寄付

なぜ素敵なあの人は寄付する?寄付する人の理由を9つ紹介!

  • 2021年9月19日
  • 2023年6月8日
  • 寄付

「そもそも寄付ってなぜするのだろう?」
「寄付をしている人はどのような理由があって寄付し続けているのだろう」

周りに寄付を続けている人がいたり、寄付をしたいけど動機がなくて一歩踏み出せない人などは、このような悩みを抱えている人もいるでしょう。そこでここでは、以下の内容について紹介します。

  1. 寄付する理由を9つ紹介
  2. 寄付する人はどのように呼ばれているのか
  3. これから寄付する人によくある3つの疑問

寄付する理由に悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

寄付する人にはどのような想いがある?理由を9つ紹介!

ここでは、寄付する人はどのような理由や考えがあるのか、寄付する理由を9つ紹介します。

【寄付する理由】

  1. 社会貢献のために寄付する
  2. 団体やプロジェクトを応援するために寄付する
  3. 助け合いが大事だと思うから寄付する
  4. よりよい未来を作るために寄付する
  5. 自分がしたいと思ったから寄付する
  6. 感謝の気持ちを伝えるために寄付する
  7. 過去の恩を返すため寄付をする
  8. 余ったお金を寄付する
  9. 節税のため寄付する

どういうことか、それぞれ詳しく見てみましょう。

理由1:社会貢献のために寄付する

「社会貢献をしたい」と考えて寄付する人もいます。

一応年内目標は10件ぐらい社会貢献として投資と寄付合わせてできたらいいなぁってこっそり思ってる。すでに4件(クリエイター2名・大会1名・配信者1名)、猫カフェ猫頭数分餌代寄付1件・治療費寄付1件できたから上半期としては🙆‍♀️
Twitterより)

このほかにも「現地に旅行で訪れたとき、過去の内戦の傷跡を感じたりして、自分でもなにかできないか」といった想いから寄付をはじめる人もいます。

>>「寄付をした理由は“創業者の想い”」寄付の体験談と感想を徹底インタビュー

寄付を考えている方は、「社会をよりよくするため、自分の関心のある分野に寄付をする」という動機ではじめてみてはいかがでしょうか。

理由2:団体やプロジェクトを応援するために寄付する

「特定の団体やプロジェクトを支援したい」という理由で寄付する人もいます。

私が微力ながら応援している社会復帰支援団体のNPO法人 風の家ニューズレターをご紹介。4月発行のものなのでだいぶ前のも。少額ではありますが寄付させて頂きました。皆様もよろしければぜひ。
#風の家 #社会復帰支援
Twitterより)

また「過去に自分が苦労したことがある分野で支援活動をしているから」「テーマに共感できたから」という理由で、寄付をはじめた人もいます。

>>「寄付をした理由は活動への信頼感」寄付の体験談と感想を徹底インタビュー

まずは自分の好きな団体・関心のある分野で活動を行っている団体を支援するために寄付をはじめてみるのも良いでしょう。

理由3:助け合いが大事だと思うから寄付する

「お互いに助け合うことが大切だ」と考えて寄付をする方もいます。

きのう、ゴミ拾いしてたら見つけた100円に少し増額して、困窮する10代を支える募金に寄付しました目が笑っている
小さな助け合いが拡がりますように
#一日一愛
Twitterより)

また「助け合いが大事だと思いつつ、特別なスキルや経験がないため、自分では困っている人の力になれない」といった経緯から、支援している団体に寄付をはじめた方もいます。

>>寄付をした理由は「現地とのつながり」WVJへの寄付の体験談と感想を徹底インタビュー

小さな助け合いを多くの人が実行することで、より良い未来が実現できるかもしれません。「人と人の助け合いが大切だ」と思う方は、寄付を考えても良いでしょう。

理由4:よりよい未来を作るために寄付する

今よりもより良い未来を実現するために寄付をする、という方もいます。

明日はユニセフに寄付する予定。毎年このくらいの季節に投資で儲かりそうな場合のみ発動する寄付行為
自分の子供の未来を思うと世界レベルで格差が激しくない方が良いと思うのです
貧困で困ってる人のためというより大切な人(自分の場合は子供)が幸せに暮らせますようにという思いを込めて。
Twitterより)

海外の貧困や格差問題など、現在発生している問題を放置し続けると、将来困ったことが発生するかもしれません。また「学習だけでなく、子ども一人ひとりの成長に寄り添いたい」といった理由から寄付をはじめた方もいます。

