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【怪しい?】ワールド・ビジョン・ジャパンの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説

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ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付を考えている」
「でも怪しくない?本当に寄付して大丈夫?」
「そもそも支援する必要があるのだろうか?」

そのように思う方のために、gooddo編集部がワールド・ビジョン・ジャパンについて調べました。ホームページでの活動内容チェックやSNSでの口コミリサーチ、寄付の専門家にインタビューした内容、さらには寄付者の体験談を紹介します。

>>ワールド・ビジョン・ジャパンの口コミをチェックする

ワールド・ビジョン・ジャパンとは?】
約100カ国において保健、水衛生、生計向上、教育、栄養の分野での開発援助や緊急人道支援を通して、困難な状況で生きる子どもたちのために活動する団体。

>>ワールド・ビジョン・ジャパンの概要や活動についてもっと見る

結論から申し上げると、ワールド・ビジョン・ジャパンは寄付先として信頼できる団体です。また寄付などを通じて、私たちが支援する必要性があります。

その理由は、

・国連や国家の支援だけでは解決しにくい「困難な状況下で生きている途上国の子ども」という問題に取り組んでいる
・編集部で寄付の使い道や活動実績をリサーチした結果、十分な信頼が得られた
・寄付者や支援者からの口コミ評判は良いものが多い

・悪い口コミもあったが、専門家に聞いてみると事実ではなかった
・様々なNPOを知る専門家からの評価も高い
・支援地やチャイルドの変化が分かる成長報告が送られてくる

という点です。

ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付を考えていた方は、前向きに検討して大丈夫です!

寄付金控除の対象団体です
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また、記事の後半では、
ワールド・ビジョン・ジャパンの強みや活動の特徴
・寄付者の体験談
を紹介し、どのような人がワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付に向いているかを解説します。
>>寄付者の体験談を見る

ワールド・ビジョン・ジャパンは支援すべき?

ワールド・ビジョン・ジャパンは支援すべき団体なのか、4つの観点から解説していきます。

  1. なぜ途上国では子どもの貧困問題が解消されないのか?
  2. 国連や国家の支援だけではダメなのか?
  3. ワールド・ビジョン・ジャパンの活動は必要なのか?
  4. ワールド・ビジョン・ジャパンを支援すると実現することは?

なぜ途上国では子どもの貧困問題が解消されないのか?

子どもの貧困問題が解消されない要因は国によってさまざまです。一般的には下記の要因が挙げられます。

  • ・国が貧しいため予算や人材が十分でない
  • ・紛争が発生しており国内問題の解決が後手にまわっている
  • ・汚職や不正が蔓延しており、支援が必要な人の元まで届かない

このような問題を抱えており、途上国はなかなか豊かになれない現実があります。そこで必要なのが、国や非営利団体などの支援です。支援を受けることで教育や生活のインフラが安定しやすくなり、自国で優秀な人材が育つことで経済も発展しやすくなります。

国連や国家の支援だけではダメなのか?

国連や他国からの支援も重要ですが、十分とはいえません。国連や国家などは大規模かつ影響力が大きい支援を実施できる点が魅力的です。

たとえば国際農業開発基金(IFAD)は農村開発のために約253億ドルの協調融資・資金調達なども行ってきました。また123の国とともに、1,013件のプロジェクトを支援した実績があります*。

日本政府もODAを通じて途上国を支援しています。たとえば2023年にはベトナムと「人材育成奨学計画」を署名し、6.76億円を上限とする人材育成支援を行うよう話をすすめています**。

ただしこれらの支援は実際に活動が実施されるまでに時間がかかったり、現地のニーズに応じた柔軟な支援を行いにくかったりします。そこで柔軟かつスピード感のある対応ができる、ワールド・ビジョン・ジャパンなどの非営利団体が必要になります。

ただしワールド・ビジョン・ジャパンなどの非営利団体は、人材や財源などが限られているため、長期的に安定した活動を行うのが難しいという問題も残されています。この問題を解決できるのが、私たちの寄付です。

寄付金は助成金と異なり使途が限定されていないため、団体が支援活動のため柔軟に活用できます。長期的に寄付をすることで安定した財源となり、支援も継続しやすくなります。

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*参考:貧困をなくそう|国際連合広報センター

**参考:ベトナム社会主義共和国に対する無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する交換公文の署名|外務省

ワールド・ビジョン・ジャパンの活動は必要なのか?

ワールド・ビジョン・ジャパン活動は必要といえます。なぜなら世界ではいまだに貧困に苦しんでいる人たちがいるからです。

世界銀行が定めた「国際貧困ライン」によると、国際貧困ライン以下で生きる人々は1990年時点で世界で18億9,500万人です。2015年の調査では7億3,600万人と、国際貧困ライン以下で生活する人々は激減しました。

しかし7億人以上の人が、現在も深刻な貧困状態の中で暮らしているのは事実ですワールド・ビジョン・ジャパンでは厳しい環境で生きる人たちを支援し、自立に向けたサポートを行っています。

よって、ワールド・ビジョン・ジャパンの活動は依然として必要であることが伺えます。

ワールド・ビジョン・ジャパンを支援すると実現することは?

ワールド・ビジョン・ジャパンに寄付すると、困難な状況で生きる海外の子どもたちを支援できます

  • ・教育を受けられず、大人になってからも十分な収入を確保する手段がない
  • ・安全な水すら確保できず、不衛生な環境での生活を余儀なくされている
  • ・家族に十分な収入がないため児童労働を強いられている
  • ・人身取引の被害に遭い、非人道的な扱いを受ける

ワールド・ビジョン・ジャパンは、上記のような厳しい環境に置かれている子どもを1人でも減らすために活動している団体です。36カ国で169の事業を実施し、さまざまな支援を実施しています。

たとえばタンザニアでは安全な水を管理するために水管理委員会をつくったり、フィリピンでは家庭学習のための教材を届けたりしました。地域ごとの実情に応じて、必要な支援を柔軟に提供しています。

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ワールド・ビジョン・ジャパンは怪しい?信頼できるかを調べてみた


ここからはgooddo編集部が独自に団体公式ホームページの情報をリサーチしてみました。

結論、信頼できる団体なのですが、ここではその理由を3つ紹介します。

信頼出来る理由1:寄付の目的と使途が整合している

ワールド・ビジョン・ジャパンを支援するには、目的やプロジェクト別にいくつかの募金方法があります。

ワールド・ビジョン・ジャパンの2022年度の経常収益は85億3165万円です。

(2022年度年次報告書より)

その中で資金源の約40%を占めるチャイルド・スポンサーシップで集められた資金の用途は

子どもを取り巻く環境を改善する長期的な支援活動に使います。子どもたちと地域の人々が〝未来を切り拓く力〟をつけられるように支えます。

このプログラムは、チャイルド個人への教育支援、予防接種、病気治療などだけではなく、チャイルドを取り巻く様々な環境の改善を目指すものです。

例えば、職業訓練、農業技術指導、識字教育、保健員・教師の訓練などを通して人々が成長すること、 学校建設、安全な水の確保、保健医療施設の整備、ローン貸付、道路や橋など基本的な社会基盤の充実により地域が成長することを目指します。
皆さまからの支援金はこの長期的成果を目指すプログラム実施のために大切に使わせていただきます。

