途上国に住む子どもたちの中には、安全な飲み水を入手できなかったり紛争によって命を落としたりする子どもも少なくありません。
そんな恵まれない途上国の子どもたちを、毎月の定額寄付で支援できるチャイルド・スポンサーシップ制度。
ちなみにチャイルドとは、支援団体や支援地域によって定義や対象は異なりますが、一言でお伝えすると「開発途上国に住む、困難な状況に陥っている子ども」のこと。このような子どもを支援するのが「チャイルド・スポンサーシップ」という、毎月一定額を寄付する仕組みです。
「海外の恵まれない子どもを支援したい」と考えている人は、チャイルド・スポンサーシップへの参加を検討してみるのも良いでしょう。とはいえ「チャイルド・スポンサーになってみたいけれど、どこに参加すればいいか分からない」と迷っている人もいるのではないでしょうか。
そこでここは、以下についてわかりやすくまとめました。
- ・チャイルド・スポンサーになれるおすすめ支援団体
- ・チャイルド・スポンサーの評判
- ・チャイルド・スポンサーに関する疑問
チャイルド・スポンサーについて、インターネットで検索すると「うさんくさい」「偽善」などの情報が出てくるので「本当に支援になっているのか?」と心配になってしまうかもしれません。
しかし、たとえばチャイルド・スポンサーを募集している団体の1つであるワールド・ビジョン・ジャパンは、活動記録や財務情報も頻繁に更新されており、透明感の高さが伺える団体です。また有名な芸能人の方も、ワールド・ビジョン・ジャパンの活動に賛同して、チャイルド・スポンサーとして支援しています。
ワールド・ビジョン・ジャパンについて、詳しくは以下をご一読ください。
【寄付先1】認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン:子どもと繋がりを感じられる
またこれからチャイルド・スポンサーで支援したいと考えている人は、この記事を参考にしてくださいね。
ウクライナの子どものために支援を考えているあなたへ
ウクライナ現地では様々な団体が、幼い子どもやその家族のために支援活動を行っています。遠く離れた日本に暮らす私たちにも、出来ることがあります。
どのような支援活動が行われているか、詳しく解説します。
チャイルド・スポンサーになれる!寄付先としておすすめの支援団体を5つ紹介
ここからはチャイルド・スポンサーになれる寄付先を5つご紹介します。
寄付アドバイザー河合さんのおすすめポイントもわかりやすくお伝えしているので、参考にしてください。
【おすすめ団体を5つ紹介】
【寄付先1】認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン:子どもと繋がりを感じられる
ワールド・ビジョン・ジャパンはこんな人にオススメ!
- ・寄付をした効果が継続して実感できる方が良い
- ・子どもの顔が見える関係で支援したい
- ・具体的な数字があるとわかりやすく感じる
ワールド・ビジョン・ジャパンは、約100カ国において保健、水衛生、生計向上、教育、栄養の分野での開発援助や緊急人道支援を通して、困難な状況で生きる子どもたちのために活動しています。
国連機関に公認・登録された世界最大級の子ども支援専門の国際NGOです。
寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!
- 途上国の子どもと心のつながりを持ちながら支援する「チャイルド・スポンサーシップ」が特徴
- 「何もかもはできなくとも、何かはきっとできる」などのメッセージから団体が大切にしていることが伝わる
- 「極度の栄養不良にあった子どもたちの89%が完全に改善」など、活動の影響を具体的な数字で示している
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら
>>【実際どう?】ワールド・ビジョン・ジャパンの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
【寄付先2】認定NPO法人かものはしプロジェクト:子どもが売られない社会を目指す
かものはしプロジェクトはこんな人にオススメ!
- ・状況に合わせて変化していくことが大事だと思う
- ・対処的な方法ではなく本質的な解決をしたい
- ・楽しみながら寄付できたらより良いと思う
かものはしプロジェクトは、サバイバー(人身売買被害者)が自分の人生を取り戻すための「寄り添う」活動と、人身売買ビジネスが成り立たないような「社会の仕組みをつくる」活動をインドで行っています。
活動を通じて、全ての子どもが強制的に売られないことを目指しています。
寄付アドバイザーが見た注目ポイント!
- サポーター会員は約15,000人
- 活動を直接聞けるイベントを平日・土日、昼・夜に対象者に合わせて定期的に開催。寄付者限定イベントもある。
- 「子どもがだまされて売られてしまう問題」を根本的になくす活動を展開。カンボジアでは、子どもが売られる問題の解決が実現したため事業を自立
【寄付先3】認定NPO法人 カタリバ:ナナメの関係で支援者と伴走
カタリバはこんな人にオススメ!
