UNICEF(ユニセフ)

UNICEF(ユニセフ)のカードを買って支援しよう!カードの種類や取扱店は?

ユニセフの支援をするのは現金による募金だけではありません。ユニセフカードや支援ギフトを購入したり、クレジットカードや銀行口座から毎月の定額寄付を実施したりといった支援が可能です。

そこで今回は、以下の内容を紹介します。

  • ・ユニセフカードとは何か?どこで購入できるのか?
  • ・途上国の子どもに支援物資をプレゼントできる「ユニセフ支援ギフト」とは?
  • ・ユニセフの活動を継続的に支援できる「マンスリーサポート・プログラム」とは?

ユニセフカードを購入すると、代金の一部が日本ユニセフの活動資金として活用されます。またユニセフ支援ギフトを購入すると、途上国の子どもに支援物資をプレゼントできます。

一方でユニセフの活動を継続的に支援したい人は、クレジットカードや銀行口座から毎月一定額が自動で寄付される定額寄付「マンスリーサポート・プログラム」への参加を検討してみてはいかがでしょうか。
>>ユニセフの定額寄付「マンスリーサポート・プログラム」の詳細や参加するメリットについて詳しく知りたい方はこちら!

また「活動分野や内容など、日本ユニセフについて詳しく知りたい」という方は、以下をご一読ください。

>>UNICEF(ユニセフ)とは?寄付や募金の方法、支援内容について紹介

ユニセフカードとは?


1949年にアメリカで初めて発行されたユニセフカードは「手から手へ、世界の子どもたちの幸せを願う思いを広げ、子どもたちのために貢献する」 という使命を持っていることが広く世界で認知されて支援の輪を広げることに役立っています。
ユニセフカードの売り上げの一部がユニセフの支援活動に役立てられています。

ユニセフカードはどうして始まった?

1947年、旧チェコスロバキアの小学生で当時7歳だったイトカ・サムコーバがユニセフから支援を受けたことのお礼として一枚の絵を描いたことが始まりです。
その絵は「平和な国の幸せ」と名付けられユニセフに送られました。

当時のユニセフ事務局長がこの絵を見て、ユニセフが発行する初めてのグリーティングカードとして採用しました。
これがユニセフカードの始まりです。

ユニセフカードの種類

ユニセフカードやはがきは、2015年秋から2023年1月まで、(株)日本ホールマークがユニセフとのライセンス契約に基づき制作と販売を行っていました。

ただし2023年1月で販売は終了しており、現在は取り扱いがありません。

支援物資を途上国の子どもたちにプレゼントできる「ユニセフ支援ギフト」も


ユニセフ支援ギフトとは、ユニセフで用意される支援物資を途上国の子どもたちにギフトとしてプレゼントする支援の方法です。

途上国で不足している医療ワクチンや治療用のミルク、毛布、テントなど実用的な品物が中心となっています。

※掲載している内容は記事執筆時点(2021年10月)のものです。

子どもたちにプレゼントできる支援ギフトとは

ここでは具体的に「ユニセフ支援ギフト」として用意されているものを見ていきます。

※掲載している内容は記事執筆時点(2021年10月)のものです。

ワクチン・スペシャル・セット(1セット60人分)

経口ポリオワクチン、はしかワクチン、破傷風ワクチンがセットになったギフトです。1セット購入すると、60人分のワクチンセットを途上国の子どもに届けられます。

栄養治療食(1セット150包)

途上国では栄養不足の子どもたちが数多くいます。
栄養が不足し、治療が必要になった子どもたちのためのペースト状の治療食です。

治療用ミルク(1セット25缶)

栄養が不足している子どもたちの中でも特に重度の子どもたちの治療用として使用されるミルクのセットです。

微量栄養素パウダー(1セット1,200包)

子どもたちが健康的に成長していくのに必要となるビタミンやミネラルなどの栄養素がバランスよく含まれています。

経口ポリオワクチン(1セット160回分)

ポリオは接触感染するために広がりやすいという特徴があるだけでなく、発症すると現在の医療技術では麻痺を完全に治すことが困難とされています。
そのためワクチン接種が最適の予防とされています。
このセットでは口から数滴のワクチンを投与することでポリオを予防できます。

はしかワクチン(1セット80回分)

