「寄付で紛争地を支援したい」
「紛争解決に取り組む寄付先団体はどこだろう?」
このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
世界では、紛争地帯で支援を求めている人の数も少なくありません。そのようななか、紛争に苦しむ人へ支援を行っている寄付先団体が存在します。
そこで本記事では、紛争の寄付にまつわる以下の内容をご紹介します。
- ・紛争に苦しむ人へ支援を行っている寄付先団体5つ
- ・紛争解決に向けて私たちができる寄付・支援の方法
- ・世界で発生している紛争問題の現状
専門家による「寄付先団体の選び方」も紹介しますので、ぜひご一読ください。
「紛争に苦しむ人へ支援を行っている寄付先団体を今すぐ知りたい」という方は、下記をご確認ください。
紛争解決に取り組んでいる寄付先団体の選び方
「紛争解決に取り組む寄付先団体を選びたい」と思うものの、どのような基準で選べば良いのか悩む方がいるかもしれません。
そこで、さまざまなNPOに詳しい寄付アドバイザーの河合さんに「寄付先の選び方」をお伺いしました。
はじめまして。寄付アドバイザーの河合です。
ここから、みなさんの寄付先選びをサポートしていきますね。
はじめにお伝えしたい重要なことは「寄付に失敗はない」ということです。
寄付とは誰かにあなたの想いを託すこと。
それに良いも悪いも、成功も失敗もないのです。
また「何にあなたの想いを託すか」という点が寄付の奥深い魅力的な部分です。
信頼性や活動内容、実績や成果、挑戦、コミュニケーションなど様々な価値観があります。
また、あなたの原体験を軸に考えるのも素晴らしい選び方だと思います。
その上で、これから寄付を始める人のために、3つの選び方を解説します。
おすすめする団体の選び方3つ
- 信頼できるところに寄付する
- 自分が問題だと思うことに取り組む団体に寄付する
- 寄付の使い道がわかりやすいところに寄付する
もちろん、選び方に該当しない団体を否定する訳ではありません。あくまで選び方の一例としてご覧いただければ幸いです。
紛争に苦しむ人へ支援を行っている寄付先団体を5つ紹介
ここからは、紛争に苦しむ人へ支援を行っている寄付先団体を5つ紹介します。
【おすすめ団体を5つ紹介】
各団体とも「寄付アドバイザーが見た注目ポイント」を添えてありますので、参考にしてみてください。
寄付先1:認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン:人道支援や災害支援の分野で20年以上の経験を持つ日本発祥のNGO
ピースウィンズ・ジャパンは、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困などによる人道危機や生活の危機にさらされた人びとを、教育、水衛生、保健、シェルター、生計向上、弱者保護、物資配布などの分野で支援しています。
また、国内において保護犬の里親探しや譲渡を促進するプロジェクト「ピースワンコ・ジャパン」の展開や、緊急災害支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団」の運営を行っています。
例えばウクライナ危機に対しては、モルドバのNGO「モルドバ・ウクライナ国民議会(National Congress of Ukrainians of Moldova:NCUM)」と共同で避難所支援活動を実施。日本のスタッフがモルドバへ派遣されたのは、ロシアによるウクライナ侵攻からわずか12日後のことでした。
日本発祥の国際NGOで、これまで33か国で活動を行ってきています。
ピースウィンズ・ジャパンは広島県より認定NPOの認証を受けています。
また、優れたソーシャルビジネスの取り組みを表彰する、日経ソーシャルイニシアチブの受賞歴もあります。
活動を通し、人びとが紛争や貧困などの脅威にさらされることなく、希望に満ち、尊厳を持って生きる世界を目指しています。
【どんな人に向いてる?】gooddo編集部が考えてみました
- すぐに人の役に立つ活動に寄付したい!という方
災害支援がメインということもあり初動が速く、支援が実行されるまでの時間が短いです。 - 支援内容の報告をしっかり受けたい!という方
ピースウィンズ・ジャパンは活動の報告を頻繁に行っています。特にYouTubeでの報告は現地の様子や活動の詳細が分かりやすいです。
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら
>>【実際どう?】「ピースウィンズ・ジャパン」の気になる口コミ評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
寄付先2:公益財団法人 日本ユニセフ協会:知名度の高さが信頼に
ユニセフはこんな人にオススメ!