- ・教育の可能性や重要性を信じている
- ・実績や社会的な信頼は大事だと思う
- ・家庭や学校で困難を抱える子どもでも、成長の機会を得られる社会になってほしい
カタリバは、自身ではどうすることもできない家庭環境などの課題を抱える子どもたちを対象に、居場所・学習・食事を地域と連携しながら届ける活動などを行っています。
活動を通じて「すべての10代が意欲と創造性を育める未来」の実現を目指しています。
寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!
- 「ナナメの関係という共成長モデル」「10代に伴走」「個人の成長を支える強い組織文化」が強み
- 安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供や学習支援、探求学習の実践支援などの活動を、全国で展開
- 活動に関わった10代の声の紹介、カタリバの仲間紹介、支援者/企業紹介など、いろんな人や支援者の関わりの特徴が伝わってくる
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら
>>【実際どう?】カタリバの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
【寄付先4】公益財団法人プランインターナショナル・ジャパン:世界70か国で女の子や女性を支援
世界70カ国以上で、女の子や女性への支援などを行う国際NGOです。
「子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会」を実現するために活動しています。
寄付アドバイザーが見た注目ポイント!
- 「教育」「医療」といったピンポイントの“点”のプロジェクトではなく、ジェンダーに配慮しながらあらゆる分野にある課題を特定の村や地域で総合的に解決する“面”の支援。女の子に焦点を当て、支援効果を意識した特徴あるプログラム
- プラン・スポンサーシップ(継続支援)をはじめ、多様な支援メニュー
- 活動の報告を聞くことができる「プラン・ラウンジ」や支援者インタビュー、支援者の声などを参考にすることができる。著名人の支援者もいる
【寄付先5】認定NPO法人 グッドネーバーズ・ジャパン:海外と国内で子ども達のこころと身体を守る国際NGO
世界40カ国以上において、教育、医療・保健、水・衛生など子どもの権利を守るための支援や、収入向上などの地域開発を行うほか、自然災害発生時などは活動国に限らず緊急支援を実施しています。
飢餓のない世界、予防できる病気で命を落とすことのない世界、すべての人々が差別されたり疎外されたりすることなく、尊厳をもち安心して暮らせる社会の実現をめざしています。
寄付アドバイザーが見た注目ポイント!
- 途上国の子どもの成長を見守る支援プログラム「子どもスポンサーシップ」(1日33円からの支援)では、毎月子どもから手紙や写真付きの成長報告が届き、応援しながら成長を見守ることができる。国内のひとり親家庭を支援する「国内子どもスポンサー」もある。
- 国内では、子どもの貧困対策事業としてフードバンク事業「グッドごはん」を実施。ひとり親家庭に対し、定期的に食品の無料配付を行っている。2017年9月の開始以降、累計6,400万円相当の食品(2020年5月末時点)を配付。企業とのパートナーシップでグッドごはんへの協力事例もある。
- 「子どもの権利条約」を理念とし、国際組織であるグッドネーバーズ・インターナショナルの一員として世界40か国以上で活動。子どもの権利を守るための支援事業や地域開発、緊急支援を、地域住民、自治体やコミュニティ、ボランティアなど多くの人々と関わり、強いパートナーシップの構築をめざしながら実施。「必要とされる場所へはどこへでも出向き支援します」をミッションとしているように、自然災害発生時などは活動国に限らず多くの地域で緊急支援の実績がある。
このように考えている方は、この機会に遺贈寄付を考えてみませんか?
生前に手続きを済ませるだけで、自分の遺産を支援団体に寄付(遺贈寄付)できます。
遺贈寄付先の選び方をチェックする
【ウクライナに寄付するなら?】支援を行っている団体を紹介!
