世界第3位の経済大国日本ですが、近年貧困問題が深刻になっています。
特に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたこともあり、さらに女性や子どもなど、弱い立場の人たちが苦しんでいるのです。
そんな人たちを援助しているNPOなどの支援団体があるので、貧困で苦しんでいる人を手助けしたいと考えている方は参考にしてください。
この記事では、そんな人たちにどのようなサポートができるのかまとめました。
- ・貧困に苦しむ人たちを支援しているNPO団体
- ・貧困に苦しんでいる人たちへの支援方法
- ・それぞれの貧困問題への支援策
貧困で苦しんでいる人を支援したいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでください。
貧困に困っている人を支援している団体を6つご紹介!
ここからは、貧困に困っている人を支援している団体を、寄付アドバイザーの河合さんのおすすめコメントとともに、国内・海外で活動している支援団体をご紹介します。
国内向け3つの団体
国内で貧困に苦しむ人たちを支援している団体をご紹介します。
【寄付先1】認定NPO法人 カタリバ:ナナメの関係で支援者と伴走
カタリバはこんな人にオススメ!
- ・教育の可能性や重要性を信じている
- ・実績や社会的な信頼は大事だと思う
- ・家庭や学校で困難を抱える子どもでも、成長の機会を得られる社会になってほしい
カタリバは、自身ではどうすることもできない家庭環境などの課題を抱える子どもたちを対象に、居場所・学習・食事を地域と連携しながら届ける活動などを行っています。
活動を通じて「すべての10代が意欲と創造性を育める未来」の実現を目指しています。
寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!
- 「ナナメの関係という共成長モデル」「10代に伴走」「個人の成長を支える強い組織文化」が強み
- 安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供や学習支援、探求学習の実践支援などの活動を、全国で展開
- 活動に関わった10代の声の紹介、カタリバの仲間紹介、支援者/企業紹介など、いろんな人や支援者の関わりの特徴が伝わってくる
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>>【実際どう?】カタリバの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
>>カタリバに関する記事一覧はこちら
【寄付先2】認定NPO法人 Learning for All:包括的な支援に特徴あり
Learning for All はこんな人にオススメ!
- 質の高い学習支援をこどもたちに届けたい!
- 全国のたくさんの子どもの役に立ちたい!
- 専門家やメディアの評価が高い活動を支援したい!
Learning for All は、さまざまな理由で生きづらさを抱える子どもたちに学習支援、居場所提供、食事提供などを行いながら、保護者たちのサポートも行っています。さらに、支援のノウハウを展開したり、ノウハウを共有するしくみを構築しています。
経済的な貧困だけでなく「人とのつながり」「学びの環境」などを提供し、自立をサポートします。
活動を通して「子どもの貧困の本質的解決」を目指しています。
寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ
- 困難を抱えた子どもたちへの包括的支援、人材育成、普及啓発・アドボカシーの活動に特徴
- 「月1,000円で一人の子どもに1時間分の勉強」など、寄付金でできることが分かりやすい
- 企業、自治体などのパートナー、学生ボランティア卒業生のアラムナイ(同窓会)といったコミュニティの存在
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>>【実際どう?】Learning for All の気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
>>Learning for All に関する記事一覧はこちら
【寄付先3】認定NPO法人 フローレンス:強固な組織による課題解決集団
フローレンスはこんな人にオススメ!
- ・これからの日本には古い価値観や仕組みにとらわれないイノベーションが求められていると思う
- ・日本から子どもの虐待死がなくなって欲しい
- ・障害のある子どもやその親が幸せに暮らせる社会になって欲しい
フローレンスは、親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決するため、病児保育、小規模保育園、障害児保育・支援、特別養子縁組、子ども宅食、ひとり親支援などの事業に取り組んでいます。
経済的に厳しいひとり親家庭を支えるため、寄付を原資に病児保育を安価に提供する「ひとり親支援プラン」を行っています。
活動を通して、「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現を目指しています。
寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!
