人身取引

人身取引・売買が中国で後を絶たない原因は?被害を受ける子どもたちにできる支援とは

中国では子どもの人身取引が後を絶ちません。その原因はどこにあるのでしょうか。
また、私たちは被害者である子どもたちに何ができるのでしょう。この問題について考えていきたいと思います。

人身取引・売買問題とは?
子どもの強制労働や売春、誘拐への対策や支援について知ろう

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そういった子ども達に、このコロナ禍でも国内・海外問わず支援を続けていける団体があります。

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中国における女性や子どもの人身取引・売買の現状

中国では、女性や子どもの人身取引は深刻な問題です。また実際にはそれ以上の子どもが誘拐され、知らない場所で人身取引や売買の被害にあっている可能性も十分に考えられます。

アメリカ国務省の人身取引の実態をまとめた報告では、中国は最低評価を受けた国の一つであり、人身取引で連れてこられた人たちが国営の薬物依存症患者の治療施設などで強制労働をさせられていると指摘されています。

なぜ中国では法律で禁止されているにもかかわらず、女性や子どもたちが人身取引の被害にあうのでしょうか。

また、被害を受けている子どもたちを支援することはできないのでしょうか。今、私たちにできることを考えます。
(出典:法務省「出身国情報に関する報告書 中国」)

  • 中国では女性や子どもの人身取引が深刻な問題
  • 人身取引で連れてこられた人たちが国営の薬物依存症患者の治療施設などで強制労働をさせられていると指摘されている

中国で子どもの人身取引・売買が多い理由とは

それでは、法律で禁じられているにもかかわらず中国で子どもの人身取引や売買がなくならない理由をみてみましょう。

臓器売買目的

20年ほど前から臓器売買目的による人身取引が世界中に広がっており、特に闇マーケットが最も大きいのが中国ではないかといわれています。
人身取引により摘出された臓器は、臓器移植に利用されるため高値で売ることができます。そのため臓器売買を目的とした人身取引が後を絶ちません。

一人っ子政策

中国では一人っ子政策が取り入れられていますが、男児を望む家庭や二人目を欲しい家庭が子どもを金銭で買ったり、逆に子どもを売ることにつながっているのではないかという声もあります。

また働き手としてどうしても男児が欲しい家庭が女児を授かった場合、中絶が相次ぎ、男女の人数比に大きな差ができてしまい、女児を金銭で購入するといった事態にもなっています。

女児を働かせたり、売春などで性的な搾取を行っているのです。

以上のように摘発された例もありますが、実際には子どもたちが解放された例はほとんどありません

今後中国は子どもを売った親への取り締まりも強化する方針です。しかし、現状では子どもの人身取引の問題は全く解決されていないため深刻な問題です。

  • 中国では臓器売買を目的に人身取引が行われている
  • 男児を望む家庭や二人目を欲しい家庭が子どもを金銭で買ったり、逆に子どもを売ることにつながっているのではないかという声もある
  • 女児を働かせたり、売春などで性的な搾取を行っているなどの問題もある

(出典:科学技術情報発信・流通総合システム(J-STAGE)「臓器売買撲滅バチカンサミット参加報告書」,2017)
(出典:独立行政法人国際協力機構JICA「国別WID情報整備調査 中国」)

中国で行われる子どもの人身取引・売買を食い止めるには

中国で行われている子どもの人身取引を食い止めるためには、どうすればよいのでしょうか。実際に中国で行われている対策をご紹介します。

中国で行われている人身取引・売買の対策

中国は2001年5月に中国婦女発展綱要を発表し人身取引の被害にあっている子どもたちを守るための方針を打ち出しています。

子どもの自由を奪う行為をすべて取り締まることが書かれており、人身取引をなくすための動きが続けられているのです。

また刑法にも人身取引を罰するための規則を1994年に制定。中国内に限らず、他の国の子どもたちを中国に連れてきた場合も該当します。この規則は子どもたちを悪の組織から守るだけではなく、違法に国境を超える犯罪活動を防止することも含まれているのです。

違法に国境を越えて人を輸送すると、2年以上7年以下の有期懲役となります。 また違法に国境を越えて人を輸送する首謀者には、以下の事が起こった場合に関して7年以上の有期懲役もしくは無期懲役になることもあり、財産を没収するとなっています。

これだけではなく、違法に国境を越えて人を輸送することにより大きな犯罪につながったり、人身取引を目的としたことが発覚した場合は、5年以上10年以下の有期懲役に処し、1万元の罰金となります。

  • 中国は2001年5月に中国婦女発展綱要を発表
  • 子どもの自由を奪う行為をすべて取り締まり、人身取引をなくすための動きが続けられている
  • 刑法にも人身取引を罰するための規則を1994年に制定

(出典:独立行政法人国際協力機構JICA「中華人民共和国 中国ジェンダー動向情報収集・確認調査報告書」)
(出典:国立国会図書館デジタルコレクション「特集 諸外国における人身取引に関する立法動向」)
(出典:法務省「出身国情報に関する報告書 中国」)

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一人でも多くの子どもを人身取引・売買から救うために支援活動に協力しよう

これまでの状況をふまえ、一人でも多くの子どもを人身取引や売買から救うことはできないでしょうか。

世界中でこういった状況下にある子どもたちを救うために立ち上がっている機関やNPO・NGOは多くあります。これらの団体を支援することで、1人でも多くの子どもたちを救うことにつながります。

現状を調査するために

中国でも人身取引は法律で禁止されており、国外から違法に人を連れてくるだけでも有罪になります。それでも人身取引がなくならないのはなぜでしょうか。

それは、政府や現地の団体が予算面で調査をしきれていないのです。

そのためどれだけ法律で人身取引を厳しく罰したとしても、特に貧しい国からの人身取引が減らないのです。そこで活動資金を集める必要があり、一人でも多くの子どもを救うためには支援活動が大きな力となるのです。

児童労働や人身取引を防止するためのプロジェクトを支援する

世界各地で行われている、児童の強制労働や人身取引から守るためのプロジェクトが数多くあります。弱い立場である子どもたちを人身取引から守るだけでなく、教育や仕事をするためのスキルを身に付けるような支援を行っています。

また地域の安全を守り、さらに地域を開発するなどの活動も行っています。生活を向上させる支援をすることにより、野菜を栽培して収入につなげたり、子どもたちを貧困から守ることにより人身取引の軽減に成功した例もあります。

世界中で発生している人身取引は貧困が原因であることが多く、貧困が軽減されることにより人身取引が減ることにつながります。これらの団体を支援することにより、一人でも多くの子どもを人身取引などの悪質な犯罪から守ることができるのです。

  • 人身取引を防ぐ、被害者の支援を行う団体が多くある
  • 私たちはそういう団体の活動をサポートすることで支援を行うことができる
  • 活動を継続的に行うための資金となる「寄付」などが有効的な手段

子どもたちの未来を人身取引・売買から救うために支援できることを考えよう

中国では、法律で禁止されているとはいえ、人身取引や売買があとを絶ちません。これらの状況から子どもたちを救うため、多くの団体が動いています。

しかしこれらの団体が活動するには、莫大な資金が必要です。そこで私たちが少しずつでも支援をすることにより、子どもたちの未来を人身取引や売買から救うことにつながります。

少しでも世界中の子どもたちが笑顔でいられるように協力をしてみてはいかがでしょうか。

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