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アフリカで飢餓に苦しむ子どもたち。食糧問題に対して私たちにできることとは?

この記事を要約すると

アフリカでは多くの人が飢餓に苦しんでいます。
特に子どもたちの飢餓は深刻で、若くして亡くなってしまう子も少なくありません。
日本にいる私たちには何ができるのか。
今回は、アフリカの食糧問題と支援の方法について紹介します。

子どもたちを苦しめる飢餓状態。
飢餓に耐える子どもたちの実状や支援方法は?

貧困がなくならないアフリカ


2001年における世界人口が61億3千万人に対して、アフリカ地域の人口は8億1千万人(世界人口の13.2%)という割合となっています。

(出典:総務省統計局 国勢調査)

アフリカの歴史をさかのぼると、19世紀後半、帝国主義を土台に世界中へ領土を拡大していたヨーロッパ諸国の列強により、アフリカ大陸の国々は植民地として支配されていました。その後、第二次世界大戦度に独立運動が活発化。1960年前後を境に一斉にアフリカ大陸の国々は独立を果たしたのです。

しかし、独立した後の国境の線引きを適当に決められたこともあり、現在も民族的・文化的・宗教的な違いが火種となって紛争が絶えない地域が多くあります。

(出典:INTERNATIONAL PRESS SYNDICATE 公式サイト)

 

8億人超え!?アフリカの飢餓人口

飢餓人口とは?飢餓の現状

「飢餓」の定義とは「慢性的な栄養不足になること」を指します。
例えば、長期間にわたり食べることができず栄養不足になり、生存と生活が困難になってしまう。

このような状態に陥る人口のことを「飢餓人口」とも定義されているのです。そして世界の飢餓人口は8億2100万人。およそ9人に1人が飢餓という問題と戦い続けています。

(出典:ハンガーフリーワールド「飢餓とは」)

もちろん食べるだけではなく、摂取する栄養素なども大切な要素と言えるでしょう。

農業が主産業であるアフリカの国々においては、気候変動によって、熱帯及び温帯地方の小麦、米およびトウモロコシなどの主要作物の生産が脅かされます。このような極端な気象変動に比例して栄養不良が拡大してしまう現実があるのです。

食糧が足りない…アフリカで飢餓に苦しむ人々

2012年の世界開発指数を見ると、アフリカ・サハラ以南の人々の貧困率は42.7%を記録。また中部アフリカの栄養不足率も41%という深刻な数値を記録しています。
(出典:日本国際飢餓対策機構 公式サイト)

大きな飢餓原因としては「紛争」が一つの理由です。
紛争によって多くの農家が農地から逃げることを選ばざるをえません。
そうして遺された農地の作物が世話をされないまま放置され、作物が育たなくなってしまう実状があります。

また、家畜家は大切な家畜すら盗まれたり、生活のために家畜を売ったりすることも。

そして、アフリカの子どもたちの栄養障害も深刻です。
貧困問題はとても根深く、アフリカに今も残り続けています。

飢餓の割合が高いアフリカの地域は?

アフリカ地域の中で特に飢餓が深刻な国は、南スーダンです。
南スーダンは持続的な人道支援がなければ、国の人口の約3分の2にあたる700万人以上が、今後数カ月で深刻な食料不足に陥ると警鐘が鳴らされています。

子どもたちの栄養不良も深刻であり、支援がなければ130万人以上の5歳未満児が栄養不良に陥ると発表されているのです。
(出典:ユニセフ 公式サイト)

そしてアフリカ最大の紛争地帯と言われているソマリアは、イスラム過激派組織がまだまだ各地を支配しています。2016年には4000人以上の死傷者が出ている国なのです。
テロや襲撃事件は日常茶飯事で、この国も干ばつや食料価格の高騰により飢餓人口が右肩上がりとなってしまっています。

 

アフリカの飢餓がなくならないのはなぜ?