- 新たな価値を創造するイノベーター集団、社会問題解決集団と掲げるように社会問題への「小さな解」を、事業として次々と生み出す
- 政治や行政と共に「小さな解」を政策にし、全国に拡散する
- 内閣府「子ども・子育て会議」委員を務める代表理事 駒崎弘樹さんの発信力
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>>【実際どう?】フローレンスの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
>>フローレンスに関する記事一覧はこちら
海外向け3つの団体
海外で貧困に苦しむ人たちを支援している団体をご紹介します。
【寄付先4】公益財団法人 日本ユニセフ協会:知名度の高さが信頼に
ユニセフはこんな人にオススメ!
- ・子どもが笑顔でいられる社会になってほしい
- ・世界の色々な国で多くの問題があるので、どこを支援したらいいかわからない
- ・活動歴が長い団体には安心を感じる
ユニセフは190の国と地域で子どもたちの命と健やかな成長を支えるため、保健、栄養、水と衛生、教育、児童労働などからの子どもの保護、緊急支援・人道支援の分野で活動しています。
命を守る基礎的な支援を、遠隔の村や都市のスラムなど最も貧しく厳しい環境で生きる子どもたちへ優先的に届けています。
活動を通して「すべての子どもの権利が実現される世界」を目指しています。
寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!
- 国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。2019年のワクチンの供給数は24億回
- マンスリーサポートでできることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実
- 著名人、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在が活動を支えている
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>>【実際どう?】ユニセフの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
>>ユニセフに関する記事一覧はこちら
【寄付先5】認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン:子どもと繋がりを感じられる
ワールド・ビジョン・ジャパンはこんな人にオススメ!
- ・寄付をした効果が継続して実感できる方が良い
- ・子どもの顔が見える関係で支援したい
- ・具体的な数字があるとわかりやすく感じる
ワールド・ビジョン・ジャパンは、約100カ国において保健、水衛生、生計向上、教育、栄養の分野での開発援助や緊急人道支援を通して、困難な状況で生きる子どもたちのために活動しています。
根本的な貧困の解決を目指し、各国政府や国際機関、他のNGO等と連携しながら支援を行っています。
国連機関に公認・登録された世界最大級の子ども支援専門の国際NGOです。
寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!
- 途上国の子どもと心のつながりを持ちながら支援する「チャイルド・スポンサーシップ」が特徴
- 「何もかもはできなくとも、何かはきっとできる」などのメッセージから団体が大切にしていることが伝わる
- 「極度の栄養不良にあった子どもたちの89%が完全に改善」など、活動の影響を具体的な数字で示している
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>>【実際どう?】ワールド・ビジョン・ジャパンの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
>>ワールド・ビジョン・ジャパンに関する記事一覧はこちら
【寄付先6】特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan):世界14カ国で難民を支援
AAR Japan[難民を助ける会]はこんな人にオススメ!
- ・日本発の難民支援活動を行っている団体を応援したい
- ・40年の長い歴史がある信頼できる団体に寄付したい
- ・国連に公認・登録されているなど国際的に評価された団体に安心を感じる
AAR Japan[難民を助ける会]は世界14カ国で紛争・自然災害・貧困などにより困難な状況に置かれている人々を支援しています。現在は日本の他にアジア、中東、アフリカの12の国に事務所を持ち、難民支援や地雷不発弾対策などの活動を行っています。
活動を通し、一人ひとり多様な人間が、各々の個性と人間としての尊厳を保ちつつ共生できる、持続可能な社会を目指しています。
寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!
- 1979年に日本で発足以来、活動地域や分野を広げながら65を超える国・地域で支援を展開してきた実績あり
- 1998年には、国連経済社会理事会(ECOSOC)の特殊協議資格を取得し、国連に「公認・登録」されている
- 「人道」「公平」「独立」「中立」の人道4原則に則り、AAR Japan[難民を助ける会]が大切にする「行動規範や社会的責任・人権方針」を掲げる
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>>【実際どう?】AAR Japan[難民を助ける会]の気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
>>AAR Japan[難民を助ける会]に関する記事一覧はこちら
このように考えている方は、この機会に遺贈寄付を考えてみませんか?