とされています。

では、これらの資金が実際にどのように使われているか見てみましょう。

※「現地事業活動のため」には地域開発援助事業費、人材派遣費が含まれます。
(2022年度年次報告書より)

2022年度の経常費用は85億1,734円です。87%が現地事業活動のために、11%が広報活動のために使われていました。

年次報告書にはより詳しい使い道が、地域プロジェクト別、資金の出所別に記載されています。

このように、ワールド・ビジョン・ジャパンでは寄付金が募集時に示された目的と使途に沿って適正に使われていることが分かります。

>>ワールド・ビジョン・ジャパン | 2022年度年次報告書

信頼出来る理由2:情報開示を行っている

寄付の使われ方の項目でもご紹介したように、ワールド・ビジョン・ジャパン年次報告書をホームページ上に公開しています。

ワールド・ビジョン・ジャパンの年次報告書には年度の活動内容の詳細の他、会計報告も分かりやすくかつ詳細に記載されています。

>>ワールド・ビジョン・ジャパン公式ホームページ | 年次報告書

信頼出来る理由3:認定NPOを取っている

ワールド・ビジョン・ジャパンは2002年5月1日、国税庁より「認定NPO法人」として認定され、その後のNPO法の改正を受け、2014年8月1日に東京都により改めて認定されています。

【認定NPOを取得するための要件】

  1. 運営組織及び経理が適切であること
  2. 事業活動の内容が適切であること
  3. 情報公開を適切に行っていること
  4. 事業報告書等を所轄庁に提出していること
  5. 法令違反、不正の行為、公益に反する事実がないこと

認定NPOを取得するには、認定基準を満たした運営と体制が必要であり、公益性や信頼性などが前提となっています。

>>ワールド・ビジョン・ジャパンについて詳しく見る

ワールド・ビジョン・ジャパンの良い口コミ評判まとめ


ワールド・ビジョン・ジャパンの口コミ評判の良い面、悪い面の両方を紹介します。

まずは良い口コミについて紹介します。

ワールドビジョン、いいなぁ。¥4,500/月で1人の子どもを支援していけるもの。(twitterより)

ワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーシップに参加して10年近く経つらしい。
スポンサーしている子とお手紙のやり取り楽しいし、その子の住んでいる地域に興味を持ってニュースを見るようになった。
なにかと視野が広くなったのでご興味ある方はぜひ!(twitterより)

8年か9年くらい、ワールドビジョンでサポートした子が卒業した。最初に来た写真は5歳の女の子。痩せていてあまり笑顔がなかった。(中略)最後に届いた写真はとても明るく、きれいな笑顔だった。大きくなった。(twitterより)

連日のコロナ報道の陰で、大切なニュースが霞んでしまってる今の時代
ニュースは待ってるだけじゃなく、自分で選んで拾いにいく時代になってきたのかも

ワールドビジョンさん、いつもきっかけや気づきをありがとうございます!(twitterより)

数年前から海外の子のチャイルドスポンサーになっているのだけど、コロナの都合で止まっていた手紙の禁止が、ようやく解除されるそうで嬉しい笑顔
こういう時英語苦手で弱ったなぁ〜と思うけど、翻訳機能使いながらがんばろ!(twitterより)

GWにドキドキしながら申し込んだチャイルドスポンサー。連絡来ててエチオピアの男の子人,巻き毛だそう赤くなった顔
まずは 楽しみキラキラお互いに得るものがたくさんあると良いなほっとした顔(twitterより)

リサーチした結果、「チャイルド・スポンサーシップは支援する側も得るものがある」という趣旨の投稿が確認でき、おおむねワールド・ビジョン・ジャパンへの口コミ評判は良いものと確認できました。
>>ワールド・ビジョン・ジャパンについて詳しく見る

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【関連記事】チャイルド・スポンサーシップの評判は?ワールド・ビジョン・ジャパンの口コミを紹介!

ワールド・ビジョン・ジャパンの悪い口コミ評判まとめ


一方、ワールド・ビジョン・ジャパンの悪い口コミ評判を紹介します。

ワールドビジョンのコマーシャル。
ボランティア、支援なのだろうが数千万円の広告費をそのまま途上国支援してあげないのかな?
お金持ちのお遊びと言われてしまう。(twitterより)

ワールド・ビジョンのCMって本当に嫌な感じ
「こんなに不幸です」、「こんなに不幸です」って畳み掛ける
日本からちょっとばかりのお金が届いても何にもならないだろうに(twitterより)

「ワールドビジョンジャパン」ってどういう団体?
宗教団体?
怪しい?(YAHOO!JAPAN知恵袋より)

つまり、
広告費を支援に使えないのかといったものや
宗教団体ではないのか?というものが気になる書き込みと言えます。

後ほど、この内容の真偽を確かめるべく、専門家にお話を聞きます。
>>ワールド・ビジョン・ジャパンの悪い口コミに見方について、専門家の解説を見る

もう迷わない!ワールド・ビジョン・ジャパンへの口コミ評判をどう見るべきかを解説

ワールド・ビジョン・ジャパンへの様々な口コミ評判を紹介しました。

ここからは、みなさんが

「色んな口コミがあったな・・・。でもどう判断すべき・・・?結局、私はどうしたら良いんだっけ・・・?」

と迷わないよう、寄付アドバイザーの河合さんに口コミ評判の見方を解説していただきます。

寄付アドバイザー:河合将生(まさお)さん

非営利団体の運営支援コンサルタント。寄付の講座を開催しその魅力を伝えている。
数々の団体の経営に携わりながら、自らもNPOに寄付を続ける。
※詳細なプロフィールは文末に掲載

寄付アドバイザーの河合です。
早速ですが、寄付先の口コミ評判を見る前提として、大事なことが2つあります。

1.完璧な組織はない
2.あなた自身の視点や価値観を大切にして判断してほしい

順番に解説します。

完璧な組織はない

寄付先の団体は人が運営します。完璧な人がいないよう、組織にも完璧な組織はありません。

団体は悩みやどこかしらに課題を抱えていることもあります。
自身たちも課題だと認識して取り組んでいる中で、その課題ばかりに焦点を当てた厳しい意見が取り上げられることも良く見かけます。

悪い点を見て団体全体をネガティブに見做す意見もあります。

しかし、課題もあれば、良い点や頑張っている点も、悪い点と同様たくさんあります。

口コミ評判にはポジティブな面が取り上げられてない可能性もあり注意が必要です。

あなた自身の視点や価値観を大切にして判断してほしい

あなたが見聞きする評判「他人がどう思ったか」という一つひとつの”意見”です。

一番大事なのは、あなたがどう感じたかです。他人の意見は参考までに留めておくべきです。

つまり、あなた自身がどんなものを見て、あなた自身の視点や価値観に基づきどう判断するか。
この点を特に大事にして欲しいと思います。

そもそもですが、他人の評価が「何を根拠にしているのか」を見るのも大事です。
根拠のない意見もあったり、活動や団体とは直接の関係のない意見もあったりします。

残念ながら、世の中の口コミ評判にはこうした類のものも存在します。

もし、あなた自身が他人が判断した情報を気にしないのであれば、その口コミ評判は(あなたにとって)参考になりません。

あなた自身の判断に必要な情報を集めて欲しいです。

ワールド・ビジョン・ジャパンの悪い口コミはどう見るべき?


