海外で起こっている貧困や紛争などの問題や、自然災害。
これらが原因となって起こる社会問題が、子どもたちの将来への希望をなくしています。
そんな子どもたちの力になりたい、と寄付を検討したとき、
・海外の子どもの支援はどのような団体がしているのか
・それぞれどのような活動をしているのか
・寄付先は信頼できるのか
と思うことはありませんか?
そこで本記事では、NPOの専門家、河合氏の監修のもと「海外の子どもの支援活動に寄付したい人」のために寄付先の選び方をガイドします。
具体的には
- 寄付先団体の選び方
- 選び方に合わせたおすすめの寄付先の紹介
- 寄付の仕方
- よくある質問
の順番にお伝えします。
- 1 海外の子ども支援を行っているおすすめ団体5選
- 2 【海外の子ども支援】寄付先のNPO団体の選び方
- 3 【寄付するなら?】海外の子どもたちを支援するNPO団体を課題別にご紹介!
- 4 【ウクライナに寄付するなら?】支援を行っている団体を紹介!
- 5 海外の子ども支援方法は「お金」か「モノ」かの2つ!
- 6 寄付しようか迷っている方へ、よくある4つの疑問を解説!
- 7 海外の子どもたちを支援するため、寄付をしよう
海外の子ども支援を行っているおすすめ団体5選
最初に、海外の子ども支援を行っている団体の中でも特にgooddoマガジン編集部がおすすめする団体を5つ、様々なNPOの運営支援を行うNPOの専門家、河合さんのおすすめポイント付きでご紹介します。
【おすすめ寄付先1】認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン:恐怖の中にいる子どもたちを支援
ワールド・ビジョン・ジャパンはこんな人にオススメ!
- ・戦争や内戦の被害を受ける子どもの命を守りたい
- ・パレスチナをはじめ世界の最も危険な地域での活動を支援したい
- ・サポーターとして世界の子どもを継続的に支援したい
ワールド・ビジョン・ジャパンは、約100カ国において保健、水衛生、生計向上、教育、栄養の分野での開発援助や緊急人道支援を通して、困難な状況で生きる子どもたちのために活動しています。
国連機関に公認・登録された世界最大級の子ども支援専門の国際NGOです。
gooddo編集部の注目ポイント3つ!
- パレスチナ、ウクライナ、シリアなどで緊急の支援を必要とする子どもたちの命を守り、未来を救うための活動に特化している
- 「病気・栄養不良、教育機会の損失、児童労働・児童婚・搾取など、自然災害や紛争の影響を受けた子どもたちのニーズに幅広く対応している
- 世界各地で185以上の事業で成果をあげており、各国政府や国連とも連携事業を行う信頼できる団体
関連記事
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら:【実際どう?】ワールド・ビジョン・ジャパンの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
【おすすめ寄付先2】公益財団法人 日本ユニセフ協会:知名度の高さが信頼に
ユニセフはこんな人にオススメ!
- ・子どもが笑顔でいられる社会になってほしい
- ・世界の色々な国で多くの問題があるので、どこを支援したらいいかわからない
- ・活動歴が長い団体には安心を感じる
ユニセフは190の国と地域で子どもたちの命と健やかな成長を支えるため、保健、栄養、水と衛生、教育、児童労働などからの子どもの保護、緊急支援・人道支援の分野で活動しています。
活動を通して「すべての子どもの権利が実現される世界」を目指しています。
河合さんの注目ポイント3つ!
- 国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。毎年3億以上の子どもたちに栄養不良を予防するサービスを提供
- 毎月の継続寄付「マンスリーサポート」によって実現できることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実
- 著名人、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在が活動を支えている
関連記事
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら:【実際どう?】ユニセフの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
ユニセフに寄付した方の体験談はこちら:「ユニセフに寄付をした理由は活動への信頼感」寄付の体験談と感想を徹底インタビュー
日本ユニセフ協会の寄付の使い道を知りたい方はこちら
ユニセフ募金の使い道は?寄付金の使われ方や寄付募金の方法を4つ解説!
【おすすめ寄付先3】認定NPO法人e-Education:途上国の教育格差をなくすオンライン教育
e-Educationはこんな人にオススメ!
- ・経済的に貧しい国の子どもの夢を応援したい
- ・教育の可能性や効果を信じている
- ・固定観念にとらわれず挑戦する人は素敵だと思う
e-Educationは、バングラデシュをはじめとする途上国の教育機会に恵まれない子どもに映像教育を届け、途上国における教育格差をなくしています。
東京都に認定されたNPO法人です。
活動を通じて、「最高の教育を世界の果てまで」届けるために活動を続けています。
河合さんの注目ポイント3つ!