- ・子どもが笑顔でいられる社会になってほしい
- ・世界の色々な国で多くの問題があるので、どこを支援したらいいかわからない
- ・活動歴が長い団体には安心を感じる
ユニセフは190の国と地域で子どもたちの命と健やかな成長を支えるため、保健、栄養、水と衛生、教育、児童労働などからの子どもの保護、緊急支援・人道支援の分野で活動しています。
例えば、2022年2月にウクライナ政府から非常事態宣言が発令された「ウクライナ危機」に対しては、発令後の早い段階でユニセフの現地スタッフが人道支援を開始しました。
活動を通して「すべての子どもの権利が実現される世界」を目指しています。
寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!
- 国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。2019年のワクチンの供給数は24億回
- マンスリーサポートでできることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実
- 著名人、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在が活動を支えている
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら
>>【実際どう?】ユニセフの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
>>ユニセフに関する記事一覧はこちら
寄付先3:認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン:恐怖の中にいる子どもたちを支援
ワールド・ビジョン・ジャパンはこんな人にオススメ!
- ・戦争や内戦の被害を受ける子どもの命を守りたい
- ・パレスチナをはじめ世界の最も危険な地域での活動を支援したい
- ・サポーターとして世界の子どもを継続的に支援したい
ワールド・ビジョン・ジャパンは、約100カ国において保健、水衛生、生計向上、教育、栄養の分野での開発援助や緊急人道支援を通して、困難な状況で生きる子どもたちのために活動しています。
国連機関に公認・登録された世界最大級の子ども支援専門の国際NGOです。
gooddo編集部の注目ポイント3つ!
- パレスチナ、ウクライナ、シリアなどで緊急の支援を必要とする子どもたちの命を守り、未来を救うための活動に特化している
- 「病気・栄養不良、教育機会の損失、児童労働・児童婚・搾取など、自然災害や紛争の影響を受けた子どもたちのニーズに幅広く対応している
- 世界各地で185以上の事業で成果をあげており、各国政府や国連とも連携事業を行う信頼できる団体
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【実際どう?】ワールド・ビジョン・ジャパンの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
寄付先4:公益財団法人プランインターナショナル・ジャパン:世界70か国で女の子や女性を支援
世界70カ国以上で、女の子や女性への支援などを行う国際NGOです。
「子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会」を実現するために活動しています。
例えばスリランカでは、紛争の影響を受けた子ども約2万6,000人をはじめ、その保護者や地域住民へ向けて支援活動を行っています。具体的には「女性と子どもを対象とする新しい交番の設置」や「地域社会への復帰支援」などを実施しました。
寄付アドバイザーが見た注目ポイント!
- 「教育」「医療」といったピンポイントの“点”のプロジェクトではなく、ジェンダーに配慮しながらあらゆる分野にある課題を特定の村や地域で総合的に解決する“面”の支援。女の子に焦点を当て、支援効果を意識した特徴あるプログラム
- プラン・スポンサーシップ(継続支援)をはじめ、多様な支援メニュー
- 活動の報告を聞くことができる「プラン・ラウンジ」や支援者インタビュー、支援者の声などを参考にすることができる。著名人の支援者もいる
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>>【実際どう?】国際NGOプラン・インターナショナルの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
寄付先5:NPO法人アクセプト・インターナショナル:独自の受け入れモデルでテロや紛争解決へ
アクセプト・インターナショナルはテロ組織に加入してしまった人達の脱過激派・社会復帰のために、スキルトレーニングやカウンセリングなどを提供しています。
例えば、ケニアでは約170名以上のギャング組織を解散させ、マンデラにおいては約1,500名の脆弱な若者の過激化を防止しました。
「排除するのではなく、受け入れる」をコンセプトに、テロや紛争の解決に取り組んでいます。
寄付アドバイザーが見た注目ポイント!
- 前例のない取組みへの挑戦。テロ・紛争解決という分野、紛争地や、テロ組織から投降した人やギャング、社会に居場所がない人々に対する取組みなど、深刻ではあるものの、多くの人々が取り組んでいない問題に前例を創る覚悟をもって取り組む。
- 1日50円からの継続的な寄付とともに、大使(アンバサダー)として活動する「アクセプト・アンバサダー」という制度もユニークな参加方法。
- 「パリ平和フォーラム」での採択をはじめ、国内外での表彰に象徴されるように、各プロジェクトが着実に成果を積み上げている。日本国内でも在日ムスリムの方への緊急プロジェクトや更生保護の担い手創出の取組みを開始するなど、組織と活動を成長させている。
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>>【実際どう?】アクセプト・インターナショナルの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
このように考えている方は、この機会に遺贈寄付を考えてみませんか?
