中東(飢餓)

中東における飢餓人口は?紛争が飢餓に与える影響

紛争によって多くの難民が出ている中東の国々は、深刻な飢餓・食糧問題を抱えています。遠く離れた国のことだと思うのではなく、中東で起こっている紛争が飢餓に与えている影響や現状について理解を深めることも私たちにとって必要なことです。

今後、中東に限らず世界中で飢餓がさらに深刻となれば、食糧廃棄量の多い裕福な日本でも、飢餓・食糧問題にさらされる可能性もあります。

この記事では、そんな中東における飢餓人口や、紛争が飢餓に与える影響を中心に紹介します。

中東における飢餓が深刻化、シリア・イエメンにおける世界的な人道危機とは

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飢餓人口とは


飢餓人口とは、飢餓で苦しんでいる人々の数をです。
世界の飢餓人口は8億2,160万人を超え、約9人に1人が飢餓に苦しんでいることになります。
中東・北アフリカの飢餓人口は3,700万人と言われています。中東・北アフリカは、発展途上国の中では栄養不足人口の増加率が最大となっており、多くの人々への支援が必要です。

(出典:外務省 「2019年版開発協力白書 日本の国際協力」)

飢餓とは

飢餓とは、身長に対して最低限必要な体重を維持し、また軽度の活動を行うために必要なカロリー数を摂取できていない状態のことです。必要なカロリー数は、年齢や性別、体の大きさ、活動量等により変わってきます。

そして、飢餓には地域や引き起こされる原因・期間によって、「突発的飢餓」と「慢性的飢餓」の2つに分けられます。

子どもの飢餓は身体的・知的発達が遅れることにもなり、さらには子どもが住む国の経済に対して将来的に大きな損失をもたらします。

突発的飢餓とは

突発的飢餓とは、一時的に食糧が不足することで多くの人々が栄養不足に陥ることを指しています。
干ばつや洪水といった自然災害や紛争といった突発的な原因で起こるため、原因が緩和・解決されるまでの一定期間、緊急に食糧を支援することが必要です。

食糧が急激に不足する突発的飢餓では、多くの人々が餓死や重度の栄養不足になり、世界中でニュースに取りあげられることがあるため、注目が集まりやすい傾向にあります。

慢性的飢餓とは

慢性的飢餓は、継続的に食糧を手に入れることができず、慢性的に栄養不足に陥ることを指しています。農業生産性が低かったり、雇用賃金が安かったりなど、政治・教育・環境など様々なことが要因となり慢性的飢餓が起こっています。

しかし、慢性的飢餓では直接の死因は餓死ではなく、栄養不足による病死であるため、緊急性に乏しいと解決が後回しにされがちです。つまり、慢性的飢餓に苦しんでいる多くの人々は、十分な食糧をいつまでも手に入れることができず、栄養不足な状況が続いてしまいます。

慢性的飢餓は緊急に食糧支援を行うというよりも、将来に渡って自分たちで食糧を手に入れられるような自立支援を行っていく、根本的な解決を行わなければなりません。

  • 世界の飢餓人口は8億2,160万人を超え、約9人に1人が飢餓に苦しんでいる
  • 飢餓とは、身長に対して最低限必要な体重を維持し、また軽度の活動を行うために必要なカロリー数を摂取できていない状態のこと
  • 突発的飢餓とは、一時的に食糧が不足することで多くの人々が栄養不足に陥ることを指し、慢性的飢餓は継続的に食糧を手に入れることができず、慢性的に栄養不足に陥ることを指す
  • 中東における飢餓人口が増加している原因


    中東における飢餓人口が増加している原因としては、主に紛争や災害、さらには2020年に世界を震撼させた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が挙げられます。

    紛争が飢餓人口に与える影響

    紛争が起こることによって、紛争地域に住んでいた人々は住まいや農地などを捨てざるを得なくなります。そして、難民キャンプに避難をする人々が増える程、十分な食糧が行き渡りにくくなり、飢餓・食糧問題に悩まされて飢餓状態に陥る人々が増えることにつながります。