- バングラデシュの教師不足の課題に、日本の予備校モデルを応用した遠隔型教育を10年以上前に開拓
- 若者3人が立ち上げ、日本と海外合わせ約100人のチーム、1,000人以上のマンスリーサポーターを擁する規模にまで発展
- 環境の変化に合わせて「最高の教育」を提供する方法を進化させながら、設立から10年で3万人以上の子どもに教育を届ける
関連記事
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら:【実際どう?】e-Educationの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
【おすすめ寄付先4】認定NPO法人かものはしプロジェクト:子どもが売られない社会を目指す
かものはしプロジェクトはこんな人にオススメ!
- ・状況に合わせて変化していくことが大事だと思う
- ・対処的な方法ではなく本質的な解決をしたい
- ・楽しみながら寄付できたらより良いと思う
かものはしプロジェクトは、サバイバー(人身売買被害者)が自分の人生を取り戻すための「寄り添う」活動と、人身売買ビジネスが成り立たないような「社会の仕組みをつくる」活動をインドで行っています。
NPO法人として東京都に認定されています。
活動を通じて、全ての子どもが強制的に売られないことを目指しています。
- サポーター会員は約15,000人
- 活動を直接聞けるイベントを平日・土日、昼・夜に対象者に合わせて定期的に開催。寄付者限定イベントもある。
- 「子どもがだまされて売られてしまう問題」を根本的になくす活動を展開。カンボジアでは、子どもが売られる問題の解決が実現したため事業を自立
【おすすめ寄付先5】認定NPO法人 難民を助ける会(AAR):世界14カ国で難民を支援
AAR Japan[難民を助ける会]はこんな人にオススメ!
- ・日本発の難民支援活動を行っている団体を応援したい
- ・40年の長い歴史がある信頼できる団体に寄付したい
- ・国連に公認・登録されているなど国際的に評価された団体に安心を感じる
AAR Japan[難民を助ける会]は世界14カ国で紛争・自然災害・貧困などにより困難な状況に置かれている人々を支援しています。現在は日本の他にアジア、中東、アフリカの12の国に事務所を持ち、難民支援や地雷不発弾対策などの活動を行っています。
東京都に認定されたNPO法人です。また、国連に公認・登録された国際NGOで、40年の実績があります。
活動を通し、一人ひとり多様な人間が、各々の個性と人間としての尊厳を保ちつつ共生できる、持続可能な社会を目指しています。
河合さんの注目ポイント3つ!
- 1979年に日本で発足以来、活動地域や分野を広げながら65を超える国・地域で支援を展開してきた実績あり
- 1998年には、国連経済社会理事会(ECOSOC)の特殊協議資格を取得し、国連に「公認・登録」されている
- 「人道」「公平」「独立」「中立」の人道4原則に則り、AAR Japan[難民を助ける会]が大切にする「行動規範や社会的責任・人権方針」を掲げる
関連記事
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら:【実際どう?】AAR Japan[難民を助ける会]の気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
このように考えている方は、この機会に遺贈寄付を考えてみませんか?
生前に手続きを済ませるだけで、自分の遺産を支援団体に寄付(遺贈寄付)できます。
遺贈寄付先の選び方をチェックする
【海外の子ども支援】寄付先のNPO団体の選び方
はじめまして。NPOの運営支援を行っています、河合です。ここから、みなさんの寄付先選びをサポートしていきますね。
はじめにお伝えしたい重要なことは「寄付に失敗はない」ということです。寄付とは誰かにあなたの想いを託すこと。それに良いも悪いも、成功も失敗もないのです。
また「何にあなたの想いを託すか」という点が寄付の奥深い魅力的な部分です。
信頼性や活動内容、実績や成果、挑戦、コミュニケーションなど様々な価値観があります。また、あなたの原体験を軸に考えるのも素晴らしい選び方だと思います。
その上で、これから寄付を始める人のために、3つの選び方を解説します。
団体の選び方3つ
- 信頼できる団体を選ぶ
- 自分が解決したい課題に取り組む団体を選ぶ
- 寄付の使い道がわかりやすい団体を選ぶ
もちろん、選び方に該当しない団体を否定する訳ではありません。あくまで選び方の一例としてご覧いただければ幸いです。
選び方1:信頼できる団体を選ぶ
見るべきポイント(一例)
- 法人格があり3年以上運営している
- 活動の規模が1,000万円を超えている
- 3,000円以上の個人寄付者が100人以上いる
NPO法人は事業報告書や決算書類を毎事業年度、所轄庁に提出しなければいけません。また、貸借対照表を公告することも義務付けられています。情報公開がなされ透明性のある運営が期待されているのです。