生前に手続きを済ませるだけで、自分の遺産を支援団体に寄付(遺贈寄付)できます。
遺贈寄付先の選び方をチェックする
紛争解決に向けて私たちができる寄付・支援の方法
紛争解決に向けて私たちができる支援の方法は、以下の3つです。
結論、支援のしやすさやサポートできる幅の広さを考慮すると、寄付先団体へのお金の寄付がおすすめです。
どういうことか、詳しく見ていきましょう。
お金の寄付
1つ目は、お金の寄付です。
紛争地帯は、食糧難や不衛生な環境、教育機会の喪失などさまざまな問題を抱えています。
そのようななか、お金の寄付は幅広い用途で活用でき、柔軟な支援を実現しやすい点が魅力です。助成金は使途が明確に定められていますが、支援者からの寄付であれば制約がないため柔軟な支援につながります。
また、世界には紛争が何年も続いている地域も少なくありません。
長期的な継続寄付であれば、紛争によって厳しい状況に置かれている人々を安定して支援できます。
なお、本記事で紹介している団体はすべてお金の寄付を受け付けています。寄付先団体を通じて紛争に苦しむ人を支援したい方は、各団体の活動内容をチェックされてみてはいかがでしょうか。
古着や食料などモノの寄付
支援団体によっては、古着や食料品といったモノの寄付を受け付けているところもあります。
紛争地帯では、「栄養不足に陥っている人」や「日常生活で必要な物資が満足に手に入らない人」も少なくありません。
そのような現地の人々にとって、古着や食料など生活必需品の寄付はありがたいものです。
ただし、モノの寄付は、
- ・支援が単発で終わりがち
- ・輸送費や保管コストがかかる
- ・届いたモノを管理するのに人手が必要
といった難しさもあるため、お金の寄付に比べて難しい側面があることも事実です。
なお、モノの寄付の難しさについては下記記事で詳しく解説していますので、気になる方はご一読ください。
>>食料や服の寄付は支援に役立てにくい?実際のところを専門家が解説!
ボランティア活動への参加
3つ目は、ボランティア活動への参加です。
団体によってはボランティアを募集しているところもあり、「紛争地で活動するスタッフの写真の整理」や「活動報告書の発送」といった活動の一部に協力できます。
ボランティアは国内で参加できるため、必ずしも紛争地まで行く必要はありません。実際に団体のスタッフやボランティア仲間から話を聞くことで、支援活動に関わっている実感を持つ機会もあるでしょう。
ただしボランティアの場合、モノの寄付と同様に単発で終わるケースも見受けられます。
また地域によっては参加が難しかったり、タイミングが合わなかったりすることも少なくないため、思うような支援ができないこともあります。
一方で継続的なお金の寄付なら、困っている人を長期的にサポートできます。
さらに住んでいる地域は関係なく、ネットから手軽に寄付できる点も魅力です。紛争地への支援を考えている方は、この機会に現地で活動を行っている団体への寄付を考えてみてはいかがでしょうか。
世界ではどのような紛争問題が発生している?
世界に目を向けると、今この瞬間も紛争下で怯えながら生活している人々が大勢います。
2023年10月、イスラム組織「ハマス」がパレスチナを攻撃。衝突は1年以上続き、近隣国のイランやレバノンを巻き込んでいます。
2022年2月には、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まりました。紛争は2年以上続いています。
例えば「21世紀最大の人道危機」と呼ばれるシリア内戦では、総人口約2,100万人のうち実に半数以上が国内外への避難を強いられました。
その難民の多くが、現在も継続的な支援を必要としている状況です。
紛争による難民が多い国には、シリアの他にも「ロヒンギャ」や「イエメン」「南スーダン」などがあり、いずれも十分な支援が行き届いているとはいえません。
紛争地帯の人々は、医療体制の確保や心のケア、安全な水の提供など多くの支援を必要としています。
下記記事では、世界で起こっている紛争と難民問題について解説していますので、詳しく知りたい方はぜひご参照ください。
>>紛争の背景や行われている支援は?世界の紛争問題や難民危機とは
紛争下の子どもたちが抱える問題とは?
