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アフリカの教育の現状は?教育を受けられない理由とは

この記事を要約すると

教育は子どもたちの未来の基盤となる大切な役割を担っていますが、2017年の時点で世界では小学校へ通えていない子どもは世界で約6,100万人にも及び、このうち半数以上の子どもがサハラ以南のアフリカの地域に暮らしていると言われています。

アフリカの多くの子どもが学校へ通えない背景には、貧困や劣悪な衛生環境、子どもの労働、男女格差などがあります。

アフリカの教育の現状とは?男女格差や支援の内容、私たちにできること

アフリカの教育事情


2017年、小学校に通えない子どもの人数は、世界で6,300万人いると言われています。
そのうちの半分はサハラ以南のアフリカ地域に集中していると言われており、小学校に通えない子どもたちは教育を受けられないため文字の読み書きや文章度読み解く力が身につきません。

そのため、アフリカの教育水準の低さは、識字率の低さからも見ることができます。

子供白書2017の識字率を見てみると、サハラ以南のアフリカの国は世界の中でも識字率が低い傾向にあります。

以下は識字率が低い国を表にまとめたものです。

国名 識字率(%)
ニジェ-ル 35 15
南ス-ダン 44 30
ギニア 57 37
ブルキナファソ 57 44
セネガル 61 51
アフガニスタン 62 32
マリ 61 39
エチオピア 63 47
ス-ダン 69 63
ラオス 77 67

(出典:ユニセフ「世界子供白書2017」)

このように、サハラ以南のアフリカの国々では世界平均よりも識字率が低い国が多いことがわかります。特に西武・中部アフリカの識字率は男が69%、女が55%と特に深刻です。
アフリカが経済成長を実現するためには、識字率の向上等や教育水準の向上が大きな課題だと言われています。

アフリカの子どもたちが学校へ通えない理由は?


なぜ、アフリカの子どもたちたちは教育を受けることができないのでしょうか。
そこには、以下の理由が大きく関係しています。

家事や水汲みなど家庭のために労働しなければいけない

アフリカできれいな水を扱える家庭はごく一部で、ほとんどの家庭は、整備されていない井戸や川から水を汲んできます。

水を汲むのは子どもの仕事です。子どもたちは、数十kmの長い道のりを、重い水を持って移動しなければなりません。家族の分も水を汲む必要があるため、何往復もすることもあり、帰ってきた頃にはクタクタです。

そのため時間と体力を奪われて、学校へ行ったり勉強をする時間を確保できません。

貧困により学費や教材費が払えない

アフリカの多くの家計は、農業を収入源として成り立っており、災害や気候変動により貧困に陥っている状況が続いています。

貧困であると言うことは何よりも教育を受けることを妨げます。

これにより先ほどのように両親が共働きのケースも多く、それだけでは家族を養えないため年齢が高い子どもは家計を助けるために外で働かなければならないケースも多いです。

また、家庭が貧困なために学校に通うお金がない、教材が買えないなどの理由から行かせてもらえないというケースもあり、貧困な家庭事情は教育を受ける機会を失う大きな理由となっているのです。

自然災害や紛争などにより安全に通えない

アフリカでは、自然災害による洪水や干ばつが起きています。

後述しますが、アフリカでは学校の数が足りておらず、子どもたちは数十kmを歩いて通っているため、災害に巻き込まれるリスクがあるのです。
通学中の危険については紛争や内戦も挙げられます。アフリカでは紛争が続いているエリアがあり、学校が軍の拠点になっているのです。

学校が攻撃されることもあり、多くの子どもたちが命を落としています。

学校の数や教員不足、また授業の質が良くない

アフリカでは子どもの数に対し、学校の数や教師の数が足りていません。
また、教師として子どもたちに教育を教える大人が、十分な知恵や知識を持っているとは限らないため教師の教育の質も問題となっています。

子どもの時に十分な教育を受けないまま大人になっている教師が多いため、アフリカでは学校の建設や設備・環境の整備と併せて教師の指導や教育についても支援が必要です。

また、アフリカでは家で話す言葉と学校で教わる言葉が異なる問題もあります。
現地の言葉を理解できる教師が不足していたり、少数民族の言語での授業を受け入れないケースがあるため、言葉の制限がある中で勉強しなければならないケースも見られます。

親や周囲の大人が教育の大切さをわかっていない

アフリカでは何世代にも続き貧困が連鎖しています。
自分たちも満足な教育を受けてこなかったことから、親が教育の重要性を理解していないことも多くあるのです。

女の子だから通えない

貧困層が多い国では、女性よりも男性が優遇される慣習が多く残っています。
そのため、家庭が貧困な場合は女の子よりも男のを優先的に学校に通わせます。

なぜ、女性が教育を受けられないのかと言うと、「児童婚」の文化があるからです。
貧困層の女性は、体が未熟なうちから児童婚を強いられることがあるため、「女性に教育はいらない」という解釈が広まっているのです。

また、学校にトイレがない、登校の道中が危険という理由なども要因となっています。

アフリカの子どもたちが学校へ通うために私たちができること


アフリカで子どもたちが教育を受けられないすべての要因に「貧困」が関係しています

そのため、私たちもアフリカで貧困に対する支援を行っている団体を寄付によりサポートすることができます。

支援活動をサポートするには寄付やボランティア活動、情報を拡散するための活動などが挙げられます。

特に寄付は気軽にできて支援への貢献度もわかりやすいため、多くの人が行っています。
寄付は1,000円などの少額から行えるため、無理のない範囲で継続的にできる金額を選ぶのが良いでしょう。

寄付した金額は、アフリカで支援を行う団体が、現地の環境や子どもたちの状況に合わせて最適な形て活用してくれるのです。

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