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アフリカの人々が難民となる原因や現状、キャンプでの暮らしや必要な支援とは?

アフリカの人々が難民となる原因や現状、キャンプでの暮らしや必要な支援とは?

世界的にも大きな社会問題となっている「難民問題」は、アフリカを中心にその規模が年々広がっています。

今回の記事では、アフリカの人々が難民となる原因や現状、難民を守るために設置される「難民キャンプ」での暮らしや必要な支援について解説します。

世界の難民問題の原因や解決策とは?受け入れ国での生活や日本の対応、支援協会の活動は?

アフリカ難民の現状は?


2017年現在、アフリカ難民の数は2,420万人と推定されています。
国によっては、地域住民を対象にした暴力行為の激化によって、避難を強いられています。

難民になった人々は、多くが「難民キャンプ」に避難します。

施設の形は様々であり、木や布、竹、ビニールの骨組みだけでできたキャンプもあります。
難民キャンプにたどり着いた難民は、1日一人あたり1,900キロカロリーの食事、医療・教育サービスを受けることができるのです。

そのような生活とは対象的に、世界の紛争地での生活は過酷を極めます。
世界で起きている紛争地域では、子どもたちは前線の攻撃対象とされ、人間の盾をして使われます。また強姦、強制的な結婚、拉致、奴隷化することがアフリカの国々に置いて、紛争で広く一般的な戦術となっているのです。

このような最悪な現状から一人でも多くの人たちを救うために、私たちの支援が必要です。

(出典:国連UNHCR協会公式サイト)

アフリカの難民がヨーロッパに大量に押し寄せた欧州難民危機とは


アフリカの難民は、「欧州に渡ってお金が稼げる」「莫大な福祉支援を受けられる」というのを理由に、2015年末までにアフリカから約100万人の難民が、経済的逃避を理由に欧州に渡っています。

ヨーロッパに渡るために、リビアに多くの難民が待機しているという報告があります。ここからお金を出して漁船や小型船でリビアを出港するのです。

その後、難民救済を行うNGO船が活動している捜索救済区域まで進み、NGO船に乗り換えます。
イギリスやギリシャにある難民申請施設がある港に入港、欧州入りしているのが今の実態です。

このような難民は、海水温度が高くなる春以降から増加し、2015年9月には、4万3,000人程度の難民がヨーロッパに渡り、2014年の2倍以上に達しました。
現在も続々とアフリカからヨーロッパへ移動する移民が続いています。
(出典:日本ユニセフ 公式サイト)
(出典:世界移住機関公式サイト)

アフリカの人々が難民となってしまう理由は?

次に、アフリカの人々が難民となってしまう理由について解説します。

コンゴ民主共和国

この国には、金や銅、木材、ダイヤモンドなどの豊富な天然資源があります。しかし、この資源が長期に渡る紛争を生み出す引き金になってしまうのです。
欧州諸国が資源を奪い取るために、アフリカ人が都合良く利用され、無数の人々の命が奪われたのです。
1998年以降のコンゴ紛争では540万人が命を失いました

そして国連人口基金によると「1998年以降、推定20万人の女性と少女が性的暴行の被害を受けた」といわれています。
また栄養失調を患ったり医療へのアクセスが困難であったりするため、5歳児未満の死亡率も1,000人中98名と高くなっています。

さらにコンゴ紛争中には、少なくとも3万人以上の子どもたちが兵士として徴兵され、戦いに駆り出されました。
戦闘に幼少期を捧げ、教育する時間を失った子どもたちの教育支援も課題と言えます。
(出展:テラ・ルネッサンス公式サイト)

中央アフリカ紛争

中央アフリカ共和国はアフリカの中でも紛争に苦しんでいる国の一つです。
2017年にあった中央アフリカ北西部での戦闘以来、戦況悪化で1万5,000軒の家が焼き尽くされ、487人が殺害されました。

中央アフリカの難民は57万4,638人、国内避難民は63万6,489人といわれています。

加えて、突発的に起きる紛争によって主要産業である農業の種まきを逃してしまうのです。
それは、その年の穀物の収穫ができなくなり、食糧難に陥ることを意味しています。

(出典:国連UNHCR協会公式サイト)

南スーダン紛争

南スーダンでも、何年もの間、子どもたちを悲惨な現状に追い込む「南スーダン紛争」が続いています。

戦争が始まってから4年たった2017年の報告書では、「2,300人以上の子どもが死傷し、何百もの子どもに対する強姦や性的暴力の事例が報告された」と書かれています。

それ以外にも、1万9000人以上の子どもが武装勢力や武装グループに徴用・徴兵されており、子どもたちに対する教育支援も今後の大きな課題となっています。

(出典:国連UNHCR協会公式サイト)

アフリカ難民を多く受け入れている国、キャンプは?