はしかワクチンを予防接種することで子どもたちがはしかにかかるのを予防できます。

浄水剤(1セット1万錠)

1錠で4~5ℓの汚れた水をきれいな水にできる浄水剤です。

経口補水塩(1セット500包)

子どもたちの熱中症、脱水症を防ぐためのものです。
特に気温が高い地域で効果が高いとされています。

手洗い石けん(1セット300個)

貧困世帯の子どもたちや学校、保健センターへ石けんを届けます。
石けんを使った手洗いの習慣を通して、感染症の拡大を防止できます。

虫下し(1セット2,000錠)

体にすみつく寄生虫を効果的に駆除する虫下し用の飲み薬です。

箱の中の学校(1セット先生と40人の生徒用)

子どもたちが教育を受けることができるようにするためのセットです。
箱一杯に教材や学習道具が詰まっています。

箱の中の幼稚園(1セット50人の園児用)

箱を開ければどこでも幼稚園、保育園として活動できるような園児用の道具、玩具などが箱に詰まっています。

HIVエイズ簡易診断キット(1セット100回分)

エイズの母子感染を防ぎ、子どもたちの成長に役立ちます。

毛布(1セット10枚)

使い勝手のよい毛布のセットです。

テント(1セット1張)

災害や紛争下などの緊急事態下の子どもたちの健康と安全を守るためのテントです。

(2021年10月時点)
(出典:ユニセフ日本協会「ユニセフ支援ギフト」)

継続的に途上国の子どもたちを支援するなら「定額寄付」も

継続的に海外の恵まれない子どもたちを支援するなら、ユニセフの定額寄付「マンスリーサポート・プログラム」への参加もおすすめです。

マンスリーサポート・プログラムとは、クレジットカードや銀行口座から、毎月一定額を自動的に寄付する仕組みのことです。マンスリーサポート・プログラムへ参加すると、以下のようなメリットがあります。

  • ・寄付金控除※を適用できる可能性がある
  • ・継続的に手間をかけず寄付を続けられる
  • ・定期的にユニセフの広報誌が届き、現在どのような活動をしているのか分かる

もちろんマンスリーサポート・プログラムへの参加は、ユニセフカードやユニセフ支援ギフトの購入と平行して行えます。また寄付金額の調整や定額寄付の停止も簡単に手続き可能です。

ユニセフカードやユニセフ支援ギフトの購入を検討している方は、同時にマンスリーサポート・プログラムへの参加も検討してみてはいかがでしょうか。

<PR>

ユニセフとともに
子どもたちの明るい未来をつくろう!

『ユニセフ』は、世界各地で重度の栄養不良の子どもの治療に取り組み、年間数百万人の幼い命を救っています。

ひと袋約30円の栄養治療食が幼い命を救います。

1日30円からできる「マンスリーサポート・プログラム」に参加して、ユニセフの活動を支援しませんか。

※寄附金控除とは、寄付した金額の一部を控除できる仕組みのことです。詳しくは以下をご一読ください。

>>寄付金控除の仕組みとは?確定申告の方法も紹介

ユニセフカードやギフトで世界の子どもたちをサポートしよう


ここでは、ユニセフカードやユニセフ支援ギフトの概要や継続的にユニセフの活動を支援する方法について紹介しました。ここで紹介した内容をまとめます。

  • ・ユニセフカードを購入すると、代金の一部がユニセフの支援活動に役立てられる
  • ・ユニセフ支援ギフトを購入すると、途上国の子どもたちに支援物資をプレゼントできる
  • ・ユニセフの定額寄付「マンスリーサポート・プログラム」に参加すると、継続的にユニセフの活動を支援できる

ユニセフでは現金による募金以外にもユニセフカードや支援ギフト、定額寄付という形でも支援できるようになっています。
世界の子どもたちを支援する方法はたくさんあります。もし「継続的にユニセフの活動を支援して途上国の子どもたちを援助したい」と考えている方は、ユニセフカードや支援ギフトの購入といっしょに、マンスリーサポート・プログラムへの参加も検討してみてはいかがでしょうか。

動画はこちら
この記事を書いた人
gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。 なお、掲載されている記事の内容に関する「指摘・問い合わせ」「誤字脱字・表示の誤りの指摘」につきましては、こちらの報告フォームよりご連絡ください。

- gooddoマガジン編集部 の最近の投稿