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アフリカで飢餓に苦しむ子どもがさらされる危険とは?

この記事を要約すると

現在、飢餓は世界的にも大きな社会問題となっています。
そんな中でも、とりわけ世界各国と比較して飢餓率が高いの場所としてアフリカ諸国が挙げられます。
アフリカ諸国で飢餓に苦しむ子どもたちがさらされる危険はどんなものがあるのかを解説します。

アフリカの飢餓が深刻な理由は?
飢餓率や原因、解決策、支援内容について解説

アフリカの飢餓は悪化し続ける現状


飢餓人口は10年連続で減少の一途をたどっていたものの、ここ数年で一転して増加傾向にあります。

その大きな原因として、干ばつや洪水などの気象現象や極端な気候の変動が、飢餓増加の主要因の一つとなっています。
気候の変動に関しては、小麦、米及びトウモロコシなどの主食となる作物の生産を脅かしています。この気候変動に依存しない農業を浸透させることが、急務と言えるでしょう。

この極端な気象現象にさらされる国において、栄養不良人口の割合と数において高い相関を示しています。
2017年に、5歳未満の約1億5100万人の子どもが栄養不良による低身長であることが発表されました。
世界の地域別で見ると、全体の約55%がアフリカに住んでいるというかなり高い水準に達しているのです。

(出典:日本ユニセフ 公式サイト)

飢餓で苦しむアフリカの子どもにはどんな危険がある?


ここまではアフリカの飢餓が悪化し続ける現状と主な原因について解説しました。
次に、このような現状が続くことでどんな危険性があるのかを見てみましょう。

栄養不良

飢餓状態とは、「長期間にわたり十分に食べられずに、栄養不足となり、生存と社会的な生活が困難になっている」状態を指しています。

栄養不良は本来、多くの栄養素を必要とする5歳未満児、妊婦に多くなります。
栄養不良は、単に食料を食べるだけでは改善しません。大切なのは食事の中に含まれている栄養素なのです。

たとえ毎日の食事の量は十分でも、ビタミンA、鉄、ヨウ素といった栄養素が生命の維持に不可欠です。
これらの栄養素が不足してしまうと、病気に対する抵抗力が低下し、様々な病気に繋がり、心身の正常な機能を損なってしまいます

また、鉄の欠乏は貧血を引き起こし、妊産婦の健康や乳幼児の発育にも影響します。
そして、栄養不良の母体から生まれる子どもは栄養不良になりやすいという相関も見られています。大切なことは、栄養不良のスパイラルを断ち切ることです。

(出典:特定非営利活動法人 ハンガー・フリー・ワールド公式サイト)

病気

飢餓、そして栄養不良がきっかけになって起きるのが病気です。
飢餓から発生した病気の影響を受けるのは、開発途上国に住む貧しい人々に集中する傾向が多いとされています。

世界の5歳未満児の死因を見ると、全体の約1/3が簡単で安価な治療費で治すことが可能である肺炎や下痢、マラリアによって命を奪われます。
このような病気で亡くなってしまう理由としては、病気に掛かってしまった時の抵抗力すらも落ちてしまっていることが関わります。

その他にも、病気にはならなくても慢性的な栄養不足が原因で、子どもの発育を妨げたり、知的障害を引き起こしたりする可能性が高まります。

栄養不良から派生する病気によって、多くの命が失われている現状を知り、支援を行う
必要があります。

アフリカの子どもを飢餓から救うためには?


飢餓に苦しんでいる子どもたちの危機的な状況を少しでも支援するために、支援団体がどのようなことを行っているか見てみましょう。

自給自足を行えるシステムの構築支援

アフリカの多くの国では、天候不順や偏った気象状況によって農作物が不作に陥ってしまうことで飢餓を引き起こしている場合が多いです。

そのため、必要なことはトウモロコシ、小麦などの穀物栽培に依存せずに、より多くの野菜を育てる知識や技術取得が求められます。
近年では、カボチャ、オレンジ色のサツマイモ、グースベリー、ビーツなどの栽培法などを学ぶことで、栄養価の高い食事を自分たちで栽培できるようになります。

このような教育を現地の人々に伝え、それが連鎖していくことでプラスのスパイラルができるのです。しかし、このような活動を行うのにも現地に赴くスタッフの経費などが大きく掛かります。端に教育といっても、教育をするのには大きな時間と費用が掛かるのです。

(出典:特定非営利活動法人 ハンガー・フリー・ワールド公式サイト)

緊急食料支援

支援活動の中で、大きな費用割合を占めるのが緊急支援です。
大規模な干ばつや、内戦や紛争などで住む場所を追われた人々にはその日食べるものすらありません。

そんな人々に、一刻も早く栄養価の高い食べ物を支援することが必要です。
この支援は長期に渡って続くために、継続的な支援金が求められるのです。

この地道な支援が、子どもたちの栄養不良率を減らし死亡率を減少させます。

アフリカの子どもたちのために私たちができる寄付は?


ここまでは、アフリカの子どもたちを飢餓から救うための支援活動例をいくつか取り上げました。アフリカの子どもたちに私たちができる支援方法があります。

継続寄付

飢餓問題で苦しんでいる国は、少しの支援で解決できる問題ではなく、継続的な支援を要します
そのため、私たちの支援も継続的に支援する必要があるのです。

継続寄付は毎月決まった金額を継続的に支援する方法となり、アフリカの人びとの大きな力となります。

活動内容に共感する支援団体のホームページより、継続寄付を選択し、クレジットカード、銀行振込などから支払い方法を選択することで、毎月引き落としされます。

都度寄付

継続的な寄付まではいかずともなにか行動に移したいと思う方は、まずは1回だけ寄付することもできます。
支援金額は1,000円などの小さな金額から可能です。

支援金はアフリカではより多くのものに使える貴重な資金となるため、まずは1回からの支援で、アフリカの飢餓問題に手を差し伸べることも可能です。

私たちの寄付はどんなものに変わる?

私たちの支援金は、子どもたちの栄養ある食事、栄養不良の子どもたちに与える栄養治療食、病院で治療するための費用などに充てられます。
栄養・医療・教育など、その土地に優先的に必要な支援や物資、人件費など様々な用途に活用されます。

しかし、このような継続的に掛かる支援とは別に「飢餓を根絶するための取り組みに掛かる費用」が上乗せされます。このような理由から、より多くの支援金が必要なのです。

私たちの少しの寄付が、飢餓で苦しむ子どもたちを救う


今回はアフリカで飢餓に苦しむ子どもがさらされる危険について詳しく解説しました。
飢餓は、多くの栄養不良と病気などで、たくさんの尊い命が奪われます。
そんな悲惨な現状を少しでも救うために、継続的な支援活動が必要なのです。

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