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少額からの寄付はできる?いくらから寄付できるのか、事例を5つ紹介!

  • 2021年12月13日
  • 2024年10月16日
  • 寄付

寄付は、よりよい社会づくりにつながる大切な社会貢献です。少額でも寄付をすることで、困っている人の役に立ったり支援活動を行っている団体の活動を応援したりできます

途上国では安全な飲み水を手に入れることすら困難な状況に陥っている人もいますし、日本でも生活に困窮している人がいるもの。このような人たちを手軽に支援できるのが、寄付の魅力です。しかし、寄付を始めてみたいとは思ったものの

  • ・寄付はいくらからできるの?少額でも大丈夫?
  • ・寄付ってどうやってするの?
  • ・どんな団体に寄付したらいいの?

と悩み、一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。寄付は1円という少額から始めることができ、支援団体ではいつでも寄付を受け付けています

この記事では、少額での寄付について以下のような内容をご紹介します。

  • ・少額での寄付の始め方
  • ・寄付する団体の選び方
  • ・少額寄付する際のよくある疑問

寄付することで社会貢献をしたい!と考えている方はぜひご覧ください。なお、気軽に少額寄付ができるおすすめの団体は以下でご紹介していますので、寄付を始める際の参考にしてみてください。

>>少額でも大丈夫!寄付先におすすめの団体を5つ紹介

ウクライナの子どものために支援を考えているあなたへ

ウクライナ現地では様々な団体が、幼い子どもやその家族のために支援活動を行っています。遠く離れた日本に暮らす私たちにも、出来ることがあります。

どのような支援活動が行われているか、詳しく解説します。

目次

少額からでも寄付できる!

ここでは、寄付の最低金額や寄付の方法についてご紹介します。

  • ・少額っていくらから?
  • ・少額からの寄付ってどうやるの?
  • ・少額からの寄付をはじめるには?

少額っていくらから?

寄付は1円からできます。

コンビニエンスストアや駅前で見かける募金箱に小銭を入れるのも、立派な寄付です。

ただし、NPO法人などの団体に直接寄付する場合には、手続上の問題などから一定以上の金額が設定されていることがあります。寄付には大きく分けて、以下の2種類があり、どちらを選ぶかで寄付できる金額が変わります。

  • ・都度寄付:好きなタイミングで寄付する
  • ・毎月の定額寄付:一定金額を継続して寄付する

少額から定額寄付できる団体の最低寄付金額をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

団体名 最低寄付金額
日本ユニセフ ・毎月定額寄付(マンスリ―サポート)の場合は1,000円から
カタリバ ・毎月定額寄付の場合は1,000円から
Learning for All ・毎月定額寄付の場合は1,000円から
むすびえ ・毎月定額寄付の場合は3,000円から
AAR Japan[難民を助ける会] ・毎月定額寄付の場合は1,000円から

少額からの寄付ってどうやるの?

少額から寄付する方法は、以下の2通りあります。

  • ・コンビニなどの募金箱へ寄付する
  • ・支援団体へ直接寄付する

募金箱はコンビニのレジ横に設置されていることが多く、お釣りをもらった流れですぐに寄付できます。コンビニエンスストア以外にも、スーパーやレストランに設置されていることも。自分の身の回りを改めて探してみることで、募金箱を発見できるかもしれません。

もう一つは、団体に直接寄付する方法があります。

団体への少額寄付は、各団体のホームページや問い合わせ先から寄付の申し込みが可能です。その団体がどんな活動をしているか調べてから寄付することで、より社会貢献している実感がもてるのでおすすめです。

少額からの寄付をはじめるには?

寄付をはじめようと思ったら、コンビニやスーパーの募金箱へ寄付するか、支援団体へ寄付を申し込みましょう。

コンビニではレジ横の募金箱のほか、チケットなどの発行に使う端末から寄付することも可能です。チケットなどを買うのと同じ要領で申込み券を発行し、レジで寄付金額を支払えば問題ありません。

また、わざわざコンビニへ行かなくても、団体のホームページから寄付もできます。支払方法はクレジットカードや口座振替など、団体によってさまざまです。団体のホームページをみて、自分が支援したい活動へスムーズに寄付ができます。

少額寄付できる団体がどんな活動をしているか知りたい方は、以下から具体的に紹介しているのでぜひご覧ください。

>>少額でも大丈夫!寄付先におすすめの団体を5つ紹介

少額だけ寄付するなら、寄付先はどこがいい?

