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母子家庭(シングルマザー)の支援団体に寄付したい!寄付先を5つ紹介!

  • 2021年6月28日
  • 2024年2月16日
  • 寄付

各々の事情でシングルマザーとなった母子家庭では、1人で子育てと仕事を両立しなければなりません。
このような厳しい環境で生活する母子家庭の貧困率は、5割を超えていると言われています。

このように貧困に苦しむ母子家庭を寄付で支援したいと思うものの、
・寄付の方法は?
・どんなものを寄付できるの?
・寄付先にはどんな団体があるの?
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、さまざまなNPOに詳しい寄付アドバイザーの河合氏の監修のもと「母子家庭を支援する活動に寄付したい人」のために寄付先の選び方をガイドしていきます。

具体的には

  1. 母子家庭(シングルマザー)を支援している(寄付できる)団体
  2. 寄付先団体の選び方
  3. 母子家庭に寄付できるもの
  4. 母子家庭を支援する団体へ寄付するときによくある疑問

の順番にお伝えします。

母子家庭への寄付を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

母子家庭は、お金やモノの寄付、ボランティア活動で支援が可能です。
特に、支援団体が柔軟に使い道を決められるお金の寄付がおすすめです。

>>今すぐ母子家庭に寄付できる団体を知りたい方はこちらをクリック

*出典:労働政策研究・研修機構「母子家庭の貧困率は5割超え、13%が「ディープ・プア」世帯」,2018)

目次

母子家庭に寄付するには?シングルマザーの支援団体を5つ紹介!

寄付アドバイザーの河合さんのおすすめコメントとともに、母子家庭を支援している5つの団体を紹介します。

寄付アドバイザー :河合将生(まさお)さん
NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー
寄り添って伴走する第三者として、各団体(NPOなど)の支援に取り組んでいます。

1.認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ:全国約5,000箇所の「こども食堂」と協働

全国こども食堂支援センター・むすびえ

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むすびえはこんな人にオススメ!

  • ・子どもにとって食べることは大事だと思う人
  • ・子どもの頃から多様な価値観に触れる方が良いと思う人
  • ・子どもが食を楽しめる社会になって欲しいと思う人

むすびえは、各地域のこども食堂ネットワークの支援、社会に貢献したいと考えている企業・団体と協働でこども食堂の支援、こども食堂に関する調査・研究を行っています。

母子家庭の支援においては、ひとり親家庭をはじめとした生活困窮家庭に食料を配布する子ども食堂への助成を行っています。

こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくることをめざしています。

寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!

  1. こども食堂の実態・効果・課題の調査や、協力関係にある全国の地域ネットワーク、企業や団体との連携協働を通して全国のこども食堂を応援している。
  2. 食材や物品を提供する企業や支援者の情報が一旦むすびえに集まることで、全国のこども食堂に対して公平に情報が届けられる
  3. 「こども食堂全国箇所数調査」や『こども食堂白書』の出版など団体自らが行う調査研究が充実している。全国のこども食堂の状況を知りたいと思ったらまず、むすびえの調査に目を通すのがおすすめ
寄付金控除の対象団体です

 

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ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら:【実際どう?】むすびえの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説

2.認定NPO法人 フローレンス:強固な組織による課題解決集団

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フローレンスはこんな人にオススメ!

  • ・これからの日本には古い価値観や仕組みにとらわれないイノベーションが求められていると思う
  • ・日本から子どもの虐待死がなくなって欲しい
  • ・障害のある子どもやその親が幸せに暮らせる社会になって欲しい

フローレンスは、親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決するため、病児保育、小規模保育園、障害児保育・支援、特別養子縁組、子ども宅食、ひとり親支援などの事業に取り組んでいます。

母子家庭の支援においては、寄付を活用し、ひとり親家庭へ病児保育を安価で提供しています。

活動を通して、「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現を目指しています。

寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!

  1. 新たな価値を創造するイノベーター集団、社会問題解決集団と掲げるように社会問題への「小さな解」を、事業として次々と生み出す
  2. 政治や行政と共に「小さな解」を政策にし、全国に拡散する
  3. 内閣府「子ども・子育て会議」委員を務める代表理事 駒崎弘樹さんの発信力
寄付金控除の対象団体です

 

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3.認定NPO法人 カタリバ:ナナメの関係で支援者と伴走

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カタリバはこんな人にオススメ!

