UNICEF(ユニセフ)

【画像で解説】ユニセフハウスを見学したい!アクセスやイベント

「ユニセフハウスはどこにあるの?」
「ユニセフハウスではどのような展示物やイベントが実施されているの?」

このように考えている方もいるのではないでしょうか。
ユニセフハウスは、日本ユニセフ協会が運営している情報発信の場です。
2001年7月に、ユニセフ支援者や国際協力に携わる人たちへの情報発信の場として、また子どもたちの学習施設としてオープンしました。

しかしユニセフハウスでは具体的にどのようなことを行っているのか、まだ知らない人も多いかもしれません。

そこでこの記事ではユニセフハウスについて知っておきたい以下のことをまとめました。

  • ・ユニセフハウスのアクセス方法について
  • ・ユニセフハウスの展示物やイベントについて
  • ・ユニセフハウスを見学するメリットについて

ユニセフハウスの見学を考えている方は、ぜひご一読ください。

なお、ユニセフの活動についてさらに詳しく知りたい方には、「ユニセフ・マンスリー・サポートプログラム」への参加を考えてみませんか。

「ユニセフ・マンスリー・サポートプログラム」に参加すると、年に4回、広報誌のユニセフニュースが郵便またはメールで届きます。さらに希望者には、ユニセフ発行の資料が無料で提供されます。毎月たった1,000円から参加できるので、ぜひ検討してください。

ユニセフハウスのアクセス方法

こちらではユニセフハウスまでのアクセス方法を、画像付きでわかりやすくご紹介します。

ユニセフハウスは品川駅の近くにある!道順を画像付きで紹介

ユニセフハウスは、JR品川駅から徒歩約7分のところにあります。

JR品川駅西口を出て目の前にある交差点から伸びている「柘榴坂」を上ります。

しばらく上り「グランドプリンスホテル新高輪」前のT字路を左に曲がります。

真っ直ぐ進むとユニセフハウスに到着です。

駐車場もありますが、予約制ではなく数が少ないので、電車で品川駅まで行くのがいいでしょう。

品川駅には、JRだけでなく、京急線も乗り入れています。

団体の場合、ユニセフハウスの見学は事前予約が必要

ユニセフハウスの見学は、個人の場合は予約不要かつ無料です。ただし音声ガイドでの見学(無料)を希望される場合は予約が必要です。
団体訪問が多い時期(5~6月、10~11月)は館内が混雑しやすく、場合によっては入館を断られる場合があるため注意しましょう。音声ガイドでの見学を予約されることで、スムーズに入館できます。
学校(班別学習を含む)や団体でユニセフハウスの見学をご希望の方は、事前予約が求められています。
またユニセフハウスの開館時間は下記のとおりです。休館日に注意しましょう。

  • ・入館料金:無料
  • ・開館時間:10~17時
  • ・開館日:月~金および第2・第4土曜日

※祝日、年末年始、日本ユニセフ協会創立記念日(6月9日)は休館日となります。

【団体による見学予約の連絡先】
▼学校での訪問をご希望の方(学校事業部)
E-mail: [email protected]
TEL: 03-5789-2014
FAX: 03-5789-2034▼団体・企業での訪問をご希望の方(団体・企業事業部)
E-mail: [email protected]
TEL: 03-5789-2012
FAX: 03-5789-2032

来館案内の詳細や見学予約はユニセフハウス公式サイトから確認・手続きできます。見学する際に注意して頂きたい点が記載されているため、ぜひご確認ください。

ユニセフハウスで実施している展示品

ここからは、ユニセフハウスの展示内容や過去に実施していたイベント・展示物をご紹介します。

ユニセフハウスの展示内容

ユニセフハウスは現在、3つのZoneに分けて展示を行っております。各ゾーンのテーマは下記のとおりです。

  • ・Zone1: 「ちがい」の中の「おなじ」と出会う
  • ・Zone2: 7人の子どもたちと出会う
  • ・Zone3: ユニセフと出会う

ユニセフハウスでは、子どもたちが普遍的に持つ「おなじ」ことと厳しい現実による「違い」を、様々な仕掛けを通して体感できます。

Zone1では、世界中の子どもたちに共通している「同じ」と出会う場所です。「うまれる」「たべる」「あそぶ」「まなぶ」など、世界の子どもと自分たちとの間にある「同じ」を発見できます。

Zone2では、厳しい状況に置かれている7人の子どもたちと出会うことができます。紛争や児童婚、児童労働といった世界の問題とユニセフの活動について考える場所です。

Zone3では、ユニセフが発足した経緯や活動内容について紹介しています。「子どもの権利条約」や「SDGs(持続可能な開発目標)」といった、ユニセフの活動の基盤となる言葉についても学べます。