現在多くのウクライナの方が、国内外への避難を余儀なくされています。
中には、親と離れ離れになった幼い子どもや、子ども達だけで国境を越えて周辺の国へ避難している子もいます。
さまざまな支援団体がウクライナと周辺避難国にスタッフを派遣し、子どもの心のケアや医療支援、物資支援などの活動中です。
今後は緊急支援だけでなく今後の復興支援となる中長期的なサポートも必要となってきます。
ここでは「ウクライナのために寄付したい」と考えている方へ向けて、支援活動をしている団体を紹介します。
団体による活動内容の説明もご一読下さい。
ウクライナを支援している団体
【寄付先1】認定NPO法人 ワールド・ビジョン・ジャパン:長期的な支援活動をする国際NGO
ワールド・ビジョンは、ロシアによる軍事侵攻開始後、ウクライナからルーマニアに逃れた難民への支援活動を強化し、その他の周辺国でも子どもたちへの心理的応急処置と、難民への基本的な支援物資の提供を行ってきました。
また子どもたちが家族から引き離され、暴力や搾取、虐待の危険性が高まることに懸念を表明し、国際社会が連携して継続的に支援を届ける必要性を訴え続けています。
ウクライナ国内、および隣国のモルドバ、ルーマニア、ジョージアなどで以下の活動を継続中です(2024年10月時点)。
・食料支援
・現金やバウチャーの配付
・メンタルヘルスや心理的ケアの提供
・子どもたちへの教育支援
今後も、変化する難民の生活に柔軟に対応した支援を行っていきます。
現地のNGOと連携協定を結び、難民の受け入れ活動を支援しています。また、ウクライナ国内においても、関係諸団体の活動をサポートしています。
【寄付先2】認定NPO法人 難民を助ける会:世界14カ国で難民を支援。特に弱い立場に置かれた方をサポート
AAR Japan[難民を助ける会]は、世界16カ国で紛争・自然災害・貧困・障がいなどにより困難な状況に置かれている人々を支援しています。
ロシアの軍事侵攻が始まった直後は、戦禍から逃れて戦禍を逃れて周辺国に流出した難民・避難民への緊急支援を実施。AAR Japanスタッフが現地入りし、調査・支援活動を行いました。
【これまでの活動例】
・難民・国内避難民への緊急物資の配付(食料、医薬品、衛生用品など)
・子どもたちが避難先で学習するためのパソコンやプロジェクターの設置
・遊び場を開設、人形やおもちゃの提供
【現在行っている活動】※2024年10月時点
・ウクライナ国内に留まる人の支援:自宅での生活を続ける高齢者や障がい者世帯への食料配付や現金給付などの支援
・モルドバで困窮している避難民の支援:食料や衛生用品の配付
・地雷・不発弾対策:ロシアの軍事行動の一環として道路沿いや農作地に埋められた地雷の撤去作業
・障がい者支援:カウンセリングや介護者へのレスパイト・ケアの提供など、国内にとどまる障がい者を支援
ニーズの高い支援活動を継続するとともに、中長期的な活動を見据えて、モルドバに事務所を開設し、障がいのある方々や子どもたちへの支援などに力を入れて活動しています。
AAR Japanは、日本における難民支援の先駆けとして1979年に発足し、国連に公認・登録された国際NGOです。シリア難民支援、アフガニスタン避難民支援など、これまでの緊急支援の経験を活かします。
【寄付先3】公益財団法人 日本ユニセフ協会:知名度の高さが信頼に
8年にわたって続く東部地域の紛争や、昨今の武力行為の激化の影響を受けるウクライナの子どもたちのために、ロシアによる軍事侵攻開始後もユニセフは現地にとどまり、安全、保健、教育、心理社会的支援、保護、水と衛生などの分野で支援活動を継続しています。
水や電気を絶たれたり教育の機会を奪われたり、避難を余儀なくされるなど、紛争による直接的・間接的な影響を受ける子どもたちをはじめ、最も支援を必要としている子どもたちとその家族に支援を届けるため、ユニセフではウクライナ緊急募金へのご協力を呼びかけています。
チャイルド・スポンサーシップの評判は良い?有名人だと誰が参加している?