寄付する団体を選ぶときに、金額の大小は関係ありません。あなたの「この団体のこの活動を応援したい!」という気持ちで寄付先を選ぶのが一番です。

とはいえ、実際に団体を探してみるとたくさんありすぎて、どの団体に寄付したらよいものか迷ってしまう方もいるでしょう。

そこで寄付先に迷っている方へ向けて、ここからは自身も寄付を続けていらっしゃる寄付アドバイザーの河合将生(まさお)さんに、具体的な寄付先の選び方について解説していただきます。

寄付アドバイザー :河合将生(まさお)さん
NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー
寄り添って伴走する第三者として、各団体(NPOなど)の支援に取り組んでいます。

はじめまして。寄付アドバイザーの河合です。
ここから、みなさんの寄付先選びをサポートしていきますね。

はじめにお伝えしたい重要なことは「寄付に失敗はない」ということです。
寄付とは誰かにあなたの想いを託すこと。
それに良いも悪いも、成功も失敗もないのです。

また「何にあなたの想いを託すか」という点が寄付の奥深い魅力的な部分です。
信頼性や活動内容、実績や成果、挑戦、コミュニケーションなど様々な価値観があります。
また、あなたの原体験を軸に考えるのも素晴らしい選び方だと思います。

その上で、これから寄付を始める人のために、3つの選び方を解説します。

おすすめする団体の選び方3つ

  1. 信頼できるところに寄付する
  2. 自分が問題だと思うことに取り組む団体に寄付する
  3. 寄付の使い道がわかりやすいところに寄付する

もちろん、選び方に該当しない団体を否定する訳ではありません。あくまで選び方の一例としてご覧いただければ幸いです。

選び方1:信頼できるところに寄付をしたい人

見るべきポイント(一例)

  1. 法人格があり3年以上運営している
  2. 活動の規模が1,000万円を超えている
  3. 3,000円以上の個人寄付者が100人以上いる

NPO法人は事業報告書や決算書類を毎事業年度、所轄庁に提出しなければならなかったり、貸借対照表を公告することが義務付けられていたりするなど、情報公開がなされ透明性のある運営が期待されています。

また、認定NPO法人の場合は、認定基準を満たした運営と体制が必要であり、より公益性や信頼性などが前提となっています。

活動規模が大きいということは、継続的に活動を行いながら、活動の範囲や支援の対象者(受益者)を広げてきていたり、活動の質と量を高めてきていたりすることが考えられます。

寄付者が多い=共感を呼ぶ活動をしていたり、寄付者の信頼や思いに応える活動をしていたり、寄付者が安心できる運営をしていることが考えられます。
特に継続的な寄付者が多い団体は、寄付者とのコミュニケーションも丁寧になされていることが想像されます。

選び方2:自分が問題だと思うことに取り組む団体に寄付したい人

見るべきポイント(一例)

  1. 活動内容に特徴があり、誰も気づいていなかった問題に挑戦している
  2. 活動を通して、実績と成果を上げている

団体のビジョンやミッション、活動内容そのものが、団体の存在価値であり意義でもあります。
実績や成果が挙げられている団体も魅力的ですが、成果がすぐ出る活動ばかりではありません。
困難な問題に取り組んでいたり、なかなか気づかない問題への取組みは、寄付でこそ支えられる活動でもあります。

選び方3:寄付の使い道がわかりやすいところに寄付したい人

見るべきポイント(一例)

  1. 活動の詳細や寄付の使途がホームページやレポートに公開されている
  2. SNSやメルマガ、ブログなどを活用して情報発信している
  3. 支援者向けの報告会などのイベントを開催している

NPOは多くの人の参加と協力が特徴であり、その前提は情報公開です。

寄付者にとって必要な情報がわかりやすく発信されていれば、安心して寄付を託すことができます。
特に資金的な情報開示と定期的な活動レポートの更新はポイントではないでしょうか。

少額でも大丈夫!寄付先におすすめの団体を5つ紹介

少額からでも毎月定額の寄付を受け付けている団体として、以下6つの寄付先がおすすめです。

寄付アドバイザーの河合さんから見た注目ポイントとあわせて、各団体について詳しくご紹介します。

1.公益財団法人 日本ユニセフ協会:知名度の高さが信頼に

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ユニセフはこんな人にオススメ!