アフリカでの飢餓が引き起こる理由は多岐に渡ります。
教育を受けることができず育った子どもたちは仕事に就くことも困難です。また内戦やテロの勃発、蔓延する汚職問題など様々な要因が絡み合っています。
そして私たちが善意で行う人道的な援助も、アフリカの貧困を助長させる原因になってしまう可能性も秘めています。

例えば、私たちが寄付したお金が食料に変わり、アフリカの人々に行き渡ったとしましょう。
寄付された食料がなくなれば、またアフリカの人々は貧困に陥ります。

単純に物質支援を続けるだけでは彼らの生活能力はこのまま変わることはありません。
大切なのは彼らに「魚を渡す」ことではなく「釣竿を渡す」こと、つまり私たちの支援の方法も考えなければならないのです。

そして、多くの問題が飢餓を引き起こす原因になり、飢餓人口を減らすことに至っていません。

 

アフリカの飢餓を減らすためにできること

食糧廃棄・ロスの削減

世界で生産される40億トンの食料の内、3分の1は廃棄されています。
途上国では食料貯蔵設備の未整備、農家が作物を市場に届けられないなどの問題に直面するのです。

このような流通インフラにお金を掛けることで、貧困が減少していくきっかけになるでしょう。

持続可能な農業の推進

突然の気候変動などで食料が供給できなくなることを防ぐために、農家が持続していくためには、育てる作物の品種を依存させないことが求められます。

農家の人たちがより多くの品種を育てられるように支援を行い、栄養の観点から多品目の食物を摂取する必要性を伝える活動なども行われているのです。

取り組み・活動の例

マラウイ赤十字社では国民の飢餓状態を改善するために「給食プログラム」を提供しています。学校と地元のボランティアが運営。朝から子どもたちのためにおかゆを作成し、提供するのです。

食事の提供が、子どもたちを学校に通わせる機会を作り、登校者数の増加にもつながるプラスのスパイラルが働きます。

(出典:日本赤十字社 公式サイト)

 

私たちも参加できる!飢餓を救うためのイベント

イベントではどんなことを行うの?

イベントでは主に、日本でアフリカを知るきっかけをもらえるセミナーから実際に現地に出向いて現状を視察するツアーなども組まれています。
支援の前に、まずは現状を知ることから始めるのが大切です。世界で起こっている実状を知ることで初めて何をすべきなのかが分かるでしょう。

イベント情報

毎年夏に「海外ワークキャンプ」というイベントが行われます。アフリカでのプログラム視察やワーク体験、異文化体験を通じて国際協力の実際を知るきっかけになるでしょう。

このようなワークショップの参加から、実際に海外駐在スタッフになり、より支援に関わっていく人も増えています。

少額寄付で救える命がある!飢餓を減らすための募金

毎月寄付

様々なNPO、NGO団体では支援活動を行なうための資金とするべく寄付を集っています。
クレジットカードか口座振替を選択でき、寄付金額も任意の金額を選択するだけです。
毎月決まった金額を寄付し続けることで、飢餓状態にある国の子どもたちを救う大切な支援活動を支えることができます。
寄付金額は少額から可能なため、毎週のコーヒー一杯買うお金を寄付に回してみるのも良いかもしれません。

今回寄付

また、寄付したいときだけ行える単発の寄付もあります。
クレジットカード、コンビニ支払い、Pay-easy、郵便局払込用紙から選択可能。
寄付金額も任意の金額を選択できます。

 

アフリカの飢餓を減らすためにも食べ物を粗末にしない

アフリカでは多くの人が貧困で苦しんでいるのに対して、日本では1年間に870万トンもの食料が廃棄され、その内食べられるのに捨てられるのが320万トンに登ります。
(出典:日本国際飢餓対策機構 公式サイト)

食料難のアフリカ諸国と、食料が廃棄される日本。今私たちができることは、少しでも食料を無駄にしないことです。
まずは小さなことからアフリカ支援を行っていきましょう。

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