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【寄付してみた】子どもの貧困をなくしたい!寄付者に実際どうか聞いてみた【体験談】

  • 2021年4月21日
  • 2022年12月2日
  • 寄付

寄付をしてみようと思ったとき

・この団体に寄付して大丈夫かな

と不安に感じたことはありませんか?

そこでgooddo編集部が寄付を始めた女性にインタビュー。

・寄付しようと思ったきっかけ
・寄付してみてよかったこと

について聞いてみました。

結論を先に紹介すると、

①寄付したきっかけ→「仕事が忙しく直接的な支援活動に参加できないけど、何かしらの方法で支援に参加したかったから」

②寄付してよかったこと→「寄付は人を信じて託すこと。自分が忙しくて参加できないモヤモヤをなくしてくれる」

とのことでした。以下、詳細を紹介していきますね。

>>おすすめの子ども支援活動を紹介する記事はこちら

子どもの支援活動に寄付しようと思ったきっかけ

インタビューを実施したAさんは、岡山県在住でフルタイムの会社員をされています。

子どもの支援活動に携わりたいと思っていたんですが、継続的に参加し続けるのが難しい状況でした。

そんな中でも寄付をすることで、子どもたちの状況が少しでも良くなって欲しいと考えるようになり、寄付を始めました。

Aさんは子どもが置かれている状況について心を痛めていたといいます。

日本にはまだまだ沢山の子どもたちが、経済的な理由から将来の夢を諦めています。

そもそもですが、経済的な厳しさは子ども本人のせいではない。

子どもために、自分でできることはなんだろう?と考えたのが支援を考えたきっかけでした

また、Aさんが寄付先を選ぶ際には「信頼できそうか」が決め手になったと教えてくれました。

寄付しているのは子ども支援団体です。支援している団体は、母子家庭向けのシェルターやフードバンク活動を行っています。

最初、どんな団体に寄付すると有意義に使ってもらえるかを調べてみました。十分な期間運営されていて、実績もある団体だったので信頼できそうと感じ寄付をはじめました

確かに最初に寄付をしようと思うと、信頼できるかは非常に大事なポイントですよね。

多くの団体では寄付金がいくら集まったとか何に使ったのかを公開しているので、寄付を考えている人はチェックしてみるのも良い方法ですね。

子どもの支援活動に寄付してみて良かったこと

寄付をしてどのように気持ちの変化があったのか、Aさんに聞いてみました。

私はフルタイムで仕事をしているので、なにか子どものために行動したい思っても、ボランティアなどに参加することは難しいです。

その点、寄付は信頼できる人に自分の想いを託すことで支援することができます。

自分が行動できていないというモヤモヤがなくなるのが、寄付する良さだと思います

Aさんは、参加できるときは直接支援活動にも参加して充実した日々を送っています。

時間をぬって、寄付だけでなく、こども食堂のボランティアにも参加しています。

子どもの顔が見ながら活動できて、ダイレクトに良い反応が返ってきます。

すごくやり甲斐を感じていて、楽しみながら参加できています。

寄付だけでなくボランティアも素敵な社会貢献の形ですね!

「子どもが将来に夢を持てるような社会を」ある女性の願い

また、別の女性も支援を続けています。千葉県に住むBさんは、通っていた中学はクラスの半数が母子家庭か父子家庭だったそう。

家庭の経済的な事情から友人たちが中学の時点で将来に悲観的で夢を諦める子も多かったことを覚えている、と教えてくれました。

「家庭の貧しさは、子どもたちの夢や希望を奪い、自己肯定感を持てなくなる」

だからこそ、Bさんは子どもたちが未来に希望を持てるように、と少しづつの金額ながらも支援を続けていると言います。

子どもの支援活動にはどのようなものがあるか

先程の2人が支援するのは、「子どもの貧困」を解決するために活動する民間団体。
団体は子どもたちに、以下のような支援を続けています。

食事支援:子どもの栄養を確保するための食事支援。低価格で栄養のある食事を食べられる集いの場として「こども食堂」など

経済支援:政府や自治体、民間団体による給付金や奨学金等の貸付で、貧困層を経済的に支援など

教育支援:貧困で苦しむ子どもたちに勉強を無償で教えたり、学校外での学習費用を提供する支援。幼児教育の段階的な無償化など

保護者の就労支援:就労機会の提供や学び直しなどの職業訓練、病児保育、ひとり親向けの支援など

ここから、具体的な活動例を紹介します。

活動例①:栄養のある食事の提供と人と人とのつながりを作り出す「こども食堂」

地域住民やNPOなどが、無料または低価格帯で子どもたちに食事を提供する場をこども食堂と言います。手作りで暖かい食事が格安で食べることできます。また、こども食堂への参加をきっかけに子どもたちが運営者に生活相談などもすることができます。