>>「寄付をした理由は“寄付使途の透明性”」寄付の体験談と感想を徹底インタビュー

いま寄付などを通じて苦しんでいる人を助け問題を解決することが、よりよい将来を実現するための手段の1つではないでしょうか。

理由5:自分がしたいと思ったから寄付する

細かい理屈は考えず「自分がしたいから」という理由で寄付をする方もいます。

何かするのは基本全て自分のため。寄付でも誰かを助けることでも、それをすると自分が気持ちいいから。

自分のためでもそれが他人のためにもなることはとてもよいこと。

売名とか裏の理由とか関係なく、寄付とか他の人のためにもなることをすることは、他の人に迷惑かけていなければとても良いこと!
Twitterより)

「だれかを助けたい」という気持ちも大切です。一方で「自分が満足するため」に寄付することも、あってもよいのではないでしょうか。実際に「有名人が寄付していたから」というニュース記事を読んで寄付をはじめた方もいます。

>>寄付をした理由は「活動のわかりやすさ」 寄付の体験談と感想を徹底インタビュー

「自己満足のために寄付をしてはいけない」というルールはありません。「自分が気持ちいいから」という理由でも大丈夫です。「寄付したい」と思ったら、さっそく寄付してみませんか。

>>寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が一覧から徹底解説!

理由6:感謝の気持ちを伝えるために寄付する

特定の誰かに対して感謝の気持ちを伝えるために寄付をする人もいます。

医療従事者への感謝を込めて
関係団体に寄付します
Twitterより)

人の命を救うために活動している医療従事者、災害発生時に救助活動を行っている団体、貧困で困っている人を支援している団体などに感謝の気持ちを伝えるため、寄付をするのも良いでしょう。

理由7:過去の恩を返すため寄付をする

自分が受けた過去の恩を返すため、寄付をする方もいます。

実家が栃木なのですが、小さい頃からお世話になった宇都宮動物園がクラウドファンディングやってて、ぞうさんのプール作るそう。寄付する。たくさん楽しい思い出作ってもらった恩返し、死ぬ前にしたい。生きられたら新しいプール見に行ける。
#コロナ闘病中のみんなで話そう
Twitterより)

「小さい頃にお世話になった団体が困っているなら、恩返しのために寄付をしたい」と考えるのは自然なことだと思います。

理由8:余ったお金を寄付する

「今後使うことがない、余ったお金を寄付したい」と考えて寄付する方もいます。

カナダのある老夫婦が宝くじで当選した賞金を寄付した。その金額は、なんと1120万カナダドル (約9億円)だ。かなりの高額当選にも関わらず、夫婦はそのうちのわずか2パーセントを残すのみで、あとはすべて寄付したという。理由について尋ねられると「健康や幸せはお金で買えない」と。
Twitterより)

使い切れないお金を持っている方は、一部を寄付しても良いかもしれません。

理由9:節税のため寄付する

「社会貢献しつつ、節税も兼ねて寄付をする」という方もいます。

楽天ふるさと納税使ってます😊
寄付金に応じて翌年の税金控除の対象になるので節税対策にお勧めです絶対やった方がいいです🙆‍♀️
Twitterより)

実はふるさと納税でなくても、たとえばNPO団体に寄付をすると寄付金控除が活用できるケースがあります。ただし「年間で2,001円以上、対象団体に寄付する」「確定申告が必要」といった条件もあります。詳しくは以下をご一読ください。

>>寄付をすると節税できる?おトクに寄付する6つのポイントを解説!

ここまで、寄付する理由を9つ紹介しました。

【寄付する理由】

  1. 社会貢献のために寄付する
  2. 団体やプロジェクトを応援するために寄付する
  3. 感謝の気持ちを伝えるために寄付する
  4. 助け合いが大事だと思うから寄付する
  5. よりよい未来を作るために寄付する
  6. 過去の恩を返すため寄付をする
  7. 余ったお金を寄付する
  8. 自分がしたいと思ったから寄付する
  9. 節税のため寄付する

次は、寄付する人の呼び方と寄付をはじめるときによくある疑問を紹介します。

寄付する人の呼び方は寄付先によって異なる

寄付する人のことを、一般的には「寄付者」「支援者」と呼ばれます。

ただし寄付先の団体によっては、支援してくれる人のことを「応援してくれるファン」と定義し、独自のネーミングを設けていることも。たとえばある団体では、毎月の定額寄付を行っている方を「〇〇サポーター」「〇〇会員」と呼ぶことがあります。

なお紛らわしい言葉に「募金者」がありますが、これは正しい使われ方ではありません。

  • ・募金:お金を集めること
  • ・寄付:お金を渡すこと

つまり、募金者とは「お金を集める人」のことです。ただし現在では「募金=お金を渡すこと(寄付)」と同じ意味で使われることもあります。

また寄付する人の呼び方の一つに「篤志家(とくしか)」という言葉があります。ただし篤志家は「お金だけでなく、モノの寄付や労働力の提供、精神的なサポートも行う人」のことです。

まとめると、寄付する人のことは以下のように呼称されます。

  • ・寄付者
  • ・支援者
  • ・〇〇サポーター
  • ・〇〇会員 など

これから寄付する人によくある3つの疑問を解説!

