難民

難民キャンプとは?人々の暮らしや行われている支援活動は?

難民は世界のあちこちの国で起こっている深刻な社会問題です。

迫害や生命の危機から逃れ、国境を越えてきた難民にとって、難民キャンプは安全を保障する場所としてなければならない存在です。

今回の記事では、難民キャンプの概要と、難民キャンプで暮らす人々の暮らし、難民キャンプで行われている支援活動に焦点を当てて解説します。

世界の難民問題の原因や解決策とは?
受け入れ国での生活や日本の対応、支援協会の活動は?

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難民キャンプとは


紛争や迫害により難民が発生した場合、難民受け入れ国の要請を受けて支援団体が難民の滞在施設や物資、医療などが素早く援助することで難民キャンプが設置されます。

難民キャンプは危機から逃れた難民の安全を保障し、住む場所や食べ物、水、衣類、医薬品、生活用品などを提供してくれる場所でもあるのです。

テントが列をなして建つ大規模なものから、木や布、竹、ビニールをおおっただけのキャンプも珍しくありません。
しかし、難民を支援し、基本的な食料支援から医療、教育までを提供するのが難民キャンプの役割と言えるでしょう。

(出典:国連UNHCR協会公式サイト)

難民キャンプで暮らす人々の生活は?


難民キャンプは、住む場所から、毎日の食料、医療や衛生管理などが無償で行われます。

しかし、難民キャンプは一つのエリアにたくさんの難民が密集することから、自由度が少ない、またはプライバシーが確保しにくいなどの不便を感じている人が多いのも現実です。

このような点を踏まえて、経済的な負担を伴ってでも、難民キャンプを選ばず自由度の高い生活を選択する人も多いのです。

難民キャンプは衣食住を全て提供してくれる制度ですが、その反面、難民キャンプに依存しない自立支援も必要と言えるでしょう。

(出典:AAR Japan公式サイト)

難民キャンプで解決するべき問題は?

難民キャンプは難民の生活を支える素晴らしい試みですが、その反面、生活をする上での問題が多くあります。
具体的にどのようなことが問題になっているのでしょうか。

食糧問題

難民には通常、1日一人当たり1900キロカロリー(緊急時には2200カロリー)分の食べ物が配給されています。

主な主食となるのは、小麦やトウモロコシであり、WFPとUNHCRが共同で輸送を行います。
適切な食べ物を供給するために、難民の数、栄養状態、食習慣についての知識などが必要です。

また、特別な補助食を提供するため、子どもや妊娠している女性の数も把握しておかなくてはいけません。
乳幼児は栄養失調から感染症の抵抗力が弱まるリスクがあります。
このような点から子どもたちには栄養価の高い食べ物を与えて、食事の回数を増やすことが重要です。

しかし、食べ物の量が十分でも、配給するタイミングで公平に食べ物が行き渡らなかったり、ずさんな登録などにより、本来支給してはいけない人に支給してしまうことも起きています。

また、感染症や誤った調理習慣のため、適切な量の食べ物を摂取できずに栄養失調になる場合もあります。
そのほかにも慢性的な水不足や食べ物の一部を生活必需品を買うために売ってしまうなど、栄養失調を引き起こす問題があります。

(出典:国連UNHCR協会公式サイト)

衛生問題

多くの人がひとつのエリアに密集すると、衛生問題が深刻になります。
誰かが感染症に掛かってしまうと、難民キャンプ全体に一気に広がる危険性を伴います。

このような問題を解決するために、水と健康を含めた衛生管理体制が必須と言えるでしょう。

その他にも、トイレの設置と汚水処理が大きな問題としてあり、排泄場所をできる限り絞りこむことで水の汚染を防ぐことも大切です。

また、衛生環境の悪化から、蚊やハエ、ノミ、シラミ、ナンキンムシ、ネズミなどの発生にも注意しなければなりません。
キャンプ全体をできる限り清潔に保つことが重要です。

(出典:国連UNHCR協会公式サイト)

医療、感染病の問題

感染症が難民キャンプ全体に蔓延してしまった場合は、多くの人命が奪われます。
主な原因はコレラ、肺炎、はしか、栄養失調、マラリアです。

それ以外にも、隣国に避難したことによる不慣れな環境、人口の過密度、水の質や量の不足、劣悪な衛生環境、不適切な住居、食糧不足などで心身ともに病気にかかる確率は上昇します。
また、難民キャンプで生活することから生まれる閉塞感や不安などから、性的暴力の増加やエイズなどの性感染症の拡大にも影響するでしょう。

女性への衛生用品の支給や、妊婦に対するケアなども必要です。

教育問題

難民の子どもたちにとって、将来を見据えた一定レベルの教育を受けることはとても重要です。
難民キャンプ内にも教育施設を作り、最低でも小学校レベルの教育を受けられるようにすることが大切だと言えます。

具体的には、読み書きや計算だけではなく、コミュニティ活動やレクリエーション、スポーツや遊びの場などが必要です。

しかし、このような教育活動は、難民の危機的状況が過ぎてから3〜6ヶ後に開始されるのが現状で、授業を行う教師も難民の中からボランティアで選出されることが多いのです。

それ以外にも、少女が家事手伝いや文化的理由あるいは宗教的理由で、学校に行けないということも問題になっています。

教育は、子どもたちに難民の苦しい生活から抜け出すための力を養う術であり、子どもたちが未来を見据えるための手段になります。

難民キャンプで行われている支援活動は?


こうした様々な問題に対し、難民キャンプでは必要な対策・支援が行われています。

食料問題

食糧問題については様々な支援団体が特に重きを置いている分野です。
前述したように、ひとり当たり1900キロカロリー(緊急時には2200キロカロリー)が難民キャンプ内で支給され、子どもたちや妊婦には更に栄養価の高い食事の提供も行われています。

衛生問題

決められた場所に対してトイレを設置します。
排泄場所が多岐に渡ってしまうと、難民キャンプ全体の衛生環境が悪化し、感染症が広がる恐れがあるためです。
狭いエリアに多くの難民が住むキャンプにおいて、トイレは重要な役割を果たします。

医療・感染症の問題

難民キャンプ内に保健センターを設置し、内科・産科・外科の患者に対応する必要がありますが、資金不足もあるため基本的な医薬品や医療器具などが不足しがちなのが現状です。
世界中から少しでも多くの寄付や人員派遣が求められます。

教育問題

支援団体により難民の子どもたちにも教育を受けられる援助が行われていますが、こちらも資金不足もあり十分な教育の機会を与えられないのが現状です。
資金だけでなく、難民の人口と支援する人員の割合が釣り合っていないため、より多くの支援スタッフが求められています。

難民キャンプの支援活動を私たちの寄付でサポートしよう

今回は難民キャンプの暮らしや支援活動について解説しました。
難民キャンプ活動を行うためには、より多くの人からの募金が必要です。
まずは難民キャンプで暮らす人々の問題を知り、解決するために私たちができることを一歩ずつ行っていきましょう。
そのためにも、まずは少額からできる寄付から初めて見るのがおすすめです。

寄付には毎月定額を支払うものと単発で行うものがあり、任意で選択できます。
より無理なく長く続けられる方法を選びましょう。
一人ひとりの「力になりたい」という思いが重要です。

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この記事を書いた人
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