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アフリカの水・衛生環境が汚染されている理由は?解決するために必要なことは?

この記事を要約すると

日本では、蛇口をひねるといつでも安全な水が出てきます。料理をしたり洗濯をするために外に水を汲みに行く必要もありません。

しかし発展途上国には、家庭に水道がないばかりでなく、村に井戸さえないという地域もたくさんあります。
世界のどこでも同じように水道設備が整っているわけではないのです。

アフリカの農村には、水を手に入れるために朝早くから川や池まで何時間も歩いて毎日を過ごす人もいます。
また、たとえすぐそばに水を手に入れることのできる設備があっても、不衛生な環境なことも少なくありません。

どうしてそのような状況となっている原因や、環境を改善するためにアフリカでは行われている支援について解説します。

アフリカの水が汚れている、衛生環境が悪い理由は?解決するための支援活動は?

汚染された川や池から水を汲み生活・飲み水に使うアフリカ


世界の約1億5,900万人の人々は、浄水処理のされていない水を飲み水として口にしています。
そして、そのうちの58%はサブサハラ・アフリカ地域に暮らしています。

安全な水を届けるためのインフラが整っていないため、アフリカの貧しい地域では安全な水を使って料理や洗濯をすることができないのです。

都市部から遠く離れた農村地域では、村内に水を手に入れるための井戸がないことがあります。
また、井戸があっても壊れたまま修理されていないために利用できないこともあります。

こうした貧しい地域には政治家の関心が向きにくく、何の対処もされないまま見放されてしまっていることも珍しくありません。
そのため、人々は川や池から汲んだ水をそのまま使うほかないのです。

たとえ井戸や貯水タンクなどの施設があっても、適切な管理がされていないために非常に不衛生なまま利用されていることもあります。
安全な水が手に入らくても、生きるためにはその水を使うしかありません。

(出典:日本ユニセフ 公式サイト)

きれいな水が使えないことで起こる影響は?


清潔な水を使うことができない環境は、様々な悪影響を引き起こしています。

不衛生な井戸を利用したり、動物と同じ水源から水を得ることにより、多くの人が健康への被害を受けています。
汚染された水のせいで伝染病が蔓延し、命を落としたり後遺症が残ってしまうケースもあります。

劣悪な衛生状態が原因で下痢となり、本来であれば治るはずの病気でも抵抗力が弱まり亡くなる子どももたくさんいます。
1日に800人近くの子どもが不衛生な環境が原因で亡くなっていると言われ、そのほとんどは抵抗力の弱い5歳以下の幼い子どもです。

また、家の近くに安全な水がなければ遠くまで水を汲みに行かなければなりません。
水汲みは子どもや女性の仕事とされていることが多いですが、重たい水を持って歩くのは過酷な作業です。

十分な食料もないような貧しい地域では、栄養が不足したまま重労働を行わなければならず、健康に悪影響を及ぼすこともあります。

(出典:日本ユニセフ 公式サイト)

汚染された水を安全な水に変えるために必要な支援とは?


アフリカの貧しい地域に住む人が安全な水を手に入れられるようにするためには、2つのアプローチが必要です。
それは、安全な水を入手できる施設の導入と施設の適切な維持管理です。

そもそも近くに水を得ることのできる施設がない場合、まずはその問題を解決しなければなりません。
1日に何時間もかけて遠くの川や池まで水を汲みにいかなければならないような状況は、一日も早く改善する必要があります。

そのため、公的組織やNGOなど多くの団体が、井戸を掘ったり貯水タンクを設置したりと水へのアクセスを向上させる支援活動を行っています。

水を得る施設があっても適切に管理されていない場合、そこで得られる水は安全とは言えません。
井戸や貯水タンクが不衛生なまま利用されてしまうと、伝染病などの原因となってしまうため、施設を清潔に維持するノウハウが必要です。

以前は井戸を掘ったり貯水タンクを設置するだけで支援が終了してしまうケースも数多くありました。
しかし近年では、どのように設備を維持管理していけばいいのか村人に教育する取り組みも行っています。
実際に利用する人々が自分たちで施設を管理する方法を学ぶことで、持続的に村人の生活を改善させることができるのです。

アフリカの人々を救うために私たちができること


水環境の改善には多くの資金が必要であり、政府からの拠出金で活動資金のすべてをまかなうことはできません。支援活動の3割程度は、民間からの募金に支えられています。

厳しい環境で暮らすアフリカの人々に安全な水を届けるため、私たちも寄付を行うことで支援活動に協力することが可能です。

継続寄付と都度の寄付の2種類の形式で寄付があり、どちらもインターネットから簡単に申し込むことができます。また、寄付金は税額控除の対象となるため、所得税等の優遇措置を受けることができます。

継続寄付

継続寄付は、決まった額を毎月寄付することができるプログラムです。
まだまだ多くの人が支援を必要としているアフリカでは、少額でも継続的に寄付をすることで確実に人々の生活の改善につなげることができます。
月々500円や1,000円などの金額で支援可能で、クレジットカード払いまたは口座振替が利用できます。

都度寄付

思いったタイミングで任意の金額を寄付できるのが「都度の寄付」です。
一回につき500円から支援でき、クレジットカード払いのほかコンビニでの支払い、インターネットバンキングでの振込が利用できます。

私たちの寄付はどのように使われる?

寄付金は、途上国の貧しい地域に暮らす人々の生活を改善するために利用されます。
たとえば、寄付金の一部は水を浄化するための浄水剤の購入に充てられます。浄水処理がなされていない不衛生な水を安心して飲める水に浄化し、病気の蔓延を防ぎます。

ほかに、水汲みの労働を削減するために村に井戸を設置する費用や、水を安全かつ清潔な状態で運ぶための容器の費用として使われることもあります。また、不衛生な環境が原因で病気になってしまった子どもたちの命を救うため、下痢による脱水症状を緩和する効果のある経口補水塩も購入されます。

人々への教育も重要な支援の一つであり、寄付金の一部は保健員の研修費用に充てられます。生活環境の改善や啓蒙活動を行うことのできる人材を養成することで、衛生状態の重要性について学ぶ機会のなかった貧しい地域の人々に情報を伝えることができるようになり、よい生活環境を構築する助けとなります。

このように様々な形で、私たちの支援は発展途上国の生活を支えていくのです。

アフリカの水・衛生環境を改善するためにできることを考えよう


水は、私たちの生活になくてはならないものです。けれどアフリカの貧しい地域に住む人々は、安全な水を手に入れるという最低限の環境すら保障されていない生活を送っています。

安全な水を手に入れることができないため犠牲になってしまう子どもたちを救うため、アフリカの水環境や衛生問題の改善が必要です。
一人ひとりの小さな行動が集まることで、大きな力に変えることができます。

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