先ほど紹介したワールド・ビジョン・ジャパンの悪い口コミ、具体的にどのように考えたらよいのでしょうか?

こちらも寄付アドバイザーの河合さんに聞いてみました。

まとめ:ワールド・ビジョン・ジャパンの悪い口コミはこう見るべき

先にインタビュー結果を紹介します。

問)TVCMなど大規模な広告にお金を使うことは適切なのか?

団体としても目的を達成するために、必要な手段の1つだと考える。
ワールド・ビジョンは「より多くの人、一人ひとりに呼びかける」姿勢を大切にしていて、お金をかけて広告することで多くの人に支援の必要性を訴えることができている。

問)キリスト教とはどういう関係なのか?

キリスト教の布教を目的としている団体ではない。
創設者はキリスト教宣教師であるため、活動ビジョンやミッションにはキリスト教の考え方が反映されている。

つまり、ワールド・ビジョン・ジャパンへの悪い口コミ評判であった「広告費を支援に使えないのか?」や「宗教団体なのか?」という点は事実と異なっていたり、団体のビジョンに沿った理由があることが分かりました。

詳しく紹介していきます。

TVCMなど大規模な広告にお金を使うことは適切なのか?

寄付アドバイザーの河合です。

大規模な広告は、ワールド・ビジョンの団体としても目的を達成するために、必要な手段の1つだと思います。

「すべての人々に何もかもはできなくとも、誰かに何かはできる」

これは、ワールド・ビジョンの創設者、アメリカ生まれのキリスト教宣教師ボブ・ピアスが団体設立に至ったきっかけとなる考え方です。

ワールド・ビジョンは、限られた人が国際協力活動するのではなく、多くの人が、それぞれの人にとって何かできることを呼び掛ける必要性を大切にしていると思います。

より多くの人に呼びかけるための手段の1つがマスメディアの利用です。無償協力してくれる媒体を活用しつつも、いつもそうした協力が得られるわけではありませんし、それだけではリーチしたい人たち全部をカバーできません。

お金をかけて広告することで、支援の必要性をより多くの人により効果的なタイミングと方法で届けることができます。ワールド・ビジョン「より多くの人、一人ひとりに呼びかける」姿勢を大切にしていて、一貫した取り組みだと思います。

キリスト教とはどういう関係なのか?

ベースにキリスト教の考え方が反映されていますが、キリスト教の布教を目的としているわけではありません。

先ほども少し触れましたが、ワールド・ビジョンの創設者はキリスト教宣教師ボブ・ピアスです。そのため、活動ビジョンやミッションにはキリスト教の考え方が反映されています。
しかし、

現在では、約100カ国で、宗教、人種、民族、性別にかかわらず、すべての子どもたちが健やかに成長できる世界を目指して活動しています。
引用元:
ワールド・ビジョンとは | 国際協力NGOワールド・ビジョン・ジャパン

とあるように、他の宗教を排除したりキリスト教の思想を押し付けたり、布教を目的としているわけではありません。

実はキリスト教に限らず、仏教など宗教の考え方が理念のよりどころとなり、設立のきっかけとなったり、活動において大切にしている考え方に反映されているケースは、国際協力団体では珍しいことではありません。

NPO法人を設立するための要件の1つとして、「法人の主たる目的として政治活動や宗教活動をしないこと」があります。現在NPO法人として認証されているということは、宗教や特定の政党の支持を目的とした活動ではないのが明らかです。

【前半まとめ】ワールド・ビジョン・ジャパンは信頼できる!

ここまで、ワールド・ビジョン・ジャパンの口コミ評判と、団体の信頼性を見てきました。

SNSで見つかった口コミは、おおむね「ワールド・ビジョン・ジャパンを支援することで自分も得るものがある」といった良いものでした。
悪い口コミ評判もありましたが、専門家の解説を踏まえると、団体側に正当な理由があるものに対する発信者の私的な価値観であったり、発信者の誤解によるものでした。

また、編集部が3つの観点で、ワールド・ビジョン・ジャパンの信頼性をリサーチしました。

結論として、ワールド・ビジョン・ジャパンは信頼できる団体だということが分かりました。

寄付をするにあたり具体的に見るべき点

では次に、寄付をするにあたり具体的にどのような点をみるべきか、寄付アドバイザーの河合さんに解説してもらいます。

寄付アドバイザーの河合です。
私が特に大事だと思うのは以下の3つです。

  1. 支援活動の種類と内容、目的
  2. 寄付の必要性
  3. 団体が大切にしている価値観や考え方(理念)、特徴

順番に解説します。

1.支援活動の種類と内容、目的

寄付先の団体が、どんな目的をもち、どんな種類の支援活動をしているかを見ましょう。

例えば、支援活動を緊急性の軸で考えると大きく2つあります。

1.今すぐ支援が必要な活動:食糧支援や医療など
2.未来への支援(投資)となる活動:教育や環境問題、人権問題など

今すぐ支援が必要な活動は、あなたの寄付がすぐに受益者の生活を良くすることにつながります。

一方、未来への支援(支援)で受益者の状況の変化は10年先かもしれません。
しかし、すぐに変化が見えなくても将来に向けて、今すぐの継続的な支援が必要です。

上記の2つの観点を挙げましたがどちらも大事です。
一つの団体の中で両方取り組んでいる場合もあります。

あなた自身が「どちらに寄付をしたいか」を考え、しっくりくる支援活動に寄付しましょう。

2.寄付の必要性

支援活動が「寄付でないと解決ができないか」という視点も重要です。

例えば、経済的に厳しい家庭環境にある子どもは塾に通うことが難しい場合があります。

現在の日本では、塾に通う機会が進学先に影響を与えており、結果的に学歴の差や生涯年収の差にもつながることも懸念されます。

しかし、子どもの学習塾に対する(直接的な)資金援助を行政が網羅できているかと言うと難しいのが現状です。

こうした問題は、個人の努力(自助)では解決が難しい+行政の支援(公助)が十分に届かない部分でもあるため、(共助としての)寄付が必要です。

寄付でしか解決出来ない課題に、寄付先の団体が取り組んでいるかを見る視点も大切です。

3.団体が大切にしている価値観や考え方(理念)、特徴

団体にも個性があります。
大切にしている価値観や考え方、こだわりのようなものがあります。

例えば、設立のきっかけに宗教を背景とする考え方があったり、理念があったりします。
また、子どもの権利などの人権や平和、多様性など、普遍的な価値観を活動や団体の軸としていることもあります。

それは良い悪いではなく「個性」であり「特徴」です。

私たちの日頃の人付き合いも同じです。
相手の個性や特徴に惹かれたり、愛おしいと思えたり。
ほっとけないと思う気持ちが、相手のことを知るとともに高まっていくことがあると思います。

それと同じで団体にも「個性」や「特徴」があることは素敵なことだと思います。

あなたが寄付先の団体の個性や特徴に親しみや共感、関心を持てる、というのも大事な着眼点だと思います。

寄付を受け取る人も、あなたも、寄付を通じて一緒に幸せになれるよう見てみて欲しいです。

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専門家から見たワールド・ビジョン・ジャパンの評価は?インタビューで徹底取材


実際に、ワールド・ビジョン・ジャパンの活動にはどのような特徴があるのでしょうか?

