合、月1000円ぐらいの経済的な負担が発生する
  • ・寄付申し込み手続きや確定申告に、時間や手間がかかる場合がある

毎月寄付をする場合、月1000円ぐらいの経済的な負担が発生する

寄付は金銭的な支出を伴います。寄付によって自分の生活に支障が出てしまっては、寄付の満足感や幸福感は下がってしまう、もしくは得られないかもしれません。私たち自身の生活に無理のない範囲で寄付金額を決めることが大切です。

多くの団体が月額1000円から寄付を受け付けています。1ヶ月にコーヒー2-3杯またはランチ1回分のの金額を捻出する、と考えると、負担は少ないかもしれません。また、ユニセフのように月額500円から寄付を受け付けている団体もあります。

まずは、負担のない金額から寄付を始めてみてはいかがでしょうか

>>ユニセフについての解説へ移動する

寄付申し込み手続きや確定申告に、時間や手間がかかる場合がある

お金の寄付が「今すぐどこからでもできる支援」といえども、申し込み手続きは必要です。手間や時間がかかりそう、と考える方もいるでしょう。しかし、オンラインで申し込めばとても手軽に短時間で寄付の申し込みができるのです。

例えば、ワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーシップ(毎月の定額寄付)の申し込み手続きにかかる時間は3分以下。申し込みの手順も非常に分かりやすく、スムーズに手続きができます。

多くの団体がオンラインでの寄付受付をしており、同じように手軽に申し込みができます。

また、寄付金控除を受けるために確定申告が必要なので、その手続きに手間と時間がかかりそう、と考える方もいるでしょう。確定申告はインターネットでe-Taxを利用して、好きな時に好きな場所から行えます。

毎月の継続寄付者に対しては、寄付金控除の対象になっている多くの団体が1月中に、昨年度中に寄付金の領収書を自動的に送付してくれます。都度寄付は、団体にもよりますが手続きが終了した翌月か翌々月くらいに領収書が届きます。その領収書を使えば寄付控除に必要な確定申告書の項目のほとんどが埋められます

もちろん、寄付をしたからといって必ずしも確定申告が必要になるわけではありません。寄付金控除を受けたい場合は、確定申告が必要です。

以下の記事では、ワールド・ビジョン・ジャパンの寄付申し込みの手順について解説しています。
>>ワールド・ビジョン・ジャパンに寄付をした理由は「現地とのつながり」WVJへの寄付の体験談と感想を徹底インタビュー

以下の記事で、寄付金控除を受けるための確定申告のしかたについて簡単に解説しています。
>>寄付金控除の仕組みとは?確定申告の方法も紹介

寄付をすると私たちの何が変わる?体験談を紹介

寄付のメリット・デメリットを知っても、「寄付が自分にどのような影響をもたらすのか具体的に想像するのは難しい」と感じる方もいるかもしれません。

ここでは、日本ユニセフへの毎月の定額寄付を2-3年続けている方の感想を紹介します。

寄付って「幸せを感じるためのコスパの良い方法」だと思っています。
ある意味すごく自己満足の世界。1,000円から世界の役に立っている自分を感じられて、しかも本当に支援が届けられるので、幸せ不足(?)の人にはおすすめです!

また、毎月届いていた団体の会報誌で、寄付をすると税金の一部が控除されることも知って。確定申告も簡単でした。あとはクレジットカードにポイントも確か貯まるはず。
ささいな理由かもしれませんが、私にとっては大事でしたね。

メリットの項目での紹介した通り「寄付は幸せを感じられる」とのことでした。

以下の記事で、この方のユニセフへの寄付体験談を詳しく紹介しています。
>>「ユニセフに寄付をした理由は活動への信頼感」寄付の体験談と感想を徹底インタビュー

以下の記事でも寄付者の体験談を紹介しています。ご一読ください。
>>ワールド・ビジョン・ジャパンに寄付をした理由は「現地とのつながり」WVJへの寄付の体験談と感想を徹底インタビュー
>>Learning for All の圧倒的なファンの数に安心感。寄付を始め大満足の私の体験談・口コミ