過去のイベント・展示品

過去にもさまざまな期間限定イベントや展示品がありました。
どのようなイベントが過去に実施されていたのか、参考までにご紹介します。

  • ・日本ユニセフ協会大使 長谷部誠選手:ロヒンギャ難民キャンプを訪問(1日目)ユニセフ支援の学習センター、保健センターなどを訪問:日本ユニセフ大使長谷部誠選手がロヒンギャ難民キャンプを訪問した様子を紹介しました。
  • ・遊びやスポーツの楽しさを、すべての子どもたちに:すべての子どもがスポーツを楽しめるように「子どもの権利とスポーツの原則」について紹介しました。
  • ・アフリカの子どもたちの物語:紛争、干ばつ、飢きん、食料の高騰など、度重なる危機に直面しているアフリカの子どもたちを紹介しました。
  • ・日本ユニセフ協会大使 長谷部誠選手:ギリシャ訪問はじめて難民キャンプへ難民の子どもたちとサッカーで交流も:日本ユニセフ大使長谷部誠選手がギリシャ難民キャンプを訪問した様子を紹介しました。

ユニセフハウスを見学するメリットは「ユニセフの活動がよく分かる」こと

ここからは、ユニセフハウスを見学するメリットについてお伝えします。
ユニセフハウスを見学するメリットは、以下の3つです。

  1. ユニセフの活動内容や現場が分かる
  2. ユニセフの歴史や目的が分かる
  3. イベントに参加できる

どういうことか、詳しく見てみましょう。

ユニセフの活動内容や現場が分かる

ユニセフハウスでは、ユニセフが現地でどのような支援活動をしているのか、実物やレプリカを展示してわかりやすく伝えています。

展示スペースには発展途上国の保健センターや避難民キャンプなどが再現されており、水がめや井戸、対人地雷や少年兵の銃のレプリカなどを間近で見学可能です。

またユニセフの活動だけでなく、現地の子どもたちが過酷な状況にいて、どのような支援が必要なのか大人でも子どもでも理解しやすい工夫がされております。

音声ガイドを活用すれば、視覚・聴覚をとおしてユニセフの活動を理解できます。現地に設置されているQRコードをスマホで読み取れば音声ガイドを利用可能です。

ユニセフの歴史や目的が分かる

ユニセフは1946年に、第二次世界大戦で被災した子どもたちを緊急支援するために、第1回国連総会で創設されました。

それから現在まで、さまざまな支援活動を行ってきた歴史を、年表形式で一覧できます。

年表にはQRコードが設置されており、スマホで読み取るとガイドが動画で解説してくれます。

イベントに参加できる

ユニセフハウスでは、不定期ですがセミナーやユニセフのスタッフによる現地報告会などを随時開催しています。

普段あまり知ることのできないユニセフの現場の最新情報を、スタッフから直接聞くことができます。

ユニセフの活動をより深く知る方法

ユニセフハウスに行く前に、ユニセフの活動についてより深く知りたいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方のために、ユニセフの活動を知る方法についてご紹介します

ホームページで公開されている年次報告書を確認する

ユニセフでは毎年公開される年次報告書が、ホームページで確認できます

>>日本ユニセフ協会 年次報告

また収支報告などもホームページ上から確認できるので、寄付金がどのように使われているのか、すぐにわかります。

定額寄付を行うと貰える広報誌を確認する

毎月一定の金額をユニセフに寄付する「ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム」に参加していると、年に4回広報誌のユニセフニュースが、郵便やメールで届きます。

ユニセフニュースで活動を知ることができますし、希望者にはユニセフ発行の資料を無料で提供してもらえるため、これらの資料からユニセフが日々どんな活動をしているのか知ることができます。

「ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム」は、毎月1,000円の寄付から申し込み可能です。「ユニセフの活動について、より詳しく知りたい」という方は、この機会にユニセフへの定額寄付をはじめてみませんか?
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ユニセフハウスを通じてユニセフの活動内容を深く知ろう!

ここまで、ユニセフハウスについて解説しました。ここで、紹介した内容をまとめます。

  • ・ユニセフハウスは品川駅から徒歩7分にある
  • ・団体の場合、ユニセフハウスの見学は予約が必須
  • ・よりユニセフのことを知りたい人は、定額寄付に参加すると会報誌が届く

ユニセフハウスを見学することで、ユニセフの活動内容や社会問題などへの理解が深まり、支援活動を身近なものに感じられます。

ユニセフに興味があり、活動内容をより詳しく知りたい
ユニセフの支援活動に興味があり、自分も支援を始めてみたい

このように考えている方は、「ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム」を始めてみてはいかがでしょうか?

「ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム」は毎月1,000円から参加できるユニセフの定額寄付プログラムで、誰かの役に立ちたい人の第一歩におすすめです。

申し込み方法などの詳細は、ユニセフ公式ホームページで確認できます。少額から参加できるので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
またユニセフの概要について知りたい方は、以下記事も参考してみてはいかがでしょうか。

UNICEF(ユニセフ)とは?寄付や募金の方法、支援内容について紹介

動画はこちら
この記事を書いた人
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