ここからはチャイルド・スポンサーシップについての口コミをまとめました。
またチャイルド・スポンサーシップに賛同して、参加している有名人も合わせてご紹介します。
チャイルド・スポンサーシップのネットの評判
僕がチャイルドスポンサーとして支援させてもらっているインドの男の子から、成長報告のお手紙が届きました^_^
こうやって目に見える繋がりがあるって、やっぱり嬉しいよね(*´-`)
12月のソロLIVEから始まる未来サンタプロジェクトも、誰かの未来へ繋がっていきますように…
(Twitterより)
長年チャイルドスポンサーやってると、いろんな国の子供たちの成長報告が楽しみ。寄付の楽しさ。
(Twitterより)
もう10年以上続けているワールドビジョンのチャイルドスポンサー。支援する子どもの住む地域の開発(学校、食料、仕事、医療など)に支援金が使われる。お金配りじゃなくて持続可能な環境整備に使われるのがマジで良い。定期的に成長記録が送られてくるのも嬉しいんだよ。これが良いお金の使い方。
(Twitterより)
カンボジアでチャイルドスポンサーをしてる子からお手紙がきました。
ずっと成長を見守ってこられて嬉しい大きくなったなぁー。
絵を描いて送ってくれることもあって、本当に嬉しい。
我が家を赤ちゃんポストにしたいくらい、命を守っていきたいです。
子育てに悩む方、まずご相談お待ちしています
(Twitterより)
私たち夫婦の参加しているWorld Vision (チャイルドスポンサー)
から2020年度、年次報告書(活動報告書)が来ました!本当に素晴らしい活動の数々でした。
私も【今、私たちが出来る事】は何か?を常に考え行動していこうと改めて思いました
(Twitterより)
チャイルドスポンサーで支援しているチャイルドの成長報告が送られてきましたポスト
2人目の支援はタンザニアの9歳の男の子。今年は飲み水が綺麗になって
公的医療サービスが受けられるようになって
両親は農業研修を受けたり収入を増やす方法を学んだらしい支援が形になるのが良くて続けてる
(Twitterより)
口コミをまとめると、
- ・支援した子どもの成長報告が届いて嬉しい
- ・成長報告の手紙が届くから、しっかりと支援活動が行われていることがわかる
といった点がとても好評でした。寄付金がどのように使われているのか分かりやすいのは、嬉しいですね。
チャイルド・スポンサーシップに参加している有名人
ワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーシップには、有名人も多く賛同し参加しています。
チャイルド・スポンサーシップへの参加を公表している有名人は、以下の通りです。
- ・酒井美紀さん(女優)
- ・ジュディ・オングさん(歌手)
- ・前澤友作さん(株式会社スタートトゥデイ代表取締役社長)
- ・東尾理子さん(元プロゴルファー)
- ・シドのマオさん(歌手)
- ・松本莉緒さん(女優)
- ・中嶋常幸さん(プロゴルファー)
※参考:ワールド・ビジョン・ジャパン公式サイト
特に酒井美紀さんとジュディ・オングさんは、ワールド・ビジョン・ジャパン親善大使という重要な役割を担っています。
著名人は団体の信頼性やイメージをきちんと把握したうえで親善大使になると考えられるため、ワールド・ビジョン・ジャパンの信頼感の高さが伺えます。
ワールド・ビジョン・ジャパンについて、改めて詳しく知りたい方は以下をご一読ください。
【寄付先1】認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン:子どもと繋がりを感じられる
上記の有名人の声を見ると「貧しい国の子どもたちのために、自分にできることはないか」という使命感からチャイルド・スポンサーになっている人が多くいました。
チャイルド・スポンサーになる前によくある3つの疑問
ここからは、チャイルド・スポンサーシップに参加する前によくある3つの疑問について解説します。
- チャイルド・スポンサーシップは解約できる?途中でやめることはできる?
- どこのチャイルド・スポンサーシップに参加すべきか、選び方はある?
- 少額でも寄付すると確定申告は必要?
1.チャイルド・スポンサーシップは解約できる?途中でやめることはできる?
チャイルド・スポンサーシップは、支援者の都合で自由に解約可能です。
ワールド・ビジョン・ジャパンのよくある質問には「皆さまのご支援期間は自由ですので、事情によりご支援が難しくなった際はご連絡ください」と記載されています。
ただ解約手続きには1ヶ月程かかるので、もし解約するのであれば余裕を持って手続きをするのがよさそうです。
またよくある質問には、以下のような記述もあるので、支援を続けるかどうかの参考にしてください。
支援期間は自由ですが、支援の成果を実感していただくためにも、1年は継続していただければと願っています。
様々な事情で支援を続けられなくなった場合はご連絡ください。お手続きをさせていただきます
(金融機関との手続きの関係上、中止のご連絡をいただいてから実際にご支援金の引き落としを止めるまでに
1カ月程度お時間がかかります)。
引用:ワールド・ビジョン・ジャパン公式サイト
これから支援をしようと考えている方は、1年は続ける意思を持って申し込んでみるのが良いのではないでしょうか。
2.どこのチャイルド・スポンサーシップに参加すべきか、選び方はある?
どこのチャイルド・スポンサーシップに参加したらいいのか、選び方で悩んだときは、以下のポイントを参考にしてください。
- おすすめする団体の選び方3つ
- 信頼できるところに寄付する
- 自分が問題だと思うことに取り組む団体に寄付する
- 寄付の使い道がわかりやすいところに寄付する
それぞれのポイントについて、以下でさらに詳しくお伝えしているのでご一読ください。
>>寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が一覧から徹底解説!
3.少額でも寄付すると確定申告は必要?
寄付をしても、確定申告は必ず必要なわけではありません。ただし、一定の条件下で寄付をすると「寄付金控除」を受けられるため、税金の控除を期待できます。
寄付金控除を受けるための条件は、下記の通りです。
【寄付金控除の適用条件】
- ・寄付金控除の対象団体に寄付する
- ・年間2,001円以上の寄付をする
- ・確定申告を行う
以上の条件を満たせば、寄付金控除を受けられる可能性があります。寄付金控除については、以下の記事でわかりやすく解説していますので、参考にしてください。
チャイルド・スポンサーシップに参加して、子どもたちを支援しませんか?
