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子ども兵の社会復帰を支援したい!寄付先や支援方法を解説

  • 2021年10月25日
  • 2021年11月3日
  • 寄付

アフガニスタン、シリア、南スーダンなど、2021年10月現在も世界では紛争状態が続いている国があります。

そのような紛争地で、「子ども兵」として少年や少女が兵士として、命の危険にさられている実情はご存知でしょうか
たとえ紛争が終わり、子ども達が無事であったとしても心の傷はそう簡単に消えるものではありません。

このような紛争に駆り出される子ども兵のために、「何か支援をしたい!寄付をしてみよう!」と思っているものの、

 ・どういった支援団体があるのか?
 ・各支援団体はどこで、どういった活動をしているのか?
 ・支援をする際に気を付けておくべきことはあるのか?

と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、子ども兵の問題について以下の内容をご紹介します。

  1. 子ども兵の問題に取り組む支援団体(寄付できる)団体
  2. 子ども兵の現状と取り組み
  3. 寄付する時によくある疑問

子ども兵のために寄付を考えている方は、ぜひ最後まで読んでください。

子ども兵の支援に寄付できる!支援団体を5つ紹介!

ここでは、子ども兵の問題に取り組んでいる5団体を紹介します。

NPOに詳しい寄付アドバイザー河合氏による、各団体の活動内容に関するコメントも参考にしてみてください。

寄付アドバイザー:河合将生(まさお)さん非営利団体の運営支援コンサルタント。寄付の講座を開催しその魅力を伝えている。
数々の団体の経営に携わりながら、自らもNPOに寄付を続ける。
※詳細なプロフィールは文末に掲載

【寄付先1】認定NPO法人テラ・ルネッサンス:丁寧なコミュニケーションが特徴

テラ・ルネッサンス

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ウガンダで内戦に参加されられた元子ども兵を対象にした社会復帰プロジェクト(職業訓練、基礎教育)などに取り組んでいます。

「すべての生命が安心して生活できる社会」の実現を目指して活動を続けています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. アフリカのコンゴ、ウガンダ、ブルンジ、アジアのカンボジア、ラオスで「地雷、小型武器、子ども兵」の課題解決に取り組む。こうした課題や自立に向けた取組みに特徴がある
  2. 日本国内では、岩手県大槌町で東日本大震災復興支援活動「大槌復興刺し子プロジェクト」を2011年から実施。昔から日本に伝わる手仕事の一つである「刺し子」の商品企画・販売を通して、地元人材の雇用や作り手の皆さんの生きがい創出をめざす
  3. 創設者・理事・事務局長の鬼丸昌也さんの2019年度年次報告書のコメントや「一人ひとりは微力であっても、決して無力ではない」のメッセージが印象的
寄付金控除の対象団体です

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ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら:【実際どう?】テラ・ルネッサンスの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説

【寄付先2】公益財団法人 日本ユニセフ協会:知名度の高さが信頼に

ユニセフ

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190の国と地域で子どものために活動するユニセフ(国連児童基金)の日本における国内委員会。
子ども兵を解放するための交渉や、元子ども兵に心のケアや教育・職業訓練を行っています。

このような活動を通して「世界中の子どもたちの命と健康が守られる世界」を目指しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。2019年のワクチンの供給数は24億回
  2. マンスリーサポート(月2,000円など、寄付額は任意)でできることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実
  3. 著名人(親善大使を担う人もいる)、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在
寄付金控除の対象団体です

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ユニセフに寄付した方の体験談はこちら:「ユニセフに寄付をした理由は活動への信頼感」寄付の体験談と感想を徹底インタビュー

【寄付先3】認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン:子どもと繋がりを感じられる

ワールドビジョンジャパン

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約100カ国で開発援助や緊急人道支援を通して、困難な状況で生きる子どもたちのために活動しています。
ウガンダなどでは、元子ども兵に教育支援を行うことで、失った時間を取り戻し社会に順応できるよう支援を行なっています。
活動を通して「すべての子どもたちが健やかに成長できる世界」を目指しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 途上国の子どもと心のつながりを持ちながら、支援の成果を感じられる寄付プログラム「チャイルド・スポンサーシップ」が特徴
  2. 「1日あたり150円の支援で、子どもたちの未来が変わります」「何もかもはできなくとも、何かはきっとできる」などのメッセージから団体が大切にしていることが伝わる
  3. 「10秒に一人/1日に3つの学校にきれいな水を届ける」「貧困の根本原因を解決することで2億人以上の子どもたちの生活状況が改善」「極度の栄養不良にあった子どもたちの89%が完全に改善」など、活動の影響を具体的な数字で示している
寄付金控除の対象団体です

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【寄付先4】赤十字国際委員会(ICRC):中立・公平な立場での紛争被害者への援助


