貧困をなくそう

SDGs目標1「貧困をなくそう」の取り組み内容とは?

世界では多くの人々が貧困で苦しんでいます。

貧困問題はアフリカや中東など紛争や内戦が続いている地域だけではありません。日本の子どもに対しても深刻で、7人に1人が貧困状態にあり、十分な教育を受けることができていないと言われています。

貧困問題は、発展途上国だけではなく先進国の問題でもあるのです。

SDGs目標1で掲げている「貧困をなくそう」について解説します。

持続可能な開発目標・SDGsの目標1「貧困をなくそう」のターゲットや現状は?

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SDGsとは


SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、17の目標と169のターゲットから構成される2030年までに達成を目指している国際目標です。

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されており、2001年に採択されたたMDGs(ミレニアム開発目標)を引き継いでいます。

MDGsでは8つの目標と21のターゲットに対して取り組みを行っていましたが、SDGsでは目標の数が増えて17、ターゲットの数が169となっています。

また、SDGsでは、地球上の誰一人取り残さないことを誓い、発展途上国と先進国が持続可能な生活を目指して積極的に取り組まれています。

  • SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、17の目標と169のターゲットから構成される2030年までに達成を目指している国際目標
  • SDGsは、2001年に採択されたたMDGs(ミレニアム開発目標)を引き継いでいる
  • SDGsでは、地球上の誰一人取り残さないことを誓う
  • (出典:外務省公式サイト 「ミレニアム開発目標(MDGs)」,2019)
    (出典:国際協力機構公式サイト 「ミレニアム開発目標(MDGs)の達成」)
    (出典:外務省公式サイト「SDGsとは?」)

    SDGs目標1「貧困をなくそう」の概要やターゲットについて


    ここからは、SDGsの目標1である「貧困をなくそう」について解説します。

    世界の貧困者の数は、1990年の19億人に比べると2015年には8億3600万人にまで減少しています。

    しかし、まだ多くの人が貧困の中で暮らしており、十分な食糧や飲み水、衛生環境の整った場所で生活できていないのです。

    SDGs目標1「貧困をなくそう」の具体的な目標とは

    SDGs目標1「貧困をなくそう」は、あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つことを目標としています。

    あらゆる場所で貧困をなくすためには、国のサービスやインフラを整える必要があります。

    食糧不足を解決させるだけでなく、教育や医療も充実した環境を作ることが重要となってきます。

    貧困状態を解決するためには、支援だけでなく国の設備も整える必要があるのです。

    SDGs目標1「貧困をなくそう」のターゲットについて

    SDGs目標1には、7つのターゲットがあります。

    7つのターゲットについては、下記の通りです。

    1.12030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。
    1.22030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。
    1.3各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度および対策を実施し、2030年までに貧困層および脆弱層に対し十分な保護を達成する。
    1.42030年までに、貧困層および脆弱層をはじめ、すべての男性および女性の経済的資源に対する同等の権利、ならびに基本的サービス、オーナーシップ、および土地その他の財産、相続財産、天然資源、適切な新規術、およびマイクロファイナンスを含む金融サービスへの管理を確保する。
    1.52030年までに、貧困層や脆弱な立場にある人々のレジリエンスを構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的打撃や災害に対するリスク度合いや脆弱性を軽減する。
    1.aあらゆる次元での貧困撲滅のための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、様々な供給源からの多大な資源の動員を確保する。
    1.b各国、地域、および国際レベルで、貧困層やジェンダーに配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠組みを設置し、貧困撲滅のための行動への投資拡大を支援する。

    SDGs目標1「貧困をなくそう」のターゲットの1.1の中には、2030年までに極度の貧困の人々を終わらせるとあります。

    貧困の人の割合についても、2030年までに半減させることが目標です。

    貧困をなくすための方法については、ターゲットを見ることで貧困に対してどのようにアプローチしたら良いかが分かります。

  • 世界の貧困者の数は、1990年の19億人に比べると2015年には8億3600万人にまで減少
  • SDGs目標1「貧困をなくそう」は、あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つことを目標としている
  • SDGs目標1には、7つのターゲットがある
  • (出典:国連開発計画公式サイト 「目標1: 貧困をなくそう」)

    SDGs目標1「貧困をなくそう」に関わる世界の貧困事情とは

    世界における貧困の現状はどうなっているのか、国際貧困ラインを基準として解説します。

    世界の貧困問題

    2011年の購買力平価に基づき、1日当たり1.90ドルを世界の貧困率を測る国際貧困ラインとされています。

    貧困ライン以下で暮らす人の割合は、2002年から2012年の10年で半減し、世界人口の 26%から 13%になりました。

    過去10年間の経済成長率が保たれるのであれば、貧困ライン以下で暮らす人の割合は、2030年までには、世界人口の4%へと減少すると見込まれています。

    貧困人口の分布は地域差が大きく、サハラ以南アフリカでは、2013年時点で3.9億人が貧困ライン以下の生活をしており、人口の41%を占めています。1990年から1.1億人増加しているのです。

