寄付

【実際どう?】ワールド・ビジョン・ジャパンの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説

  • 2021年7月29日
  • 2021年7月30日
  • 寄付
<PR>

ワールド・ビジョン・ジャパンに寄付をしようと考えている。

でも、

・私の寄付はきちんと使われるの?
・本当に信頼できる団体かわからない

と思っている方もいるのではないでしょうか。

そこで、gooddo編集部がワールド・ビジョン・ジャパンについて徹底調査。
ホームページはもちろん、SNSでの口コミや評判をチェック。さらには、寄付の専門家にインタビューを実施しました。
この記事では「あなたがワールド・ビジョン・ジャパンに寄付すべきか」を判断できるよう、以下の点を解説していきますね。

  • ・ワールド・ビジョン・ジャパンの活動内容
  • ・ワールド・ビジョン・ジャパンは信頼できるか
  • ・ワールド・ビジョン・ジャパンの評判や口コミ
  • ・専門家から見たワールド・ビジョン・ジャパン
  • ・ワールド・ビジョン・ジャパンへ寄付募金する方法

ワールド・ビジョン・ジャパンは、困難な状況で生きる子どもたちを長期的に支援する取り組みを応援したいと思っている方におすすめの団体。チャイルド・スポンサーになると一人の子どもと交流ができる、という寄付をした実感を得られるプログラムもあります。

もちろん、寄付の使途も公開しており、認定NPOも取得するなど、情報公開についてもバッチリです。ぜひ応援してみたい、という方は以下のページからより詳しい情報をチェックしてみてくださいね。

>>今すぐにワールド・ビジョン・ジャパンの評判を知りたい方はこちらをクリック

目次

ワールド・ビジョン・ジャパンとは?ワールド・ビジョンとの関係は?

ワールド・ビジョン・ジャパンは、開発援助や緊急人道支援を通して、困難な状況で生きる子どもたちのために世界33カ国で154の事業活動をしている団体です(2020年度活動実績)。

ワールド・ビジョンとは?

ワールド・ビジョンは、キリスト教精神に基づいて開発援助・緊急人道支援・アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)を行う国際NGOです。

ワールド・ビジョンは、子どもたちが

  • ・心身ともに健やかに成長し
  • ・良好な社会・人間関係を築き
  • ・尊重・保護され
  • ・社会に参加する機会を持ち
  • ・社会的公正を実感できる

ことを目指し、約100か国で活動しています。

ワールド・ビジョン・ジャパンとワールド・ビジョンの関係は?

ワールド・ビジョン・ジャパンは、日本でのワールド・ビジョンの運営に関する責任を持つ団体です。ワールド・ビジョン・ジャパンの総会・理事会のもとに日本の事務局がおかれ、実際の運営を行っています。
ワールド・ビジョン全体に関わる方針や事業計画、予算等については、各地域から選出された理事で構成される国際理事会で決定されています。
つまりミッションや主な活動内容は、ワールド・ビジョン全体で共通のものです。詳細な活動内容や資金に関しては、各地にあるフィールドオフィス(主に支援現場の国の事務所)とサポートオフィス(主に資金集めをしている国の事務所)ごとに独立しています。

ワールド・ビジョン・ジャパンはどんな活動をしている?

ワールド・ビジョンは「すべての子どもたちが健やかに成長できる世界」を目指し「開発援助」「緊急援助」「アドボカシー」の3本柱で活動中。その中でワールド・ビジョン・ジャパンは、これらの活動を世界33カ国で行っています。

それぞれの活動の詳細をご紹介します。

開発援助


開発援助事業は、チャイルド・スポンサーシップによる地域開発プログラムを核とした活動です。

子どもたちの「健やかな成長」 のために、

  • ・保健・栄養
  • ・生計向上
  • ・教育
  • ・水衛生
  • ・子どもの保護

の分野で開発援助事業を実施しています。

チャイルド・スポンサーシップとは、子どもを取り巻く環境を改善する長期的な支援活動のための毎月の継続寄付プログラムです。支援地域に住む子ども(チャイルド)が紹介され、交流できます。

