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子ども服を寄付して貧困支援!内閣府の「こども服みらいファンド」とは?

この記事を要約すると

近年問題になっている子どもの貧困問題。
子どもの貧困対策の推進のために法律が制定されているほど、日本では子どもの貧困対策を大々的に行っています。

ユニセフの研究・調査によれば、現在日本には約305万人の子どもが貧困状態にあると言われており、多くの子どもを救うため官民挙げて様々な支援が行われています。その中でも国が推進する支援がこども服みらいファンド。ここではこども服みらいファンドについて利用方法など詳しく解説していきます。

子どもの貧困問題とは?国内・海外で貧困に苦しむ子どもが増えている現状や支援方法とは

子どもの貧困問題の支援活動「こども服みらいファンド」とは?


現在、日本の子どもの7人に1人は貧困状態にあると言われているなか、子どもの貧困対策として行政により「子供の未来応援国民運動」が行われ、その一環として設立されたのが「子供の未来応援基金」です。

この基金では子どもの貧困対策のために活動している団体を支援する目的で設立されました。
過去にも多くの支援団体を支援することで子どもの貧困問題に対応。
この「子供の未来応援基金」に寄付することができるのが「こども服みらいファンド」という応援制度です。

簡単に言えば、もう着なくなった子ども服などをこども服みらいファンドを通じて寄付することで、子どもの未来応援基金に寄付され子どもの貧困対策にお金が使われるようになります。

子供の未来応援国民運動とは

内閣府や文部科学省、厚生労働省、WAMなどが国を挙げて行っている子どもの貧困対策が「子供の未来応援国民運動」です。

教育格差の是正や貧困対策など行政や民間団体などが様々な支援事業を行っていますが、それらを一括して検索できたり、支援をしたい人と企業や団体をマッチングする取り組みなどが行われています。もちろん、子どもが検索してもわかりやすいように作られています。

子供の未来応援国民運動のホームページも用意されていますので、一度見てみてはいかがでしょうか。

「こども服みらいファンド」に洋服を寄付する方法は?

こども服みらいファンドでは着られなくなった子ども服を全国から提供してもらいし、その提供された子ども服を査定し、査定額が子どもの未来応援基金へ寄付されるシステムです。

寄付の方法は簡単。基本的に衣類をダンボールに詰めて発送するだけです。
寄付する際の送料もこども服みらいファンドの提携会社が着払いで対応するため、個人で特に負担するものはありません

それでは具体的な利用方法をご紹介していきます。

発送キットの申し込み

まず最初に子ども服を発送するために発送キットを申し込みます。
発送キットは「こども服みらいファンドお申込みフォーム」の中に発送キットを利用する、利用しないの選択肢がありますので、「利用する」にチェックすることで自宅に伝票と配送に使う袋が届きます。

もちろん、配送キットを使わず自宅にあるダンボールで発送することもできます。ダンボールなどが用意できない時に発送キットを申し込むと良いでしょう。

また、発送キットを利用しない場合も「こども服みらいファンドお申込みフォーム」からまずは氏名や住所、メールアドレス、電話番号、送付予定点数を入力し、発送キットを「利用しない」にチェックをして申し込みます。

申し込みをせずにいきなり子ども服を発送しても、誰の申し込みかわからず査定ができないため必ず事前に申し込んでから発送します。

子ども服の発送準備

発送キットが到着または家庭でダンボールを用意したら、次は衣類を詰める作業に入ります。

この詰める作業の時、雑に詰めるとしわになったり、しわがダメージになることがあるので、なるべく綺麗に畳んでから袋やダンボールに詰めましょう。

また、ダンボールに詰めて発送するときは、中があまりにスカスカの状態で蓋をして発送すると輸送途中で箱が潰れたり、破れたところから雨が入るなどして衣類にダメージが及ぶことがあります
そのため、ダンボールで発送するときはなるべく隙間ができないようにして発送しましょう。

そして、冬物のコートなどかさばる衣類が多いときは発送キットの袋には入り切らないことがあるのでダンボールを自分で用意する必要があります。衣類の量が多かったり、かさばる服を発送する時は初めからダンボールを用意しておくと良いでしょう。

子ども服をを発送する

衣類を発送する時は、以下の運送業者を利用してください。

  • ヤマト運輸
  • 佐川急便

これ以外の、例えば日本郵便や西濃運輸で発送しても受け取り拒否となるため注意が必要です。

また、発送キットを申し込んだ場合は伝票が入っているためその伝票を利用しましょう。
逆に、発送キットを利用しない場合は自分で伝票を用意する必要があります。この時、元払いではないので着払いの伝票を利用します。送料を負担する必要がないので、安心して利用できます。