    また、紛争地に残った人々も仕事ができる環境が少なく、食糧を手に入れることも農作物を作ることも難しいため、飢餓状態に陥るのです。

    災害が飢餓人口に与える影響

    世界中で食糧不足に苦しめられている人々の多くは、自然災害が起こりやすい地域に暮らしています。農業で生計を立てている人々は災害が起きると家や農地・道具など必要なものを失い、避難を余儀なくされることも少なくありません。

    収入を得る手段がなくなってしまうため、貧しい人々は災害の打撃を受けてしまうと農機具を売ったり、子どもを働かせたりといった対処法を取らざるを得なくなってきます。
    そうなると、飢餓と貧困は負の連鎖としてセットとなり、飢餓を広げてしまいます。

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が飢餓人口に与える影響

    特に新型コロナウイルス感染症による健康被害の拡大が心配されているのは、紛争地域や災害によって難民キャンプなどに身を寄せている人々です。栄養不足に陥った人々で溢れ、混雑した難民キャンプでは、ウイルスが蔓延する可能性が非常に高いと言われています。

    また、新型コロナウイルス感染症は、人々の生活と収入を失う原因となったため、これまで飢餓に苦しんでいなかった人々にも影響があると考えられています。
    輸入に頼った国や財政的余裕がなく貧しい国々では、食糧価格の高騰や食糧の入手が困難になると、飢餓・食糧問題に苦しめられることにもなりかねません。

    ※2020年11月時点

  • 紛争が起こることによって、紛争地域に住んでいた人々は住まいや農地などを捨てざるを得なくなる
  • 世界中で食糧不足に苦しめられている人々の多くは、自然災害が起こりやすい地域に暮らしている
  • 混雑した難民キャンプでは、ウイルスが蔓延する可能性が非常に高い
  • 中東における飢餓人口の増加がもたらす影響


    中東は紛争が多発している地域であるため、多くの人々が難民として他国に避難している現状があります。そんな中東では飢餓人口が増加しており、多くの人々が様々な影響を受けています。

    十分な食糧を確保することのできない地域に住む子どもたちは成長に必要な栄養素を摂ることができません。そのため年齢相応の身長に達していないなどの発育阻害が引き起こされます。

    また飢餓人口が増えると、発育阻害の子どもの割合が多い国でも肥満が増加する傾向にあります。栄養のある食べ物は一般的に価格が高価になるため、貧しい人々は安価で高カロリーかつ低栄養な食品を選んでしまいます。

    そして、いつ食べ物が手に入るか分からない国では、食べ過ぎと空腹を交互に繰り返す傾向にあります。つまり、代謝機能が変化してしまうため筋肉がつきにくく、脂肪がつきやすい身体になってしまい、食べ物を多く食べたときに体重が急増して肥満となってしまうのです。

  • 飢餓により、年齢相応の身長に達していないなどの発育阻害が引き起こされる
  • 発育阻害の子どもの割合が多い国でも肥満が増加する傾向がある
  • 中東の飢餓人口増加、深刻化する飢餓問題に対して私たちにできることは?


    中東では紛争や災害などによって、飢餓人口が増加傾向にあります。多くの人々が深刻化した飢餓・食糧問題に苦しんでおり、いつ命を落とすか分からない状態で生活をしています。
    そして、新型コロナウイルス感染症によって世界的に経済は低迷しており、いつどの国が飢餓・食糧問題にさらされるかは分かりません。

    私たちが飢餓・食糧問題で苦しんでいる人々にできる支援として、寄付することが挙げられます。
    一人ひとりの寄付は少額でも、飢餓に苦しむ多くの子どもたちの命を守ることにつながります。中東の飢餓人口の増加や原因などを理解して、私たちにできる支援を行ってみてはいかがでしょうか。

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    世界には「生命の危機」や「困窮」に直面している子ども達が多くいます。
    そういった子ども達に、このコロナ禍でも国内・海外問わず支援を続けていける団体があります。

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