アフリカ(衛生)

アフリカの水と衛生環境の現状は?問題点と解決策とは

日本にいれば当たり前のように手に入れることができる安全な水ですが、世界規模で見ると大変恵まれた環境です。

世界では多くの場所で水や衛生環境に問題があり、人々の生活を脅かしています。その半数以上がアフリカであり、安全な水を確保できないことで子どもたちの命に危険が迫り、また将来につながる道さえ奪われようとしています。

このような現状を解決するためには、どうしたらいいのか考えていかなければなりません。
そのためにも、まずは問題点をしっかりと把握することが大切です。

アフリカの水が汚れている、衛生環境が悪い理由は?解決するための支援活動は?

年間約50万人が参加、
累計2億円の支援金額を達成!

「ちょっといい明日づくり」に挑戦する私たちgooddoと一緒に、まずは無料で社会支援をしてみませんか?

この無料支援は、「世界中の子どもたちの命と健康を守る」ために活動している「公益財団法人 日本ユニセフ協会」に10円の支援金として贈られます。

アフリカの人々が使っている水の現状は?

水問題はアフリカだけでなく、世界中で起こっています。2019年において世界人口の半数が水道を使えるようになったと言われていますが、未だに6億6,300万人もの人が、今も安心して飲める水を確保できていない状態で暮らしています。その半数近くがサハラ以南のアフリカに集中しているのです。

ただ安全な水が確保できないだけではありません。やむを得ず不衛生で汚れた水を使うことで、2017年の段階で年間にして約30万人、毎日800人以上の乳幼児が、汚れた水を原因とする下痢症で命を落としています

これは飲み水などとして使用している水が飲用に適さない水源であり、その中には泥や細菌、動物の糞尿が混ざっており、不衛生どころか飲料水として使うことさえ危険なのです。

(出典:公益財団法人 日本ユニセフ協会「どんなに汚くてもこの水を飲むしかない」)

  • 世界人口の半数が水道を使えるようになったと言われているが、未だに6億6,300万人もの人が、今も安心して飲める水を確保できていない状態である
  • 水を確保できていない地域の半数近くはサハラ以南のアフリカである
  • 年間にして約30万人、毎日800人以上の乳幼児が、汚れた水を原因とする下痢症で命を落としている

アフリカで水が問題となっている原因は?

アフリカの多くの国は発展途上国であり、都市部とそうでない場所ではその設備の差に大きな開きがあります

また内戦や紛争などで住む場所を追われてしまい、水道施設や衛生的な施設がない環境に置かれている人々もいます。
どちらの状況でも水道施設などインフラが整備されておらず、すぐに水が手に入らない状態です。

これは日本のような浄水処理ができていないだけでなく、井戸などの貯水施設そのものがないためでもあります。仮にあったとしても、底が浅い井戸が多く、水が風などにさらされ、衛生的にも良くない状態のところが多いのです。

井戸がない村の人々は池や川、湖など住んでいる場所からできるだけ近くにある水源に頼るほかなく、そこに水汲みに行かなければなりません

そして先にも触れたように、そのような水の中には不衛生極まりないものが多く含まれており、命の危険に脅かされるリスクが高くなります。

安全な水が使えないことで起こる影響は?

安全な水を使えないというのは、そこに住んでいる人々、特に子どもたちには多大な影響を与えます。

健康面のリスクおよび命の危険にまでさらされます。しかしそのような水を飲まなければ水分を補給できないのが現状です。

抵抗力がない子どもがそれを飲めば下痢症などを起こし、乳幼児では危険度は高くなり、脱水症状に陥り命を落とすことも少なくありません

また下痢症にかかることで抵抗力が落ち、不衛生な環境であることからコレラやトラコーマ(慢性結膜炎)など重度の病気にかかってしまうことにもつながります。

また健康面へのリスクが高いだけでなく、将来的なリスクもあります

水汲みが子どもの時間を奪う

アフリカの農村地帯の多くは水道施設がないために水を汲みに行く必要がありますが、その担い手の多くは子どもや女性です。

それほど遠くない場所に水汲み場があったとしても、1日の水を確保するために何往復もする必要があります

また、水汲み場が遠いケースも多く、片道で3時間かかることも少なくありません。1日に8時間以上かけて水汲みを終える子もいるのです。

1日の大半を水汲みという重労働で終えてしまうため、彼らには勉強をする時間がありません。勉強したいと望んでいてもそれができないのです。

水汲みだけが原因ではありませんが、大きな要因の一つとなっています。
勉強ができないということは、子どもたちの将来を奪ってしまうことと同義であり、教育を受けられないために大人になり安定した給与がもらえる職に就けない人が多くいます。