さらに、認定NPO法人の場合は、認定基準を満たした運営と体制が必要であり、より高い公益性や信頼性などが前提となっています。
活動規模が大きいということは、継続的に活動を行いながら、活動の範囲や支援の対象者(受益者)を広げてきていたり、活動の質と量を高めてきていたりすることが考えられます。
寄付者が多い=共感を呼ぶ活動をしていたり、寄付者の信頼や思いに応える活動をしていたり、寄付者が安心できる運営をしていることが考えられます。
特に継続的な寄付者が多い団体は、寄付者とのコミュニケーションも丁寧になされていることが想像されます。
選び方2:自分が解決したい課題に取り組む団体を選ぶ
- ・団体が解決しようとする課題とその手法
- ・誰も気づいていなかった問題に挑戦するなど特徴ある活動内容
多くの人が、世の中が良くなって欲しいと願い寄付をすると思います。世界にある多くの課題の中で、自分が特に解決したいと願う問題があるはずです。その課題の解決に取り組む団体を見つけるとよいでしょう。
同じ課題に取り組む団体が多くある場合は、その解決手法にも注目してみましょう。
NPOの活動の特徴は、国や行政がすぐに動けないような「今すぐ支援が必要」な問題に迅速に取り組めることです。加えて、政府を動かすには時間がかかるような、世の中の人が気づいていなかった問題にきめ細やかに対応できるのもNPOの強みです。
NPOの活動は緊急性によって主に3つに分けられます。
①今すぐ支援が必要な課題に取り組む活動
(例)
・気候変動による飢餓に対する食糧支援
・自然災害時の物資や医療支援
②根本的な解決を目指し長期間取り組む活動
(例)
・貧困解決のために、子どもたちに教育機会を提供する取り組み
・農村地域などの教員不足を解決するための教員育成や奨学金制度
③問題が起こらないように予防する活動
(例)
・感染症の予防接種
・子どもへの暴力や搾取を防止するための親向けのサポートプログラムの提供
「今すぐ」の行動が必要な緊急性の高い活動だけでなく、②や③のように、ともすれば支援の手からこぼれ落ちそうな人を助ける活動、両方とも大事な活動です。
選び方3:寄付の使い道がわかりやすい団体を選ぶ
見るべきポイント(一例)
- ・活動の詳細や寄付の使途がホームページやレポートに公開されている
- ・SNSやメルマガ、ブログなどを活用して情報発信している
- ・支援者向けの報告会などのイベントを開催している
NPOは多くの人の参加と協力が特徴であり、その前提は情報発信です。
寄付者にとって必要な情報がわかりやすく発信されていれば、安心して寄付を託すことができます。特に資金的な情報開示と定期的な活動レポートの更新はポイントではないでしょうか。
とはいえ、ホームページやレポートで活動の詳細が発信されていない団体が必ずしも信頼性が低いわけではありません。
秘匿性の高い活動を行う団体は、支援対象者の保護の観点から細かい情報を載せない場合があります。また、規模が小さくスタッフが少ない団体は、ホームページの更新やSNSの発信まで手が回らない場合があります。
ホームページに載っていなくても問い合わせれば、情報をもらえる場合があるので、気になる場合は団体に直接メールや電話をしてみるとよいでしょう。
【寄付するなら?】海外の子どもたちを支援するNPO団体を課題別にご紹介!
ここからは上記で紹介した3つの選び方の視点で、課題別におすすめの寄付先を紹介していきます。
どの団体も
・認定NPO(または同等の法人格)を持っていて信頼できる(選び方1)
・寄付の使い道が分かりやすい(選び方3)
gooddo編集部おすすめの団体です。
ぜひあなたのお気に入りの活動を探してみてください。選び方2に沿って自分が解決したい課題に取り組む団体を見つけるのもよいでしょう。
NPOの専門家、河合さんのおすすめポイントも紹介します!
以下の一覧の団体名をクリックすると団体紹介に飛びます。
【健康】海外の子どもたちが健康な生活を過ごすための支援団体
【人身売買】海外の子どもたちを人身売買から守るための支援団体
【教育】海外の子どもたちに、良質な教育を届けるための支援団体
【健康】海外の子どもたちが健康な生活を過ごすための支援団体
健康に生きることができて初めて「自分の人生」を生きる一歩を踏み出すことができます。子どもたちへの医療提供や保健教育などの活動をしている団体をご紹介します。
公益財団法人 日本ユニセフ協会:知名度の高さが信頼に
ユニセフはこんな人にオススメ!
- ・子どもが笑顔でいられる社会になってほしい
- ・世界の色々な国で多くの問題があるので、どこを支援したらいいかわからない
- ・活動歴が長い団体には安心を感じる
ユニセフは190の国と地域で子どもたちの命と健やかな成長を支えるため、保健、栄養、水と衛生、教育、児童労働などからの子どもの保護、緊急支援・人道支援の分野で活動しています。
活動を通して「すべての子どもの権利が実現される世界」を目指しています。
河合さんの注目ポイント3つ!