「チャイルドが紹介される」といっても、一人の子どもだけを対象にした、お金や物を提供する支援ではありません。
支援地域に住む子どもたちが健やかに成長できる持続可能な環境を整えていけるよう、ワールド・ビジョンが地域の人々とともに、上述した活動分野においての課題に取り組みます。
また、活動の成果を地域の人々自身が将来にわたって維持し、さらに発展できるように、人材や住民組織の育成など、チャイルドを取り巻く様々な環境の改善にも力を入れています。

例えば

  • ・職業訓練、農業技術指導、識字教育、保健員・教師の訓練などを通して人々が成長すること
  • ・学校建設、安全な水の確保、保健医療施設の整備、ローン貸付、道路や橋など基本的な社会基盤の充実により地域が成長すること

を目指します。

チャイルド・スポンサーシップの支援期間は、約15年です。支援終了後も、地域の人々が子どもたちを健康に育てて学校に通わせ、自分たちで問題を解決できるようになることを目指しています。


チャイルドスポンサーシップのプロセス

  • ・準備→地域の人々や行政関係者との関係構築、支援ニーズの調査、事業計画策定を行う
  • ・活動→それぞれの支援地域のニーズに合わせた分野の活動を行う。事 業計画に基づき、評価や見直しを繰り返す
  • ・卒業準備→育成した人材・住民組織が、自分たちで活動を継続できるよう準備する
  • ・卒業→すべての子どもたちが「豊かないのち」を生きられるよう、地域の人々によって活動が継続される

>>今すぐチャイルドスポンサーシップでの支援方法について詳しく知る

各分野において、下記のような活動を行っています。

保健・栄養

地域で保健サービスを提供できる人材を育成し、子どもの病気予防や栄養状態の改善、妊産婦のケア等の啓発・トレーニングを行っています。また、保健施設や備品の整備等も行っています。

生計向上

子どもたちの家族がより安定して収入を得られるように、畜産・農業支援、職業訓練、貯蓄・融資組合の活動支援等、地域の特性を活かした活動を行います。

教育

地域のリーダーや保護者を対象とした啓発活動を実施しています。教育の重要性を伝え、子どもたちが教育を受けられるよう働きかけています。また教育施設・備品の整備や、教師へのトレーニングも行っています。

水衛生

子どもたちの病気を防ぐために、井戸や貯水タンクを設置して安全な水を確保しています。また、トイレの整備も行っています。

子どもの保護

地域のリーダーや保護者、子どもたちを対象にした啓発・トレーニング等を行っています。

子どもを虐待や労働・搾取等の暴力から保護し、すべての子どもの権利が守られ個性が尊重されるよう活動しています。

>>今すぐチャイルドスポンサーシップでの支援方法について詳しく知る

緊急援助

ワールドビジョンでは、自然災害や紛争などで危機的な状況に置かれている子どもたちを守るため、支援活動を行っています。

自然災害でも、紛争でも、被災者の半数以上は子どもたち。

ワールド・ビジョンは、危機においてもっとも弱い立場に置かれる子どもたちを守るため

  • ・緊急支援
  • ・復興支援
  • ・防災・減災

の活動を行っています。

緊急支援

ワールド・ビジョンの緊急支援は以下の4つに特に力を入れ、行われています。

1.支援物資
「迅速な緊急支援を可能とするのは、日ごろの備え」と考え、ワールド・ビジョンが活動する多くの国で、災害直後に被災者へ配布する支援物資を倉庫に備蓄。一方で食糧については、非常時の入手手段を確保しています。
また、戦略的に選ばれた世界に4カ所ある備蓄倉庫から、必要な支援物資を運搬できる体制も整えています。

2.専門スタッフ
ワールド・ビジョンには、緊急支援専門のスタッフから成るグローバル緊急支援チームがあります。世界各地の災害/紛争地域に身を置き、新たな大規模災害等が発生した際には、発生から数時間で派遣され、緊急支援を行う国の現地スタッフをサポートしています。

3.資金
緊急事態に備えた支援者からの緊急援助募金が、速やかな支援の初動を可能にしています。
特定の災害/紛争のための募金活動や、政府等からの助成金で新たな資金を得られるまでには時間を要するもの。そこでこの緊急援助募金による資金が、迅速な支援のために大切な役割を果たしています。

4.他団体との連携
大規模災害や紛争解決の支援では、ワールドビジョンは国連機関やその他の援助組織と連携して活動します。
これにより、支援の重複や無駄を防ぎ、限られたリソースを効率的に活用できます。