【gooddoマガジンおすすめ】信頼できるNPO団体6選

寄付をしてみよう、という気になっても、数ある団体の中からどこを選んだらよいか分からない、という人もいると思います。

ここでは、特にgooddo編集部がオススメする団体を、『寄付アドバイザーの河合さんのおすすめポイント付き』で紹介していきます。

寄付アドバイザー :河合将生(まさお)さん
NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー
寄り添って伴走する第三者として、各団体(NPOなど)の支援に取り組んでいます。

公益財団法人 日本ユニセフ協会:知名度の高さが信頼に

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ユニセフはこんな人にオススメ!

  • ・子どもが笑顔でいられる社会になってほしい
  • ・世界の色々な国で多くの問題があるので、どこを支援したらいいかわからない
  • ・活動歴が長い団体には安心を感じる

ユニセフは約190の国と地域で子どもたちの命と健やかな成長を支えるため、保健、栄養、水と衛生、教育、児童労働などからの子どもの保護、緊急支援・人道支援の分野で活動しています。
活動を通して「すべての子どもの権利が実現される世界」を目指しています。

寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!

  1. 国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。2019年のワクチンの供給数は24億回
  2. マンスリーサポートでできることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実
  3. 著名人、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在が活動を支えている
寄付金控除の対象団体です

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認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ:全国約5,000箇所の「こども食堂」と協働

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全国こども食堂支援センター・むすびえ

むすびえはこんな人にオススメ!

  • ・子どもにとって食べることは大事だと思う人
  • ・子どもの頃から多様な価値観に触れる方が良いと思う人
  • ・子どもが食を楽しめる社会になって欲しいと思う人

むすびえは、各地域のこども食堂ネットワークの支援、社会に貢献したいと考えている企業・団体と協働でこども食堂の支援、こども食堂に関する調査・研究を行っています。

こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくることをめざしています。

寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!

  1. こども食堂の実態・効果・課題の調査や、協力関係にある全国の地域ネットワーク、企業や団体との連携協働を通して全国のこども食堂を応援している。
  2. 食材や物品を提供する企業や支援者の情報が一旦むすびえに集まることで、全国のこども食堂に対して公平に情報が届けられる
  3. 「こども食堂全国箇所数調査」や『こども食堂白書』の出版など団体自らが行う調査研究が充実している。全国のこども食堂の状況を知りたいと思ったらまず、むすびえの調査に目を通すのがおすすめ
寄付金控除の対象団体です

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認定NPO法人 カタリバ:ナナメの関係で支援者と伴走

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カタリバ

カタリバはこんな人にオススメ!

  • ・教育の可能性や重要性を信じている
  • ・実績や社会的な信頼は大事だと思う
  • ・家庭や学校で困難を抱える子どもでも、成長の機会を得られる社会になってほしい

カタリバは、自身ではどうすることもできない家庭環境などの課題を抱える子どもたちを対象に、居場所・学習・食事を地域と連携しながら届ける活動などを行っています。
活動を通じて「すべての10代が意欲と創造性を育める未来」の実現を目指しています。

寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!

  1. 「ナナメの関係という共成長モデル」「10代に伴走」「個人の成長を支える強い組織文化」が強み
  2. 安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供学習支援、探求学習の実践支援などの活動を、全国で展開
  3. 活動に関わった10代の声の紹介、カタリバの仲間紹介、支援者/企業紹介など、いろんな人や支援者の関わりの特徴が伝わってくる
寄付金控除の対象団体です

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カタリバに寄付した方の体験談はこちら:「カタリバに寄付をした理由は“寄付使途の透明性”」寄付の体験談と感想を徹底インタビュー

認定NPO法人 フローレンス:子育て支援のプロフェッショナル

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フローレンスはこんな人にオススメ!

  • ・これからの日本には古い価値観や仕組みにとらわれないイノベーションが求められていると思う
  • ・日本から子どもの虐待死がなくなって欲しい
  • ・障害のある子どもやその親が幸せに暮らせる社会になって欲しい

フローレンスは、親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決するため、病児保育、小規模保育園、障害児保育・支援、特別養子縁組、子ども宅食、ひとり親支援などの事業に取り組んでいます。
活動を通して、「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現を目指しています。

寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!