  • ・教育の可能性や重要性を信じている
  • ・実績や社会的な信頼は大事だと思う
  • ・家庭や学校で困難を抱える子どもでも、成長の機会を得られる社会になってほしい

カタリバは、自身ではどうすることもできない家庭環境などの課題を抱える子どもたちを対象に、居場所・学習・食事を地域と連携しながら届ける活動などを行っています。

母子家庭支援においては、ひとり親や経済的な事情を抱える保護者向けに無料のLINE相談窓口を開設しています。

活動を通じて「すべての10代が意欲と創造性を育める未来」の実現を目指しています。

寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!

  1. 「ナナメの関係という共成長モデル」「10代に伴走」「個人の成長を支える強い組織文化」が強み
  2. 安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供学習支援、探求学習の実践支援などの活動を、全国で展開
  3. 活動に関わった10代の声の紹介、カタリバの仲間紹介、支援者/企業紹介など、いろんな人や支援者の関わりの特徴が伝わってくる
寄付金控除の対象団体です

 

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カタリバに寄付した方の体験談はこちら:「カタリバに寄付をした理由は“寄付使途の透明性”」寄付の体験談と感想を徹底インタビュー

4.認定NPO法人ノーベル:名前の由来は国際的な賞

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. ノーベルの名前の由来(ノーベル賞のように、何年・何十年もかかって認められたり、成果が出てくるものばかり、各団体や個人が夢やビジョンを追い続けて、築く信念。そんな団体でありたい)に特徴
  2. ニーズに対して必要な事業展開と着実な成果、これからの10年は次の段階に向けて新たなチャレンジ
  3. 特徴ある【ドノ親子ニモ応援団プロジェクト】とノーベルの活動全体を支援する2つの寄付方法

子どもの急な発熱で困っている親子に安心・安全の病児保育を提供しています。 活動を通じて「子どもを産んでも当たり前に働ける社会」を目指しています。

5.認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ:全国にシングルマザー支援のネットワークを構築

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 当事者の経験をもち、かつ専門的な支援の資格とトレーニングを受けた支援者が、シングルマザーによりそいながら必要な支援を行っている
  2. 相談者のニーズに合わせ、シングルマザーの就労支援、相談事業、ひとり親に必要な講座(教育費セミナーやライフプランセミナーなど)、新入学お祝い金事業、親子の楽しいイベントなど、シングルマザーと子どもたちが元気になる、たくさんの活動を行っている
  3. ママが元気になれば子どもたちもしあわせに!そして子どもたちが元気になればママももっとしあわせに!のキャッチフレーズが活動を象徴する

会員にはシングルマザーのみならず、シングルファザーもおり、関東を中心にひとり親のサポートのみならず、ひとり親をサポートする人材育成を行っています。全国に姉妹団体があり、シングルマザーサポート団体全国協議会を運営し横のつながりによる連携を強めています。

「自分の死後、残った遺産を社会のために活かしてほしい」
このように考えている方は、この機会に遺贈寄付を考えてみませんか?
生前に手続きを済ませるだけで、自分の遺産を支援団体に寄付(遺贈寄付)できます。
遺贈寄付先の選び方をチェックする

寄付先のNPO団体の選び方

寄付先としておすすめの支援団体を紹介する前に、どんな視点で選んだら良いかNPOの専門家である河合さんに解説していただきます。

はじめまして。寄付アドバイザーの河合です。
ここから、みなさんの寄付先選びをサポートしていきますね。

はじめにお伝えしたい重要なことは「寄付に失敗はない」ということです。
寄付とは誰かにあなたの想いを託すこと。
それに良いも悪いも、成功も失敗もないのです。

また「何にあなたの想いを託すか」という点が寄付の奥深い魅力的な部分です。
信頼性や活動内容、実績や成果、挑戦、コミュニケーションなど様々な価値観があります。
また、あなたの原体験を軸に考えるのも素晴らしい選び方だと思います。

その上で、これから寄付を始める人のために、3つの選び方を解説します。

おすすめする団体の選び方3つ

  1. 信頼できるところに寄付する
  2. 自分が問題だと思うことに取り組む団体に寄付する
  3. 寄付の使い道がわかりやすいところに寄付する

もちろん、選び方に該当しない団体を否定する訳ではありません。あくまで選び方の一例としてご覧いただければ幸いです。

母子家庭(シングルマザー)は貧困に陥りやすい。その原因は?