復興支援

災害や紛争発生時には、人命最優先の支援を行う緊急期を経て、復興支援へと移行します。
被災した子どもの保護者が生計手段を回復し、子どもたちが健やかに成長できる生活基盤を取り戻すために、ワールドビジョンでは次の分野で中長期的な支援を行っています。

  • ・水衛生
  • ・保健・栄養
  • ・食糧
  • ・子どもの保護
  • ・子どもへの教育
  • ・住居

また被災により精神的に不安定になる子どもたちのために、子どもたちが自由かつ安全に過ごせる「チャイルド・フレンドリー・スペース」を運営しています(緊急期から開始することもあり)。

防災・減災

ワールド・ビジョンは、干ばつ・地震・台風・洪水などの様々な災害を前もって想定し、そのリスクに備えて子どもたちを守る「防災・減災」の活動に力を入れています。

子どもたちの成長するコミュニティが自然災害に対応する力をつけ、 被災してもその後に回復できる強さを育むことを目指し、次の 3原則による活動を行っています。

  • ・コミュニティが抱える脆弱性を減らす
  • ・災害がもたらす危険を緩和する
  • ・コミュニティが災害に対応できる力を育てる

アドボカシー


子どもを取り巻く問題の根本解決を目指し不公正な社会を変えていくための、政府や市民社会への働きかけを行っています。

ワールド・ビジョンのアドボカシーは、子どもにとって世界が安全で平和な場所になることを目指して、政府・国際機関と市民社会の両方に働きかけています。
支援地域での啓発活動から国際レベルでの政策提言など、方法や規模はさまざまです。

色々な問題が世界にある中、ワールド・ビジョン・ジャパンは中でも

  • ・持続可能な開発目標(SDGs)
  • ・子どもの権利
  • ・子どもに対する暴力
  • ・教育
  • ・紛争・難民
  • ・保健・栄養
  • ・人身取引

の分野に力を入れてアドボカシーを行っています。

政府・国際機関への働きかけ

各国政府や国際機関の政策が世界中の弱い立場におかれている子どもたちを優先するために、 世界のワールド・ビジョンは連携し、アドボカシーを行っています。
世界の貧困問題の解決を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」などの国際目標の達成を通じて子どもたちが豊かに生きられる世界の実現を目指し、 国連総会やG7, G20サミットなどの国際会議の機会に、各国政府や国際機関に働きかけています。

市民への働きかけ

日本の政府開発援助(ODA)政策を、子どもたちを優先させるものにするためには、多くの日本の方々が途上国の子どもたちの現状に関心を持ち、状況を良くするために行動することが、大きな力となります。
ワールド・ビジョン・ジャパンは、イベントや活動を通じて多くの方々に問題を知ってもらい、行動を起こしてもらう機会を提供しています。

支援地域での働きかけ

支援地域でも、子どもを含めた支援地域の人々自身が自分たちの問題について声をあげ、影響のある政策などについて意見を表明できるように、 支援を行っています。
子どもたちや住民の集まり、地方自治体との会合、政府や政治家との対話、国際会議など、さまざまな場がアドボカシーの機会となります。

ワールド・ビジョンは、地域コミュニティと政府(公共サービスの提供側)の対話を通じて、コミュニティの人々の生活に影響する保健や教育などのサービス改善を目指す、CVA(Community Voice in Action:市民の声と行動)という社会的アカウンタビリティ・アプローチに力を入れ、成果をあげています。

コミュニティの人々が、自分たちの権利として享受できるはずの公共サービスを理解し、その実現のために政府と対話し、約束された政策の執行状況をモニタリングする力をつけることが、地域の公共サービス改善につながります。

ワールド・ビジョン・ジャパンは信頼できる?

次に気になるのは、ワールド・ビジョン・ジャパンは信頼できる団体かどうか?という点だと思います。

ワールド・ビジョン・ジャパンについての信頼性を確かめるために以下の3点について調査しました。

  • ・寄付の目的と使途が整合しているか?
  • ・情報開示を行っているか?
  • ・認定NPOを取っているか?