  • ・子どもが笑顔でいられる社会になってほしい
  • ・世界の色々な国で多くの問題があるので、どこを支援したらいいかわからない
  • ・活動歴が長い団体には安心を感じる

ユニセフは190の国と地域で子どもたちの命と健やかな成長を支えるため、保健、栄養、水と衛生、教育、児童労働などからの子どもの保護、緊急支援・人道支援の分野で活動しています。

活動を通して「すべての子どもの権利が実現される世界」を目指しています。

寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!

  1. 国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。2019年のワクチンの供給数は24億回
  2. マンスリーサポートでできることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実
  3. 著名人、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在が活動を支えている
寄付金控除の対象団体です

ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら
>>【実際どう?】ユニセフの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説

>>ユニセフに関する記事一覧はこちら

2.認定NPO法人 カタリバ:ナナメの関係で支援者と伴走

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カタリバ

カタリバはこんな人にオススメ!

  • ・教育の可能性や重要性を信じている
  • ・実績や社会的な信頼は大事だと思う
  • ・家庭や学校で困難を抱える子どもでも、成長の機会を得られる社会になってほしい

カタリバは、自身ではどうすることもできない家庭環境などの課題を抱える子どもたちを対象に、居場所・学習・食事を地域と連携しながら届ける活動などを行っています。

活動を通じて「すべての10代が意欲と創造性を育める未来」の実現を目指しています。

寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!

  1. 「ナナメの関係という共成長モデル」「10代に伴走」「個人の成長を支える強い組織文化」が強み
  2. 安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供学習支援、探求学習の実践支援などの活動を、全国で展開
  3. 活動に関わった10代の声の紹介、カタリバの仲間紹介、支援者/企業紹介など、いろんな人や支援者の関わりの特徴が伝わってくる
寄付金控除の対象団体です

ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら
>>【実際どう?】カタリバの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説

>>カタリバに関する記事一覧はこちら

3.認定NPO法人 Learning for All:包括的な支援に特徴あり

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Learning for All

Learning for All はこんな人にオススメ!

  1. 質の高い学習支援をこどもたちに届けたい!
  2. 全国のたくさんの子どもの役に立ちたい!
  3. 専門家やメディアの評価が高い活動を支援したい!

Learning for All は、さまざまな理由で生きづらさを抱える子どもたちに学習支援、居場所提供、食事提供などを行いながら、保護者たちのサポートも行っています。さらに、支援のノウハウを展開したり、ノウハウを共有するしくみを構築しています。

活動を通して「子どもの貧困の本質的解決」を目指しています。

寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ

  1. 困難を抱えた子どもたちへの包括的支援、人材育成、普及啓発・アドボカシーの活動に特徴
  2. 「月1,000円で一人の子どもに1時間分の勉強」など、寄付金でできることが分かりやすい
  3. 企業、自治体などのパートナー、学生ボランティア卒業生のアラムナイ(同窓会)といったコミュニティの存在
寄付金控除の対象団体です

ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら
>>【実際どう?】Learning for All の気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説

>>Learning for All に関する記事一覧はこちら

4.認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ:全国約5,000箇所の「こども食堂」と協働

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全国こども食堂支援センター・むすびえ

むすびえはこんな人にオススメ!

  • ・子どもにとって食べることは大事だと思う人
  • ・子どもの頃から多様な価値観に触れる方が良いと思う人
  • ・子どもが食を楽しめる社会になって欲しいと思う人

むすびえは、各地域のこども食堂ネットワークの支援、社会に貢献したいと考えている企業・団体と協働でこども食堂の支援、こども食堂に関する調査・研究を行っています。

こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくることをめざしています。

寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!

  1. こども食堂の実態・効果・課題の調査や、協力関係にある全国の地域ネットワーク、企業や団体との連携協働を通して全国のこども食堂を応援している。
  2. 食材や物品を提供する企業や支援者の情報が一旦むすびえに集まることで、全国のこども食堂に対して公平に情報が届けられる
  3. 「こども食堂全国箇所数調査」や『こども食堂白書』の出版など団体自らが行う調査研究が充実している。全国のこども食堂の状況を知りたいと思ったらまず、むすびえの調査に目を通すのがおすすめ
寄付金控除の対象団体です

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>>【実際どう?】むすびえの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説

>>むすびえに関する記事一覧はこちら

5.特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan):世界14カ国で難民を支援

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AAR Japan[難民を助ける会]はこんな人にオススメ!

