「募金とボランティアは、どう違うのだろう?」
「おすすめの支援方法が知りたい……」
世の中には、募金やボランティアなど様々な支援方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、違いを理解して自分に合った支援から始めるのがおすすめです。
そこでこの記事では、募金やボランティアについて知っておきたい以下のことをまとめました。
- ・募金とボランティアの違い
- ・ボランティアと寄付募金のメリット・デメリット
- ・おすすめの寄付先5団体
募金やボランティアについてよく理解したい方は、ぜひ最後までご一読ください。
メリット・デメリットを今すぐ知りたい方は、以下をご覧ください。
募金とボランティアの違いとは?それぞれの意味を解説
ここでは募金とボランティアの違いに加え、募金と寄付の違いについても解説します。
- 募金とは?
- ボランティアとは?
- 寄付募金とボランティアのメリット・デメリット
早速みていきましょう。
募金とは?
「募金」とは、街頭でお金を集める活動のことです。皆さんも、学校前や駅前で募金活動している様子を見たことがあるのではないでしょうか。
一方で「寄付」とは、お金を渡すことを指します。そのため本来、募金と寄付は反対の意味を持つ言葉です。
ただ、一般的には「募金≒お金を渡すこと(寄付)」という意味合いで使われているのが実際のところ。
ここでも寄付募金と一括りにして解説していきます。
ボランティアとは?
ボランティアとは、金銭的な報酬を求めず自分にできることを自ら進んで行う活動のことです。
たとえば災害時のボランティアやチャリティマラソンのスタッフなど、テレビや街頭でボランティア活動を目撃したことがある人も多いのではないでしょうか。
また、自分の持つ時間やスキルを提供してイベントスタッフとして活動したり食品を配達したりする「時間の寄付」という概念もあります。
支援団体は、事務所での切手貼りや報告書の発送作業など地味な事務作業が多いのも現実です。
ボランティアが上記の仕事を担うことにより、団体の職員は専門的な仕事に専念できるというメリットもあります。
このように、ひと言で支援と言っても「寄付」や「募金」、「ボランティア」など様々な形があるのです。
ボランティアと寄付募金のメリット・デメリット
ボランティアと寄付募金には、それぞれメリット・デメリットがあります。1つずつ見ていきましょう。
ボランティアのメリット・デメリット
ボランティアのメリットは、直接支援に携われることです。
ボランティア活動を通じて直接お礼を言われると、改めて「やって良かった」とやりがいを感じる方も多いです。
また、ボランティアでは現地で幅広い年代や職業の人と交流できます。
コミュニティが広がることで、それまでにはなかった視点が持てたり新たな発見に気付けたりします。
一方で、そもそもボランティア活動に参加したくても時間が合わずに参加できない方もいるでしょう。
感染症拡大の懸念や恥ずかしさから、不特定多数と接触したくない人にとってもボランティアはハードルが高いものになってしまいます。
寄付募金のメリット・デメリット
寄付募金は、団体といきなり強く繋がらなくても募金箱にお金を入れれば支援ができます。
「まずは気軽にできる支援から始めたい」と考える方は、ボランティアより寄付募金のほうが支援しやすいかもしれません。
一方で、「寄付募金はボランティアより支援している実感が薄い」と感じる人もいるようです。
ただ、寄付者に現地の子どもからメッセージが届いたり、活動の様子をレポートで報告してくれたりする団体もあります。
また、「寄付募金は使徒が分かりにくい」という意見もありますが、多くの団体では年次報告書などで使徒を説明しています。
なお、おすすめの寄付先団体については以下で詳しく解説していますので、今すぐ気になる方はご覧ください。
>>gooddoマガジンがおすすめする寄付先団体を6つ紹介!
発展途上国を支援するための募金やボランティアはある?
発展途上国の支援を行っている団体はあります。
たとえばユニセフは、約190の国と地域で活動しており、その中にはもちろん発展途上国も含まれます。
発達に欠かせない「栄養」、生きていく上で必要な「水と衛生」の整備など、なかなか支援が届きにくい子ども達を最優先に活動している団体です。
ユニセフの活動は、私たちも都度寄付や定額寄付で支援できます。
ユニセフに関する解説は、以下をご参照ください。
また、発展途上国でボランティアを実施している団体もあります。
中にはオンライン説明会を開催している団体もありますので、条件の合う方は説明会から参加してみてはいかがでしょうか。
なお、発展途上国の支援を行う団体については以下の記事でも解説していますので、関心のある方はご一読ください。
寄付募金とボランティアのどちらがおすすめなのか解説!