こちらも専門家の河合さんにインタビューしてみました。

寄付アドバイザーの河合です。

結論からいうと、ワールド・ビジョン・ジャパンの活動の特徴や強みは、

  • ・チャイルド・スポンサーシップという寄付プログラムの存在
  • ・チャイルド・スポンサーシップの支援が可能にする「子どもを取り巻く環境を改善する長期的な支援活動」

です。

ワールド・ビジョン・ジャパンの強み:チャイルド・スポンサーシップ

100か国で、緊急支援から長期支援まで様々な活動をするワールド・ビジョン
取り組むテーマは大きく、活動範囲も広い団体ながらも、チャイルド・スポンサーという仕組みによって、子どもたちの様子や成長の過程を写真つき成長報告書から知ったり、子どもたちと手紙を通じてやりとり可能です。

このように「顔が見える」支援だからこそ、支援の成果をより感じられるなど、寄付者が支援をしている実感を持ちやすくなっています。また、子どもたちに会いに行ける「支援地訪問ツアー」も定期的に開催しています。

ワールド・ビジョン・ジャパンの特徴:長期的な支援活動

約15年地域を支援するチャイルド・スポンサーシップ。長期に渡り、地域そして子どもたちにしっかり寄り添う支援プロジェクトです。

貧困の連鎖を断ち切るには、子どもを取り巻く環境を変え、地域の人々とともに安定した収入を得られる方法を見つけることが必要です。そのため、長期的な支援活動が必要となります。そのプロセスを、自分の「チャイルド」と交流しながら応援していける。ワールド・ビジョンならではの特徴的な寄付プログラムだと言えます。

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ワールド・ビジョン・ジャパンに実際に寄付している人の声

(イメージ写真)

次に「チャイルド・スポンサー」として、実際にワールド・ビジョン・ジャパンに寄付をしている人の声も聞いてみましょう。

チャイルド・スポンサーシップについての詳細はこちら
>>チャイルド・スポンサーとは月額4,500円の継続寄付プログラムの寄付者のこと。支援地域に住む一人のチャイルドと手紙で交流ができます。

チャイルド・スポンサーシップの評判についての記事はこちら
>>チャイルド・スポンサーシップの評判は?ワールド・ビジョン・ジャパンの口コミを紹介!

今回は2人の寄付体験を紹介します。

二人ともチャイルド・スポンサーになって満足していることが分かりました。

現地の子どもとのつながりを感じることができ満足しています。
また、団体からのサポートもしっかりしているため、安心して寄付が続けられます。(30代女性会社員)

チャイルドの成長報告など、ワールド・ビジョン・ジャパンからの情報が充実しており、自分の寄付が支援地域の役に立っていることが実感できた。また、現地の様子も詳しくしれて満足している。(40代男性gooddoマガジンライター)

詳しく紹介します。

チャイルド・スポンサー体験者へのインタビュー:チャイルドとのつながりを感じることができる

インタビューに答えてくれたのは、30代の女性会社員です。

彼女は2020年に世界がコロナ禍になったことが契機になり寄付を開始しました。

まずは、候補として挙がったワールド・ビジョン・ジャパン信頼できるかどうか、SNSやブログで調べることに。支援している子どもとのつながりを重視している姿勢が信頼できると感じたそうです。

また、自分の寄付が誰のどんな役に立っているかがわかりやすいことも決め手になりました。

チャイルド・スポンサーの良い点は、定期的に手紙がチャイルドから届くので、寄付するだけでなく、ちゃんと現地の子どもとのつながりを感じられるのが最大のメリットだと思います。

寄付を始めてから数ヶ月後に、団体の担当者の方からお電話をいただきました。支援のお礼を言われた後に、寄付をしていて不明点や困ったことがないかを、ご丁寧に聞いていただいきました。
正直、ここまでサポートいただいたことに驚いたんですが、やっぱりサポートがしっかりしているのは、安心して寄付が続けられる理由のひとつですね。

ワールド・ビジョン・ジャパンの寄付者の体験談をまとめると、以下のようになります。

  1. ワールド・ビジョン・ジャパンの「チャイルド・スポンサー」になると、子どもと手紙で交流ができる。現地の子どもとのつながりを感じられるのが最大のメリット
  2. 寄付前にブログやSNSを見て信頼出来るかを調べた。結果「支援している子どもたちとのつながりを重視している」と確信できたため寄付を決めた
  3. 特に支援者目線でみると、団体の寄付者に対するサポート体制もしっかりしているので安心して寄付できる

より詳しい寄付者の体験談はこちらのページでご覧いただけます。
ワールド・ビジョン・ジャパンに寄付をした理由は「現地とのつながり」WVJへの寄付の体験談と感想を徹底インタビュー

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gooddoマガジンライターの寄付体験談:自分の寄付が役に立っていることを実感できる

自分はワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーに向いているかもしれない」と思うものの、本当に寄付の効果を実感できるのか、チャイルドとの繋がりを感じられるのか、なかなかイメージできない方もいると思います。

ここではチャイルド・スポンサーシップに入会した、ライターである私の体験談を紹介します。

私がチャイルド・スポンサーになって約8ヶ月経ちました。自分の寄付が支援地域の役に立っている、チャイルド・スポンサーになってよかった、と感じています。そう思えるのは、チャイルドへの手紙が手軽に書けたり、ワールド・ビジョンから送られてくる成長報告などの情報が充実しているからです。

具体的な理由は以下の通りです。

  • ・支援地域の様子が分かる自分専用アカウント「マイワールド・ビジョン」。行われている支援のイメージが湧きやすい
  • ・Eレターを使うとチャイルドへの手紙が手軽に書ける
  • ・チャイルドの成長報告が届き、自分が支援地域の役に立っていることを実感できる

チャイルド・スポンサーになってみておおむね満足しており、今後も続けていきたいと思っています。

もちろん少し物足りないという部分もあります。できればチャイルドのことをもっと知りたいと感じています。

満足している理由と少し物足りない点について、詳しく説明します。

以下で申し込み手続きの詳しい手順を以下で紹介しています。先に申し込みの流れを知りたい方はご覧ください。
>>チャイルド・スポンサーシップへの申し込みの流れ

支援地域の様子がわかる自分専用アカウント「マイワールド・ビジョン」。支援のイメージが湧きやすい

チャイルド・スポンサーに申し込んだあとに、団体からどのような連絡が来るのか気になる方もいるのではないでしょうか?