母子家庭は非正規就業の割合が高いです。そのため、景気や社会の変化の影響を受けやすく、貧困に陥りやすい状況にあります。

シングルマザーは非正規就業の割合が高い

ひとり親家庭は世帯全体の収入がふたり親世帯に比べ、低くなる傾向にあります。

その中でも母子家庭は、父子家庭に比べ非正規の就業形態で働く人が多いです。非正規就業だと、景気などの影響で貧困に陥る可能性が高くなります。

就業状況 母子家庭 父子家庭
正規の職員・従業員 44.2%(約54.4万世帯) 68.2%(約12.8万世帯)
自営業 3.4%(約4.2万世帯) 18.2%(約3.4万世帯)
パート・アルバイトなど 43.8%(約54万世帯) 6.4%(約1.2万世帯)

上記はひとり親家庭の就業状況を表したものです。*

現代は女性が正規職員や従業員として就き難いという問題が存在しています。
正規職員・従業員とパート・アルバイトには、収入や社会保障の面で格差があります。

平均年間収入で比較すると、母子家庭は243万円、父子家庭の420万円*の半分くらいです。
母子家庭は多くの家庭で250万円以下で生活していかなければいけない状況にあります。

出典:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親家庭等調査結果の概要について」,2016

シングルマザーは景気や社会の変化の影響を受けやすい

シングルマザーは派遣社員や、シフトで働くパート・アルバイトとして働く人が多いです。
このように非正規で働く人は、景気が悪くなるとシフトを大幅に削られたり、派遣社員だった人が派遣切りにあうことがあります。

コロナ禍においては、子どもが休校・休園になり在宅しなければなくなった母子家庭は親が仕事に行けず身動きが取れなくなってしまい収入が減り、食料さえ十分に買えない世帯もあります。

ひとり親家庭が抱える問題について詳しくはこちらもご覧ください
>>ひとり親家庭が抱える問題とは?どんな手当や支援があるのか見てみよう

母子家庭(シングルマザー)に寄付する方法


母子家庭に寄付する方法は3つあります。

  • お金の寄付
  • 食料の寄付
  • モノの寄付

詳しく説明します。

お金の寄付

お金の寄付により母子家庭の支援ができます。

お金の寄付のメリットは

  • 母子家庭が受けられる恩恵が大きい
  • 今すぐ手軽に始められる
  • 寄付控除が受けられる場合がある

といった点です。

寄付先の団体が一番効果的な支援方法を選択して寄付の使途を決めるので、困難な状況に置かれている母子家庭をより効果的に支援できます。

お金の寄付には大きく分けて継続寄付と都度寄付の2種類があります。

多くの団体ではどちらも1,000円前後から寄付を受け付けています。
支払いはクレジットカードや銀行振り込み/引き落としが利用できる場合がほとんどです。
>>寄付金控除の仕組みとは?確定申告の方法も紹介

継続寄付

継続寄付とは、毎月決まった額を継続的に寄付する方法です。

母子家庭を持続的に支援できます。

寄付する側にとっては、一度手続きすれば自動的に毎月寄付ができる手軽さがあります。
もちろん、条件を満たせば寄附金控除を適用できる可能性もあります。もちろん、条件を満たせば寄付金控除を適用できる可能性もあります。

定額寄付は、団体のホームページから手軽に手続きできます。母子家庭への支援活動を行っている団体に寄付するなら、以下で紹介している団体をチェックしてみましょう。

>>母子家庭に寄付するには?シングルマザーの支援団体を5つ紹介!

