世界規模の災害や様々な問題への対策を立てて、今現在も未来においても住みやすい世界にしようという活動が行われています。それを具体的な目標として定められたのがSDGsです。
今回はSDGsの概要と、達成のため私たち一人ひとりに何ができるのかをご紹介します。
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SDGs:持続可能な開発目標とは
SDGsとは何か、それが必要とされる理由を説明します。
SDGsとは
SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで定められた、2016年から2030年までの達成を目指す国際目標のことです。
持続可能な世界を実現するために、17のゴールとそれぞれに設定された全169の具体的なターゲットから構成されます。
持続可能な開発とは
持続可能な開発とは、将来世代のニーズを損なうことなく現代世代のニーズを満たす発展を意味します。簡単に言えば、環境を破壊し続けることなく、人びとの消費を支え続けられる世界にするということです。
消費活動には自然の資源を利用するために環境を破壊することもあります。資源を使い果たし環境を回復できないほどに破壊してしまうと、将来の世代が生活をするために必要な資源を得られなくなります。
このような事態を防ぐため自然環境を保全し、資源の消費と自然の再生のスピードを管理する必要があります。資源の消費と再生のバランスを取ることで、持続可能な世界を実現します。
しかし持続可能な世界を実現するためには、解決すべき地球規模での多くの問題があります。下記に一例を挙げます。
- ・貧困
- ・飢餓
- ・紛争
- ・教育
- ・男女格差
- ・貧富格差
- ・気候変動
- ・自然災害
- ・エネルギー問題
- ・生物多様性
これらの問題が複雑に絡み合い、さらに予測不可能な問題を引き起こすことも考えられます。
SDGsの17のゴールとは
SDGsの17のゴールとは、貧困や飢餓、紛争といった問題を細分化したものです。
17のゴール*は以下のとおりです。
ゴール1 | 貧困をなくそう | 不平等が広がることで情勢不安や紛争に発展することを防ぎます |
ゴール2 | 飢餓をゼロに | 飢餓による人間開発への支障を防ぎ、社会開発に好影響を与えられます |
ゴール3 | すべての人に健康と福祉を | すべての人の健康な生活を確保することは、豊かな社会の構築につながります |
ゴール4 | 質の高い教育をみんなに | 質の高い教育は貧困の連鎖を断ち切り、不平等の是正とジェンダーの平等達成に貢献します |
ゴール5 | ジェンダー平等を実現しよう | 女性や女児の能力向上は、経済成長と社会開発に欠かせません |
ゴール6 | 安全な水とトイレを世界中に | 安全な水と衛生環境は健康維持につながり、生態系とその多様性の保全にもつながります |
ゴール7 | エネルギーをみんなに そしてクリーンに | 炭素燃料の燃焼による温室効果ガスの発生を抑え、再生可能エネルギーを普及させて安定した電力供給を目指します |
ゴール8 | 働きがいも経済成長も | ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を促進して生産性を高め社会全体の利益につなげます |
ゴール9 | 産業と技術革新の基盤をつくろう | 持続可能な開発促進には、技術革新と新産業の成長が不可欠です |
ゴール10 | 人や国の不平等をなくそう | 貧困や気候変動、移住や経済危機は特定の国や地域に限定されず、世界的な解決すべき問題となっています |
ゴール11 | 住み続けられるまちづくりを | 都市の自然成長を放置せずに人的・社会的・経済的な損失を回避するよう構築する必要があります |
ゴール12 | つくる責任つかう責任 | 持続可能な消費と生産のパターンを確保し、環境と社会への影響を緩和させることが必要です |
ゴール13 | 気候変動に具体的な対策を | エネルギー・産業・輸送・食料・農林業のシステムを変革し、地球の平均気温の上昇を1.5℃に抑えなければ、あらゆる生態系に悪影響を及ぼします (出典:国際連合広報センター) |
ゴール14 | 海の豊かさを守ろう | 世界の海洋と海洋資源を保全します |
ゴール15 | 陸の豊かさも守ろう | 持続可能な形で森林を管理し、生物多様性の損失に歯止めをかけます |
ゴール16 | 平和と公正をすべての人に | あらゆる場所の人々が安心して生活を送れるようにします |
ゴール17 | パートナーシップで目標を達成しよう | 17の持続可能な開発目標は先進国、途上国を問わずにすべての国に対して、「誰も置き去りにしない」ために行動することが必要です |
各ゴールにはさらに細分化された169の目標があり、これを「SDGsの17の目標と169のターゲット」と呼びます。
*参考:外務省「JAPAN SDGs Action Platform」
2022年のSDGsの達成状況
国際連合広報センターの発表*によると、2022年におけるSDGsの達成状況は良くありません。達成状況が良くない主な要因として「新型コロナウイルスの感染拡大」と「ウクライナ危機」が挙げられます。
たとえば新型コロナウイルスの感染拡大により、収入が減少したり職を失ったりして貧困に陥った方も少なくありません。またウクライナ危機による軍事衝突が発生した結果、人命が失われるだけでなく地域の環境が破壊されるなど、多くの不幸が発生しています。
*参考:持続可能な開発会議(SDGs)報告 2022|国際連合広報センター
SDGsを達成するために必要なこと
SDGsには全部で169ものターゲットがあり、国家や慈善団体などが目標達成のために取り組む必要があります。まずは日本の取り組みを見てみましょう。
「SDGsアクションプラン2021*」によると、日本は下記を重点事項として取り組むと記載しています。
- ・感染症対策と次なる機器への備え
- ・より良い復興に向けたビジネスとイノベーションを通じた成長戦略
- ・SDGsを原動力とした地方創生、経済と環境の好循環の創出