- 国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。毎年3億以上の子どもたちに栄養不良を予防するサービスを提供
- 毎月の継続寄付「マンスリーサポート」によって実現できることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実
- 著名人、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在が活動を支えている
関連記事
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら:【実際どう?】ユニセフの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
ユニセフに寄付した方の体験談はこちら:「ユニセフに寄付をした理由は活動への信頼感」寄付の体験談と感想を徹底インタビュー
日本ユニセフ協会の寄付の使い道を知りたい方はこちら
ユニセフ募金の使い道は?寄付金の使われ方や寄付募金の方法を4つ解説!
認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン:恐怖の中にいる子どもたちを支援
ワールド・ビジョン・ジャパンはこんな人にオススメ!
- ・戦争や内戦の被害を受ける子どもの命を守りたい
- ・パレスチナをはじめ世界の最も危険な地域での活動を支援したい
- ・サポーターとして世界の子どもを継続的に支援したい
ワールド・ビジョン・ジャパンは、約100カ国において保健、水衛生、生計向上、教育、栄養の分野での開発援助や緊急人道支援を通して、困難な状況で生きる子どもたちのために活動しています。
国連機関に公認・登録された世界最大級の子ども支援専門の国際NGOです。
gooddo編集部の注目ポイント3つ!
- パレスチナ、ウクライナ、シリアなどで緊急の支援を必要とする子どもたちの命を守り、未来を救うための活動に特化している
- 「病気・栄養不良、教育機会の損失、児童労働・児童婚・搾取など、自然災害や紛争の影響を受けた子どもたちのニーズに幅広く対応している
- 世界各地で185以上の事業で成果をあげており、各国政府や国連とも連携事業を行う信頼できる団体
関連記事
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら:【実際どう?】ワールド・ビジョン・ジャパンの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
認定NPO法人 難民を助ける会(AAR):世界14カ国で難民を支援
AAR Japan[難民を助ける会]はこんな人にオススメ!
- ・日本発の難民支援活動を行っている団体を応援したい
- ・40年の長い歴史がある信頼できる団体に寄付したい
- ・国連に公認・登録されているなど国際的に評価された団体に安心を感じる
AAR Japan[難民を助ける会]は世界14カ国で紛争・自然災害・貧困などにより困難な状況に置かれている人々を支援しています。現在は日本の他にアジア、中東、アフリカの12の国に事務所を持ち、難民支援や地雷不発弾対策などの活動を行っています。
東京都に認定されたNPO法人です。また、国連に公認・登録された国際NGOで、40年の実績があります。
活動を通し、一人ひとり多様な人間が、各々の個性と人間としての尊厳を保ちつつ共生できる、持続可能な社会を目指しています。
河合さんの注目ポイント3つ!
- 1979年に日本で発足以来、活動地域や分野を広げながら65を超える国・地域で支援を展開してきた実績あり
- 1998年には、国連経済社会理事会(ECOSOC)の特殊協議資格を取得し、国連に「公認・登録」されている
- 「人道」「公平」「独立」「中立」の人道4原則に則り、AAR Japan[難民を助ける会]が大切にする「行動規範や社会的責任・人権方針」を掲げる
関連記事
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら:【実際どう?】AAR Japan[難民を助ける会]の気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
特定非営利活動法人 チャイルド・ファンド・ジャパン:貧困の中で暮らす子どもの自立を目指す国際協力NGO
チャイルド・ファンド・ジャパンは、貧困の中で暮らす子どもの健やかな成長、家族と地域の自立を目指した活動を行う国際協力NGOです。
活動を通して人と人とが出会い、お互いに理解を深め、つながることを大切にしています。
東京都に認定されたNPO法人です。
河合さんの注目ポイント3つ!
- 毎年の成長記録や手紙で子どもを見守りながら、子どもたちと地域を支援することができる
- 1975年から31000人の子どもを支援してきた実績
- 子どもの権利を最優先に位置づけた活動を展開
関連記事
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら:チャイルド・ファンド・ジャパンは支援すべき?怪しい?活動実態や口コミ評判を調べてみました
【人身売買】海外の子どもたちを人身売買から守るための支援団体
弱い立場にあり、人身売買の被害に遭いやすい子どもたち。人身売買の被害から子どもたちを守るために啓発活動や、仕組み作りをしている団体を紹介します。
認定NPO法人かものはしプロジェクト:子どもが売られない社会を目指す
かものはしプロジェクトはこんな人にオススメ!