大前提として、「寄付募金とボランティアでどちらがおすすめなのかは人による」というのが答えです。
ボランティアは、「活動を直接サポートしやすい」「団体や支援者などとの繋がりが生まれやすい」「支援している実感を持ちやすい」などのメリットがあります。
上記のような内容を重視する人には、ボランティアへの参加がおすすめです。
一方で「ボランティアに参加する時間がない」「いきなりボランティアとして団体の活動に関わるのは不安がある」といった方は、以下のようなメリットがあるため、寄付募金がおすすめです。
寄付募金で支援するメリットについて、詳しく見ていきましょう。
寄付募金で支援するメリットは4つ
寄付募金で支援するメリットは、以下の4つです。
【 寄付募金で支援するメリット4つ】
- 継続した支援ができる
- 幅広いサポートができる
- 時間や場所にとらわれないため支援しやすい
- 寄付金控除が受けられる
それぞれ詳しく解説します。
【メリット1】継続した支援ができる
1つ目は、継続した支援ができることです。
たとえば定額寄付での支援は、団体にとって安定的な収入源になります。寄付する側は少額からでも始められ、途中でストップすることも可能です。
クレジットカードや銀行口座を指定すれば、毎月どこかへ支払いに出掛ける必要もありません。
【メリット2】幅広いサポートができる
2つ目は、幅広いサポートができることです。寄付を受け取った団体は、その時点で最も必要な活動に寄付金を使うことが可能です。
世の中には難民を支援する団体や学童を支援する団体、海外の貧困問題に取り組む団体など様々な組織があります。
私たちは、自分がサポートしたい分野で活動する団体を、自宅から手軽に支援できるのです。
【メリット3】時間や場所にとらわれないため支援しやすい
ボランティア活動をする上では、時間やお金の面でどうしても制限がかかってしまいます。
その点、寄付募金は場所や時間にとらわれず幅広くサポートできるため、体を動かすボランティアとはまた違った魅力があります。
「遠出ができない」「忙しい」「人と接するのが苦手」という人にも、寄付募金はおすすめです。
【メリット4】寄付金控除が受けられる
お金での寄付は、寄付する側にもメリットがあります。
寄付金控除の対象となっている団体に寄付することで、確定申告の際に所得税や住民税の所得控除が受けられるのです。
なお、寄附金控除については以下の記事で詳しく解説しています。
ここで、これまでの内容を一度まとめます。
【 寄付募金で支援するメリット4つ】
- 継続した支援ができる
- 幅広いサポートができる
- 時間や場所にとらわれないため支援しやすい
- 寄付金控除が受けられる
「寄付募金が良いのは分かったけど、どこに寄付すべきか分からない」という方もいるでしょう。
続いて、おすすめの寄付先について紹介します。
gooddoマガジンおすすめの寄付先を5つ紹介!
今回gooddoマガジンがおすすめする寄付先は、以下の6つです。寄付アドバイザーの河合さんのコメントとともに、各団体の活動や特徴をお伝えしますのでぜひご参考にしてみてください。
【おすすめの寄付先団体5つ】
【寄付先1】公益財団法人 日本ユニセフ協会:知名度の高さが信頼に
ユニセフはこんな人にオススメ!
- ・子どもが笑顔でいられる社会になってほしい
- ・世界の色々な国で多くの問題があるので、どこを支援したらいいかわからない
- ・活動歴が長い団体には安心を感じる
ユニセフは190の国と地域で子どもたちの命と健やかな成長を支えるため、保健、栄養、水と衛生、教育、児童労働などからの子どもの保護、緊急支援・人道支援の分野で活動しています。
また日本ユニセフ協会は、ユニセフ活動資料の仕分け作業やユニセフハウスでの展示ガイドなど、多くのボランティアによって支えられている団体です。
活動を通して「すべての子どもの権利が実現される世界」を目指しています。
- 国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。2019年のワクチンの供給数は24億回
- マンスリーサポートでできることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実
- 著名人、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在が活動を支えている
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら
>>【実際どう?】ユニセフの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
>>ユニセフに関する記事一覧はこちら
【寄付先2】認定NPO法人 カタリバ:ナナメの関係で支援者と伴走
カタリバはこんな人にオススメ!