1.寄付の目的と使途が整合しているか

ワールド・ビジョン・ジャパンを支援するには、目的やプロジェクト別にいくつかの募金方法があります。

ワールド・ビジョン・ジャパンの2020年度の経常収益は59億39万円です。

(2020年度年次報告書より)

その中で資金源の半分以上を占めるチャイルド・スポンサーシップで集められた資金の用途は

子どもを取り巻く環境を改善する長期的な支援活動に使います。子どもたちと地域の人々が〝未来を切り拓く力〟をつけられるように支えます。

このプログラムは、チャイルド個人への教育支援、予防接種、病気治療などだけではなく、チャイルドを取り巻く様々な環境の改善を目指すものです。

例えば、職業訓練、農業技術指導、識字教育、保健員・教師の訓練などを通して人々が成長すること、 学校建設、安全な水の確保、保健医療施設の整備、ローン貸付、道路や橋など基本的な社会基盤の充実により地域が成長することを目指します。
皆さまからの支援金はこの長期的成果を目指すプログラム実施のために大切に使わせていただきます。

とされています。

では、これらの資金が実際にどのように使われているか見てみましょう。

※「現地事業活動のため」には地域開発援助事業費、人材派遣費が含まれます。 (2020年度年次報告書より)

2020年度の経常費用は58億1,245万円です。84%が現地事業活動のために、15%が広報活動のために使われていました。
年次報告書にはより詳しい使い道が、地域プロジェクト別、資金の出所別に記載されています。

このように、ワールド・ビジョン・ジャパンでは寄付金が募集時に示された目的と使途に沿って適正に使われていることが分かります。

>>ワールド・ビジョン・ジャパン | 2020年度年次報告書

2.情報開示を行っているか

寄付の使われ方の項目でもご紹介したように、ワールド・ビジョン・ジャパンは年次報告書をホームページ上に公開しています。

ワールド・ビジョン・ジャパンの年次報告書には年度の活動内容の詳細の他、会計報告も分かりやすくかつ詳細に記載されています。

>>ワールド・ビジョン・ジャパン公式ホームページ | 年次報告書

3.認定NPOを取っているか

ワールド・ビジョン・ジャパンは2002年5月1日、国税庁より「認定NPO法人」として認定され、その後のNPO法の改正を受け、2014年8月1日に東京都により改めて認定されています。

【認定NPOを取得するための要件】

  1. 運営組織及び経理が適切であること
  2. 事業活動の内容が適切であること
  3. 情報公開を適切に行っていること
  4. 事業報告書等を所轄庁に提出していること
  5. 法令違反、不正の行為、公益に反する事実がないこと

認定NPOを取得するには、認定基準を満たした運営と体制が必要であり、公益性や信頼性などが前提となっています。

ワールド・ビジョン・ジャパンの良い口コミ・評判まとめ


まずはワールド・ビジョン・ジャパンについての良い口コミの概要を紹介します。

【ワールド・ビジョン・ジャパンの良い口コミ評判概要・まとめ】

  • ・月4,500円で子どもの支援ができる
  • ・手紙のやりとりが嬉しい。交流によって、支援している側も得るものがある
  • ・大切なニュースを発信してくれている

詳細を紹介していきます。

ワールド・ビジョン・ジャパンの良い口コミ・評判の詳細

ワールドビジョン、いいなぁ。¥4,500/月で1人の子どもを支援していけるもの。(twitterより)

ワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーシップに参加して10年近く経つらしい。
スポンサーしている子とお手紙のやり取り楽しいし、その子の住んでいる地域に興味を持ってニュースを見るようになった。
なにかと視野が広くなったのでご興味ある方はぜひ!(twitterより)

8年か9年くらい、ワールドビジョンでサポートした子が卒業した。最初に来た写真は5歳の女の子。痩せていてあまり笑顔がなかった。(中略)最後に届いた写真はとても明るく、きれいな笑顔だった。大きくなった。(twitterより)

連日のコロナ報道の陰で、大切なニュースが霞んでしまってる今の時代
ニュースは待ってるだけじゃなく、自分で選んで拾いにいく時代になってきたのかも

ワールドビジョンさん、いつもきっかけや気づきをありがとうございます!(twitterより)

数年前から海外の子のチャイルドスポンサーになっているのだけど、コロナの都合で止まっていた手紙の禁止が、ようやく解除されるそうで嬉しい笑顔
こういう時英語苦手で弱ったなぁ〜と思うけど、翻訳機能使いながらがんばろ!(twitterより)