申し込み完了直後、「マイワールド・ビジョン」のアカウント開設の案内が届いたので、手順に沿って開設しました。

2日後にはチャイルドの情報がメールで届きました。チャイルドについて詳しく確認しようと、マイワールド・ビジョンにログインしてみたところ、チャイルドのことだけでなく、チャイルドの住む地域の様子や、地域が抱える課題が紹介されていました。

地域を紹介する動画もあり、内容が充実していました。支援地域のことをより身近に感じられ、支援のイメージが湧きやすいと感じました。

マイワールド・ビジョンのコンテンツを紹介します。
 

 
「チャイルドの近況」が、マイワールド・ビジョンの自分のアカウントにアップされます。
 

 
チャイルドの情報だけでなくチャイルドの住む地域のプロフィールや課題の詳細も、ここで全てまとめて確認できます。

Eレターを使うとチャイルドの手紙が手軽に書ける

チャイルドが決まると、手紙を書くことができます。

チャイルドへの手紙は自分の好きなタイミングで書けます。また、チャイルド・スポンサーになったからといって手紙を必ず書かなければいけない訳ではありません

チャイルドに手紙を書くには2つの方法があります。

  • ・手紙を郵送する
  • ・マイワールド・ビジョンからEレターを送る

Eレターは用意されたデザインから好きなものを選べばいいのでとても手軽です。また、メッセージ内容に頭を悩ませてしまう人は定型文を使うことができます

詳しく説明します。

手軽で便利なEレター

Eレターはマイワールド・ビジョンから送ります。

まず始めにデザインのテンプレートを選択します。私が試した時は10種類のデザインがありました。季節のものや日本らしいデザイン(書道、お正月、花火など)があります。カラフルで楽しそうな絵柄は子どもが喜びそうだと感じました。
 

 
次に、定型のメッセージを選び、画像を送りたい人は任意の画像を添付します。
 

 
選択したメッセージテーマを元に英語で文章が作られます。また英語メッセージの日本語訳も表示されるので、英語が苦手な人でもどんなメッセージが送られるのか理解できる点が良いと思いました。
 

 
続いてオリジナルメッセージを入力します。Eレターのオリジナルメッセージは英語のみの対応です。日本語からの翻訳が必要な人は、フリーメッセージなしで送るか、フリーメッセージ付きにしたい場合は郵送の手紙をすることになります。

最後に、送り主の情報を入力し、完了です。作業時間たった3分くらいで、立派な手紙ができあがります

チャイルドとの手紙での交流は任意です。手紙を出さなくても、チャイルド・スポンサーには年に1度成長記録やグリーティングカードが届きます。

しかし、手紙を書かない理由が「何を書いたらいいか分からないから」「手間がかかりそうだから」ということであれば、ぜひ手軽に手紙が書けるEレターを一度試してもらいたいです。日本で応援しているチャイルド・スポンサーがいるということを、サポートするチャイルドに伝えられます

チャイルドへの手紙は郵送もできます。自分で便箋セットを用意して書いてもいいし、マイワールド・ビジョンからダウンロードできる手紙キットを利用することもできます。

チャイルドの成長報告が届き、自分が支援地域の役に立っていることを実感できる

私は2023年3月にチャイルド・スポンサーシップに入会しました。8か月後の11月に、ケニアに住む私のチャイルド、ジャクリンちゃんの成長報告を受け取りました。
 

 
報告書では、ジャクリンちゃんと家族が参加した活動や、受けた支援が説明されていました。
 

 
また、様々な支援プログラムを受けた子どもや地域の人の具体的な数も掲載されていました。
 

 
行った支援による明らかな効果はまだ報告されていません。なぜならこのプログラムの支援期間は2027年までだからです。終了までまだ4年あります。

私がチャイルド・スポンサーシップに入会してまだ8か月。目に見えるような寄付の効果は期待していませんでした。約15年という長期で取り組んでいるチャイルド・スポンサーシップ。この短い期間で何かが変わるとは思っていません。どんな活動が行われているのか知れれば良いと思っていました。

地域の課題解決のために、様々な取り組みが行われていることが分かり、4年後のプロジェクト終了が楽しみになりました。

報告書の内容は期待以上!

チャイルド・スポンサーシップ入会時に、想像していたような成長の様子の報告を受けた一方、成長報告書の充実度は期待以上でした。こんなに細かく支援地域の様子が知れ、とても満足です。

また、カード決済で毎月自動的に寄付しているので、正直チャイルド・スポンサーシップのことを忘れてしまうときもあります。チャイルドの成長報告が来たことで、ジャクリンちゃんの様子が気になり、久しぶりにマイワールド・ビジョンにログインし、ジャクリンちゃんや地域の情報を見に行きました。

報告書の内容が充実している点も満足ですが、報告書を送付してもらえること自体もありがたかったです。自分が寄付していること、誰かの役に立っていることを思い出させてくれました。

自分の寄付が役に立っていると知れたこと、現地の様子が詳しく報告されたことに非常に満足しています。

できればチャイルドのことをもっと知りたい


チャイルド・スポンサーを約8か月続けてみておおむね満足しています。1つ物足りない点をあげるとすると、もう少しジャクリンちゃんの様子を知りたいです。

もちろん、チャイルド・スポンサーとはいえ、チャイルド個人の支援ではなく、チャイルドが住む「地域への支援」であることは入会前に理解しています。しかし「自分が支援しているチャイルド」に愛着がわくのも確かで、ジャクリンちゃんが今どういうことをしているのかもう少し知れるといいなぁと感じます。

入会後すぐに書いた手紙への返事はまだ来ていません。ワールド・ビジョン・ジャパンのホームページには、私たちの手元からチャイルドに手紙が届くまで2-3ヶ月、チャイルドから返事が届くのは4-5ヶ月後くらい、と説明があります。

もうそろそろ返事が欲しいなぁ、と思います。特に、チャイルドが決まって初めて出した手紙だったので、私のことを知っていてくれるのかな、と正直気になります。

とはいえ、チャイルド・スポンサーになった一番の目的は、支援が必要な地域に住む子どもたちや住民の生活の向上のため。今回の成長報告に記載されていたように、チャイルドや地域の人たちの生活がよりよい方向に進んでいることが知れて満足です。

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ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付が向いている人はこんな人!

記事の後半では、ワールド・ビジョン・ジャパンの活動の特徴や、実際寄付をしている人の声を紹介しました。

ワールド・ビジョン・ジャパンの特徴は、支援する子どもと一対一で繋がれる「チャイルド・スポンサーシップ」。
「顔の見える支援」「現地とつながりを感じられる支援」や、子どもの成長を通して支援の成果を感じたい人に向いている寄付先だと思います。

また、チャイルド・スポンサーシップが「子どもを取り巻く環境を改善する長期的な支援活動」を可能にしている点も特徴としてあげられます。
さらに、限られた人が国際協力活動するのではなく、多くの人が、それぞれの人にとって何かできることを呼び掛ける必要性を大切にしているしています。

専門家や寄付者の体験談をまとめると
「困難な状況で生きる子どもたちを長期的に支援する活動を応援したい」
「より多くの人に世界の現状や支援の必要性やを知ってもらうための活動に、力を入れている団体を応援したい」
「現地とつながりを感じられる、顔の見える支援がしたい」
という人に向いている寄付先です。

ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付募金の方法

ここからはワールド・ビジョン・ジャパンを応援してみたい!と思った方へ向けて、具体的な支援方法を紹介します。

毎月支援する

毎月支援する方法には、活動紹介でも触れた「チャイルド・スポンサーシップ」と、プロジェクト・サポーターがあります。

チャイルド・スポンサーシップ

ワールド・ビジョン・ジャパンにおいて、資金の集め方の半分以上を占めるチャイルド・スポンサーシップ。

  • ・支援しているチャイルド数は60,777人(2022年度)
  • ・チャイルド・スポンサー数は49,349人(2022年度)
  • ・チャイルドからチャイルド・スポンサーへの手紙の数 約13,500通(2022年度)