戦争や紛争時における中立かつ人道的な活動を行う国際機関の日本支部です。

紛争下でも力強く生きる人々に必要な支援をし、彼らの痛みや苦しみを和らげ、人間の尊厳を守ることに力を尽くした活動を目指しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. NGOや国連機関とは異なり、戦時に適用されるジュネーブ諸条約および同条約の加入国の政府が参加する会議によって公式に承認された国際人道支援組織
  2. 人間としての尊厳を大事にし、支援・保護・連携・予防の4つの領域で活動をしている
  3. 15,000人以上の職員が世界80国以上で支援活動を行なっている

【寄付先5】認定NPO法人国境なき医師団日本:医療のない場所がなくなる世界へ


紛争、自然災害、貧困など、緊急性の高い医療ニーズに応えることを目的に独立・中立・公平な立場で医療・人道援助活動を行っています。 常に患者のニーズに応えるべく最善を尽くし、過酷な状況にある人たちの苦しさを軽減することを目指し活動を続けています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 2021年で創立50年を迎え、ノーベル平和賞を受賞するなど十分な実績がある医療支援団体
  2. 支援を受ける現地の人の生の声にフォーカスした活動レポートは、各支援地の実情がわかりやすくまとめられている
  3. 日本の活動資金の約94%が寄付で賄っていることから、必要な場所に必要な支援が届けれるなど柔軟性をもった活動ができている

子ども兵の現状と取り組みを紹介!

世界中で少なくとも、25万人の子ども兵がいるといわれています。

紛争地では子どもたちが誘拐され、恐怖によって大人に支配されて兵士になってしまいます。武器を手に戦地に送り込まれ、地雷除去装置として地雷原を移動する際に先頭を歩かされたりすることも。また女の子は性的に虐待され、兵士と強制的に結婚させられたりと、紛争地で子どもたちが利用されているのです

このような子ども兵を救うため、子どもたちを解放するよう武装勢力と交渉をする団体もあります。しかし、解放されたとしても元子ども兵は以下のような問題を抱えてしまうのです。

・心身的な傷とトラウマ
・周りの住民からの偏見や差別
・教育を受けていないことから職業の選択肢がない

こういった問題を解決するため、例えば、アフリカやアジアなどの各地で子ども兵の社会hグッキを支援しているテラ・ルネッサンスというNPO法人は個々にカウンセリングを実施するなど、心のケアをおこなっています。

また、支援に依存しない自立のための支援を大事にしているため、基礎教育や職業訓練・収入向上のためのプログラムを提供しています。その結果、支援を受けた元子ども兵の収入が以前の50倍になり、支援に頼らず生活できるようになりました。

テラ・ルネッサンスは地雷問題や平和教育など子ども兵の問題に包括的に取り組んでいます
詳しくはこちらの団体紹介などをご一読ください。
認定NPO法人テラ・ルネッサンス:丁寧なコミュニケーションが特徴

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地雷の危険から子どもを守りたい!寄付できる団体を5つ紹介!
シリアの戦場で戦う子ども兵士の実状とは

子ども兵の社会復帰支援への寄付でよくある3つの疑問

ここからは、寄付でよくある3つの疑問について解説します。

【子ども兵の社会復帰支援への寄付でよくある3つの疑問】

  1. 寄付は何に使われる?
  2. どのような方法で子ども兵への寄付ができる?
  3. 寄付すると確定申告は必要になる?

1.寄付は何に使われる?

寄付は、主にこのような活動に使われます。

  • ・心の傷を負った元子ども兵への精神的ケア
  • ・教育支援
  • ・職業訓練
  • ・子どもが使える小型武器取引の規制強化を求める政策提言

元子ども兵への支援に加え、新しく子ども兵を生み出さない取り組みに対しても、寄付は使われているのです。

ではもう少し寄付の使い道について詳しく見ていきましょう。

例えば、テラ・ルネッサンスが行っている職業訓練には、研修中に必要な給食などの食費や、手に職をつけるために学ぶミシンなどの道具の購入代などもみなさまからの寄付でまかなわれています。

>>認定NPO法人テラ・ルネッサンス:丁寧なコミュニケーションが特徴

2.どのような方法で子ども兵への寄付ができる?

お金での寄付は、団体にとってその時々に必要な支援に使えます。
寄付方法は、月々決まったお金が寄付される定額寄付と、一度だけの単発寄付があります。

子ども兵の問題は心のケアなど、長期的に支援をする必要があることから定額寄付がおすすめです。団体によって決済方法は様々ありますが、ほとんどの団体はクレジットカードで寄付ができます。一度申し込みすることで、毎月決まった額が自動的に寄付される点でお手軽です。また、元子ども兵が支援をうけて自立していく過程に関われるので、支援をしている実感が沸くでしょう

途中で寄付を辞めたり、再開することはご自身のタイミングでおこなえるので、無理なく寄付を続けることはできます。
寄付方法や決済方法は団体によって異なるので、まずは寄付をお考えの団体のHPなどで確認してみてください。

また、古本や書き損じハガキなど、モノを寄付することもできます。
こちらも団体によって受付状況や方法が異なるので、団体HPなどで確認してみてください。
>>子ども兵の問題に取り組む団体を見る

3.寄付すると確定申告は必要になる?