生前に手続きを済ませるだけで、自分の遺産を支援団体に寄付(遺贈寄付)できます。
遺贈寄付先の選び方をチェックする
貧困問題の解決に取り組んでいるNPOはどのような活動を行っている?
ここでは、貧困問題の解決に取り組んでいるNPOの活動内容についてご紹介します。
- ・子どもの学習支援を行う活動
- ・女性の貧困を支援する活動
- ・コロナによる貧困を支援する活動
それぞれ詳しくみています。
子どもの学習支援を行う活動
日本でも貧困が理由で、勉強する機会を奪われた子どもたちがいます。
そんな子どもたちのために、カタリバでは無料の放課後教室などで学習支援しています。
また、一緒に夕食を作り、食卓を囲むことで子どもたちの安心できる居場所も提供してるのです。
カタリバのさらに詳しい活動内容は、こちらをご一読ください。
>>【寄付先1】認定NPO法人 カタリバ:ナナメの関係で支援者と伴走
カタリバだけでなく、Learning for Allでも子どもの学習支援活動を行っています。
子どもたちが安心して過ごせる居場所を提供し、大学生教師たちが無償で勉強を教えているのです。
それ以外にも子ども食堂など食事の支援、また子どもたちを支えるためには保護者のサポートも大切と考え、日々の悩みの相談や保護者会も開催しています。
Learning for Allのさらに詳しい活動内容は、こちらをご一読ください。
>>【寄付先3】NPO法人 Learning for All:包括的な支援に特徴あり
子どもたちの教育支援を応援したいと考えているなら、支援団体への寄付もサポートのひとつです。
寄付だと子どもたちに直接関わることはありませんが、時間や場所にとらわれずに援助することができます。
女性の貧困を支援する活動
貧困問題は、女性にとっても深刻な問題のひとつになります。
実は貧困に苦しんでいる女性は多いのです。
女性が貧困に陥る原因は様々ですが、未婚のままの女性が増えたことや、離婚による収入の減少が理由になることもあります。
特にひとり親家庭は、子どもの急病や休校などの緊急事態時、自分が休むことが多くなりがちです。
休みが続くと給与が減ったり、退職を促されるケースもあり、さらに貧困に苦しむことになるのです。
フローレンスでは、そんな悲しい連鎖を断ち切るため10年前に「ひとり親家庭に低価格で病児保育を提供する」ことをスタートさせました。
こういった取り組み以外にも、フローレンスではひとり親家庭を支え続けています。
フローレンスのさらに詳しい活動内容は、こちらをご一読ください。
>>【寄付先4】認定NPO法人 フローレンス:強固な組織による課題解決集団
また最近では、シングルマザーの貧困問題なども社会問題としてメディアに取り上げられています。
貧困で苦しむ女性たちへ、以下のような支援があります。
- ・女性のためのキャリア支援、就職支援
- ・シングルマザー支援
- ・体験活動支援
- ・心身の健康支援
女性の貧困問題については、こちらの記事で団体なども含めて詳しく解説しています。
>>貧困や独身女性のための支援団体はあるの?女性をサポートするための活動内容を紹介
貧困に苦しむ女性をサポートしたいと考えているなら、支援団体の寄付もサポートのひとつです。
寄付だと直接女性たちに関わることはありませんが、時間や場所にとらわれずに援助することができます。
コロナによる貧困を支援する活動
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、多くの業種で休業を余儀なくされました。
このことは貧困層にも大きな影響を与え、収入が激減したり、収入が0になってしまった人も少なくありません。
特に遺児家庭への影響が大きく、困窮が進んでいます。
新型コロナウイルス感染拡大による貧困で困っている人へ、支援をしているNPO団体もあります。
こちらの記事で詳しく紹介しているので、ご一読ください。
>>コロナで貧困に陥った人を支援したい!寄付できる支援団体を5つ紹介
コロナ禍で貧困に陥って苦しんでいる人をサポートしたいと考えているなら、支援団体の寄付もサポートのひとつです。
直接コロナ禍で苦しんでいる人に関わることはありませんが、時間や場所にとらわれずに援助することができます。
貧困問題の解決に向けて、私たちができる支援の方法とは?
