テレビやニュースで持続可能な開発目標・SDGsが取り上げられることは多々ありますが、目標の具体的な内容まで把握している人は多くありません。
17個の目標の違いが分からないといった声もあります。
そこでこの記事では、持続可能な開発目標・SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」の内容について紹介します。
持続可能な開発目標・SDGsとは?
17の国際目標やターゲットなどを解説
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持続可能な開発目標・SDGsとは
持続可能な開発目標・SDGsとは、世界共通の大きな目標です。2015年の「国連持続可能サミット」で定められ、世界全体の人々が抱えている課題を解決するのが目的です。
貧困や教育、技術革新など、内容は多岐に渡ります。持続可能な開発目標・SDGsは全部で17の目標に分類され、内容もそれぞれ同じではありません。具体的な内容は次の通りです。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任、つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
(出典:外務省「JAPAN SDGs Action Platform」)
地球上の人々がより安心に暮らせる世の中をつくるために、17もの目標が掲げられました。実現するために具体的な「ターゲット」も決められています。
ターゲットとは、目標の内容をより細分化し、分かりやすくしたものです。ターゲットに記載された内容を一つひとつ実践することで、17の目標の達成を目指します。
SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」の内容とターゲット
持続可能な開発目標・SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」は、すべての人が公平に質の高い教育が受けられる世の中を目指す内容で、世界中の人々が生涯学習を受けられる機会を促進させます。
具体的には「2030年までにすべての男女が無償で初等・中等教育を修了すること」が第一目標で、経済的な理由で教育を受けられない人々を救います。
実現するためには、世界各国が協力して取り組みを行わなければなりません。
職業訓練の機会を設けて、誰しもが平等に教育を受けられる場を提供するのも方法の一つです。
ジェンダーによる差別や、貧富の差などで苦しむ人々をなくすのも、教育の推進につながります。
全世界で質の高い教育を受けさせる制度や仕組みをつくるために、目標4「質の高い教育をみんなに」が掲げられました。
ターゲット
持続可能な開発目標・SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」には、ターゲットが定められています。目標の内容をより具体的に記載したものです。
4.1 | 2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、適切かつ有効な学習成果をもたらす、自由かつ公平で質の高い初等教育および中等教育を修了できるようにする。 |
4.2 | 2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達支援、ケアおよび就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。 |
4.3 | 2030年までに、すべての人々が男女の区別なく、手頃な価格で質の高い技術教育、職業教育および大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。 |
4.4 | 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事および起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。 |
4.5 | 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民および脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。 |
4.6 | 2030年までに、すべての若者および成人の大多数(男女ともに)が、読み書き能力および基本的計算能力を身に付けられるようにする。 |
4.7 | 2030年までに、持続可能な開発と持続可能なライフスタイル、人権、ジェンダー平等、平和と非暴力の文化、グローバル市民および文化的多様性と文化が持続可能な開発にもたらす貢献の理解などの教育を通じて、すべての学習者が持続可能な開発を推進するための知識とスキルを習得できるようにする。 |
4.a | 子ども、障害およびジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。 |
4.b | 2020年までに、開発途上国、特に後発開発途上国および小島嶼開発途上国、ならびにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国およびその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。 |
4.c | 2030年までに、開発途上国、特に後発開発途上国および小島嶼開発途上国における教員養成のための国際協力などを通じて、資格を持つ教員の数を大幅に増加させる。 |
(出典:グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン)
2030年までに達成すべき目標が細かく記載されています。総じて掲げられているのは、すべての人が平等に教育を受けられる世界をつくること。子どもから大人まで、ジェンダーや貧富の差に関係なく、質の高い教育機会を得られる世の中を実現させることです。
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世界で教育を受けられない子どもたちの現状は?
実際に教育を受けられない子どもたちは、少なくありません。初等教育が受けられない子どもたちは、世界に約6,000万人います。6人に1人は教育を受けることなく、大人になるのです。
教育機会が得られない要因は国によって異なりますが、なかでも多い原因は「紛争」と「貧富の差」です。
南アジアや北アフリカでは、武力紛争が長期化した影響で、学校に通えない子どもが増えています。ほかにも戦争に巻き込まれるリスクを抱えて、教育を受けられないケースは少なくありません。
経済的な理由で、自由に学べない子どももいます。最富裕層世帯の子どもの4倍の子どもたちが学校に通えていないのです。そのほかにも女の子だけに水汲みの仕事が任され、学習機会を奪っている実情もあります。
(出典:国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所公式サイト)
(出典:日本ユニセフ 公式サイト)
教育が受けられないとどんな問題がある?
教育が受けられない場合、貧困から抜け出すのは簡単ではありません。収入を得る手段が身につかないからです。
基礎的な知識や教養を持っていなければ、しっかりとした仕事に就けないケースもあります。他人とのコミュニケーションも上手にとれず、辛い思いをしながら生活する人々がいるのも事実です。
安定的な生活を送るためには、教育は必要不可欠といっても過言ではありません。
教育が受けられない子どもたちのために世界で行われている支援とは
水汲み問題や紛争の影響で教育が受けられない子どものために、世界的に様々な支援を行っています。インターネットを活用して、どこでも自由に学習できるサービスも提供されています。
経済的に余裕がない場合でも、意欲的な子どもたちに奨学金を支給する機関も少なくありません。日本でも積極的に寄付や募金を行っている組織があります。世界中の国々が取り組みを行うほど、教育問題は深刻な課題なのです。
教育が受けられない子どもたちのために私たちにもできる支援
世界には、紛争や貧困などの理由によって学習の機会を失う子どもたちがたくさんいます。
一人でも多くの子どもが教育を受けられるようにするために取り組みを行う人々・団体がありますが、継続して活動を行うための活動資金や人材がまだまだ足りていません。
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