活動例②:子どもへの学習支援で将来の選択肢を広げる「学習支援」

学校での勉強につまずいてしまった子どもたちや、家庭事情により授業についていけなくなった子どもたちを対象に、それぞれの学習スタイルに合った効果的な学習機会を無償で提供しています。無料塾とも呼ばれ、全国に学習支援の活動が広がっています。

子どもの貧困を解決するために、私たちにいま出来ること

上記でご紹介したように子どもの貧困の解決に向けて活動する団体は多数ありますが、まだ問題の解決には至っていません。

私たちが、問題に興味をもち何かしらの行動していくことが必要です。

あなたがもし、

「子どもたちのために、私にできることを始めたい」
「寄付をどこにして良いかわからない」

と考えているなら、gooddo編集部がおすすめする団体への寄付を検討してみてください。

日本で有数の実績をもち、運営期間も十分にある団体ばかり。安心して寄付をはじめてみてくださいね!

ここからは、寄付アドバイザーである河合氏のおすすめコメントとともに紹介していきます。

【食事支援】全国こども食堂支援センター・むすびえ:全国約5,000箇所と協働

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全国こども食堂支援センター・むすびえ

こども食堂を応援してくれる企業・団体と「こども食堂」をつなぐ活動などを行っています。

活動を通してこども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整えています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 全国約5,000箇所のこども食堂を、協力関係にある全国の地域ネットワーク、企業や団体との連携協働を通して応援
  2. 公平・中立な支援
  3. 「こども食堂全国箇所数調査」など調査研究が充実
寄付金控除の対象団体です

【教育支援】カタリバ:ナナメの関係で支援者と伴走

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カタリバ

自身ではどうすることもできない家庭環境などの課題を抱える子どもたちを対象に、居場所・学習・食事を地域と連携しながら届ける活動などを行っています。

活動を通じて「すべての10代が意欲と創造性を育める未来」の実現を目指しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 「ナナメの関係という共成長モデル」「10代に伴走」「個人の成長を支える強い組織文化」が強み
  2. 魅力的なプログラム開発、活動を全国8か所で展開
  3. 活動に関わった10代の声の紹介、カタリバの仲間紹介、支援者/企業紹介など、いろんな人や支援者の関わりの特徴が伝わってくる
寄付金控除の対象団体です

【教育支援】Learning for All:包括的な支援に特徴あり

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Learning for All

さまざまな困難を抱える子どもたちに学習支援を届ける活動などを行っています。

「すべての子どもが自分の可能性を信じ、自分の力で人生を切り拓くことのできる社会」の実現に貢献しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 困難を抱えた子どもたちへの包括的支援、人材育成、普及啓発・アドボカシーの活動に特徴
  2. 寄付金でできることのわかりやすさ(月1,000円で一人の子どもに1時間分の勉強、月3,000円で1日分、月10,000円で高校進学)
  3. 企業、自治体など子どもの貧困を本質的に解決するためのパートナー、学生ボランティアを経験したOB・OGのアラムナイ(同窓会)といったコミュニティの存在

>>おすすめの子ども支援活動を紹介する記事はこちら

まとめ:子どもの貧困をなくすために、出来ることからはじめよう

ここまでの内容をまとめます。

  1. 寄付をするきっかけは、仕事が忙しく直接的な支援活動に参加できないけど、何かしらの方法で支援に参加したかったから
  2. 重視するポイントは「信頼できるか」。運営期間や支援実績を調べてから寄付した
  3. 寄付は他人に自分の想いを託すこと。寄付をすることで、忙しくて行動できないモヤモヤがなくなった

ぜひAさんのように寄付を始めてみたい、という方は先程紹介した団体への寄付について調べてみてくださいね。

もし
「現時点ではまだ寄付はちょっと・・・」
「団体がたくさんあって決めきれない・・・」
という方は、無料で団体を支援できるアンケートがありますので、自己負担なくできる支援からはじめてみるのもよいかと思います!

無料支援なのでお金はもちろん不要ですし、アンケートは個人情報や何かの登録も一切不要で、30秒あれば終わります。

それだけでさまざまなNPO団体に本サイトの運営会社であるgooddo(株)から支援金として10円をお届けします。

お手数おかけしますが、お力添えいただけますようお願いいたします。

この記事を書いた人
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