寄付をした場合、必ずしも確定申告をする必要はありません。
しかし、以下のような条件をクリアすることで、確定申告をすれば寄付額が税控除の対象となります。

【寄付金控除の概要】

  1. 寄付金控除が受けられるのは、ふるさと納税や特定の認定NPOに寄付したとき
  2. 寄付したときは、確定申告をしなければ税額控除を受けることはできない
  3. 寄付金控除の上限額は、その年の総所得金額の40%

詳細は、以下の記事に詳しくまとめてあるのでご一読ください。
>>寄付金控除の仕組みとは?確定申告の方法も紹介

子ども兵への寄付は簡単にできる!

ここでは子ども兵の問題に取り組む支援団体の紹介や寄付の方法、よくある疑問の解説をしました。ここで、紹介した内容をまとめます。

  • ・紛争から解放された元子ども兵は様々な問題をかかえているため、心のケアから自立して生活できるための教育・職業支援が必要とされている
  • ・寄付で成り立っている職業訓練の中には、訓練中の給食費、職業訓練に必要なミシンなどの道具代も含まれている
  • ・寄付方法は、継続寄付と単発寄付があり、継続寄付であっても自らのタイミングで寄付をストップしたり再開したりできる

子ども兵の問題に取り組む団体への支援は、寄付を通じて手軽にできます。「寄付を通じて子ども兵問題をサポートしたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

▼(子ども兵に寄付できる団体)

団体名寄付アドバイザーが見た注目ポイント
テラ・ルネッサンス・アフリカのコンゴ、ウガンダ、ブルンジ、アジアのカンボジア、ラオスで「地雷、小型武器、子ども兵」の課題解決に取り組む。こうした課題や自立に向けた取組みに特徴がある
・日本国内では、岩手県大槌町で東日本大震災復興支援活動「大槌復興刺し子プロジェクト」を2011年から実施。昔から日本に伝わる手仕事の一つである「刺し子」の商品企画・販売を通して、地元人材の雇用や作り手の皆さんの生きがい創出をめざす
・創設者・理事・事務局長の鬼丸昌也さんの2019年度年次報告書のコメントや「一人ひとりは微力であっても、決して無力ではない」のメッセージが印象的
日本ユニセフ協会・国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。2019年のワクチンの供給数は24億回
・マンスリーサポート(月2,000円など、寄付額は任意)でできることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実
・著名人(親善大使を担う人もいる)、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在
ワールド・ビジョン・ジャパン・途上国の子どもと心のつながりを持ちながら、支援の成果を感じられる寄付プログラム「チャイルド・スポンサーシップ」に約5万人が参加
・「1日あたり150円の支援で、子どもたちの未来が変わります」「何もかもはできなくとも、何かはきっとできる」などのメッセージから団体が大切にしていることが伝わる
・「10秒に一人/1日に3つの学校にきれいな水を届ける」「貧困の根本原因を解決することで2億人以上の子どもたちの生活状況が改善」「極度の栄養不良にあった子どもたちの89%が完全に改善」など、活動の影響を具体的な数字で示している
赤十字国際委員会・NGOや国連機関とは異なり、戦時に適用されるジュネーブ諸条約および同条約の加入国の政府が参加する会議によって公式に承認された国際人道支援組織
・人間としての尊厳を大事にし、支援・保護・連携・予防の4つの領域で活動をしている
・15,000人以上の職員が世界80国以上で支援活動を行なっている
国境なき医師団・2021年で創立50年を迎え、ノーベル平和賞を受賞するなど十分な実績がある医療支援団体
・支援を受ける現地の人の生の声にフォーカスした活動レポートは、各支援地の実情がわかりやすくまとめられている
・日本の活動資金の約94%が寄付で賄っていることから、必要な場所に必要な支援が届けれるなど柔軟性をもった活動ができている

記事の内容は以上です。もし、今あなたが

「どの団体に寄付するか決めかねている・・・」
「他の国際協力団体の取り組みや支援団体も知りたい・・・・」

とお思いなら、寄付アドバイザーのおすすめコメントとともに、支援団体の紹介をする人気記事をおすすめします。
気になる方はぜひ以下のリンクからどうぞ!

>>世界の子どもを守りたい!国際協力活動に寄付できる団体を5つ紹介

寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん

NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。
この記事を書いた人
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