- ・教育の可能性や重要性を信じている
- ・実績や社会的な信頼は大事だと思う
- ・家庭や学校で困難を抱える子どもでも、成長の機会を得られる社会になってほしい
カタリバは、自身ではどうすることもできない家庭環境などの課題を抱える子どもたちを対象に、居場所・学習・食事を地域と連携しながら届ける活動などを行っています。
中学生への学習支援や食事の提供などを通じ、ボランティア・スタッフが活躍中です。
日本中の子ども達が、生まれ育った環境や家庭などの格差によって、可能性を閉ざされてしまうことが決してないように支援を続けています。
活動を通じて「すべての10代が意欲と創造性を育める未来」の実現を目指しています。
寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!
- 「ナナメの関係という共成長モデル」「10代に伴走」「個人の成長を支える強い組織文化」が強み
- 安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供や学習支援、探求学習の実践支援などの活動を、全国で展開
- 活動に関わった10代の声の紹介、カタリバの仲間紹介、支援者/企業紹介など、いろんな人や支援者の関わりの特徴が伝わってくる
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら
>>【実際どう?】カタリバの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
>>カタリバに関する記事一覧はこちら
【寄付先3】NPO法人 Learning for All:包括的な支援に特徴あり
Learning for All はこんな人にオススメ!
- 質の高い学習支援をこどもたちに届けたい!
- 全国のたくさんの子どもの役に立ちたい!
- 専門家やメディアの評価が高い活動を支援したい!
Learning for All は、さまざまな理由で生きづらさを抱える子どもたちに学習支援、居場所提供、食事提供などを行いながら、保護者たちのサポートも行っています。さらに、支援のノウハウを展開したり、ノウハウを共有するしくみを構築しています。
今まで、延べ6000人以上の子どもを支援、延べ2000人以上のボランティアが参加した実績を持ちます。自治体との連携は10か所です。
活動を通して「子どもの貧困の本質的解決」を目指しています。
寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ
- 困難を抱えた子どもたちへの包括的支援、人材育成、普及啓発・アドボカシーの活動に特徴
- 「月1,000円で一人の子どもに1時間分の勉強」など、寄付金でできることが分かりやすい
- 企業、自治体などのパートナー、学生ボランティア卒業生のアラムナイ(同窓会)といったコミュニティの存在
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>>【実際どう?】Learning for All の気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
>>Learning for All に関する記事一覧はこちら
【寄付先4】認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ:全国約5,000箇所の「こども食堂」と協働
むすびえはこんな人にオススメ!
- ・子どもにとって食べることは大事だと思う人
- ・子どもの頃から多様な価値観に触れる方が良いと思う人
- ・子どもが食を楽しめる社会になって欲しいと思う人
むすびえは、各地域のこども食堂ネットワークの支援、社会に貢献したいと考えている企業・団体と協働でこども食堂の支援、こども食堂に関する調査・研究を行っています。
多くのこども食堂を支えているのは、ボランティアの方々です。
「こども食堂」を、地域・社会の担い手としてより「あたりまえ」のものにしていきたいという想いで活動している団体です。
こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくることをめざしています。
寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!
- こども食堂の実態・効果・課題の調査や、協力関係にある全国の地域ネットワーク、企業や団体との連携協働を通して全国のこども食堂を応援している。
- 食材や物品を提供する企業や支援者の情報が一旦むすびえに集まることで、全国のこども食堂に対して公平に情報が届けられる
- 「こども食堂全国箇所数調査」や『こども食堂白書』の出版など団体自らが行う調査研究が充実している。全国のこども食堂の状況を知りたいと思ったらまず、むすびえの調査に目を通すのがおすすめ
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>>【実際どう?】むすびえの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
>>むすびえに関する記事一覧はこちら
【寄付先5】認定NPO法人 難民を助ける会(AAR):世界14カ国で難民を支援
AAR Japan[難民を助ける会]はこんな人にオススメ!
- ・日本発の難民支援活動を行っている団体を応援したい
- ・40年の長い歴史がある信頼できる団体に寄付したい
- ・国連に公認・登録されているなど国際的に評価された団体に安心を感じる
AAR Japan[難民を助ける会]は世界14カ国で紛争・自然災害・貧困などにより困難な状況に置かれている人々を支援しています。現在は日本の他にアジア、中東、アフリカの12の国に事務所を持ち、難民支援や地雷不発弾対策などの活動を行っています。
1979年に「困ったときはお互いさま」というのをモットーに、日本の善意・ボランティア精神の伝統に基づき設立されました。
活動を通し、一人ひとり多様な人間が、各々の個性と人間としての尊厳を保ちつつ共生できる、持続可能な社会を目指しています。
寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!