  1. 新たな価値を創造するイノベーター集団、社会問題解決集団と掲げるように社会問題への「小さな解」を、事業として次々と生み出す
  2. 政治や行政と共に「小さな解」を政策にし、全国に拡散する
  3. 内閣府「子ども・子育て会議」委員を務める代表理事 駒崎弘樹さんの発信力
寄付金控除の対象団体です

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認定NPO法人かものはしプロジェクト:子どもが売られない社会を目指す

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かものはしプロジェクト

かものはしプロジェクトはこんな人にオススメ!

  • ・状況に合わせて変化していくことが大事だと思う
  • ・対処的な方法ではなく本質的な解決をしたい
  • ・楽しみながら寄付できたらより良いと思う

かものはしプロジェクトは、サバイバー(人身売買被害者)が自分の人生を取り戻すための「寄り添う」活動と、人身売買ビジネスが成り立たないような「社会の仕組みをつくる」活動をインドで行っています。

NPO法人として東京都に認定されています

活動を通じて、全ての子どもが強制的に売られないことを目指しています。

河合さんの注目ポイント3つ!

  1. サポーター会員は約15,000人
  2. 活動を直接聞けるイベントを平日・土日、昼・夜に対象者に合わせて定期的に開催。寄付者限定イベントもある。
  3. 「子どもがだまされて売られてしまう問題」を根本的になくす活動を展開。カンボジアでは、子どもが売られる問題の解決が実現したため事業を自立
寄付金控除の対象団体です

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かものはしプロジェクトの寄付の使い道は?寄付金の使われ方や寄付・募金の方法を解説!

NPO法人 Learning for All:包括的な支援に特徴あり

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Learning for All

Learning for All はこんな人にオススメ!

  • ・質の高い学習支援をこどもたちに届けたい!
  • ・全国のたくさんの子どもの役に立ちたい!
  • ・専門家やメディアの評価が高い活動を支援したい!

Learning for All は、さまざまな理由で生きづらさを抱える子どもたちに学習支援、居場所提供、食事提供などを行いながら、保護者たちのサポートも行っています。さらに、支援のノウハウを展開したり、ノウハウを共有するしくみを構築しています。

活動を通して「子どもの貧困の本質的解決」を目指しています。

寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ

  1. 困難を抱えた子どもたちへの包括的支援、人材育成、普及啓発・アドボカシーの活動に特徴
  2. 「月1,000円で一人の子どもに1時間分の勉強」など、寄付金でできることが分かりやすい
  3. 企業、自治体などのパートナー、学生ボランティア卒業生のアラムナイ(同窓会)といったコミュニティの存在
寄付金控除の対象団体です

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寄付で得られるメリットは多い!小額からでも始めてみよう

本記事では、寄付のメリットとデメリットについて解説しました。

  • ・寄付の最大のメリットは、人や社会のために行動しながら、自分も幸せな気持ちになれるという点
  • ・節税になったり知識が広がったりと、実用的なメリットもある
  • ・デメリットと感じやすい点には理由があるので、デメリットでなくなる場合もある

寄付は、誰かの役に立つだけでなく、自分たちにとって生きやすい社会の実現にもつながります。また、社会問題への不安を、今すぐに社会変革の力に変えられるパワフルかつポジティブな手段でもあります。

寄付の動機は人それぞれです。こんなメリットが得られるなら寄付してみたい!と1つでも気になった方は、ぜひ寄付を検討してみませんか。

以下の記事では、初めて寄付をする方に向けて寄付の流れや寄付先団体の選び方を解説しています。
>>はじめて寄付する人必見!寄付の仕方や団体の選び方まで完全ガイド

以下の記事では、国内外で活動するNPO団体をジャンル別に紹介しています。
>>信頼できる寄付先は?どこがいい?専門家がオススメNPO団体を徹底解説

寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん

NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー

大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。

この記事を書いた人
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