陸の豊かさも守ろう

SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」のターゲットとなる「内陸淡水生態系」とは?

2030年までに達成しなければならない世界共通目標として「SDGs(エスディージーズ)」があります。

今回は、SDGsの基本的な理解のため、目標15「陸の豊かさも守ろう」と、それに紐づく「内陸淡水生態系」にフォーカスして解説していきます。

この記事を読んで、SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」について理解しましょう。

持続可能な開発目標・SDGsの目標15「陸の豊かさも守ろう」のターゲットや現状は?

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SDGsには17の目標がある

SDGsとは、2030年までに達成すべき世界共通目標のことを指します。SDGsの前身は、MDGs(ミレニアム開発目標)であり、期限は2015年でした。MDGsに代わる、新たな世界共通目標がSDGsなのです。

SDGsには目標が17個あり、以下の通りです。

1.貧困をなくそう
2.飢饉をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けれられるまちづくりを
12.つくる責任、つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正を全ての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

これら17個の世界共通目標はさらに169のターゲットに細分化されており、各ターゲット目標があるため、一度確認してみることもおすすめします。

SDGsの達成期限は2030年に設定されており、達成に向けて世界各国が相互協力し、様々な取り組みを行っているという状況です。

次章ではSDGsの15個目の目標「陸の豊かさも守ろう」を深堀りしていきます。

  • SDGsとは、2030年までに達成すべき世界共通目標
  • SDGsには目標が17個あり、さらに169のターゲットに細分化されている
  • SDGsの達成期限は2030年に設定されている
  • (出典:外務省「JAPAN SDGs Action Platform」)

    SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」とは

    人類の生命活動に欠かせない森林。

    森林がなければ我々は生活さえも維持することができなくなるほど、森林が地球環境に果たす役割は重要です。

    世界中の約16億人は、今も森林に依存した生活をしており、世界の貧困層(約80%近く)は、森林などの環境劣化による影響を受けて生活しています。

    また、地球上に存在する生物(人間、動物、昆虫を含む)の80%は、森林環境に依存して生活しています。

    このようにたくさんの人々が森林に依存している現状の中で、種の絶滅は過去に類を見ないスピードで進行しています。

    地球上に存在する動物(8300種)の約8%は既に絶滅してしまっており、今も22%が絶滅の危機に瀕しているという危機的状況なのです。

    産業革命以降、人類歴史は凄まじい発展を遂げ、同時に地球環境の破壊も進行しました。

    このまま地球環境の破壊が進行すれば、数十年後に人類は地球に住めなくなってしまいます。

    それを阻止するためにもSDGs達成および、「陸の豊かさを守る」ことは地球に生活する人々にとって重要なのです。

    SDGsの目標15「陸の豊かさも守ろう」の概要

    目標15「陸の豊かさも守ろう」の概要は以下の通りです。

    1. 陸域生態系の保護と回復
    2. 持続可能な利用の推進
    3. 持続可能な森林の経営
    4. 砂漠化への対処
    5. 土地の劣化の阻止・回復
    6. 生物多様性の損失を阻止する

    絶滅に瀕している生物の多様性を防ぐことが、SDGsの15目標「陸の豊かさも守ろう」での最重要項目となっています。

  • 世界中の約16億人は、今も森林に依存した生活をしており、世界の貧困層(約80%近く)は、森林などの環境劣化による影響を受けて生活している
  • 地球上に存在する生物(人間、動物、昆虫を含む)の80%は、森林環境に依存して生活している
  • 地球上に存在する動物(8300種)の約8%は既に絶滅してしまっており、今も22%が絶滅の危機に瀕しているという危機的状況
  • (出典:国際連合広報センター「持続可能な開発目標(SDGs)ー 事実と数字」)