- 1979年に日本で発足以来、活動地域や分野を広げながら65を超える国・地域で支援を展開してきた実績あり
- 1998年には、国連経済社会理事会(ECOSOC)の特殊協議資格を取得し、国連に「公認・登録」されている
- 「人道」「公平」「独立」「中立」の人道4原則に則り、AAR Japan[難民を助ける会]が大切にする「行動規範や社会的責任・人権方針」を掲げる
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>>【実際どう?】AAR Japan[難民を助ける会]の気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
>>AAR Japan[難民を助ける会]に関する記事一覧はこちら
このように考えている方は、この機会に遺贈寄付を考えてみませんか?
生前に手続きを済ませるだけで、自分の遺産を支援団体に寄付(遺贈寄付)できます。
遺贈寄付先の選び方をチェックする
ボランティアだけでなく、寄付募金での支援も検討してみませんか?
ここまで、寄付募金とボランティアについて解説しました。ここで、紹介した内容をまとめます。
- ・募金と寄付は、どちらも「お金を渡すこと」という意味合いで使われることが多い
- ・ボランティアとは、金銭的な報酬を求めず自分にできることを自ら進んで行う活動のこと
- ・寄付募金とボランティアでどちらがおすすめなのかは人による
寄付募金とボランティアには、それぞれメリット・デメリットがあります。両者の違いを理解して、まずは手軽に始められる支援から選択するのがおすすめです。
もし「寄付募金での支援を検討している」という方は、この機会に今回挙げた団体をチェックしてみてはいかがでしょうか。
▼(おすすめの寄付先団体)
団体名 | 寄付アドバイザーが見た注目ポイント |
---|---|
日本ユニセフ協会 | ・国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。2019年のワクチンの供給数は24億回 ・マンスリーサポート(月2,000円など、寄付額は任意)でできることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実 ・著名人(親善大使を担う人もいる)、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在が活動を支えている |
カタリバ | ・「ナナメの関係という共成長モデル」「10代に伴走」「個人の成長を支える強い組織文化」が強み ・安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供や学習支援、探求学習の実践支援などの活動を、全国で展開 ・活動に関わった10代の声の紹介、カタリバの仲間紹介、支援者/企業紹介など、いろんな人や支援者の関わりの特徴が伝わってくる |
Learning for All | ・困難を抱えた子どもたちへの包括的支援、人材育成、普及啓発・アドボカシーの活動に特徴 ・寄付金でできることのわかりやすさ「月1,000円で一人の子どもに1時間分の勉強」「月3,000円で1日分」「月10,000円で高校進学」など ・企業、自治体など子どもの貧困を本質的に解決するためのパートナー、学生ボランティアを経験したOB・OGのアラムナイ(同窓会)といったコミュニティの存在 |
むすびえ | ・全国約5,000箇所のこども食堂を、協力関係にある全国の地域ネットワーク、企業や団体との連携協働を通して応援 ・公平・中立な支援を行っている ・「こども食堂全国箇所数調査」など調査研究が充実している |
難民を助ける会 | ・1979年にインドシナ難民支援を目的に日本で発足以来、活動地域や分野を広げながら65を超える国・地域で支援を展開してきた実績あり ・1997年には、AARが主要メンバーである地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)がノーベル平和賞を共同受賞。1999年に読売新聞国際協力賞、2008年に沖縄平和賞を受賞。1998年には、国連経済社会理事会(ECOSOC)の特殊協議資格を取得し、国連に「公認・登録」されている ・「人道」「公平」「独立」「中立」の人道4原則に則り、「人道支援の行動規範」のほか、人道支援関連の諸基準を遵守しつつ活動するといったAARが大切にする「行動規範や社会的責任・人権方針」を掲げる |
記事の内容は以上です。もし、今あなたが
「どの団体に寄付するか決めかねている・・・」
「寄付先の選び方を知りたい・・・」
とお思いなら、寄付アドバイザーが「あなたに合う寄付先の選び方」を解説する人気記事をおすすめします。
気になる方はぜひ以下のリンクからどうぞ!
>>寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が徹底解説!
寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん
NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー
大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体を繋ぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。