都度寄付

自分の好きなタイミングで寄付できるのが都度寄付です。

毎月の寄付はまだハードルが高い、経済的に余裕のある時だけ寄付をしたいという方におすすめの方法です。

継続寄付と同じく、団体のホームページから手軽に申し込めます。

食料の寄付

貧困状態に陥った母子家庭では、満足に食事を取れない場合も。食事に困っている母子家庭を支援するため、食品の寄付を受け付けている団体があります。

食品を寄付するには、主に2つの方法があります。

  1. 食料を必要としている団体や個人に分配してくれる「フードバンク」を通じて寄付する
  2. こども食堂など、母子家庭支援をしている団体に直接寄付をする

それぞれの方法について、詳細を見ていきましょう。

1,食料を必要としている団体や個人に分配してくれるフードバンクを通じて寄付する

食品メーカーや農家・個人などから、まだ食べられる食品を引き取っている「フードバンク」などの団体があります。フードバンクは、児童養護施設などの福祉施設や貧困家庭に、引き取った食品を届ける活動をしています。

フードバンクは、破棄される食品の寄付を受け付け、困窮している母子家庭や福祉施設などに以下のかたちで食品を提供しています。

  • ・炊き出し
  • ・宅配便、配達
  • ・仮設スーパーマーケット(ハーベストパントリー)

寄付できる食品の条件や、寄付方法は様々なので、各団体のホームページを確認してみてください。

2,こども食堂などの母子家庭支援をしている団体に直接寄付をする

食品の寄付を直接受け付けている団体があります。代表的な支援団体が「こども食堂」です。

母子家庭では、子どもたちが家で1人で食事することが多くなっています。また、母親が仕事などで忙しく、母子ともに偏った食事になりがちです。

こども食堂には、以下のようなメリットがあります。

  • ・手作りの温かい食事が格安で食べられる
  • ・アットホームな雰囲気で誰かと食事ができる
  • ・子ども同士、親同士のコミュニケーションが取れる

こども食堂は全国に展開しており、受け付けている食材も様々です。こども食堂ネットワークのホームページを参考に、各団体へ問い合わせてみることをおすすめします。

>>こども食堂ネットワーク

フードバンクからもこども食堂などの支援団体に、食品は分配されています。

どこの団体に寄付したらいいか迷う場合は、フードバンクへの寄付を考えてみるのも一つの方法です。

ランドセルや衣類の寄付

モノを寄付することでも母子家庭を支援できます。

受け付けているものは団体により様々ですが、ここでは衣類とランドセルの寄付について紹介します。

衣類の寄付

日本の家庭向けに、衣類の寄付を受け付けている団体はあまり多くありません。

ここでは、寄付された古着の買い取り額が子どもの貧困対策に充てられる、内閣府の「こども服みらいファンド」を紹介します。

着なくなった子ども服を「こども服みらいファンド」に寄付すると、服の買取金額が「子供の未来応援基金」に寄付されます。

子供の未来応援基金とは、こどもの貧困対策に関する活動を行う団体を支える、官民連携プロジェクトです。

古着を送る方法は

  1. 発送キットを申し込む
  2. 届いたキットに服を梱包する
  3. 着払いで送る

と、かなり手軽に行えます。

古着なら何でも送れるわけではなく、ブランドが指定されています。また、状態が悪いものは受け付けていません。
嬉しい点は、記名があるものでも受け付けてもらえることです。

こども服みらいファンドの詳細はこちらの記事をご覧ください
>>子ども服を寄付して貧困支援!内閣府の「こども服みらいファンド」とは?

ランドセルの寄付

ランドセルの寄付でも母子家庭を支援できます。

ランドセルの寄付を受け付けている団体に送ることで、支援が必要な人に届けられます。
同時に文房具をはじめとした学用品の寄付を受け付けている団体もあります。

国内外のランドセルが必要とされている場所に送られるので、母子家庭への寄付を指定することはできません。

>>子どもにランドセルを届けたい!5つの寄付先や支援方法を解説

モノの寄付には難しい面もある


ここまでお金、食料、モノの寄付を紹介してきましたが、一番のおすすめはお金の寄付です。

なぜなら、物の寄付は下記の点で難しい面があるからです。

  • 輸送や保管などの費用や、仕分けの人件費が必要になる
  • 必要な量を必要なタイミングで確保するが簡単ではない

一方でお金の寄付であれば、必要なタイミングで必要な物やサービスを柔軟に支援できます。
さらに、その中でも安定的に支援できる継続寄付が特におすすめです。

モノの寄付の難しさについては以下記事をご一読ください。

定額寄付の魅力について解説している記事もご一読下さい。
>>食料や服の寄付は支援に役立てにくい?実際のところを専門家が解説!