ここからは、私たちが貧困問題の解決に向けてできる支援方法について、具体的にご紹介します。
- 寄付
- ボランティア活動
それぞれ詳しくお伝えします。
寄付
1つ目は寄付です。
寄付とは、お金やモノを無償で譲渡する行為のことです。
寄付にも種類があるので、それぞれご紹介します。
お金の寄付
まずは最も身近な寄付である、お金の寄付です。
お金による寄付は、困っている人への援助の使い道が限られないメリットがあります。
また毎月決まった金額を寄付できるマンスリーサポーターなどの仕組みもあるので、長期的に貧困で苦しんでいる人をサポートできます。
おすすめの支援先NPO団体はこちらで紹介しています。
またお金による寄付は、税金の控除を受けられる「寄付金控除」の対象になる場合もあります。
詳しくはこちらからご確認ください。
遺言書による寄付
自分の死後、残った財産を非営利団体に寄付する方法の1つに「遺言書による寄付(遺贈寄付)」があります。
遺贈とは、遺言書により個人や団体へ遺産を譲与することです。通常、遺産は法定相続人(家族や親族など)しか相続できません。しかし遺贈による寄付を行えば、自治体やNPO団体などに遺産を寄付できます。
遺贈を行うには遺言書を作成する必要があります。手続きの流れや注意点などは下記記事で詳しく解説しているため、ご一読ください。
>>遺贈とは?贈与・相続との違いや手続きの流れ、注意点を解説!
古着や本など、モノの寄付
お金以外にも、古着や本などモノを寄付する方法もあります。
食料品や衣類、日用品などは生活に欠かせない物なので、受益者のために役立ててもらえるでしょう。
ただ寄付する側からすると「本当にこれが必要なのかな?」と判断がつかなかったり、受け取る側からしても場所を取ったりして困ることもあるそうなので、難しい一面もあります。
以下の記事でモノの寄付について、専門家の意見を解説しているので、よければ読んでください。
>>食料や服の寄付は支援に役立てにくい?実際のところを専門家が解説!
ボランティア活動
寄付以外にも、ボランティア活動で貧困で苦しんでいる人たちをサポートすることができます。
例えば、街頭で募金を集めたり、炊き出しに参加して直接サポートするなど様々な方法があります。
ボランティア活動なら、貧困家庭の子どもを直接支援できます。
自分のスキルや特技を活かして、ボランティアとして子どもたちをサポートしてあげましょう。
「自分にはどんなことができるかな?」と思っている方のために、主なボランティア活動をご紹介します。
- ・高校生のキャリア教育に携わる
- ・学習支援ボランティア
- ・体験活動支援
- ・インターンやアルバイトとしてボランティアに参加する
貧困家庭の子どもを支援するボランティアについては、こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。
>>貧困家庭の子どものために私たちができるボランティア活動とは?
