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SDGsに対する日本の取り組み事例を紹介!私たちにできることとは

この記事を要約すると

SDGs(エスディージーズ)とは、日本語で「持続可能な開発目標」の略称であり、2015年9月に国連で開催されたサミットの中で制定された、国際社会共通の目標です。

発展途上国だけではなく、先進国も現状の問題に目を向けることでSDGsは全世界の課題を包括的にまとめています。

日本もSDGsの取り組みを積極的に行っています。
今回の記事では、SDGs達成のために行われる日本の取り組み事例を様々な分野に分けて解説します。

持続可能な開発目標・SDGsとは?17の国際目標やターゲットなどを解説

SDGs達成のための日本政府の取り組み


SDGs達成をより具体的に実現するために、日本政府はSDGs推進本部を設置しています。
SDGs推進本部は、目標達成のために各行政機関の連携を図り、効果的に推進するために設置されました。

定期的に話し合いの場を持ち、令和元年6月には『拡大版SDGsアクションプラン2019』を制定。
より具体的なSDGs達成に向けたプランを、行動ベースでまとめました。

さらに、「ハイレベル政治フォーラム」と呼ばれる、SDGsの実施に関する政治的リーダーシップや指針、提言を提供するためのグローバルな話し合いの場も持たれています。

日本政府だけでなく、世界各国でSDGsの実施について活動状況を報告。
各国の現在地の共有と、世界レベルでのフォローアップなどの役割を果たしています。

(出典:首相官邸 「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部」)
(出典:SDGs推進本部 公式サイト)

日本が分野別に行っているSDGsの取り組み


次に、SDGsで掲げられる「17のゴール」を達成するため、日本で行われている具体的な取り組みについて紹介します。

防災の取り組み

世界規模で見ると、毎年2億人もの人々が被災し、自然災害による経済的損失は、年間平均1,000億ドルを超えると推定されます。

 
日本は東日本大震災をはじめとする過去の災害を教訓とし、災害に負けない強靭な社会構築を目指す必要があります。

そのための具体的な活動として、東日本大震災をはじめとする近年の大規模自然災害に関する経験・教訓を各国と共有する「世界防災閣僚会議 in 東北」などの活動を行っています。

また2019年3月には国際協力機構(JICA)や国連国際防災戦略事務局(UNISDR)、国連開発計画(UNDP)と共催で、G20開発作業部会サイドイベント「防災アジェンダの達成に向けた展望」も開催。
G20関係国や国際機関、一般参加者など111名が参加し、仙台防災枠組やSDGs、パリ協定等の防災アジェンダを達成するためにG20関係国や国際機関が取り組むべき事項が議論されました。

(出典:外務省「JAPAN SDGs Action Platform」)

保健の取り組み、新政策

日本は、国際的にも「持続可能な開発のための2030年アジェンダ」において、保健は主要な目標の一つと位置付けており、「全ての人があらゆる年齢において健康であること」を目指すとしています。

具体的な取り組みとしては「国際機関等への協力の強化による感染国及び感染地域での感染の拡大防止」から「国際機関等との協力強化を通じた感染症強化」などを行っているのです。

他にも日本の課題となっている「認知症・精神保険分野への支援」「母子健康手帳の普及等の母子継続ケアの展開」なども基本方針に含まれています。

(出典:外務省「JAPAN SDGs Action Platform」)

人権の取り組み

人権に対する取り組みの第一段階として、海外での取り組み事例等を踏まえ、企業活動における人権保護に関する日本の法制度や施策等についての現状を確認すべく、政府主導でベースラインスタディ(現状把握調査)を実施する決定を行いました。

これによって、新しい分野である「ビジネスと人権」への関心が高まることが期待されます。

教育の新政策

教育分野においても、いくつかの政策を定めているのです。

「女性教育支援」は、家の外で働くことが困難であった女性の社会進出を促す支援によって、女子の就学・修了率の向上と就業への連結、公衆衛生・母子保健等の教育に重点的に取り組んでいます。

その他、国際的な教育ネットワークの構築を通じた国際的な学び合いを推進する活動も行うのです。

ジェンダーの新政策

ジェンダーにおける支援では、主に3つの具体的取り組みを明示しています。
一つ目は、「女性と女児の権利の尊重・脆弱な状況の改善」です。

具体的には、「女性に優しいインフラ」としてインドに女性専用車両を作成。
また発展途上国の学校内において女子トイレを整備するなどの活動を行っています。

二つ目は、「女性の能力発揮のための基盤の整備」です。

具体的には、農業普及推進と交えて女性に教育を行ったり、女性工学系教員の育成などを行います。

三つ目は「政治、経済、公共分野への女性の参画とリーダーシップ向上」です。
具体的には、女性が小規模ビジネスを行うコミュニティの活性化や難民女性などに対して、生計向上のための能力開発などを行います。

(出典:外務省「JAPAN SDGs Action Platform」)

日本の取り組みを知り、自分にできることを考えてみよう


今回は、SDGsに対する日本政府の取り組みについて解説しました。

日本政府が主導のもと、国際機関や各企業など様々な団体と連携することで、後半に渡り多様な取組みを行うことが可能です。

まずは政府の取り組み内容を知り、自分たちができることについて考えてみてはいかがでしょうか。

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