ここまで、チャイルド・スポンサーシップについて解説しました。ここで、紹介した内容をまとめます。
- ・チャイルド・スポンサーシップは子どもの成長報告で寄付金の使い道を実感できる
- ・チャイルド・スポンサーシップは多くの有名人も賛同して参加している
- ・チャイルド・スポンサーシップは途中解約もできる
チャイルド・スポンサーシップは、途上国で困難な状況に陥っている子どもを支援する、手軽に始められる寄付のひとつです。
「寄付を通じて途上国の子どもの成長を見守りたい」という方は、ぜひ参加を検討してください。
▼チャイルド・スポンサーになれる紹介団体まとめ
団体名 | 寄付アドバイザーが見た注目ポイント |
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ワールド・ビジョン・ジャパン | ・途上国の子どもと心のつながりを持ちながら、支援の成果を感じられる寄付プログラム「チャイルド・スポンサーシップ」に約5万人が参加 ・「1日あたり150円の支援で、子どもたちの未来が変わります」「何もかもはできなくとも、何かはきっとできる」などのメッセージから団体が大切にしていることが伝わる ・「10秒に一人/1日に3つの学校にきれいな水を届ける」「貧困の根本原因を解決することで2億人以上の子どもたちの生活状況が改善」「極度の栄養不良にあった子どもたちの89%が完全に改善」など、活動の影響を具体的な数字で示している |
かものはしプロジェクト | ・「寄付」「ボランティア」「モノで支援」などさまざまな支援方法がある。サポーター会員は約14,000人 ・活動を直接聞けるイベントを平日・土日、昼・夜に対象者に合わせて定期的に開催。寄付者限定イベントもある。活動報告書や活動ブログも読み応えがある ・「子どもがだまされて売られてしまう問題」を根本的になくす活動を展開。カンボジアでは、子どもが売られる問題の解決が実現したため事業を自立 |
カタリバ | ・ナナメの関係という共成長モデル」「10代に伴走」「個人の成長を支える強い組織文化」が強み ・魅力的なプログラム開発、活動を全国8か所で展開 ・活動に関わった10代の声の紹介、カタリバの仲間紹介、支援者/企業紹介など、いろんな人や支援者の関わりの特徴が伝わってくる |
プラン・インターナショナル・ジャパン | ・「教育」「医療」といったピンポイントの“点”のプロジェクトではなく、ジェンダーに配慮しながらあらゆる分野にある課題を特定の村や地域で総合的に解決する“面”の支援。女の子に焦点を当て、支援効果を意識した特徴あるプログラム ・プラン・スポンサーシップ(継続支援)をはじめ、多様な支援メニュー ・活動の報告を聞くことができる「プラン・ラウンジ」や支援者インタビュー、支援者の声などを参考にすることができる。著名人の支援者もいる |
グッドネーバーズ・ジャパン | ・途上国の子どもの成長を見守る支援プログラム「子どもスポンサーシップ」(1日33円からの支援)では、毎月子どもから手紙や写真付きの成長報告が届き、応援しながら成長を見守ることができる。国内のひとり親家庭を支援する「国内子どもスポンサー」もある ・国内では、子どもの貧困対策事業としてフードバンク事業「グッドごはん」を実施。ひとり親家庭に対し、定期的に食品の無料配付を行っている。2017年9月の開始以降、累計6,400万円相当の食品(2020年5月末時点)を配付。企業とのパートナーシップでグッドごはんへの協力事例もある ・「子どもの権利条約」を理念とし、国際組織であるグッドネーバーズ・インターナショナルの一員として世界40か国以上で活動。子どもの権利を守るための支援事業や地域開発、緊急支援を、地域住民、自治体やコミュニティ、ボランティアなど多くの人々と関わり、強いパートナーシップの構築をめざしながら実施。「必要とされる場所へはどこへでも出向き支援します」をミッションとしているように、自然災害発生時などは活動国に限らず多くの地域で緊急支援の実績がある |
記事の内容は以上です。もし、今あなたが
「どの団体に寄付するか決めかねている・・・」
「寄付先の選び方を知りたい・・・」
とお思いなら、寄付アドバイザーが「あなたに合う寄付先の選び方」を解説する人気記事をおすすめします。
気になる方はぜひ以下をご一読ください!
>>寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が一覧から徹底解説!
NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。