貧困家庭の子どもをすぐ支援するなら寄付がおすすめ
貧困家庭の子どもを支援するには、ボランティアもいいですが「今すぐサポートしたい!」と考えているなら、寄付がおすすめです。
寄付はインターネットで、思い立ったときにすぐ実行できますし、クレジットカードなどのポイントを利用できる団体があります。
さらに継続的に寄付するよう設定も可能なので、貧困家庭の子どもたちを長期的に援助したいと考えているなら、各団体への継続寄付がいいでしょう。
おすすめの支援先NPO団体はこちらで紹介しています。
NPO団体を通じて貧困に苦しんでいる人を支援しよう
ここまで、貧困で苦しんでいる人を支援する方法などについて解説しました。ここで、紹介した内容をまとめます。
- ・貧困に苦しんでいる人への支援は、寄付やボランティアでできる
- ・寄付にはお金とモノがある
- ・貧困家庭の子どもを直接支援するならボランティア
貧困に苦しむ人への支援は、寄付を通じて手軽にできます。
お金の寄付には毎月定額を寄付するシステムもあり、長期的に困っている人をサポートできます。
「寄付を通じて貧困に苦しむ人をサポートしたい」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
▼貧困に困っている人を支援できる団体
団体名 | 寄付アドバイザーが見た注目ポイント |
---|---|
カタリバ | ・「ナナメの関係という共成長モデル」「10代に伴走」「個人の成長を支える強い組織文化」が強み ・安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供や学習支援、探求学習の実践支援などの活動を、全国で展開 ・活動に関わった10代の声の紹介、カタリバの仲間紹介、支援者/企業紹介など、いろんな人や支援者の関わりの特徴が伝わってくる |
Learning for All | ・困難を抱えた子どもたちへの「学習支援」と「居場所支援」を軸にした包括的支援が特徴 ・寄付金でできることのわかりやすさ(月1,000円で一人の子どもに1時間分の勉強、月3,000円で1日分、月10,000円で高校進学) ・企業、自治体など子どもの貧困を本質的に解決するためのパートナーや学生ボランティアの存在 |
フローレンス | ・新たな価値を創造するイノベーター集団、社会問題解決集団と掲げるように社会問題への「小さな解」を、事業として次々と生み出す ・政治や行政と共に「小さな解」を政策にし、全国に拡散する ・内閣府「子ども・子育て会議」委員を務める代表理事 駒崎弘樹さんの発信力 |
日本ユニセフ協会 | ・国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。2019年のワクチンの供給数は24億回 ・マンスリーサポート(月2,000円など、寄付額は任意)でできることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実 ・著名人(親善大使を担う人もいる)、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在 |
ワールド・ビジョン・ジャパン | ・途上国の子どもと心のつながりを持ちながら、支援の成果を感じられる寄付プログラム「チャイルド・スポンサーシップ」に約5万人が参加 ・「1日あたり150円の支援で、子どもたちの未来が変わります」「何もかもはできなくとも、何かはきっとできる」などのメッセージから団体が大切にしていることが伝わる ・「10秒に一人/1日に3つの学校にきれいな水を届ける」「貧困の根本原因を解決することで2億人以上の子どもたちの生活状況が改善」「極度の栄養不良にあった子どもたちの89%が完全に改善」など、活動の影響を具体的な数字で示している |
難民を助ける会 | ・1979年にインドシナ難民支援を目的に日本で発足以来、活動地域や分野を広げながら65を超える国・地域で支援を展開してきた実績あり ・1997年には、AARが主要メンバーである地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)がノーベル平和賞を共同受賞。1999年に読売新聞国際協力賞、2008年に沖縄平和賞を受賞。1998年には、国連経済社会理事会(ECOSOC)の特殊協議資格を取得し、国連に「公認・登録」されている ・「人道」「公平」「独立」「中立」の人道4原則に則り、「人道支援の行動規範」のほか、人道支援関連の諸基準を遵守しつつ活動するといったAARが大切にする「行動規範や社会的責任・人権方針」を掲げる |
記事の内容は以上です。もし、今あなたが
「どの団体に寄付するか決めかねている・・・」
「寄付先の選び方を知りたい・・・」
とお思いなら、寄付アドバイザーが「あなたに合う寄付先の選び方」を解説する人気記事をおすすめします。
気になる方はぜひ以下をご一読ください!
>>寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が一覧から徹底解説!
NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー
大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。