ここからは、これから寄付をはじめたいと考えている方に向けて、よくある3つの疑問を解説します。

  1. 寄付を一時的にストップしても大丈夫?
  2. 寄付の種類や方法はどんなものがある?
  3. これから寄付を始めたいけど、どこに寄付すれば良いの?

疑問1:寄付を一時的にストップしても大丈夫?

寄付を辞めたり一時的にストップしたりするのは、問題ありません。

NPO団体への単発寄付や募金箱への寄付は、特に断りなく寄付を辞めても大丈夫です。クレジットカードから定期的に一定金額が引き落とされる定額寄付の場合は、寄付先の団体に問い合わせると引き落としをストップできます。

なお定額寄付の再開は、基本的にいつでもできます。「経済的に寄付する余裕がなくなってきた」という場合は、一時的に寄付をストップしても大丈夫です。

疑問2:寄付の種類や方法はどんなものがある?

以下の方法で、寄付先NPO団体などへ寄付できます。

  • ・お金の寄付
  • ・モノの寄付
  • ・遺贈
  • ・ポイントの寄付 など

お金の寄付には、指定した金額を毎月自動で寄付する「定額寄付」と1回だけ寄付する「単発寄付」があります。どちらが良いかはケースによりますが、「特定の団体をずっと支援したい」という方は、定額寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

とはいえ「どこに寄付すれば良いのだろう」と悩む人もいるでしょう。そこで次は、これから寄付をはじめるならどこが良いのか、どうやって選べば良いのか紹介します。

なおモノの寄付やポイントの寄付に興味がある人は、こちらをご一読ください。

>>寄付する方法は、募金箱や募金活動以外にもあるの?手軽にできる方法を解説

また「自分の財産を身内以外の第三者に寄付したい」という方は、遺贈を検討しても良いでしょう。遺贈について詳しく知りたい方は、以下をご一読ください。

>>遺贈とは?贈与・相続との違いや手続きの流れ、注意点を解説!

疑問3:これから寄付を始めたいけど、どこに寄付すれば良いの?

「寄付をはじめてみようと思うけど、どの団体がおすすめなのか」
「そもそもどうやって寄付先の団体を選べばよいのだろう」

このように悩んでいる方に向けて、「寄付先の選び方」や「寄付先におすすめの団体」を紹介したページを用意しました。

おすすめする団体の選び方3つ

  1. 信頼できるところに寄付する
  2. 自分が問題だと思うことに取り組む団体に寄付する
  3. 寄付の使い道がわかりやすいところに寄付する

寄付先の選び方の詳細やおすすめの寄付先を詳しく知りたい方は、こちらをご一読ください。

>>寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が一覧から徹底解説!

寄付する理由はたくさんある!

ここまで、寄付する9つの理由や寄付する人の呼び方、これから寄付をはじめる人によくある疑問について解説しました。ここで、紹介した内容をまとめます。

・寄付する理由は、大きく分けて「社会貢献のため」と「自分のため」に分けられる
・寄付する人の呼び方は団体によって異なる
・お金以外にも、モノやポイントの寄付など、様々な方法で団体を支援できる

寄付する理由は、人によって様々です。社会貢献したいと思っている方はもちろん、「自己満足のため」「節税のため」と思っている方でも、寄付して大丈夫です。

寄付に失敗はありません。もしいま「寄付してみたい」「あの団体を応援してみたい」と思っているなら、寄付をはじめてみませんか。

「どのような寄付先があるのか知りたい」という方は、こちらもご一読ください。

>>寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が一覧から徹底解説!

「そもそも寄付や募金との違いって何だろう?」
「寄付する意味や寄付の方法って何があるのだろう?」

このような点が気になっている方は、ぜひ下記記事もご一読ください。

>>寄付とは?寄附や募金、義援金との違い、おすすめの寄付先を紹介

この記事を書いた人
gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。 なお、掲載されている記事の内容に関する「指摘・問い合わせ」「誤字脱字・表示の誤りの指摘」につきましては、こちらの報告フォームよりご連絡ください。

- gooddoマガジン編集部 の最近の投稿