- ・状況に合わせて変化していくことが大事だと思う
- ・対処的な方法ではなく本質的な解決をしたい
- ・楽しみながら寄付できたらより良いと思う
かものはしプロジェクトは、サバイバー(人身売買被害者)が自分の人生を取り戻すための「寄り添う」活動と、人身売買ビジネスが成り立たないような「社会の仕組みをつくる」活動をインドで行っています。
NPO法人として東京都に認定されています。
活動を通じて、全ての子どもが強制的に売られないことを目指しています。
- サポーター会員は約15,000人
- 活動を直接聞けるイベントを平日・土日、昼・夜に対象者に合わせて定期的に開催。寄付者限定イベントもある。
- 「子どもがだまされて売られてしまう問題」を根本的になくす活動を展開。カンボジアでは、子どもが売られる問題の解決が実現したため事業を自立
認定NPO法人国際子ども権利センター:子ども主体の活動に特徴
児童労働や人身売買の危険にさらされている子どもたちを守るために、地域の子どもやおとなを対象に啓発活動を行ったり、図書室運営や校外学習の支援をしています。
すべての子どもがあらゆる暴力から守られ、子どもの権利、特に参加の権利を実現していく社会をめざしています。
河合さんの注目ポイント3つ!
- 「ピュアエデュケーター」や「子どもクラブ」など、子どもたち自らがマニュアルやカリキュラム作りに参加する仕組みをつくっている。子ども主体の活動が特徴的
- 事業終了後も地域住民が活動を担えるよう、自立に向けた働きかけを行っている
- 日本国内では、大学生を中心としたメンバーがYouth For Rightsの活動を実施。「子どもの権利」に関するディスカッションによって学びを深め、啓発活動を行う
【子ども兵や強制労働】海外の子どもたちが「子ども兵」になることや児童労働から守るための支援団体
子どもから教育を受ける機会を奪い、子どもを危険な環境に置く児童労働や子ども兵の問題。
児童労働が起きない仕組みづくり、児童労働や子ども兵の被害者が職を得られるように教育機会の提供や社会復帰支援などの活動をしている団体を紹介します。
認定NPO法人テラ・ルネッサンス:丁寧なコミュニケーションが特徴
テラ・ルネッサンスは、地雷、小型武器、子ども兵、平和教育という4つの課題に対して、海外の現場での活動、国内での啓発・提言活動を行っています。
元子ども兵の支援においては、自尊心の回復をサポートする心のケア、さらに基礎教育、職業訓練・収入向上支援を実施。支援後に自尊心が1.7倍に、子どもと周りのひとのつながりが3倍以上に、平均収入が50倍以上になるという成果を生み、子どもたちを自立に導いています。
また、18年の歴史を持つテラ・ルネッサンスは京都府から認定NPO法人の認証を受けています。
活動を通して、「すべての生命が安心して生活できる社会」の実現を目指しています。
河合さんの注目ポイント3つ!
- アフリカやアジアで「地雷、小型武器、子ども兵」の課題解決に取り組む。自立に向けた取組みに特徴がある
- 日本国内では、岩手県大槌町で東日本大震災復興支援活動「大槌復興刺し子プロジェクト」を2011年から実施。地元人材の雇用や作り手の生きがい創出をめざす
- 創設者・理事・事務局長の鬼丸昌也さんの2019年度年次報告書のコメントや「一人ひとりは微力であっても、決して無力ではない」のメッセージが印象的
認定NPO法人ACE:アジアの子どもの学ぶ権利を守る
インドとガーナで子どもたちを危険で有害な児童労働から守り、教育を支援するとともに住民の自立を支援する活動を行っています。また、親や農家の収入向上支援をし、貧困と児童労働の悪循環を断ち切れるよう活動しています。
子ども、若者の権利を奪う社会課題の解決をめざしています。
河合さんの注目ポイント3つ!
- 児童労働から子どもを保護し、子どもの就学徹底などを通して児童労働を予防。また、児童労働防止のための周囲の環境改善や、女の子の自立支援も行っている
- 児童労働を生み出さないための「日本での仕組みづくり」のために、企業と協働して児童労働を生み出さないビジネスづくりにも取り組む
- 日本における児童労働への取り組みも開始。日本の児童労働について実態調査を行ったり、「ブラックバイト」などの啓発活動を高校生や教員に対して行っている
【教育】海外の子どもたちに、良質な教育を届けるための支援団体
貧困のスパイラルから抜け出すのに重要なのは教育。子どもたちに教育の機会を届けている団体を紹介します。
認定NPO法人e-Education:途上国の教育格差をなくすオンライン教育
e-Educationはこんな人にオススメ!