  • ・日本発の難民支援活動を行っている団体を応援したい
  • ・40年の長い歴史がある信頼できる団体に寄付したい
  • ・国連に公認・登録されているなど国際的に評価された団体に安心を感じる

AAR Japan[難民を助ける会]は世界14カ国で紛争・自然災害・貧困などにより困難な状況に置かれている人々を支援しています。現在は日本の他にアジア、中東、アフリカの12の国に事務所を持ち、難民支援や地雷不発弾対策などの活動を行っています。

活動を通し、一人ひとり多様な人間が、各々の個性と人間としての尊厳を保ちつつ共生できる、持続可能な社会を目指しています。

寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!

  1. 1979年に日本で発足以来、活動地域や分野を広げながら65を超える国・地域で支援を展開してきた実績あり
  2. 1998年には、国連経済社会理事会(ECOSOC)の特殊協議資格を取得し、国連に「公認・登録」されている
  3. 「人道」「公平」「独立」「中立」の人道4原則に則り、AAR Japan[難民を助ける会]が大切にする「行動規範や社会的責任・人権方針」を掲げる
寄付金控除の対象団体です

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>>【実際どう?】AAR Japan[難民を助ける会]の気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説

>>AAR Japan[難民を助ける会]に関する記事一覧はこちら

「自分の死後、残った遺産を社会のために活かしてほしい」
このように考えている方は、この機会に遺贈寄付を考えてみませんか?
生前に手続きを済ませるだけで、自分の遺産を支援団体に寄付(遺贈寄付)できます。
遺贈寄付先の選び方をチェックする

【ウクライナに寄付するなら?】支援を行っている団体を紹介!

現在多くのウクライナの方が、国内外への避難を余儀なくされています。
様々な支援団体が生活必需品の提供など、様々な支援を行っています。さらに、今後復興にも中長期的なサポートが必要となってきます。

ここでは「ウクライナのために少額でも寄付したい」と考えている方へ向けて、ウクライナで支援活動をしている団体を紹介します。
団体による活動内容の説明もご一読下さい。

【寄付先1】認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン:難民支援や災害救援の分野で20年以上の経験を持つ団体

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ピースウィンズ・ジャパンは、ロシアによる侵攻開始直後から、ウクライナの隣国ポーランドとモルドバにスタッフを派遣し支援を開始しました。

▼侵攻発生時に行った具体的な支援内容の一例
・仮設診療所で避難民への診療を継続
・モルドバの避難所で環境整備と物資支援を実施
・ペット連れの避難民にペットフード等を支援

▼現在継続して行っている支援の一例(2024年10月時点)
ウクライナ国内
・心理社会・保護支援
・病院への医療機器提供
・食料・日用品の配付
モルドバ
・教育支援や食料支援

皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。

寄付金控除の対象団体です

【寄付先2】認定NPO法人 ワールド・ビジョン・ジャパン:長期的な支援活動をする国際NGO

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ワールド・ビジョンは、ロシアによる軍事侵攻開始後、ウクライナからルーマニアに逃れた難民への支援活動を強化し、その他の周辺国でも子どもたちへの心理的応急処置と、難民への基本的な支援物資の提供を行ってきました。

また子どもたちが家族から引き離され、暴力や搾取、虐待の危険性が高まることに懸念を表明し、国際社会が連携して継続的に支援を届ける必要性を訴え続けています。

ウクライナ国内、および隣国のモルドバ、ルーマニア、ジョージアなどで以下の活動を継続中です(2024年10月時点)。
・食料支援
・現金やバウチャーの配付
・メンタルヘルスや心理的ケアの提供
・子どもたちへの教育支援

今後も、変化する難民の生活に柔軟に対応した支援を行っていきます。

現地のNGOと連携協定を結び、難民の受け入れ活動を支援しています。また、ウクライナ国内においても、関係諸団体の活動をサポートしています。

寄付金控除の対象団体です

【寄付先3】認定NPO法人 難民を助ける会:世界14カ国で難民を支援。特に弱い立場に置かれた方をサポート

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AAR Japan[難民を助ける会]は、世界16カ国で紛争・自然災害・貧困・障がいなどにより困難な状況に置かれている人々を支援しています。

ロシアの軍事侵攻が始まった直後は、戦禍から逃れて戦禍を逃れて周辺国に流出した難民・避難民への緊急支援を実施。AAR Japanスタッフが現地入りし、調査・支援活動を行いました。