- ・一人ひとりの可能性の発揮と絆の強化を通じた行動の加速
慈善団体では、SDGsの17のゴールを達成するため様々な分野で支援活動を行っています。
たとえばユニセフでは、世界中の子どもの支援を行うため、貧困問題や教育問題といった分野で支援活動を行っています。
ユニセフについて詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください。
貧困や格差といった根深い問題を解決するには、国家や慈善団体といった大きな組織が率先して問題に取り組む必要があります。一方、SDGsの目標を達成するために私たち個人ができることもあります。
*出典:SDGsアクションプラン2021
SDGs達成のため私たちにできること
SDGsの達成に向けて個人ができることを紹介します。
- ・支援団体へ寄付する
- ・ボランティア活動に参加する
- ・無駄なエネルギーを消費しない
- ・地産地消を心がける
- ・エコバッグやマイボトルを持ち歩く
- ・情報発信を行う
政府機関やNPO団体などを支援する
政府機関やNPO・NGOなど非営利団体を支援することで、SDGsの目標達成に貢献できます。
たとえば飢餓や貧困問題に取り組んでいる団体に寄付することで、支援活動を継続して実施しやすくなり、SDGsの目標達成につながります。
ただし寄付を受け付けている団体の中には、寄付をおすすめできない、いわゆる「寄付してはいけない団体」があります。どのような団体への寄付は避けた方が良いのか、下記記事で解説しているためご一読ください。
なお、gooddoマガジン編集部が厳選した「信頼感のあるおすすめ寄付先」は下記記事で紹介しております。
>>信頼できる寄付先は?どこがいい?専門家がオススメNPO団体を徹底解説
ボランティア活動に参加する
支援団体が募集しているボランティアに参加するのも、SDGs達成につながります。実際に支援活動に参加することで、自分がSDGsに貢献している実感を持ちやすいです。
ただしボランティア活動への参加には手間と労力がかかるため、まずは身近な場所で開催されているボランティア活動に参加してみると良いでしょう。
無駄なエネルギーを消費しない
無駄なエネルギーを消費しないことも、SDGs達成につながります。
- ・節電、節水を心がける
- ・自家用車ではなく公共交通機関を利用する
- ・食べきれる量の食糧を購入する
上記を心がけることで、無駄なエネルギー消費を抑えられるだけでなく、節約にもつながります。
地産地消を心がける
地元で取れた食料品を地元で消費する「地産地消」を心がけることも、SDGs達成のために重要なことです。
地産の食品を購入することで、輸送中に発生する排気ガスの削減につながります。また地元の生産者の応援になり、地元経済への貢献にもなります。
エコバッグやマイボトルを持ち歩く
エコバッグやマイボトルを持ちあることで、プラスチックごみ問題の解決に貢献できます。
プラスチックは自然に分解されることがない物質のため処理が難しいだけでなく、ポイ捨てされることによる環境負荷が高いです。
そこでおすすめなのが、エコバッグやマイボトルを持ち歩くことです。プラスチック性のペットボトルやレジ袋の削減につながり、環境保全への貢献となります。
情報発信を行う
SDGsの目標達成には、個人の取り組みが不可欠です。しかし、そのような取り組みがあること自体を知らない人も大勢います。
そこで自分が知っていること、日常で取り組んでいることを知ってもらうことも大切です。世界で起きている問題に関心を持ち、SDGsを理解する人が増えれば、それだけ活動が広がります。
SNSなどで情報発信をしてみるのも効果的です。
私たちの何気ない行動が、世界の問題をむしろ助長していることはご存知ですか?
貧困・環境・資源・紛争といった世界の問題と、私たちの生活は実は深く繋がっています。
普段の行動とSDGsの繋がりを知りたい方にはこちらの本がおすすめです。
参考:国連が「ナマケモノにもできるアクション・ガイド」を公開
国際問題の解決に努める国連はSDGsの目標達成に関して、様々な活動をしています。
そのひとつとして誰でも簡単に実践できる、SDGsの目標達成に向けた取り組みをアクション・ガイドとして公開しています。
レベル1:ソファに寝たままできること
ソファに寝たままでもできる取り組みとは、どんなものがあるのでしょうか。
例えばスマホでSNSをチェックしている時、気候変動を防止する企業の取り組みを見たら”いいね!”を押したりシェアするだけでも効果があります。
あるいは少額投資でそのような企業の株式を購入することもSDGsのゴール13の目標達成につながります。
レベル2:家にいてもできること
エアコンの運転効率を高めるために、窓やドアの隙間をふさぐことや、窓ガラスに断熱フィルムを貼るのも効果的です。
電気代の節約になりますし、SDGsのゴール7の達成に貢献できます。
レベル3:家の外でできること
買い物には”エコバッグ”を持っていくことがおすすめです。レジ袋は少しずつ有料化していますが、これはレジ袋の消費を減らすのが目的です。
そしてプラスチックごみを減らすことで、そのごみが流れ着く海を守るというSDGsのゴール14の達成に貢献できます。
レベル4:職場でできること
職場で差別があれば、勇気を持って社内の相談窓口で訴えることが大切です。また、周りの人や後輩で悩んでいる人がいれば相談に乗ってみても良いでしょう。
ゴール8の「目指す働きがいのある職場環境の実現」につながります。
(出典:国際連合広報センター公式サイト)
世界を変えるために私たち一人ひとりができる行動とは
SDGsは、持続可能な世界を実現するため、17のゴールとそれぞれに設定された全169の具体的なターゲットから構成されています。SDGsの詳細は下記記事で解説しています。
>>持続可能な開発目標・SDGsとは?17の国際目標やターゲットなどを解説
飢餓や貧困が深刻な国へ食料支援や教育支援など、SDGsの目標達成に向けて活動している人々や団体があります。しかし活動に取り組む資金や人材は足りていません。
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