という数字から、ワールド・ビジョン・ジャパンがチャイルド・スポンサーシップを活動の主軸にしていることが伺えます。

チャイルド・スポンサーシップとは、子どもを取り巻く環境を改善する長期的な支援活動のための毎月4,500円を寄付する継続寄付プログラムです。
チャイルド・スポンサーシップに登録すると、支援地域に住む子ども(チャイルド)が紹介され、交流できます。

申し込み時に、アジア・アフリカ・中南米の支援地域に暮らす0歳~13歳のチャイルドから紹介されます。特に希望があれば、地域・性別を指定することも可能です。

チャイルド・スポンサーになると

  • ・支援地域に住むチャイルドと手紙を通じて交流できる
  • ・チャイルドの成長報告書が届く
  • ・子どもたちに会いにいける

ことができます。

①支援地域に住むチャイルドと手紙を通じて交流できる

お互いに、手紙を通じて交流できます。
自分が書いた手紙は英語に訳してもらうことができます。またチャイルドから届いた手紙も、ワールド・ビジョン・ジャパンが日本語に訳してくれます(手紙での交流は必須ではなく任意)。
心の繋がりを持ちながら子どもの成長を見守ることができます。「顔が見える」支援だからこそ、支援の成果をより感じられます。

②チャイルドの成長報告書が届く
年に1度、写真つき成長報告書が届きます。地域での活動状況がわかるので、子どもたちの様子や成長の過程を見守れます。

③子どもたちに会いに行ける
チャイルド・スポンサーは、支援地を訪問して子どもたちに会えます(現在はコロナの影響で中止)。
定期的に開催される「支援地訪問ツアー」に参加する、または個人訪問もできます。

チャイルド・スポンサーシップで支援するには

  • ・クレジットカード払い
  • ・口座振替
  • ・コンビニ・郵便局での払込み(6カ月ごとまたは1年ごと)

の方法があります。

チャイルドが住む地域の支援プログラムが終了するか、チャイルドの状況が変化し支援が必要なくなるまで支援活動は続きます。とはいえみなさんの支援期間は自由なので、事情により支援が難しくなった際はスポンサーシップを中止しても問題ありません。
交流していたチャイルドにはワールド・ビジョン・ジャパンが新しいチャイルド・スポンサーを探し紹介するので、支援は続きます。

>>チャイルド・スポンサーシップとは | ワールド・ビジョン・ジャパン

チャイルド・スポンサーシップの入会手順の詳細はこちらをご覧ください
>>チャイルド・スポンサーシップへの申し込みの流れ

【関連記事】チャイルド・スポンサーシップの評判は?ワールド・ビジョン・ジャパンの口コミを紹介!

プロジェクト・サポーター

紛争や自然災害、感染症の大流行等、恐怖の中にある子どもたちを守るための活動に使われる継続寄付です。

毎月の寄付額は、1000円以上1000円単位で自分の好きな金額を設定できます。支払い方法は、クレジットカード払いまたは口座振替です。

プロジェクト・サポーターとしての支援を1年続けた場合、例えば

  • 毎月1,000円の寄付で
    1カ月分の抗菌石けんを12世帯に提供
  • 毎月3,000円の寄付で
    シリア国内で避難する家族28世帯に、1カ月分の安全な水を支援
  • 毎月5,000円の寄付で
    イラク・モスルの子ども40人に、通学用バックと学用品を支援

することができます。

またプロジェクト・サポーターになると、メールマガジンや年次報告書(郵送/年1回)が届きます。
メールマガジンでは子どもたちの様子や最新の活動状況を、年次報告書ではご寄付で実現した成果や会計報告を詳細に知ることができます。

>>プロジェクト・サポーター | ワールド・ビジョン・ジャパン

都度寄付

月々の支援の他に、好きな時に都度寄付することもできます。

ワールド・ビジョン・ジャパンは様々な目的別に寄付を受け付けています。

  • ・難民支援募金
  • ・緊急援助募金
  • ・危機にある子どもたちのための募金
  • ・水と食糧のための募金
  • ・児童保護募金

金額は自分が好きな金額を設定できます。

クレジットカード払い、コンビニ払い、ゆうちょ銀行からの振込から好きな方法が選択できます(クレジットカード払いについては、1,000円以上100万円以下はオンラインでは不可)。

>>募金申し込み | ワールド・ビジョン・ジャパン

【関連記事】ワールド・ビジョン・ジャパンは寄付金控除を適用できる!よくある疑問を解説

【関連記事】寄付の方法や節税メリットなど、寄付・募金のよくある疑問に答えます

チャイルド・スポンサーシップへの申し込みの流れ

ここからは、ワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーシップへの申し込みの流れについて、実際にgooddoマガジンのライターが申し込みした様子を詳しく紹介します。

申し込み画面は非常に分かりやすく、手続きにかかった時間は3分以下。とてもスムーズに進められました。

必要事項を入力する

ワールド・ビジョン・ジャパンの公式ページに移動します。

「チャイルド・スポンサーシップに参加する」をクリックすると申し込み画面に移動します。

希望のサポート人数を入力

まずはサポートするチャイルドの人数を選択します。1人あたり4,500円。

最大何人まで選べるかみてみたところ、100人までサポート可能なようでした。

個人情報の入力

次に、名前、住所、メールアドレス、電話番号といった個人情報を入力します。

決済情報の入力

支払い方法を選択します。

  • ・クレジットカード
  • ・郵便局からの振り込み
  • ・コンビニ払い込み

から選択できます。

クレジットカードは毎月の引き落とし、郵便局およびコンビニからの払い込みの場合は、半年ごともしくは1年ごとの払い込みから選択します。

私は、以下の理由でクレジットカード払いを選択しました。

  • ・毎月の引き落としが自動である
  • ・クレジットカードのポイントが貯まる

画面には「経費削減のためにクレジットカードのご利用をお勧めしている」とありますが、正直どういう意味なのか分かりませんでした。クレジット決済の方が団体側の処理コストが低いということかもしれません。

私はGoogle Chromeをブラウザとして利用しており、個人情報やクレジットカード情報が自動入力され、非常にスムーズに進めることができました。

申し込み内容の確認

個人情報と決済情報を入力したら内容を確認に進みます。

個人情報、決済情報全ての入力が同一ページで行えるので、他ページに移動することなく記入し申し込みができたのでとてもスムーズでした。

ここまでの所要時間は約1分半でした。

アンケートへの回答

申し込み後に簡単なアンケート協力の依頼があります。
「より良い情報を送るため」とあるが、性別や年代によって送られてくる情報が違うのだろうか、少し疑問に思いました。

チャイルドの希望を伝える

次に、チャイルドの希望について聞かれます。

希望がある人は以下の項目の条件を選びます。

  • ・支援地域
    アフリカ、アジア、中南米
  • ・性別
  • ・手紙の翻訳
    英語のまま、日本語訳

私はアフリカに住んだことがあり愛着があるのでアフリカを選択しました。

申し込み内容の最終確認

チャイルド条件を選択後、申し込み完了です。最初からここまでの所要時間は約2分半
チャイルドの条件を選ぶのに少し時間を使いましたが、全て「任せる」にした場合、2分ほどで申し込みは完了しそうです。