【これまでの活動例】
・難民・国内避難民への緊急物資の配付(食料、医薬品、衛生用品など)
・子どもたちが避難先で学習するためのパソコンやプロジェクターの設置
・遊び場を開設、人形やおもちゃの提供

【現在行っている活動】※2024年10月時点
ウクライナ国内に留まる人の支援:自宅での生活を続ける高齢者や障がい者世帯への食料配付や現金給付などの支援
モルドバで困窮している避難民の支援:食料や衛生用品の配付
地雷・不発弾対策:ロシアの軍事行動の一環として道路沿いや農作地に埋められた地雷の撤去作業
障がい者支援:カウンセリングや介護者へのレスパイト・ケアの提供など、国内にとどまる障がい者を支援

ニーズの高い支援活動を継続するとともに、中長期的な活動を見据えて、モルドバに事務所を開設し、障がいのある方々や子どもたちへの支援などに力を入れて活動しています。

AAR Japanは、日本における難民支援の先駆けとして1979年に発足し、国連に公認・登録された国際NGOです。シリア難民支援、アフガニスタン避難民支援など、これまでの緊急支援の経験を活かします。

寄付金控除の対象団体です

【寄付先4】公益財団法人 日本ユニセフ協会:知名度の高さが信頼に

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8年にわたって続く東部地域の紛争や、昨今の武力行為の激化の影響を受けるウクライナの子どもたちのために、ロシアによる軍事侵攻開始後もユニセフは現地にとどまり、安全、保健、教育、心理社会的支援、保護、水と衛生などの分野で支援活動を継続しています。

水や電気を絶たれたり教育の機会を奪われたり、避難を余儀なくされるなど、紛争による直接的・間接的な影響を受ける子どもたちをはじめ、最も支援を必要としている子どもたちとその家族に支援を届けるため、ユニセフではウクライナ緊急募金へのご協力を呼びかけています。

寄付金控除の対象団体です

少額の寄付をする時によくある疑問を3つ紹介!

ここからは、少額の寄付をするときによくある3つの疑問について解説します。

  1. 少額だけ寄付しても意味はある?どのように役に立つ?
  2. 寄付してはいけない団体はある?
  3. 少額でも寄付すると確定申告は必要?

疑問をすっきり解消させて、納得感のある寄付をしましょう。

1.少額だけ寄付しても意味はある?どのように役に立つ?

少額の寄付であっても、団体の活動に大きく貢献できます。たとえばユニセフに100円寄付すると、以下のような支援物資を調達可能です。

  • ・ポリオから子どもたちを守るためのワクチン
  • ・すぐ食べられる栄養治療食
  • ・脱水症状を防ぐ経口補水塩

※2021年1月現在の価格。輸送や配布のための費用は含まれていません。
参考:日本ユニセフ協会|ユニセフ募金の行方

ポリオとは「脊髄性小児まひ」とも呼ばれる感染症のことです。感染すると効果的な治療方法がないため、ワクチンによる予防が重要になります。ポリオの根絶は全世界における課題です。

また、途上国では子どもが栄養失調になったり、下痢症にかかる子どもが多く、それに伴っておこる脱水症状は死に至る危険性があります。そこで、栄養治療食や経口補水塩※を確保することが問題解決につながります。

※経口補水塩は糖分と塩分を配合したもの。安全な飲み水を使って適切な配合液を作れば、脱水状態から子どもたちの命を守れます。

あなたの寄付した100円が、子どもたちの命を救います。ユニセフの活動についてさらに知りたい方は、以下のリンクもご覧ください。

>>日本ユニセフ協会について詳しく見る

2.寄付してはいけない団体はある?

さきほど、寄付する団体を選ぶポイントやおすすめの寄付先となる団体をご紹介しました。

一方で、「寄付先として大丈夫そうな団体か、見分けるポイントを知りたい」と考えている方もいるでしょう。そこでここでは、見分け方のポイントを2つ紹介します。

【寄付してはいけない団体を見分ける2つのポイント】

  • ・情報開示を定期的に行っているか
  • ・寄付金の使途が公開されているか

もし寄付先として考えている団体が定期的に情報公開をしていなかったり寄付金の使途を公開していなかったりする場合は、「絶対にしてはいけない」とまでは言えませんが、一度立ち止まってよく考えることをおすすめします

寄付先として注意したい団体について、さらに詳しくはこちらの記事をご覧ください。

>>寄付してはいけない団体は本当にある?寄付先を選ぶときのポイントを3つ紹介!

