SDGs

東京2020オリンピック・パラリンピックにおける持続可能性とは?

現在、世界各国では「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向けて様々な取り組みが行われています。

それは、「この美しい地球」を後世まで残したいという人類の大きな課題の一つでもあるでしょう。

その中でも「スポーツがもたらすSDGsへの影響力」は、非常に大きいと言われているのです。

この記事では東京2020オリンピック・パラリンピックが持続可能な開発目標に対して、どのような取り組みが行われているのかを具体的に見ていきます。

持続可能な開発目標・SDGsとは?17の国際目標やターゲットなどを解説

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オリンピック・パラリンピックと持続可能性


オリンピック・パラリンピックは、4年に一度開催される世界一のスポーツイベントです。

オリンピックの精神は「スポーツを通して心身を向上させ、文化・国籍など様々な違いを乗り越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって、平和でよりよい世界の実現に貢献すること」とされています。

また、国連はスポーツとSDGs(持続可能な開発)について密接な関係があると提唱しています。SDGsは地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っており、「開発と平和のためのスポーツ」という分野を含め、全世界で開発に向けたグローバルを行動を鼓舞する独自の機会でもあると伝えているのです。

そして2019年12月には、国連が加盟国に対して東京で開催されるオリンピック・パラリンピックの大会期間前、期間中、期間後の戦闘行為の停止を呼びかけています。

東京2020では 「Be better, together/より良い未来へ、ともに進もう」というサステナビリティー原則に基づいて、持続可能な形での大会運営の確保、SDGsの達成に寄与することを狙いとしている点も大きく関わっています。

  • 国連はスポーツとSDGs(持続可能な開発)について密接な関係があると提唱している
  • SDGsは「開発と平和のためのスポーツ」という分野を含め、全世界で開発に向けたグローバルを行動を鼓舞する独自の機会
  • 東京2020オリンピック・パラリンピックは、持続可能な形での大会運営の確保、SDGsの達成に寄与することを狙いとしている

(出典:国連広報センター「スポーツと持続可能な開発(SDGs)」,2016)
(出典:国連広報センター「国連総会、東京2020開催中のオリンピック停戦を全加盟国に呼びかけ」,2019)

持続可能性に関する主要テーマと目標を設定

東京2020オリンピック・パラリンピックでは、「Be better, together/より良い未来へ、ともに進もう」という、持続可能性を意識したコンセプトが設けられています。

つまり、「男女の差別」「所得の格差」「人種差別」「再生エネルギーの活用」「施設の再利用による資源の有効活用」「パートナーシップによる大会づくり」などのテーマを定めて、大会の運営を行おうと進められているのです。

SDGsでは、今のままの素晴らしい地球の状態を、後世の人類に伝えていくことが目標となっています。

東京2020オリンピック・パラリンピックでは、持続可能な開発目標に重きを置いた、具体的なテーマがコンセプトとなっていると言えるでしょう。

詳しい内容を見ていくと、以下のようになります。

気候変動

気候変動に対する取り組みとしては、脱炭素社会を実現することを目標としたテーマになっています。

いわゆる、「二酸化炭素の削減」です。

現在の日本国内の電力の多くは火力発電で賄われています。火力発電は、石油を燃やし、タービンを回して電力を産み出す仕組みであり多くの二酸化炭素を大気中に排出してしまいます。

そこで、「使える再生可能エネルギーは100%使う」ということを目標に掲げ、大会運営に当たるための準備が進められているのです。

再生可能エネルギーは安定した供給が得られないことが、課題となっていますが、こうしたスポーツの祭典での取り組みから、一つずつ始めていくことで次第に世界中に波及していくことでしょう。

資源管理

続いて、資源管理の観点です。

資源管理では、無駄な物を作らないことがテーマになっています。

つまり、オリンピック・パラリンピックが終わった後も、何らかの方法でその施設が、有用に使い続けられることを念頭に置いて考えられているのです。

また、食品の廃棄ロスなどにも力を入れてあり、極力ロスのない食事提供を行う事を方針にしています。

同様に、過度な食品トレーや包装紙の提供もしないように決められていて、無駄な資源を削減する取り組みは、各方面で進められているのです。

大気・水・緑・生物多様性等

東京2020オリンピック・パラリンピックは、日本の猛暑の中で行われるため、暑さ対策には万全を期さないといけません

そのためにも、自然豊かな都市環境の中で、進められていく大会でなければならないでしょう。

競技時間、競技場所の議論は国内外でずっと議論が進められてきました。

また、極力自然の緑を残した環境の中で大会を運営することによって、「東京の新たな都市モデル」を世界中に発信し、自然との共存をした東京を認知してもらう絶好の機会だと言えるでしょう。

さらには、「雨水の有効活用」なども、考えられています。水は私たち人類にとって重要な資源です。雨水を上手く再利用することで、少しでもきれいな水を残していくという効果があります。

人権・労働、公正な事業慣行等

全ての人を受け入れるということは、人権尊重や公正さにつながる大きな役割があります。

「ダイバーシティ&インクルージョン」というテーマを掲げ、一人ひとり違う個性を持った人を全て受け入れていくという枠組みの中で大会は進められていきます。

全ての人に平等な権利があり、どんな人にも大きな価値があります。

人種や性別での差別は絶対にあってはならず、早急に是正が必要です。

また、身体的に障がいがある方が、積極的に参加できる大会運営になるよう準備も進められています。

さらには、期間中に人権侵害の被害にあった方専用の「無料相談所」も開設される予定です。

参加・協働、情報発信(エンゲージメント)

東京2020オリンピック・パラリンピックは「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」という活動が行われました。

「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」は日本国民の使用済みの携帯電話、使用済み小型家電などから採れる少量の金属類を集めて、大会中の全てのメダルを作成する取り組みです。

メダルに使われる金属類は約2年間集め続けられ、大会中に授与される予定の金銀銅メダル5,000個全てまかなえています。

私たちにも参加できるプロジェクトを設けることが、全員参加型のオリンピック実現に向けた第一歩になっているのです。

また、このような持続可能な開発目標に対する多くの取り組みが国内外で行われていることを、今まで知らなかった人々に発信することも一つの取り組みと言えるでしょう。

これまでは大会の関係者のみで行われる大会のイメージが強かったかもしれませんが、今回の東京大会からは、世界中の全ての人々がそれぞれの枠組みを超えてつながり合うオリンピックの開催が期待されています。

  • 東京2020オリンピック・パラリンピックでは持続可能性コンセプトが設けられている
  • 「男女の差別」「所得の格差」「人種差別」「再生エネルギーの活用」「施設の再利用による資源の有効活用」「パートナーシップによる大会づくり」などのテーマを定めている
  • テーマごとに目標を定め、具体的な取り組みが進められている

(出典:公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会「持続可能性」)

SDGs達成に貢献できるオリンピックを実現しよう

今回はSDGsとオリンピックの関係性について解説しました。

持続可能な開発を行い、誰一人取り残さない社会を実現するには、スポーツも大きな役割を担っています。

SDGsを達成するためには東京2020オリンピック・パラリンピックでの取り組みは、世界中に大きな印象を与えてくれるのではないでしょうか。

今の美しい地球環境を守っていくには全人類一人ひとりが自然や社会の課題と向き合い、取り組んでいくことが重要です。

そのためにも、今回の東京オリンピックを成功させ、全世界の一人ひとりに熱いメッセージを届けることが大切になるでしょう。

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この記事を書いた人
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