    SDGs目標15「陸の豊かさを守る」には12のターゲットがある

    最初に紹介したように、SDGsの17個の世界共通目標にはそれぞれ細かくターゲットが設定されており、全部で169のターゲット目標があります。

    SDGsの目標15「 陸の豊かさも守ろう 」のターゲットについて解説します。

    12のターゲット

    目標15「 陸の豊かさも守ろう 」の中には12のターゲットがあります。

    そのうち、「内陸淡水生態系」に関連するターゲットは15.1になります。

    15.12020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。
  • SDGsの17個の世界共通目標にはそれぞれ細かくターゲットが設定されており、全部で169のターゲット目標がある
  • 目標15「 陸の豊かさも守ろう 」の中には12のターゲットがある
  • 「内陸淡水生態系」に関連するターゲットは、15.1の2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する
  • (出典:外務省「JAPAN SDGs Action Platform」)

    「陸の豊かさを守る」のターゲットとなる「内陸淡水生態系」とは

    SDGs目標15「陸の豊かさを守る」の12のターゲットのうち、

    2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。

    と、1つ目にあるターゲットの「内陸淡水生態系」に注目してみましょう。

    内陸淡水生態系の維持が全体につながる

    河川、湖沼、湿地、ため池などを淡水域といいます。
    この淡水域は地球上の表面積のわずか 0.8%にすぎませんが、とても多くの種類の生物が生活しています。
    動物種では約 126,000 種が、そして32,500種の魚類の 43%が淡水域で見られる種です。

    トノサマガエルやニホンアマガエルなど、日本に生息している両生類は日本にのみ生息している固有種が多いのが特徴です。これは、両生類の生息環境が水域であり、島として隔離された環境にあるためだと考えられています。日本に生息している両生類64種・亜種のうち約8割が日本の固有種で、これは世界でも11番目に多い割合です。

    しかしながら2001年以降、保護区とされる湖沼でも淡水魚や水生植物について顕著な種の減少が認められました。この事実は、保護区であっても生物多様性の減少を止めるための保全が容易でないことを示しています。

    内陸淡水生態系を守るためには

    湖沼、湿地、ため池などは集水域(※1)の下流末端に位置することが多いため、湖沼、湿地、ため池だけを保護しても十分とは言えません。
    洗剤や農薬、肥料による富栄養化(※2)など、生物多様性を減少させる主な原因が集水域の土地利用にある場合、集水域での規制等が必要です。

    淡水域は、地球上の様々な生態系の中でも、水の供給や制御、洪水などの調整、水の浄化などの生態系機能を通して、人々への恩恵が最も高いとされています。

    淡水域と陸域との繋がりを意識し、一体化した保全を進展させることが「陸の豊かさも守ろう」につながるのです。

    ※1 集水域:降った雨や溶けた雪が地表を流れて川に流れ込む範囲をその川の集水域という。ある共通の流出点へ排水が集中することにより流れが起こる上り方向のエリア。

    ※2 富栄養化:海水や川の水に含まれる栄養分が自然の状態より増えすぎてしまうこと

  • 河川、湖沼、湿地、ため池などを淡水域という
  • 淡水域は地球上の表面積のわずか 0.8%だが、動物種では約 126,000 種、魚類の 43%である32,500種が淡水域で見られる種である
  • 淡水域と陸域との繋がりを意識し、一体化した保全を進展させることが「陸の豊かさも守ろう」につながる
  • (出典:国立環境研究所「淡水域の保全、その政策を支える生物多様性評価の現状と課題」)
    (出典:環境省「平成23年版 環境・循環型社会・生物多様性白書」)

    SDGsの目標・ターゲットについて理解を深めよう

    今回の記事のポイントをまとめると下記の通りです。

    1. SDGsの基礎理解
    2. SDGs15目標「 陸の豊かさを守ろう 」の理解
    3. 「内陸淡水生態系」の理解

    世界共通目標は17と少ないように思われますが、細分化すると169のターゲットがあり、数は膨大です。

    各目標およびターゲットを一つひとつ理解し、取り組んでいくことにより、SDGs達成は実現されます。

    政府という組織単位ではなく、国民一人ひとりが当事者意識を持ち、SDGsを推進することが大切なのではないでしょうか。

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