紛争下の子ども達は、飢餓による栄養不良に陥ったり、大人達のストレスのはけ口として強姦の対象になったりと、多くの問題を抱えています。
例えば、コンゴ民主共和国では推定420万人の子どもが重度の栄養不足のリスクにさらされているそうです。
また、2018年に出された日本ユニセフ協会の資料では、チャド湖地域の子ども350万人が教育を受けられなくなるリスクがあると推測されました。
さらに、紛争地域によっては子どもが戦いの最前線に立たされ、人間の盾として使用されているのも事実です。
このような子ども達へは、物資の提供だけではなく、
- ・食料支援
- ・医療支援
- ・教育機会の提供
- ・心のケア
などが必要です。
なお、「紛争地域における子どもたちの現状」や「私たちができること」については下記記事でも解説していますので、詳しく知りたい方はご一読ください。
>>紛争地の子どもたちが抱える問題、難民危機が与える影響とは
(出典: 公益財団法人 日本ユニセフ協会「世界は子どもたちを見捨て続けている」)
紛争地で活動している支援団体への寄付を考えてみませんか?
ここまで、紛争の現状や私達にできる支援などについて解説しました。ここで、紹介した内容をまとめます。
- ・世界には紛争地帯で支援を求めている人が数多く存在する
- ・紛争解決に向けて私たちができる支援には、お金の寄付やモノの寄付、ボランティア活動への参加がある
- ・お金の継続寄付なら幅広い用途で活用でき、紛争に苦しむ人々を安定して支援できる
紛争地帯の人々は、食糧問題や感染症、教育機会の喪失など多くの問題を抱えています。このような問題を抱える人々を支援するためには、多くの資金が必要です。
「紛争問題の解決に向けてできる支援を行いたい」とお考えの方は、紛争地で活動している支援団体への寄付を検討してみませんか。
▼紛争に苦しむ人へ支援を行っている寄付先団体
団体名 | 寄付アドバイザーが見た注目ポイント |
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ピースウィンズ・ジャパン | 【どんな人に向いてる?】gooddo編集部が考えてみました ・すぐに人の役に立つ活動に寄付したい!という方 災害支援がメインということもあり初動が速く、支援が実行されるまでの時間が短いです。 ・支援内容の報告をしっかり受けたい!という方 ピースウィンズ・ジャパンは活動の報告を頻繁に行っています。特にYouTubeでの報告は現地の様子や活動の詳細が分かりやすいです。 |
日本ユニセフ | ・国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。2019年のワクチンの供給数は24億回 ・マンスリーサポート(月2,000円など、寄付額は任意)でできることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実 ・著名人(親善大使を担う人もいる)、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在が活動を支えている |
ワールド・ビジョン・ジャパン | 【gooddo編集部の注目ポイント3つ!】 ・パレスチナ、ウクライナ、シリアなどで緊急の支援を必要とする子どもたちの命を守り、未来を救うための活動に特化している ・「病気・栄養不良、教育機会の損失、児童労働・児童婚・搾取など、自然災害や紛争の影響を受けた子どもたちのニーズに幅広く対応している ・世界各地で185以上の事業で成果をあげており、各国政府や国連とも連携事業を行う信頼できる団体 |
プラン・インターナショナル | ・「教育」「医療」といったピンポイントの“点”のプロジェクトではなく、ジェンダーに配慮しながらあらゆる分野にある課題を特定の村や地域で総合的に解決する“面”の支援。女の子に焦点を当て、支援効果を意識した特徴あるプログラム ・プラン・スポンサーシップ(継続支援)をはじめ、多様な支援メニュー ・活動の報告を聞くことができる「プラン・ラウンジ」や支援者インタビュー、支援者の声などを参考にすることができる。著名人の支援者もいる |
アクセプトインターナショナル | ・前例のない取組みへの挑戦。テロ・紛争解決という分野、紛争地や、テロ組織から投降した人やギャング、社会に居場所がない人々に対する取組みなど、深刻ではあるものの、多くの人々が取り組んでいない問題に前例を創る覚悟をもって取り組む。 ・1日50円からの継続的な寄付とともに、大使(アンバサダー)として活動する「アクセプト・アンバサダー」という制度もユニークな参加方法。 ・「パリ平和フォーラム」での採択をはじめ、国内外での表彰に象徴されるように、各プロジェクトが着実に成果を積み上げている。日本国内でも在日ムスリムの方への緊急プロジェクトや更生保護の担い手創出の取組みを開始するなど、組織と活動を成長させている。 |
記事の内容は以上です。もし、今あなたが
「どの団体に寄付するか決めかねている・・・」
「海外支援を行っている他の団体も知りたい・・・」
とお思いなら、寄付アドバイザーが「あなたに合う寄付先の選び方」を解説する人気記事をおすすめします。
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>>海外の子どもを支援・寄付したい!世界の子どもたちを救う活動団体を紹介
NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。