子ども(飢餓)

難民の半数は子ども!?食料自給率と子どもたちの飢餓

日本は食べ物に恵まれていますが、世界には食糧不足で飢餓に苦しむ人々がいます。難民の数は減らず、その半数は幼い子どもたちです。
食糧問題を抱える子どもたちのために少しでも力になれるよう、現状を知り、私たちができることについて考えましょう。

子どもたちを苦しめる飢餓状態。
飢餓に耐える子どもたちの実状や支援方法は?

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意外と知らない世界の食糧事情と飢餓

日本に住んでいる私たちにとっては「飢餓」を生活の中で意識することはあまり多くないかもしれません。
しかし、国が変われば紛争、異常気象などによって満足にご飯を食べられない人々が多くいるのです

2017年5月、武装グループ間の紛争によって街が破壊され、人々の移動の波が起きている中央アフリカ共和国では、多くの家が焼き尽くされ、何人もの人々が亡くなるという現実に直面しています。
2019年現在、中央アフリカの難民は約59万3,000人と推定されており、戦火を逃れて必死で国境を越える人であふれかえるのです。また、国内避難民が60万人とされています。
日本では起こり得ない想像を超えた出来事がアフリカで起きていることを、私たちは知らなければなりません。

(出典:国連UNHCR協会公式サイト「中央アフリカ共和国 世界で最も貧しい国の難民危機」,2019)

世界の飢餓人口とは?飢餓の現状

「飢餓」とは「慢性的な栄養不足になること」を指します。

飢餓状態の人々は、2017年時点で世界に約8億2,100万人いると推定され、世界の9人に1人は健康的な暮らしを営むための食料を得られないのです。

その内アフリカの飢餓人口は2億5,650万人となっています。紛争や干ばつなどの自然災害によって、多くの人々が飢餓という大きな問題に苦しんでいるのです。

(出典:ハンガー・フリー・ワールド「飢餓とは」)
(出典:国際連合食糧農業機関(FAO)「世界の食糧安全保障と栄養の現状2018 」)

子どもたちに突きつけられる食糧不足

国際連合食糧農業機関(FAO)が発表した「世界の食糧安全保障と栄養の現状2018 」によると、栄養不良による低身長の5歳未満の子どもが約1億5,100万人います。

2012年時点で1億6,500万人だったことを考えると、それほど子どもの発育阻害が改善されているとは言えません。

アジアでは低体重児の割合が極めて高く、子どもの10人に1人が該当します。

  • 2019年現在、中央アフリカの難民は約59万3,000人と推定
  • 飢餓状態の人々は、2017年時点で世界に約8億2,100万人いると推定
  • 栄養不良による低身長の5歳未満の子どもは約1億5,100万人

(出典:公益財団法人 日本ユニセフ協会「世界の飢餓人口の増加続く最新の国連報告書」,2018)

 

難民の約50%は子ども?

母国で起きた暴力や迫害から逃れて、隣国に逃げる難民が年々増え続けています。
そして難民の約50%が子どもという現実もあるのです。

紛争や迫害は大人たちが起こした宗教間、民族間での争いが発端となることが多いですが、その被害を全面に受けているのは子どもたちです。

また1人で避難している子どもたちは、2018年だけで約11万1,000人と報告されています。
激しい紛争地帯から逃れて家族がバラバラになり、小さな子どもがひとりで生き延びるために放浪している現実がそこにあります。

  • 難民の約50%が子ども
  • 1人で避難している子どもたちは、2018年だけで約11万1,000人

(出典:国連UNHCR協会公式サイト「紛争や迫害に、多くの子どもたちが巻き込まれています」)

 

食糧不足・飢餓に苦しむ子どもを救いたい!支援の方法は?

食糧不足・飢餓に苦しむ子どもを救うための活動は、世界中で国やNPO・NGOによって行われています。また、私たちも微力ながらその活動を手伝うことができます。

世界の飢餓を減らす方法は?

飢餓を減らす方法はいくつか考えられますが、主なものを紹介します。

最も貧しい人への支援

世界を見渡すと命の危険が伴う、最も貧しい暮らしを送る人が2017年時点で20億人いるとされてます。
その人々に対する支援を強化するとともに、単純に「与えるだけ」の支援ではなく、「自立を促進する」支援が必要になります。

貧しい人々の購買力を増進させる社会保障政策に力を入れることで、新しい需要、雇用が創出されるチャンスが生まれます。

社会保障政策を変えることは私たちの手では難しいかもしれませんが、少額から寄付を行うことで飢餓に苦しむ人々の食糧やワクチンの資金に充てることが可能になるのです。

一人ひとりの小さな支援が、多くの発展途上国の人々の命を助けるきっかけとなります。

妊娠から2歳誕生日までの1,000日間の栄養改善

女性がしっかりと食事で栄養を取ることができれば、子どもの健康的な成長にもつながります。
妊娠から2歳までは体も弱く、手厚いケアが必須です。母親が子どもに栄養のあるご飯を食べさせる大切さを知ることで、次の世代へとその知識が引き継がれていくのです。

このような小さな子どもたちへの食事支援などは多くのNPO・NGOが行っています。
それぞれの団体がホームページ上で公開している活動報告などを加味した上で、一番共感した団体に対して支援していくのが良いでしょう。

持続可能で多様な作物の推進

世界で消費されている作物は小麦、トウモロコシ、米、芋類という四大主食に限定されている一方で、世界に25万種類ある植物はほとんど食べられていません。

飢餓に苦しむ国の特徴として、食物を育てるための知識を有していないという点が挙げられます。そういった問題を防ぐためにも食物を育てるためにビニールハウスを作る等の技術や、より多様な種類の作物を育てられる知識と仕組み作りが必要になるのです。

近年は日本から海外に派遣するスタッフを募り、発展途上国に農業技術を教える輪も広がっています。

(出典:国連世界食糧計画(WFP)「『飢餓ゼロ』達成に向けた5つの方法」,2017)

私たちにできる支援のかたち

日本にいながら行える支援として寄付があります。

様々なNPO・NGOが寄付を受け入れているので、各団体が示す方法に従って手続きを行いましょう。
寄付は少額からでき、口座振替、クレジットカード、コンビニ支払いなど多岐に渡って可能です。毎月定額を引き落とす毎月支払いもできます。

まずは無理なくできる範囲で支援を行っていきましょう。

  • 最も貧しい人への支援
  • 妊娠から2歳誕生日までの1,000日間の栄養改善
  • 持続可能で多様な作物の推進

 

私たちにも救える命がある!食糧難民を減らそう

世界では、身体や脳の発育に必要な栄養が十分取れるような食生活を送ることができない幼い子どもたちが大勢います。
そのような子どもは、脳の発達や学習の遅れ、免疫力の低下や感染症の増加、そして死に至るケースも少なくありません。

わずかな寄付をすることで、私たちにも飢餓状態にある子どもたちを救う手助けができます。

まずは、飢餓状態にある子どもたちの現状を知り、私たちが今できる範囲で支援を行っていきましょう。

(出典:公益財団法人 日本ユニセフ協会「ユニセフ「世界子供白書2019」栄養不足、隠れ飢餓、過体重…現代の栄養問題に焦点」)

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活動を無料で支援できます!

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この記事を書いた人
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