送付先住所はこちらです。
〒108-0071 
東京都港区白金台5-3-6 白金台セントラルビル2F
キャリーオン宛
電話:050-3740-5010

発送は営業所へ荷物を持参する方法もありますが、子育てなどで忙しい時は電話などをすれば自宅に集荷に来てくれます。ライフスタイルに合わせて適宜どちらかの方法で発送すると良いでしょう。

そして、発送後は発送完了の連絡をフォームから行います。
すこし手間に感じるかもしれませんが、全国から寄付として子ども服が集まるため、誤配や申込者と届いた子ども服を間違えて査定しないためにも必要なことです。

子ども服が査定され、査定結果の連絡

無事に子ども服が到着してから査定完了まで1ヶ月から1ヶ月半かかります。査定完了の連絡まで気長に待ちましょう。

査定結果に応じて子どもの未来応援基金に寄付

査定完了後は登録したメールに査定額の連絡が来ますので、基本的にはそのまま査定額を寄付します。
しかし、何らかの事情で発送した子ども服を返却してもらいたい場合は、「査定連絡から5日以内」にメールで返信します。この点も安心して利用できるメリットの1つです。

「こども服みらいファンド」に送れるもの、送れないもの


こども服みらいファンドでは、子ども服でも送れるもの、送れないものがあります。
事前によく確認してから申し込むようにしましょう。

送れるもの

  • ダメージが少なく綺麗な状態の衣類
  • 新生児~140サイズまでの衣類
  • 指定ブランドのもの
  • 指定カテゴリのもの
  • 指定季節で使える衣類
    ※1~6月到着の衣類は春夏物、7~12月に到着の衣類は秋冬物

綺麗な状態のノーブランドではない子ども服を寄付できるという印象です。
送ることができる指定カテゴリはよくあるTシャツやパーカー、トレーナー、ジーンズ、パンツの他に、スキーウェア、水着、マフラー、手袋、レインブーツ、帽子、バッグ、ヘアアクセサリー、浴衣、甚平、マザーズバッグまで幅広く受け付けています。

衣類だけでなく、子どもや妊婦さんが使えるものまで幅広く受け付けいるため家で眠っている品物を送ることができます。

記名があるものもOK

子ども服といえば、衣類や靴に名前を書いていることがよくありますが、その場合でも送ることが可能なケースがあります。
例えば、子ども服の生地や洗濯や素材タグ、ブランドタグに名前が書かれている場合は無地のアイロンテープを貼って記名部分を隠すことで受け付けてもらえます。
また素材タグの端など記名部分だけカットしても素材タグなどに影響がない場合は記名部分をカットする方法もあります。

名前があるからといって寄付を諦める必要はありません。一度、どのような記名をしているか確認してみてはいかがでしょうか。

送れないもの

以下のような衣類は送れないため、事前によく確認しましょう。

規制が多いように思いますが、シミや匂いなど使うのに不快な思いをするものや指定カテゴリ以外のもの、偽ブランド、指定ブランド以外のものは送らないでください、となっており、禁止物が多いからといって尻込みする必要はなさそうです。

  • 洗濯していないもの
  • 汗じみ、黄ばみがあるもの
  • 股じみがあるもの
  • 毛玉がひどいもの
  • 色あせ、変色がひどいもの
  • 虫食いで穴があいていたり、型崩れがあるもの
  • 衣類が縮んでいるもの
  • 袖口が汚れているもの
  • 裏地が擦り切れているもの
  • 革の劣化
  • たばこやカビなど匂いが付いているもの
  • 紐やボタンなどパーツが欠けているもの
  • アップリケをつけたり、あきらかに自身で加工したことがわかるもの
  • 偽ブランド
  • 下着、靴下、タイツ、肌着
  • スクール水着
  • 付録やノベルティ

などなど

着払いOKの寄付で子どもの貧困対策に参加してみよう


政府主導で実施している子どもの貧困対策。中でも子ども服の寄付をすることで子どもの貧困対策に参加できるのがこども服みらいファンドです。

参加方法は簡単で、指定ブランドや指定カテゴリで状態が良い子ども服を発送するだけで、あとは査定や寄付などはすべてお任せというスタンスです。しかも寄付といえば元払いが多いところですが、こども服みらいファンドでは着払いOKと、多くの人が利用しやすいように寄付制度が設計されています。

寄付した子ども服は査定後は子どもの貧困を支援する基金に寄付されるので、気軽に子どもの貧困対策に参加できます。

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