GWにドキドキしながら申し込んだチャイルドスポンサー。連絡来ててエチオピアの男の子人,巻き毛だそう赤くなった顔
まずは 楽しみキラキラお互いに得るものがたくさんあると良いなほっとした顔(twitterより)

良い口コミをまとめると

  • ・月4,500円で子どもの支援ができる
  • ・手紙のやりとりが楽しい。交流によって、支援している側も得るものがある
  • ・大切なニュースを発信してくれている

といったものが見られました。

ワールド・ビジョン・ジャパンの悪い口コミ・評判まとめ

まずはワールド・ビジョン・ジャパンについての悪い口コミの概要を紹介します。

【ワールド・ビジョン・ジャパンの悪い口コミ評判概要・まとめ】

  • ・広告費を支援のために使えないのか
  • ・TVCMの印象が悪い
  • ・宗教団体ではないのか?怪しいのではないのか?

詳細を紹介していきます。

ワールド・ビジョン・ジャパンの悪い口コミ・評判の詳細

ワールドビジョンのコマーシャル。
ボランティア、支援なのだろうが数千万円の広告費をそのまま途上国支援してあげないのかな?
お金持ちのお遊びと言われてしまう。(twitterより)

ワールド・ビジョンのCMって本当に嫌な感じ
「こんなに不幸です」、「こんなに不幸です」って畳み掛ける
日本からちょっとばかりのお金が届いても何にもならないだろうに(twitterより)

「ワールドビジョンジャパン」ってどういう団体?
宗教団体?
怪しい?(YAHOO!JAPAN知恵袋より)

悪い口コミをまとめると

  • ・広告費を支援のために使えないのか
  • ・TVCMの印象が悪い
  • ・宗教団体ではないのか?怪しいのではないのか?

といったものが見られました。

専門家から見たワールド・ビジョン・ジャパンは?寄付しても安心?

事業内容や口コミに目を通し、編集部がワールド・ビジョン・ジャパンに寄付するとなった場合に気になる点は2つ。

  • ・ワールド・ビジョンの特徴は?
  • ・TVCMなど大規模な広告にお金を使うことは適切なのか?
  • ・キリスト教とはどういう関係なのか?

この3点についてどのように判断したら良いか、寄付アドバイザーである河合さんにお伺いしてきました。

寄付アドバイザー:河合将生(まさお)さん

非営利団体の運営支援コンサルタント。寄付の講座を開催しその魅力を伝えている。
数々の団体の経営に携わりながら、自らもNPOに寄付を続ける。
※詳細なプロフィールは文末に掲載

ワールド・ビジョンの特徴は?

ワールド・ビジョンの大きな特徴は、

  • ・チャイルド・スポンサーシップという寄付プログラムの存在
  • ・チャイルド・スポンサーシップの支援が可能にする「子どもを取り巻く環境を改善する長期的な支援活動」

だと思います。

100か国以上で、緊急支援から長期支援まで様々な活動をするワールド・ビジョン。
取り組むテーマは大きく、活動範囲も広い団体ながらも、チャイルド・スポンサーという仕組みによって、子どもたちの様子や成長の過程を写真つき成長報告書から知ったり、子どもたちと手紙を通じてやりとり可能です。

このように「顔が見える」支援だからこそ、支援の成果をより感じられるなど、寄付者が支援をしている実感を持ちやすくなっています。また、子どもたちに会いに行ける「支援地訪問ツアー」も定期的に開催しています。

約15年地域を支援するチャイルド・スポンサーシップ。長期に渡り、地域そして子どもたちにしっかり寄り添う支援プロジェクトです。
貧困の連鎖を断ち切るには、子どもを取り巻く環境を変え、地域の人々とともに安定した収入を得られる方法を見つけることが必要です。そのため、長期的な支援活動が必要となります。そのプロセスを、自分の「チャイルド」と交流しながら応援していける。ワールド・ビジョンならではの特徴的な寄付プログラムだと言えます。

TVCMなど大規模な広告にお金を使うことは適切なのか?

