北海道胆振東部地震

北海道胆振東部地震で起こった土砂崩れ、最も被害を受けた厚真町の現状とは

平成30年9月6日に発生した北海道胆振東部地震は、建物を倒壊させ、数多くの死者を出した大きな災害となりました。また、地震から派生した二次災害の影響で被害は拡大しました。

今回は、地震で最も大きな被害を受けた北海道厚真町の現状と、厚真町の人々のために私たちができる支援について説明します。

災害の被害や復興状況は?北海道胆振(いぶり)東部地震のボランティアや支援の方法を知ろう

なお、地震などの大規模災害の被災地支援に関心があるという方は、まずは気軽に支援に参加してみませんか?

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土砂崩れにより甚大な被害を受けた厚真町


平成30年9月6日の午前3時7分に発生した地震は、マグニチュード6.7を記録。北海道厚真町では最大震度7を記録しました。

この地震活動によって厚真町では、死者36人、軽傷者61人の被害が発生。建物被害においても厚真町では222棟が全壊、308棟が半壊、一部破損が1,045棟となったのです。

そして、地震の二次災害として厚真町北部の約13キロ四方の山腹で多数の土砂崩れが発生しました。

土砂崩れが起きた地域では、台風21号の影響などがあり、8月以降に厚真町で230ミリ、安平町で300ミリの降雨が観測されていました。これによって砂岩や泥岩でできた軟らかい地質が緩み、山肌の表面が崩れる「表層崩壊」が起きたとされています。

また、「土砂災害危険箇所」の43箇所で起きた今回の土砂崩れのうち、過半数の22箇所は土砂災害防止法で避難計画策定などを義務付けられる「土砂災害警戒区域」に未指定だったことが分かりました。

警戒区域の指定などについても、政府の対応が求められるきっかけとなったのです。

(出典:日本経済新聞 「過半数が警戒区域未指定 北海道・厚真の土砂災害」)
(出典:日本経済新聞 「多数の土砂崩れは厚真町北部の約13キロ四方」)
(出典:内閣府 「平成30年北海道胆振東部地震に係る被害状況等について」)

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北海道厚真町の復興状況


地震による復興活動は、1年経った現在も続いています。
地震の二次災害として発生した土砂災害によって飲み込まれた橋・道路などは現在も災害復旧工事が継続されています。

「道道平取厚真線 宇隆橋」と「道道厚真浜厚真停車場線 上厚真大橋」の災害復旧工事は既に日程が確定しています。

そのほかにも、被災者の支払い義務負担を軽減するための減免申請も充実。
町税・国民健康保険料・後期高齢者医療保険料・介護保険料などの負担軽減に対応しているのです。

また北海道庁が震災での被害が大きかった厚真町・安平町・むかわ町の全世帯を対象にしたアンケートでは、地震発生後に、「家具の固定や配置の工夫」「備蓄品や非常持ち出し品の用意」といった災害への備えを行なった世帯が増えたそうです。

また、「災害情報入手のために『新たに』用意したもの」として「ラジオ(乾電池式や手回し式など)」「(防災情報のなどの)アプリのインストール」を挙げる人が多くを占めました。

これは、今回の地震で発生した北海道エリア全域の大停電「ブラックアウト」も関連した結果と言えるでしょう。
強力な地震そのものに対する対策も勿論ですが、地震から発生する津波・液状化現象・停電・断水などの二次災害が起きることを想定し、準備をすることを求められます。

(出典:北海道庁 公式サイト 「平成30年北海道胆振東部地震に関する住民アンケート調査報告(中間)」)

厚真町の人々のために私たちができること


北海道厚真市の復興状況と、アンケートから見える地震発生前後の意識変化について説明しました。地震発生から1年が経とうとする現在でも、様々な支援が継続して求められているのです。

最後に、厚真町の人々のために私たちができることについて解説します。

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寄付や募金

現在も北海道災害義援金募集委員会・日本赤十字社・赤い羽根共同募金において義援金の募集を行なっています。
寄付には、継続寄付や都度の寄付があり、寄付金額も少額から行うことが可能です。

このような義援金は、配分対象市町村に送金され、被災された方からの申請に基づいて、義援金が配分されます。

前段で解説した町税・国民健康保険などの減免申請などにも使われるのです。

その他にも、ふるさと納税を利用した形の寄付支援を行うサービスもあります。
支援者も税制面での優遇を受けられることからメリットが大きな制度となっているのです。

支援をしたくても、時間・場所の制約があり直接的な支援が難しい方は、このような制度を活用することで支援可能となります。

(出典:ふるさとチョイス 災害支援 「北海道厚真町」)
(出典:日本赤十字社 「平成30年北海道胆振東部地震災害義援金」)
(出典:日本赤十字社 「義援金が被災された方に届くまで」)

ボランティア活動

北海道災害ボランティアセンターでは、北海道で発生した地震などの災害に対するボランティア募集を行なっています。
現地でのボランティアに興味がある方は、まずはホームページから問い合わせを行い、「現在募集されているのか?」「どんなボランティアが募集されているのか?」といった内容を確認することが大切です。

(出典:北海道災害ボランティアセンター 公式サイト)

厚真町の復興に向けてできることから始めよう!


今回の記事では、北海道胆振東部地震により発生した土砂崩れ、最も被害を受けた厚真町の現状などについて解説しました。
震災から時間が経過すると、多くの人の記憶から風化し、支援が少なくなる傾向にあります。
地震の現状を知ることで、今できることを始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
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