3.少額でも寄付すると確定申告は必要?

寄付をした場合、確定申告はどうしても必要なものではありません。しかし、一定の条件を満たせば寄付金控除が適用され、税金の控除を受けられる可能性があります。

寄付金控除が適用される条件は、以下の通りです。

【寄付金控除の適用条件】

  • ・寄付金控除の対象団体に寄付する
  • ・年間2,001円以上の寄付をする
  • ・確定申告を行う

税金の控除を受けられるので、条件を満たしているのであれば確定申告するのがおすすめです。

寄付金控除の仕組みや確定申告のやり方について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

>>寄付金控除の仕組みとは?確定申告の方法も紹介

少額からでも寄付をはじめてみませんか?

ここまで、少額で寄付する方法や寄付する団体の選び方、よくある疑問について解説しました。ここで、紹介した内容をまとめます。

  • ・少額でも寄付は支援活動の役に立っている
  • ・寄付先は寄付金額の大小ではなく団体の活動内容で選ぶ
  • ・寄付することで「寄付金控除」を受けられる可能性がある

寄付は金額の大小を問わず、募金箱やインターネット経由で気軽に始められるものです。そして少額であっても多くの人を助けるための支援活動に役立てられています

寄付で社会貢献したい」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

▼少額の寄付もできるおすすめ団体6選

団体名 寄付アドバイザーが見た注目ポイント
日本ユニセフ協会 ・国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。2019年のワクチンの供給数は24億回
・マンスリーサポート(月2,000円など、寄付額は任意)でできることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実
・著名人(親善大使を担う人もいる)、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在
カタリバ ・ナナメの関係という共成長モデル」「10代に伴走」「個人の成長を支える強い組織文化」が強み
・魅力的なプログラム開発、活動を全国8か所で展開
・活動に関わった10代の声の紹介、カタリバの仲間紹介、支援者/企業紹介など、いろんな人や支援者の関わりの特徴が伝わってくる
Learning for All ・困難を抱えた子どもたちへの「学習支援」と「居場所支援」を軸にした包括的支援が特徴
・寄付金でできることのわかりやすさ(月1,000円で一人の子どもに1時間分の勉強、月3,000円で1日分、月10,000円で高校進学)
・企業、自治体など子どもの貧困を本質的に解決するためのパートナーや学生ボランティアの存在
むすびえ ・全国約5,000箇所のこども食堂を、協力関係にある全国の地域ネットワーク、企業や団体との連携協働を通して応援
・公平・中立な支援
・「こども食堂全国箇所数調査」など調査研究が充実
AAR Japan[難民を助ける会] ・1979年にインドシナ難民支援を目的に日本で発足以来、活動地域や分野を広げながら65を超える国・地域で支援を展開してきた実績あり
・1997年には、AARが主要メンバーである地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)がノーベル平和賞を共同受賞。1999年に読売新聞国際協力賞、2008年に沖縄平和賞を受賞。1998年には、国連経済社会理事会(ECOSOC)の特殊協議資格を取得し、国連に「公認・登録」されている
・「人道」「公平」「独立」「中立」の人道4原則に則り、「人道支援の行動規範」のほか、人道支援関連の諸基準を遵守しつつ活動するといったAARが大切にする「行動規範や社会的責任・人権方針」を掲げる

記事の内容は以上です。もし、今あなたが

「どの団体に寄付するか決めかねている・・・」
「寄付先の選び方を知りたい・・・」

とお思いなら、寄付アドバイザーが「あなたに合う寄付先の選び方」を解説する人気記事をおすすめします。寄付先の選び方やおすすめ団体についてさらに詳しく知りたい方は、以下をご一読ください。

>>寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が一覧から徹底解説!

「そもそも寄付や募金との違いって何だろう?」
「寄付する意味や寄付の方法って何があるのだろう?」

このような点が気になっている方は、ぜひ下記記事もご一読ください。

>>寄付とは?寄附や募金、義援金との違い、おすすめの寄付先を紹介

寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん

NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。
この記事を書いた人
gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。 なお、掲載されている記事の内容に関する「指摘・問い合わせ」「誤字脱字・表示の誤りの指摘」につきましては、こちらの報告フォームよりご連絡ください。

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