大規模な広告は、ワールド・ビジョンの団体としても目的を達成するために、必要な手段の1つだと思います。

「すべての人々に何もかもはできなくとも、誰かに何かはできる」

これは、ワールド・ビジョンの創設者、アメリカ生まれのキリスト教宣教師ボブ・ピアスが団体設立に至ったきっかけとなる考え方です。

ワールド・ビジョンは、限られた人が国際協力活動するのではなく、多くの人が、それぞれの人にとって何かできることを呼び掛ける必要性を大切にしていると思います。

より多くの人に呼びかけるための手段の1つがマスメディアの利用です。無償協力してくれる媒体を活用しつつも、いつもそうした協力が得られるわけではありませんし、それだけではリーチしたい人たち全部をカバーできません。

お金をかけて広告することで、支援の必要性をより多くの人により効果的なタイミングと方法で届けることができます。ワールド・ビジョンは「より多くの人、一人ひとりに呼びかける」姿勢を大切にしていて、一貫した取り組みだと思います。

キリスト教とはどういう関係なのか?

ベースにキリスト教の考え方が反映されていますが、キリスト教の布教を目的としているわけではありません。

先ほども少し触れましたが、ワールド・ビジョンの創設者はキリスト教宣教師ボブ・ピアスです。そのため、活動ビジョンやミッションにはキリスト教の考え方が反映されています。
しかし、

現在では、約100カ国で、宗教、人種、民族、性別にかかわらず、すべての子どもたちが健やかに成長できる世界を目指して活動しています。
引用元:
ワールド・ビジョンとは | 国際協力NGOワールド・ビジョン・ジャパン

とあるように、他の宗教を排除したりキリスト教の思想を押し付けたり、布教を目的としているわけではありません。

実はキリスト教に限らず、仏教など宗教の考え方が理念のよりどころとなり、設立のきっかけとなったり、活動において大切にしている考え方に反映されているケースは、国際協力団体では珍しいことではありません。

NPO法人を設立するための要件の1つとして、「法人の主たる目的として政治活動や宗教活動をしないこと」があります。現在NPO法人として認証されているということは、宗教や特定の政党の支持を目的とした活動ではないのが明らかです。

この団体への寄付が向いている人

ここまでの話をまとめると、gooddo編集部が考える「ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付に向いている人」は

  • ・「チャイルド」との交流を通して、「顔の見える支援」や支援の成果を子どもの成長を通して感じたり自分自身の世界を広げたい人
  • ・困難な状況で生きる子どもたちを長期的に支援する活動を応援したい人
  • ・より多くの人に世界の現状や支援の必要性やを知ってもらうための活動に、力を入れている団体を応援したい人

といった感じです。

ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付募金の方法

ではワールド・ビジョン・ジャパンの活動を支援するには、どんな方法があるのでしょうか?

以下ではワールド・ビジョン・ジャパンの活動を支援する、主な募金の方法についてご紹介します。

毎月支援する

毎月支援する方法には、活動紹介でも触れた「チャイルド・スポンサーシップ」と、プロジェクト・サポーターがあります。

チャイルド・スポンサーシップ

ワールド・ビジョン・ジャパンにおいて、資金の集め方の半分以上を占めるチャイルド・スポンサーシップ。

  • ・支援しているチャイルド数は59,050人(2020年度)
  • ・チャイルドスポンサー数は49,381人(2020年度)
  • ・チャイルドからチャイルドスポンサーへの手紙の数 約12,800 通(2019年10月~2020年2月)

という数字から、ワールド・ビジョン・ジャパンがチャイルド・スポンサーシップを活動の主軸にしていることが伺えます。

チャイルド・スポンサーシップとは、子どもを取り巻く環境を改善する長期的な支援活動のための毎月4,500円を寄付する継続寄付プログラムです。
チャイルド・スポンサーシップに登録すると、支援地域に住む子ども(チャイルド)が紹介され、交流できます。
申し込み時に、アジア・アフリカ・中南米の支援地域に暮らす0歳~13歳のチャイルドから紹介されます。特に希望があれば、地域・性別を指定することも可能です。

チャイルド・スポンサーになると

  • ・支援地域に住むチャイルドと手紙を通じて交流できる
  • ・チャイルドの成長報告書が届く
  • ・子どもたちに会いにいける

ことができます。

①支援地域に住むチャイルドと手紙を通じて交流できる
お互いに、手紙を通じて交流できます。
自分が書いた手紙は英語に訳してもらうことができます。またチャイルドから届いた手紙も、ワールド・ビジョン・ジャパンが日本語に訳してくれます(手紙での交流は必須ではなく任意)。
心の繋がりを持ちながら子どもの成長を見守ることができます。「顔が見える」支援だからこそ、支援の成果をより感じられます。