母子家庭の支援団体にお金の寄付をするなら、以下の団体がおすすめです。
>>母子家庭に寄付するには?シングルマザーの支援団体を5つ紹介!

母子家庭への寄付・支援でよくある2つの質問

母子家庭を支援している団体を5つご紹介しました。とはいえ、いざ支援しようと思っても「どのように寄付をしたら良いか」と疑問が出てくるかもしれません。

ここでは、母子家庭の寄付・支援について、よくある2つの質問にお答えします。

    【よくある疑問】

  1. 母子家庭(シングルマザー)へモノの寄付はできる?
  2. 寄付する場合は、どのように申し込めば良いのか?

各疑問について、詳しく見てみましょう。

1.母子家庭(シングルマザー)へモノの寄付はできる?

母子家庭へのモノの寄付は可能です。

主なものに、食料、衣類、ランドセルがあります。
受け付けている品目や状態に指定があるので、団体のホームページなどで注意点を確認してから寄付をしましょう。

不要になったけどまだ使える状態のものを活用することは大事なことです。

ただし、支援が必要な人たちのニーズに迅速に対応するには、使い道が幅広いお金の寄付がおすすめです。

2.母子家庭に寄付する場合は、どうやって申し込めばいいの?

母子家庭への寄付を申し込む方法は、支援団体によって異なります。詳しい支援内容や寄付方法は、寄付をしたい団体の各ホームページで確認するのが確実です。

また、寄付をするときによくある疑問をまとめた記事を用意しております。寄付する前に、こちらの記事もぜひご一読ください。

>>寄付の方法や節税メリットなど、寄付・募金のよくある疑問に答えます

まとめ:母子家庭への支援団体、支援方法はとても多い!


記事でご紹介した内容を、改めてまとめます。

  • 母子家庭を支援している団体はたくさんあり、寄付方法も様々である
  • 母子家庭が直面する一番の問題は貧困である
  • お金や物の寄付で支援できるが、お金の継続寄付が一番効果的である

母子家庭を支援する団体は、いくつもあり支援内容も様々です。
中でも、母子家庭を安定的・持続的に支えられる、お金の継続寄付がおすすめです。

自分に合った団体を見つけ母子家庭の支援をしてみませんか。

▼この記事で紹介したおすすめ団体

団体名 寄付アドバイザーが見た注目ポイント
認定NPO法人フローレンス ・新たな価値を創造するイノベーター集団、社会問題解決集団と掲げるように社会問題への「小さな解」を、事業として次々と生み出す・政治や行政と共に「小さな解」を政策にし、全国に拡散する・内閣府「子ども・子育て会議」委員を務める代表理事 駒崎弘樹さんの発信力
全国こども食堂支援センター・むすびえ ・全国約5,000箇所のこども食堂を、協力関係にある全国の地域ネットワーク、企業や団体との連携協働を通して応援
・公平・中立な支援
・「こども食堂全国箇所数調査」など調査研究が充実
カタリバ ・「ナナメの関係という共成長モデル」「10代に伴走」「個人の成長を支える強い組織文化」が強み
・魅力的なプログラム開発、活動を全国8か所で展開
・活動に関わった10代の声の紹介、カタリバの仲間紹介、支援者/企業紹介など、いろんな人や支援者の関わりの特徴が伝わってくる

記事の内容は以上です。もし、今あなたが

「どの団体に寄付するか決めかねている・・・」
「寄付先の選び方を知りたい・・・」

とお思いなら、寄付アドバイザーが「あなたに合う寄付先の選び方」を解説する人気記事をおすすめします。
気になる方はぜひ以下のリンクからどうぞ!

寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が徹底解説!

寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん

NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー

大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。

この記事を書いた人
gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。 なお、掲載されている記事の内容に関する「指摘・問い合わせ」「誤字脱字・表示の誤りの指摘」につきましては、こちらの報告フォームよりご連絡ください。

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