(出典:公益財団法人 日本ユニセフ協会「世界水週間(8/28~9/2) 水汲みに、毎日2億時間 女性や女の子が奪われる時間と機会 ユニセフが指摘」,2016)
(出典:独立行政法人 国際協力機構JICA「水分野の途上国における課題」,2017)

  • アフリカは発展途上国であり、水道施設などインフラが整備されておらず、すぐに水が手に入らない状態である
  • 井戸がない村の人々は近くにある水源に頼るほかなく、水汲みに行かなければならない
  • 水汲みの多くは女性や子どもたちに仕事であり、病気のリスクや教育機会の損失など将来的な影響が大きい

アフリカの水問題の解決策はあるのか?

内戦や紛争をすぐに解決することはできないため、現在の環境を変えることを優先しなければなりません。

そのために最も必要とされるのはインフラの整備です。人々が住んでいる場所に水道を引く事が水問題を解決する上では最重要となります。

ただし浄水施設を含む水道施設となると、多くの費用が必要となるためすぐには難しい場合もあります。

まずは村に井戸を掘り、そこに手押しポンプなどで汲み上げる場所が必要なだけでなく、地下水を汲み上げるための深い井戸を掘るにも技術が必要となります。

実際にアフリカで行われている支援活動は?

水道施設の建設は人手も必要であり、お金もかかります。しかしそれを支援活動で実現しようという動きがあります。

実際にアフリカではNPO・NGOが井戸を掘り、井戸の水を汲み上げるための手押しポンプ用の器材を送るなどの支援が行われています。

またその井戸の修理や部品交換を行い現地の人々だけで管理してもらうため、給水施設の管理人となるための指導・教育も支援活動として行われています。

すぐに給水施設を作れないとしても、汚れた水を安全に飲み水にする浄水剤を現地へ持ち込み、汲んできた水を安心して使えるような支援を行っているケースもあります。

そして下痢症になり脱水症状に陥っているのであれば、経口補水塩(ORS)を与え、回復に向かわせるといった支援も同時に行われています。

(出典:公益財団法人 日本ユニセフ協会「水と衛生活動の取り組み」)
(出典:独立行政法人 国際協力機構JICA「ージャパンブランドー 生命と生活を支える水の供給 全ての人々に安全な水を」,2015)

  • 人々が住んでいる場所に水道を引く事が水問題を解決する上では最重要である
  • アフリカではNPO・NGOが井戸を掘り、井戸の水を汲み上げるための手押しポンプ用の器材を送るなどの支援が行われている
  • 給水施設の管理人となるための指導・教育、脱水症状に陥っているのであれば、経口補水塩(ORS)を与え、回復に向かわせるといった支援など様々である

アフリカの支援活動を私たちもサポートできる!


アフリカでの水問題への支援活動は、現在も継続的に行われています。水に困っている人は多く、支援を必要としているのです。
そのような人々を助けるべく、様々なNPO・NGOが活動を行っています。

しかしその活動資金や支援物資の多くは、寄付で賄われています。
寄付は数百円や1,000円などの少額から行うことができます。

「アフリカの人々のために何かしたい」という思いを持ち、私たちが行動に移すことでアフリカの人々を救う大きな力となるのです。

今も安全な水を確保できず苦しんでいる人、命を落とす子どもたちがいます。少額の寄付を行うことでこのような人々の生活や命を守れます。
ぜひこのような支援活動に参加し、アフリカの人々を救う手助けをしてみてはいかがでしょうか。

年間約50万人が参加、
累計2億円の支援金額を達成!

「ちょっといい明日づくり」に挑戦する私たちgooddoと一緒に、まずは無料で社会支援をしてみませんか?

この無料支援は、「世界中の子どもたちの命と健康を守る」ために活動している「公益財団法人 日本ユニセフ協会」に10円の支援金として贈られます。

動画はこちら
この記事を書いた人
gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。

- gooddoマガジン編集部 の最近の投稿