    世界中で、貧困ライン以下で暮らす人々が最も多い地域は、サハラ以南アフリカの人々で50%を占め、次に南アジアの人々が33%となっています。

    貧困をなくすための取り組み

    貧困をなくすための施策として、「社会的保護の整備」「基礎的サービスへの平等なアクセス権」「強靱性を構築し、暴露・脆弱性を軽減」の3つがあります。
    それぞれの取り組みについて解説します。

    社会的保護の整備

    貧困削減には、貧困層や社会的弱者を対象とした社会保護の実施は有効な手段です。

    世界で包括的な社会保護プログラムを受けているのは、世界人口の29%です。71%の人々が、社会的保護を全く受けていないか、部分的にしか受けていないのです。

    ILOは、2012年に「社会的保護の土台(Social Protection Floor)に関する勧告(No.202)」を打ち出し、子 供、高齢者、社会的弱者、障害者、失業者、妊婦、 労働災害被害者など、十分な保護を必要とするすべての人々に最低限の所得と保健サービスへを受けられるように呼びかけています。

    102ヶ国がILOの呼び掛けに応じているものの、実態が伴っていないのが現状です。この102ヶ国には日本も含まれています。

    基礎的サービスへの平等なアクセス権

    世界では、正規の銀行口座を保有していない人が17億人います。このような現状を打破するためにも、すべての人々が基礎的なサービスにアクセスできるようにすることが求められています。

    基礎的サービスとは、教育、保健、飲料水やエネルギーなどのインフラへのアクセス、土地所有権などの財産権の保障、天然資源、新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスへの平等なアクセス権を指します。

    強靱性を構築し、暴露・脆弱性を軽減

    貧困に陥っている社会的弱者は、気候変動による気象現象や経済、社会、環境的な問題が起きたときに、より深刻で多大な影響を被る可能性があります。災害の暴露や脆弱性を軽減し、貧困者の強靭性を構築することが必要です。

    各国の所得格差をなくす活動

    貧困をなくすために世界や日本で行われている取り組みは、様々な活動があります。

    多くの国が取り入れているのが、所得格差をなくす働きです。

    アメリカやイギリス、ドイツなどは公的扶助を行い所得保証や支給額の増額を行っています。

    日本でも政府や自治体、NPOが活動をしています。

    例えば、政府が行っている児童扶養手当や母子父子寡婦福祉資金の貸付なども貧困問題に対しての取り組みです。

    子どもの健やかな成長を見守るためにも必要な経済支援となります。

    他にも、自治体で子どもを見守りする居場所を作っていたり、NPOではキャリアアップ支援を行いシングルマザーやシングルファーザーの収入アップにつながります。

    貧困に対して取り組む企業も増えています。

    企業以外の取り組みとしては、NGOやNPOに寄付を行うことで、子どもたちが教育や医療支援を受けられるようになります。

    NGOやNPOへの寄付は、世界の子どもに対しても日本国内にいる貧しい理由で教育を受けることができない子どもたちに対しても可能です。

    少しの寄付で子どもたちを救うことができるのです。

  • 貧困ライン以下で暮らす人の割合は、2002年から2012年の10年で半減
  • 貧困をなくすための施策として、「社会的保護の整備」「基礎的サービスへの平等なアクセス権」「強靱性を構築し、暴露・脆弱性を軽減」の3つがある
  • 多くの国が取り入れているのが、所得格差をなくす働き
  • (出典:国連開発計画公式サイト 「目標1: 貧困をなくそう」)
    (出典:内閣府公式サイト 「『諸外国における子供の貧困対策に関する調査研究』報告書」,2015)

    貧困をなくす取り組みはSDGs目標達成には不可欠

    貧困問題は、発展途上国だけでなく先進国にもあります。

    発展途上国の極度の貧困状態の人を救うことも重要ですが、日本国内の貧困である7人に1人の子どもたちに手を差し伸べることも大切です。

    MDGsでは、目標1に「極度の貧困と飢餓の撲滅」と掲げて取り組んできましたが、SDGsでは、それ以上に行動しなくてはいけません。

    世界の貧困が少しでも減るように私たちも考えて行動することが求められています。NPO・NGOの活動を支える寄付をするなど、身近でできることを始めてみてはいかがでしょうか。

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