- ・経済的に貧しい国の子どもの夢を応援したい
- ・教育の可能性や効果を信じている
- ・固定観念にとらわれず挑戦する人は素敵だと思う
e-Educationは、バングラデシュをはじめとする途上国の教育機会に恵まれない子どもに映像教育を届け、途上国における教育格差をなくしています。
東京都に認定されたNPO法人です。
活動を通じて、「最高の教育を世界の果てまで」届けるために活動を続けています。
河合さんの注目ポイント3つ!
- バングラデシュの教師不足の課題に、日本の予備校モデルを応用した遠隔型教育を10年以上前に開拓
- 若者3人が立ち上げ、日本と海外合わせ約100人のチーム、1,000人以上のマンスリーサポーターを擁する規模にまで発展
- 環境の変化に合わせて「最高の教育」を提供する方法を進化させながら、設立から10年で3万人以上の子どもに教育を届ける
関連記事
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら:【実際どう?】e-Educationの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
認定NPO法人国境なき子どもたち:カンボジアやフィリピンで教育機会を提供
自分の努力だけでは過酷な環境から抜け出せない子どもたちに、基礎教育や奨学金の提供、学校の環境整備などといった教育機会の提供、職業訓練機会の提供をしています。
国境を越えてすべての子どもに教育と友情が届く社会をつくることをめざしています。
河合さんの注目ポイント3つ!
- カンボジアとフィリピンで自立支援施設「若者の家」を運営。ストリートチルドレンや人身売買の被害に遭った子どもなどに、教育や職業訓練の機会を提供することで彼らが社会に出て自立できるよう活動
- ヨルダンで、日本式教育の一つである特別活動を試験的に導入、実践を支援。子どもの精神面での好影響が保護者から評価されている
- 日本の子どもが世界の国で取材を行い、取材先の子どもたちと友情を育みながら知見を広げる「友情のレポーター」など、国内の青少年を対象とした教育・啓発プロジェクトも行う
公益財団法人プランインターナショナル・ジャパン:世界70か国で女の子や女性を支援
世界70カ国以上で、女の子や女性への支援などを行う国際NGOです。
「子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会」を実現するために活動しています。
東京都に認定されたNPO法人です。
河合さんの注目ポイント3つ!
- 「教育」「医療」といったピンポイントの“点”のプロジェクトではなく、ジェンダーに配慮しながらあらゆる分野にある課題を特定の村や地域で総合的に解決する“面”の支援。女の子に焦点を当て、支援効果を意識した特徴あるプログラム
- プラン・スポンサーシップ(継続支援)をはじめ、多様な支援メニュー
- 活動の報告を聞くことができる「プラン・ラウンジ」や支援者インタビュー、支援者の声などを参考にすることができる。著名人の支援者もいる
関連記事
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら:【怪しい?】国際NGOプラン・インターナショナルの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
関連記事
海外の子ども以外の寄付に興味があるなら、こちらもご一読ください。
>>寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が徹底解説!
【ウクライナに寄付するなら?】支援を行っている団体を紹介!
現在、多くの子どもを含むウクライナの方が、国内外への避難を余儀なくされています。
様々な支援団体が医療、教育、物資、シェルターなどの支援を行っています。さらに、今後復興にも中長期的なサポートが必要となってきます。
ここでは「ウクライナの子どものために寄付したい」と考えている方へ向けて、ウクライナで子どもの支援活動をしている団体を紹介します。
団体による活動内容の説明もご一読下さい。
ウクライナの子どもたちを支援している団体
【寄付先1】認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン:難民支援や災害救援の分野で20年以上の経験を持つ団体
ピースウィンズ・ジャパンは、ロシアによる侵攻開始直後から、ウクライナの隣国ポーランドとモルドバにスタッフを派遣し支援を開始しました。
▼侵攻発生時に行った具体的な支援内容の一例
・仮設診療所で避難民への診療を継続
・モルドバの避難所で環境整備と物資支援を実施
・ペット連れの避難民にペットフード等を支援
▼現在継続して行っている支援の一例(2024年10月時点)
ウクライナ国内
・心理社会・保護支援
・病院への医療機器提供
・食料・日用品の配付
モルドバ
・教育支援や食料支援
皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。
【寄付先2】認定NPO法人 ワールド・ビジョン・ジャパン:長期的な支援活動をする国際NGO
ワールド・ビジョンは、ロシアによる軍事侵攻開始後、ウクライナからルーマニアに逃れた難民への支援活動を強化し、その他の周辺国でも子どもたちへの心理的応急処置と、難民への基本的な支援物資の提供を行ってきました。
また子どもたちが家族から引き離され、暴力や搾取、虐待の危険性が高まることに懸念を表明し、国際社会が連携して継続的に支援を届ける必要性を訴え続けています。
ウクライナ国内、および隣国のモルドバ、ルーマニア、ジョージアなどで以下の活動を継続中です(2024年10月時点)。
・食料支援
・現金やバウチャーの配付
・メンタルヘルスや心理的ケアの提供
・子どもたちへの教育支援
今後も、変化する難民の生活に柔軟に対応した支援を行っていきます。
現地のNGOと連携協定を結び、難民の受け入れ活動を支援しています。また、ウクライナ国内においても、関係諸団体の活動をサポートしています。
【寄付先3】認定NPO法人 難民を助ける会:国内外で難民を支援。特に弱い立場に置かれた方をサポート
AAR Japan[難民を助ける会]は、世界16カ国で紛争・自然災害・貧困・障がいなどにより困難な状況に置かれている人々を支援しています。
ロシアの軍事侵攻が始まった直後は、戦禍から逃れて戦禍を逃れて周辺国に流出した難民・避難民への緊急支援を実施。AAR Japanスタッフが現地入りし、調査・支援活動を行いました。
【これまでの活動例】
・難民・国内避難民への緊急物資の配付(食料、医薬品、衛生用品など)
・子どもたちが避難先で学習するためのパソコンやプロジェクターの設置
・遊び場を開設、人形やおもちゃの提供
【現在行っている活動】※2024年10月時点
・ウクライナ国内に留まる人の支援:自宅での生活を続ける高齢者や障がい者世帯への食料配付や現金給付などの支援
・モルドバで困窮している避難民の支援:食料や衛生用品の配付
・地雷・不発弾対策:ロシアの軍事行動の一環として道路沿いや農作地に埋められた地雷の撤去作業
・障がい者支援:カウンセリングや介護者へのレスパイト・ケアの提供など、国内にとどまる障がい者を支援
ニーズの高い支援活動を継続するとともに、中長期的な活動を見据えて、モルドバに事務所を開設し、障がいのある方々や子どもたちへの支援などに力を入れて活動しています。
AAR Japanは、日本における難民支援の先駆けとして1979年に発足し、国連に公認・登録された国際NGOです。シリア難民支援、アフガニスタン避難民支援など、これまでの緊急支援の経験を活かします。
【寄付先4】公益財団法人 日本ユニセフ協会:知名度の高さが信頼に
8年にわたって続く東部地域の紛争や、昨今の武力行為の激化の影響を受けるウクライナの子どもたちのために、ロシアによる軍事侵攻開始後もユニセフは現地にとどまり、安全、保健、教育、心理社会的支援、保護、水と衛生などの分野で支援活動を継続しています。
水や電気を絶たれたり教育の機会を奪われたり、避難を余儀なくされるなど、紛争による直接的・間接的な影響を受ける子どもたちをはじめ、最も支援を必要としている子どもたちとその家族に支援を届けるため、ユニセフではウクライナ緊急募金へのご協力を呼びかけています。
海外の子ども支援方法は「お金」か「モノ」かの2つ!
海外の子どもを支援する方法として、主に「お金の寄付」「モノの寄付」の2つがあります。
【方法1】お金を寄付する
お金を寄付する方法は大きく分けて2つ。1回だけ単発で寄付する方法と、定期的に定額を継続寄付する方法があります。
1回の寄付でも定期的な寄付でも、自分で希望の金額を選べる場合がほとんどです。また、活動地域や事業を指定して寄付できる団体もあります。
クレジットカード、銀行振込、コンビニ、引き落とし(定期の場合)など送金方法もさまざまです。
【方法2】モノを寄付する
お金の寄付はまだハードルが高い、という人のために、モノを通した寄付を受け付けている団体もあります。
例えば、書き損じはがきや年賀状の余りの買取費用を、寄付として受け付けてくれる団体があります。また、古本や古着などを専門の業者に送ると、その買取金額が指定の団体へ寄付される仕組みもあります。
他に、オンラインでの買い物の際に、指定されたウェブサイトを経由して購入することで、購入金額の一部を希望の団体に寄付することもできます。
さらに、目に見えるモノではありませんが、団体が開催するイベントの参加費が団体の活動費に充てられます。このように、あなたの「時間」を寄付する方法もあります。
関連記事
お金やモノ以外の寄付の方法もあります。「他にどのような方法があるのか知りたい」という方は、以下をご一読ください。
寄付する方法は、募金箱や募金活動以外にもあるの?手軽にできる方法を解説
寄付しようか迷っている方へ、よくある4つの疑問を解説!
1.支援した子どもとコミュニケーションはとれる?