非常に分かりやすい入力フォームでした。

申し込み完了ページの下の方に行くと、クレジットカードの決済処理がされるタイミングの情報があります。とても親切だと感じましたが、欲をいえば申し込み前にこのような情報を知っておくことができるとより良いと思いました。

申し込み完了メールは、すぐに届き、確認が必要な情報がきちんと載っていました。

マイワールド・ビジョンのアカウント作成

申し込み後すぐにメールで、マイワールド・ビジョンのアカウント作成を勧められました。

マイワールド・ビジョンでは、以下のことができます。

  • ・支援しているチャイルドの状況を写真や動画でみることができる
  • ・チャイルドが住んでいる場所も動画で見ることができる
  • ・個人情報の変更や退会を行える

アカウント作成の所要時間は2分ほどでした。

作成後、登録したメールアドレスに登録完了のメールが届きました。メールによると、3営業日後より登録情報や送金履歴を参照できるようです。

チャイルド決定のお知らせ

チャイルド・スポンサーシップ申し込み2日後に、サポートするチャイルドの名前を知らせる以下のようなメールが届きました。

寄付控除の具体的な内容のお知らせがありがたい

チャイルド決定のお知らせメールには、寄付控除の具体的な説明も載っていました。

寄付が税控除対象ということで申し込み時にメリットは感じましたが、具体的にはいくらくらいの負担削減になるのかはイメージが湧きませんでした。控除額の具体的な数字を知れ、信頼感と納得感が増しました

簡単にやめられる?チャイルド・スポンサーシップの退会方法

チャイルド・スポンサーシップを退会したい、と思ったときに簡単に手続きできるのかは、入会前に気になるところだと思います。

退会手続きについて調べてみました。

チャイルド・スポンサーシップの退会は以下の方法で可能です。

  • ・問い合わせフォームからの連絡
  • ・マイワールド・ビジョンのマイページ

電話連絡など面倒な作業は発生せず、簡単に手続きできるようです。

【まとめ】ワールド・ビジョン・ジャパンは信頼できる!支援する子どもとつながりを感じたい人におすすめの寄付先

ここまでワールド・ビジョン・ジャパンは信頼できるのか、どんな人に向いている寄付先なのかを解説してきました。

記事で紹介した内容をまとめます。

  • ワールド・ビジョンは、困難な状況で生きる子どもたちを長期的に支援する団体
  • ・目的に沿って寄付を使用し、情報開示もしている信頼できる団体
  • ・チャイルド・スポンサーになると一人の「チャイルド」と手紙などで交流ができるので、支援先の子どもとつながりたい人におすすめの寄付先

ワールド・ビジョン・ジャパンの活動内容や団体の姿勢が自分に合っている、応援したい、と感じた人は、団体の公式サイトを覗いてみてくださいね。

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参考1:ワールド・ビジョン・ジャパンとは?ワールド・ビジョンとの関係は?

ここからは参考までに、ワールド・ビジョン・ジャパンについて改めて紹介します。

ワールド・ビジョン・ジャパンは、開発援助や緊急人道支援を通して、困難な状況で生きる子どもたちのために世界37カ国で185の事業活動をしている団体です(2022年度活動実績)。

ワールド・ビジョンとは?

ワールド・ビジョンは、キリスト教精神に基づいて開発援助・緊急人道支援・アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)を行う国際NGOです。

ワールド・ビジョンは、子どもたちが

  • ・心身ともに健やかに成長し
  • ・良好な社会・人間関係を築き
  • ・尊重・保護され
  • ・社会に参加する機会を持ち
  • ・社会的公正を実感できる

ことを目指し、約100か国で活動しています。

ワールド・ビジョン・ジャパンとワールド・ビジョンの関係は?

ワールド・ビジョン・ジャパンは、日本でのワールド・ビジョンの運営に関する責任を持つ団体です。ワールド・ビジョン・ジャパンの総会・理事会のもとに日本の事務局がおかれ、実際の運営を行っています。
ワールド・ビジョン全体に関わる方針や事業計画、予算等については、各地域から選出された理事で構成される国際理事会で決定されています。
つまりミッションや主な活動内容は、ワールド・ビジョン全体で共通のものです。詳細な活動内容や資金に関しては、各地にあるフィールドオフィス(主に支援現場の国の事務所)とサポートオフィス(主に資金集めをしている国の事務所)ごとに独立しています。

>>ワールド・ビジョン・ジャパンについて詳しく見る

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参考2:ワールド・ビジョン・ジャパンの活動内容

ワールド・ビジョン「すべての子どもたちが健やかに成長できる世界」を目指し「開発援助」「緊急援助」「アドボカシー」の3本柱で活動中。その中でワールド・ビジョン・ジャパンは、これらの活動を世界33カ国で行っています。

それぞれの活動の詳細をご紹介します。

開発援助


開発援助事業は、チャイルド・スポンサーシップによる地域開発プログラムを核とした活動です。

子どもたちの「健やかな成長」 のために、

  • ・保健・栄養
  • ・生計向上
  • ・教育
  • ・水衛生
  • ・子どもの保護

の分野で開発援助事業を実施しています。

チャイルド・スポンサーシップとは、子どもを取り巻く環境を改善する長期的な支援活動のための毎月の継続寄付プログラムです。支援地域に住む子ども(チャイルド)が紹介され、交流できます。

「チャイルドが紹介される」といっても、一人の子どもだけを対象にした、お金や物を提供する支援ではありません。
支援地域に住む子どもたちが健やかに成長できる持続可能な環境を整えていけるよう、ワールド・ビジョンが地域の人々とともに、上述した活動分野においての課題に取り組みます。
また、活動の成果を地域の人々自身が将来にわたって維持し、さらに発展できるように、人材や住民組織の育成など、チャイルドを取り巻く様々な環境の改善にも力を入れています。

例えば

  • ・職業訓練、農業技術指導、識字教育、保健員・教師の訓練などを通して人々が成長すること
  • ・学校建設、安全な水の確保、保健医療施設の整備、ローン貸付、道路や橋など基本的な社会基盤の充実により地域が成長すること

を目指します。

チャイルド・スポンサーシップの支援期間は、約15年です。支援終了後も、地域の人々が子どもたちを健康に育てて学校に通わせ、自分たちで問題を解決できるようになることを目指しています。


チャイルド・スポンサーシップのプロセス

  • ・準備→地域の人々や行政関係者との関係構築、支援ニーズの調査、事業計画策定を行う
  • ・活動→それぞれの支援地域のニーズに合わせた分野の活動を行う。事 業計画に基づき、評価や見直しを繰り返す
  • ・卒業準備→育成した人材・住民組織が、自分たちで活動を継続できるよう準備する
  • ・卒業→すべての子どもたちが「豊かないのち」を生きられるよう、地域の人々によって活動が継続される

>>今すぐチャイルド・スポンサーシップでの支援方法について詳しく知る

各分野において、下記のような活動を行っています。

>>ワールド・ビジョン・ジャパンについて詳しく見る

保健・栄養

地域で保健サービスを提供できる人材を育成し、子どもの病気予防や栄養状態の改善、妊産婦のケア等の啓発・トレーニングを行っています。また、保健施設や備品の整備等も行っています。