アフリカ難民を多く受け入れている国は、2017年時点で4年連続でトルコが350万人と最も多くの難民を受け入れています。
トルコに続いて、ウガンダとパキスタン(140万人)、レバノン(99万8900人)、イラン(97万9400人)と続きます。

(出典:国連UNHCR協会公式サイト)

アフリカ難民の食事事情とは


難民は、1日ひとりあたり1,900キロカロリー(緊急時には2,200キロカロリー)分の食べ物が配給されています。

それとは別に、特に栄養を必要としている5歳未満の子どもや妊産婦には、補助食糧が支給される仕組みとなっています。

しかし、配給システムの問題により、公平に食べ物が行き渡らなかったり不正受給が起きたりすることもあるため、対策が急務です。

(出典:国連UNHCR協会公式サイト)

アフリカのキャンプでは食糧不足が深刻化


近年、アフリカのキャンプでは深刻な食糧不足に悩まされています。
アフリカ大陸では、9つの国を対象に約80万人の難民の食糧支援がカットされました。

また、チャド、中央アフリカ共和国、南スーダンにあるキャンプに住む45万人は、少なくとも50%の食糧支援をカットされています。
リベリア・ブルキナファソ、モザンビーク、ガーナ、モーリタニア、ウガンダの33万8000人の難民は、5〜49%の食糧がカットされたのです。

しかし、国連の食料支援機関では1.86億米ドルの資金不足により、満足な支援ができません。
食糧不足に悩まされるアフリカの人々が年々増加しながらも、支援金は増えていないことも大きな課題です。

多くのアフリカ難民を救うために、より多くの支援が今後、必要になります。

(出典:国連UNHCR協会公式サイト)

アフリカ難民のために私たちにできる支援とは


ここまでは、アフリカ難民の食糧事情から、キャンプにおいても食糧不足が深刻化している問題について取り上げました。
私たちがアフリカ難民のためにできる支援について解説します。

募金

私たちがアフリカ難民に対して支援する募金は様々な場所に使われます。
まずは、継続して行わなければならない食糧支援です。

アフリカの人々のほとんどは、気候に依存する農業をメインに生計を立てています
しかし、近年の「地球温暖化」の影響を受けて、安定した収穫を得ることが年々難しくなっている現実があります。農業が不作に陥ると、食糧難に陥る人々も増えてしまうのです。

食糧難に陥る人々が増え続けている一方で、支援額は全く足りていないのです。
食事以外にも、子どもたちを病気から守るための医療サービス、字の読み書きを教える教育支援なども必要です。

継続寄付

アフリカの人々に必要なのは、継続的な支援です。
食糧、医療、教育を継続するためには、継続寄付が重要な役割を担うのです。

毎月同じ金額を寄付し続ける「継続寄付」は、主にウェブからすぐに申し込むことができます。
まずは支援したい団体の公式サイトにアクセスを行い「募金」ページに移動します。支払い方法は「口座振替」と「クレジットカード」から選択可能な場合が多いです。毎月の支払い金額は指定することが可能で、500円や1,000円などの少額から支援することも可能です。

また、認定NPO法人であれば、税制優遇も受けられることから、支援者にとってもメリットなる場合もあります。

都度の寄付

「まずはお試しで支援を行いたい」という方には、都度の寄付がおすすめです。
日本円でわずかな金額であっても、アフリカ現地では栄養食やワクチンなどの必要な物資に変えることができます。

最初から継続支援でなくても、まずはほんの少しの金額を寄付してみてはいかがでしょうか。

遺贈や遺言による寄付

「遺贈」とは、遺言書により、自身の財産の受取人やその内容を明記することを言います。これは、民法が定める法定相続の規定よりも優先されるため、自身の意思に沿った財産を配分することが可能です。

物資の寄付

物品の寄付をアフリカに対して行っている団体は決して多くありません。
しかし、古着などを集めて支援を行っている団体などもあります。

支援の形は、決してお金だけではありません。
このような「物品を使った寄付」も、おすすめです。

現地では必要な物資が時と場合によって変わります。
必ず事前に寄付したい意思があることや寄付する物品を伝え、支援団体が必要としている物を送るようにしましょう。

私たちの支援で一人でも多くのアフリカ難民を救おう


今回の記事では、アフリカの人々が難民に苦しむ原因や現状、キャンプでの問題などについて解説しました。

今までは、難民キャンプで支援が問題なくできていたことも、難民の増加によって支援物資が足りない状況も生まれています。
増え続けるアフリカ難民を救うために、私たちの支援がいま、求められています。

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