支援団体によっては、支援している子どものプロフィールを見たり手紙でやりとりできたりするところもあります。さらに、成長記録や写真を届けてくれる団体もあります。
また、支援地訪問ツアーや個人訪問などで、寄付先の子どもたちに直接会える場合もあります。
2.寄付先の団体が活動しているか、実態をチェックしたい
集まった募金額や活動内容を公開しているNPOは多くあります。年次報告書や収支報告書をホームページでチェックすることができます。
また、ブログやSNSでの日々の活動報告にも目を通してみてください。具体的な活動内容や、お金の使われ方を詳しく知ることができます。
信頼できる寄付先を探すなら、活動内容を公開している寄付先がおすすめです。
3.支援する国や地域は選べるのか?
寄付先のNPOによります。
団体の活動全体への寄付のみ受け付けている団体もありますが、事業地別、プロジェクト別の寄付方法を設けている団体も多くあります。
自分が具体的に支援したい人たちのために寄付が使われるのは嬉しいものですが、団体が一番有効に使えると考える事業や地域に使ってもらえるよう、一任するという考えも支援を効果的に行える方法です。
4.寄付は途中で辞めても大丈夫?
寄付を途中で辞めても問題ありません。
団体のホームページなどの案内に沿って手続きできます。
クレジットカード払いなどの場合、手続きに時間がかかる場合があるので、タイミングを確認しましょう。
関連記事
「寄付についてまだ不明点がある」という方は、以下記事をご一読ください。
寄付の方法や節税メリットなど、寄付・募金のよくある疑問に答えます
海外の子どもたちを支援するため、寄付をしよう
この記事では海外の子どもを支援する団体と、寄付先団体の選び方を紹介しました。
- 海外の子どもの支援先は、教育、健康、人身売買、児童労働など課題別に様々な団体がある
- 自分が問題だと思うことに取り組んでいる、信頼できる団体を支援先に選ぶのがおすすめ
- お金やモノの寄付ができる。自分に合ったものを選ぶ。
ぜひあなたにぴったりな団体、チェックしてみてくださいね!
もし、今あなたが
「どの団体に寄付するか決めかねている・・・」
「寄付先の選び方を知りたい・・・」
とお思いなら、寄付アドバイザーが「あなたに合う寄付先の選び方」を解説する人気記事をおすすめします。
気になる方はぜひ以下のリンクからどうぞ!
寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が徹底解説!
「そもそも寄付や募金との違いって何だろう?」
「寄付する意味や寄付の方法って何があるのだろう?」
このような点が気になっている方は、ぜひ下記記事もご一読ください。
>>寄付とは?寄附や募金、義援金との違い、おすすめの寄付先を紹介
▼この記事で紹介したおすすめ団体
団体名 | NPOの専門家 河合さんが見た注目ポイント |
---|---|
ワールド・ビジョン・ジャパン | 【gooddo編集部の注目ポイント3つ!】 ・パレスチナ、ウクライナ、シリアなどで緊急の支援を必要とする子どもたちの命を守り、未来を救うための活動に特化している ・「病気・栄養不良、教育機会の損失、児童労働・児童婚・搾取など、自然災害や紛争の影響を受けた子どもたちのニーズに幅広く対応している ・世界各地で185以上の事業で成果をあげており、各国政府や国連とも連携事業を行う信頼できる団体 |
日本ユニセフ協会 | ・国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。毎年3億以上の子どもたちに栄養不良を予防するサービスを提供 ・毎月の継続寄付「マンスリーサポート」によって実現できることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実 ・著名人、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在が活動を支えている |
難民を助ける会 | ・1979年に日本で発足以来、活動地域や分野を広げながら65を超える国・地域で支援を展開してきた実績あり ・1998年には、国連経済社会理事会(ECOSOC)の特殊協議資格を取得し、国連に「公認・登録」されている ・「人道」「公平」「独立」「中立」の人道4原則に則り、AAR Japan[難民を助ける会]が大切にする「行動規範や社会的責任・人権方針」を掲げる |
かものはしプロジェクト | ・サポーター会員は約15,000人 ・活動を直接聞けるイベントを平日・土日、昼・夜に対象者に合わせて定期的に開催。寄付者限定イベントもある。 ・「子どもがだまされて売られてしまう問題」を根本的になくす活動を展開。カンボジアでは、子どもが売られる問題の解決が実現したため事業を自立 |
e-Education | ・バングラデシュの教師不足の課題に、日本の予備校モデルを応用した遠隔型教育を10年以上前に開拓 ・若者3人が立ち上げ、日本と海外合わせ約100人のチーム、1,000人以上のマンスリーサポーターを擁する規模にまで発展 ・環境の変化に合わせて「最高の教育」を提供する方法を進化させながら、設立から10年で3万人以上の子どもに教育を届ける |
寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん
NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー
大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。