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西日本豪雨の被災地の復興状況は?今なお必要な支援について知ろう

この記事を要約すると

2018年に発生した西日本豪雨では広い範囲で大雨が降り続け、各地で大きな被害を生む結果となりました。被災地では今も災害の爪あとが残り、復興に向けた取り組みが行われています。

そのような地域では今も支援を必要としており、自治体や非営利団体が協力して対応を進めています。それに加え、私たちができる支援も積極的に行っていく必要があります。

この記事では被災地の復興状況と、私たちができる被災地や被災者への支援について紹介します。

西日本豪雨の被害の大きさを振り返り、私たちにできることを考えよう

西日本豪雨の被災地の復興状況は?


全国的にも様々な被害をもたらした西日本豪雨ですが、その中でも特に被害が酷かったのが、広島県、岡山県、愛媛県です。

西日本を中心に全国的に広い範囲での記録的な大雨が長時間降り続いたことが原因であり、広域的かつ同時多発的に河川の氾濫やがけ崩れが発生したことで、甚大な被害が広範囲で起こることとなってしまいました。

特に浸水が酷かったのが先に述べた3県ですが、この中でも広島県は集中的に被害が発生しています。

広島県は人的被害も多く出ており、土砂災害が広島県だけで624件も発生し、それによって流入した土砂が河川を塞き止めて氾濫。市街地に大量の土砂を伴う水が流れ込み、家屋への侵入や交通インフラを麻痺させました。

岡山県では倉敷市真備町に雨が集中するなどの特徴があり、真備町だけで51人もの命が奪われ、多くの家屋が浸水被害にあいました。これはハザードマップで示された想定浸水区域とほぼ一致する区域が浸水し、甚大な被害を起こす結果となったのです。

愛媛県では大洲市の久米川などで大規模な河川の氾濫が起こり、こちらでも多くの家屋が浸水被害を受けることとなりました。また土砂崩れなどもあり、全壊や半壊した家屋の数が非常に多いのが特徴です。

これらの被害から、各地では復興への取り組みが進められていますが、未だにすべての復興・復旧は完了していない状況です。

ライフラインである水道や電気、ガスなどは真っ先に復旧されたものの、道路は通行止めとなっている場所もあり、JR線の完全再開は2019年10月下旬が予定されています。

また、橋桁が流された橋の再建などもようやく計画が立ったところで、再開は1年以上かかる見通しになっています。河川などは応急復旧や二次災害防止のための工事は進んでいるものの、本復旧にはいたっていません

さらに、被災者の孤立防止のための見守りや訪問相談をするなど、一人ひとりの気持ちに寄り添いながら実情に応じた相談や支援を行うとともに、被災者の健康管理等も配慮した取り組みが行われています。

(出典:国土交通省公式サイト 「平成30年7月豪雨による土砂災害概要」)
(出典:岡山県公式サイト)
(出典:JR西日本公式サイト)

西日本豪雨の被災地・被災者に必要な支援


復旧や復興が未だ続いている状況で、被災地や被災者にはどのような支援が必要とされているのでしょうか。

被災当時は、自治体や非営利団体が窓口となり募集されるボランティアが必要とされていましたが、現在はそれらの募集も落ち着き次の段階へと踏み出しています。

道路や路線、インフラなどは元通りに復元することはできますが、被災者の心には目に見えない傷が刻まれているため、精神的なケアを行うには長い時間が必要となります。
そのため、被災者一人ひとりに寄り添ったカウンセリングや子どもたちの心のケアなどが重要視されています。

また、お金による支援も必要とされています。
寄付義援金のほか、ふるさと納税被災地での旅行などは私たちも行うことができ、経済活動を活性化する支援を検討してみてはいかがでしょうか。

寄付

寄付にも大きく分けると2つの方法があります。それが支援金と義援金です。
支援金は非厭離団体などの支援団体を通して被災者の支援活動などに使われるのに対して、義援金は復興や復旧活動に使われることはなく、直接被災者に分配されるお金になります。

寄付金は非営利団体の支援活動を行うための資金となるため、被災地や被災者の状況に応じて最適な方法で利用されます。

直接被災者の支援を行いたいということであれば義援金を、被災地や被災者のために広く手助けをしたいのであれば寄付金を送るのがいいでしょう。

ふるさと納税

ふるさと納税は自分が住む地域ではなく、支援などをしたい地域に納税するというシステムです。被災した自治体はふるさと納税のプラットフォームとなるサイトに復興プログラムを掲載していることが多く、各自治体に復興のためのふるさと納税を行うことが可能です。

被災地へ旅行する、名産品を買う

被災によって観光客の減少など直接的な影響が出るケースも多く見られます。

そのため、私たちが被災地を訪れ、名産や特産品、伝統工芸品などを購入することで経済活動に貢献することが可能です。また、自分の目で復興状況を確認できたり新たな魅力を発見できたりと、被災地を訪れることでしか知り得ない情報も多くあるはずです。

そうしたことをSNSなどで発信することで、新たな復興へのステップアップとなるのではないでしょうか。

1日でも早く復興・復旧が終わるために支援しよう!


西日本豪雨の爪あとは今も残り、復興や復旧は今も続いています。

完全に復興・復旧が完了するためには資金や人手、時間がかかります。
また被災者は心に傷を追っている可能性もあり、長期的なケアが求められています。

被災地や被災者が一日でも早く元の暮らしに戻るためには、私たち一人ひとりの支援も必要です。

私たちにできることを、一つずつ行動に移してみてはいかがでしょうか。

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