生計向上

子どもたちの家族がより安定して収入を得られるように、畜産・農業支援、職業訓練、貯蓄・融資組合の活動支援等、地域の特性を活かした活動を行います。

教育

地域のリーダーや保護者を対象とした啓発活動を実施しています。教育の重要性を伝え、子どもたちが教育を受けられるよう働きかけています。また教育施設・備品の整備や、教師へのトレーニングも行っています。

水衛生

子どもたちの病気を防ぐために、井戸や貯水タンクを設置して安全な水を確保しています。また、トイレの整備も行っています。

子どもの保護

地域のリーダーや保護者、子どもたちを対象にした啓発・トレーニング等を行っています。

子どもを虐待や労働・搾取等の暴力から保護し、すべての子どもの権利が守られ個性が尊重されるよう活動しています。

>>今すぐチャイルド・スポンサーシップでの支援方法について詳しく知る

緊急援助

ワールド・ビジョンでは、自然災害や紛争などで危機的な状況に置かれている子どもたちを守るため、支援活動を行っています。

自然災害でも、紛争でも、被災者の半数以上は子どもたち。

ワールド・ビジョンは、危機においてもっとも弱い立場に置かれる子どもたちを守るため

  • ・緊急支援
  • ・復興支援
  • ・防災・減災

の活動を行っています。

緊急支援

ワールド・ビジョンの緊急支援は以下の4つに特に力を入れ、行われています。

1.支援物資
「迅速な緊急支援を可能とするのは、日ごろの備え」と考え、ワールド・ビジョンが活動する多くの国で、災害直後に被災者へ配布する支援物資を倉庫に備蓄。一方で食糧については、非常時の入手手段を確保しています。
また、戦略的に選ばれた世界に4カ所ある備蓄倉庫から、必要な支援物資を運搬できる体制も整えています。

2.専門スタッフ
ワールド・ビジョンには、緊急支援専門のスタッフから成るグローバル緊急支援チームがあります。世界各地の災害/紛争地域に身を置き、新たな大規模災害等が発生した際には、発生から数時間で派遣され、緊急支援を行う国の現地スタッフをサポートしています。

3.資金
緊急事態に備えた支援者からの緊急援助募金が、速やかな支援の初動を可能にしています。
特定の災害/紛争のための募金活動や、政府等からの助成金で新たな資金を得られるまでには時間を要するもの。そこでこの緊急援助募金による資金が、迅速な支援のために大切な役割を果たしています。

4.他団体との連携
大規模災害や紛争解決の支援では、ワールド・ビジョンは国連機関やその他の援助組織と連携して活動します。
これにより、支援の重複や無駄を防ぎ、限られたリソースを効率的に活用できます。

復興支援

災害や紛争発生時には、人命最優先の支援を行う緊急期を経て、復興支援へと移行します。
被災した子どもの保護者が生計手段を回復し、子どもたちが健やかに成長できる生活基盤を取り戻すために、ワールド・ビジョンでは次の分野で中長期的な支援を行っています。

  • ・水衛生
  • ・保健・栄養
  • ・食糧
  • ・子どもの保護
  • ・子どもへの教育
  • ・住居

また被災により精神的に不安定になる子どもたちのために、子どもたちが自由かつ安全に過ごせる「チャイルド・フレンドリー・スペース」を運営しています(緊急期から開始することもあり)。

防災・減災

ワールド・ビジョンは、干ばつ・地震・台風・洪水などの様々な災害を前もって想定し、そのリスクに備えて子どもたちを守る「防災・減災」の活動に力を入れています。

子どもたちの成長するコミュニティが自然災害に対応する力をつけ、 被災してもその後に回復できる強さを育むことを目指し、次の 3原則による活動を行っています。

  • ・コミュニティが抱える脆弱性を減らす
  • ・災害がもたらす危険を緩和する
  • ・コミュニティが災害に対応できる力を育てる

アドボカシー


子どもを取り巻く問題の根本解決を目指し不公正な社会を変えていくための、政府や市民社会への働きかけを行っています。

ワールド・ビジョンのアドボカシーは、子どもにとって世界が安全で平和な場所になることを目指して、政府・国際機関と市民社会の両方に働きかけています。
支援地域での啓発活動から国際レベルでの政策提言など、方法や規模はさまざまです。

色々な問題が世界にある中、ワールド・ビジョン・ジャパンは中でも

  • ・持続可能な開発目標(SDGs)
  • ・子どもの権利
  • ・子どもに対する暴力
  • ・教育
  • ・紛争・難民
  • ・保健・栄養
  • ・人身取引

の分野に力を入れてアドボカシーを行っています。

政府・国際機関への働きかけ

各国政府や国際機関の政策が世界中の弱い立場におかれている子どもたちを優先するために、 世界のワールド・ビジョンは連携し、アドボカシーを行っています。
世界の貧困問題の解決を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」などの国際目標の達成を通じて子どもたちが豊かに生きられる世界の実現を目指し、 国連総会やG7, G20サミットなどの国際会議の機会に、各国政府や国際機関に働きかけています。

市民への働きかけ

日本の政府開発援助(ODA)政策を、子どもたちを優先させるものにするためには、多くの日本の方々が途上国の子どもたちの現状に関心を持ち、状況を良くするために行動することが、大きな力となります。
ワールド・ビジョン・ジャパンは、イベントや活動を通じて多くの方々に問題を知ってもらい、行動を起こしてもらう機会を提供しています。

支援地域での働きかけ

支援地域でも、子どもを含めた支援地域の人々自身が自分たちの問題について声をあげ、影響のある政策などについて意見を表明できるように、 支援を行っています。
子どもたちや住民の集まり、地方自治体との会合、政府や政治家との対話、国際会議など、さまざまな場がアドボカシーの機会となります。

ワールド・ビジョンは、地域コミュニティと政府(公共サービスの提供側)の対話を通じて、コミュニティの人々の生活に影響する保健や教育などのサービス改善を目指す、CVA(Community Voice in Action:市民の声と行動)という社会的アカウンタビリティ・アプローチに力を入れ、成果をあげています。

コミュニティの人々が、自分たちの権利として享受できるはずの公共サービスを理解し、その実現のために政府と対話し、約束された政策の執行状況をモニタリングする力をつけることが、地域の公共サービス改善につながります。

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「怪しくない?本当に寄付して大丈夫?」そんな不安を感じていたら、まずは継続的に団体の活動をウォッチしてみませんか?LINE登録で、あなたが情報を受け取れるだけではなく、支援金10円が団体に届きます。

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参考3:ワールド・ビジョン・ジャパンの基礎情報

団体名 特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
所在地 〒164-0012 東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー3F
代表者名 理事長 片山 信彦
活動内容 「すべての子どもたちが健やかに成長できる世界」を目指し
・開発援助
・緊急人道支援
・アドボカシー
の3本柱で活動している。

寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん

NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー

大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。

この記事を書いた人
gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。 なお、掲載されている記事の内容に関する「指摘・問い合わせ」「誤字脱字・表示の誤りの指摘」につきましては、こちらの報告フォームよりご連絡ください。

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