②チャイルドの成長報告書が届く
年に1度、写真つき成長報告書が届きます。地域での活動状況がわかるので、子どもたちの様子や成長の過程を見守れます。

③子どもたちに会いに行ける
チャイルド・スポンサーは、支援地を訪問して子どもたちに会えます(現在はコロナの影響で中止)。
定期的に開催される「支援地訪問ツアー」に参加する、または個人訪問もできます。

チャイルド・スポンサーシップで支援するには

  • ・クレジットカード払い
  • ・口座振替
  • ・コンビニ・郵便局での払込み(6カ月ごとまたは1年ごと)

の方法があります。

チャイルドが住む地域の支援プログラムが終了するか、チャイルドの状況が変化し支援が必要なくなるまで支援活動は続きます。とはいえみなさんの支援期間は自由なので、事情により支援が難しくなった際はスポンサーシップを中止しても問題ありません。
交流していたチャイルドにはワールド・ビジョン・ジャパンが新しいチャイルド・スポンサーを探し紹介するので、支援は続きます。

>>チャイルド・スポンサーシップとは | ワールド・ビジョン・ジャパン

プロジェクト・サポーター

紛争や自然災害、感染症の大流行等、恐怖の中にある子どもたちを守るための活動に使われる継続寄付です。

毎月の寄付額は、1000円以上1000円単位で自分の好きな金額を設定できます。支払い方法は、クレジットカード払いまたは口座振替です。

プロジェクト・サポーターとしての支援を1年続けた場合、例えば

  • 毎月1,000円の寄付で
    1カ月分の抗菌石けんを12世帯に提供
  • 毎月3,000円の寄付で
    シリア国内で避難する家族28世帯に、1カ月分の安全な水を支援
  • 毎月5,000円の寄付で
    イラク・モスルの子ども40人に、通学用バックと学用品を支援

することができます。

またプロジェクト・サポーターになると、メールマガジンや年次報告書(郵送/年1回)が届きます。
メールマガジンでは子どもたちの様子や最新の活動状況を、年次報告書ではご寄付で実現した成果や会計報告を詳細に知ることができます。

>>プロジェクト・サポーター | ワールド・ビジョン・ジャパン

都度寄付

月々の支援の他に、好きな時に都度寄付することもできます。

ワールド・ビジョン・ジャパンは様々な目的別に寄付を受け付けています。

  • ・難民支援募金
  • ・緊急援助募
  • ・危機にある子どもたちのための募金
  • ・水と食糧のための募金
  • ・新型コロナウイルス緊急対応募金

金額は自分が好きな金額を設定できます。

クレジットカード払い、コンビニ払い、ゆうちょ銀行からの振込から好きな方法が選択できます(クレジットカード払いについては、1,000円以上100万円以下はオンラインでは不可)。

>>募金申し込み | ワールド・ビジョン・ジャパン

関連記事

寄付や税制上の優遇措置についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください
寄付の方法や節税メリットなど、寄付・募金のよくある疑問に答えます

まとめ:ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付はおすすめ!

この記事の内容をまとめます。

  • ・ワールド・ビジョンは、困難な状況で生きる子どもたちを長期的に支援する団体
  • ・目的に沿って寄付を使用し、情報開示もしている信頼できる団体
  • ・チャイルド・スポンサーになると一人の「チャイルド」と手紙などで交流ができる

いかがでしたか。ワールド・ビジョン・ジャパンは専門家の視点から見てもその必要性・意義があり、寄付先としてもおすすめの団体のひとつです。

この機会に寄付を検討している人は、団体のホームページなどチェックしてくださいね。

参考:ワールド・ビジョン・ジャパンの基礎情報

団体名特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
所在地〒164-0012 東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー3F
代表者名理事長 小西 孝蔵
活動内容「すべての子どもたちが健やかに成長できる世界」を目指し
・開発援助
・緊急人道支援
・アドボカシー
の3本柱で活動している。

寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん

NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー

大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。

この記事を書いた人
gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。

- gooddoマガジン編集部 の最近の投稿