高齢化

日本の高齢化社会の現状と今後の予測は?

  • 2020年2月18日
  • 2022年12月22日
  • 高齢化

高齢化は日本だけでなく先進諸国で問題となっており、世界的にも進行しています。

その中でも日本は特に進行が早く、世界でも高い水準です。現在の日本の高齢社会はどうなっているのか、今後どのようになっていくのか、この記事で紹介します。

高齢化社会による問題とは?日本の現状や対策について知ろう

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高齢社会となった日本の現状


日本は現在「超高齢社会」と呼ばれるほど、高齢者の人口が増加しています。

高齢者という言葉は一般通念上広く使われる言葉ですが、一律の定義はありません。これは社会の変遷や、その時代の年齢における心身の健康状態によっても異なるためです。

2017年には日本老年学会・日本老年医学会「高齢者に関する定義検討ワーキンググループ報告書」も出されていますが、そこでは以下のように記されています。

「近年の高齢者の心身の老化現象に関する種々のデータの経年的変化を検討した結果、特に65〜74歳では心身の健康が保たれており、活発な社会活動が可能な人が大多数を占めていることや、各種の意識調査で従来の65歳以上を高齢者とすることに否定的な意見が強くなっている」

(出典:一般社団法人 日本老年医学会 「高齢者に関する定義検討ワーキンググループ 報告書」,2017)

このことから、75歳以上を高齢者の新たな定義とする提案もなされています。
日本政府が出す高齢社会対策大綱などには、総人口における高齢者人口の割合である高齢化率を出す上で高齢者を65歳以上と規定しています。そのため現在の高齢者の定義は65歳以上とされています。

この高齢化率から高齢社会の現状を見たとき、2022年の時点では28.9%と総人口の3割に迫る勢いで高齢者人口が占めていることが分かります。

1950年には高齢化率は5%にも満たなかったのですが、1970年には高齢化社会の基準となる7%を、1994年には高齢社会の基準となる14%を超え、急速に高齢化が進んでいます。
そして2010年には21%を超え、超高齢社会へと突入しています。

  • 日本政府が出す高齢社会対策大綱などでは、総人口における高齢者人口の割合である高齢化率を出す上で高齢者を65歳以上と規定している
  • 2022年の時点では28.9%と総人口の3割に迫る勢いで高齢者人口が占めている
  • 1950年には高齢化率は5%にも満たなかったのですが、1970年には高齢化社会の基準となる7%を、1994年には高齢社会の基準となる14%を超え、急速な高齢化が進んでいる

(出典:内務省「令和4年版高齢社会白書」)

高齢化の進行による日本の未来

2016年に65~74歳までの人口は1768万人とピークを迎えましたが、2028年までには減少傾向になるとされています。

しかしその後再び増加に転じ、2041年には1715万人まで増加し、再度減少に転じるとされています。そして、75歳以上の人口は2054年まで継続的に増加するものと見られています。

高齢化がこのまま進行していくと、今後様々な問題が起こると考えられています。

総人口の減少

日本では高齢化に加え、少子化も進行しています。高齢化によって高齢者の死亡数などは減少していますが、同時に出生率が落ちているため総人口も減少し続けています。

2010年に総人口は1億2800万人でピークを迎えましたが、その後は減り続け、2022年12月時点では1億2484万人と約350万人も減少する結果になりました。

このまま長期的に人口減少を続けていけば、2029年には1億2000万人を下回り、2053年には9000万人に割り込むと予想されています。

高齢者人口を支える生産年齢人口の負担

高齢者人口は「団塊の世代」(第一次ベビーブーム)と呼ばれる人たちが65歳以上になった2015年に3387万人となりました。

この団塊の世代が75歳以上になる2025年には高齢者人口は3677万人になると見込まれています。65歳以上が増加することで高齢化率は上昇を続け、2036年には3人に1人が高齢者となります。

1950年には1人の65歳以上の人を支える生産年齢人口は12.1人でした。
しかし上記のように今後も高齢化が上昇し、高齢者が増え、出生率の低下で生産年齢人口が減少し続けたことで、2021年には高齢者1人に対して生産年齢人口約2人と負担は大きくなっています。

そしてこの状態が続き、少子高齢化が進行して行けば、2065年には高齢者1人に対して、生産年齢人口1.3人の支えが必要な状態が訪れると予測されています。

平均寿命の増進とさらなる高齢化の進行

日本の平均寿命は2017年時点で男性が79.64歳、女性が86.39歳となっています。

これは医療技術の発展や、栄養・食事面の改善など様々な要素が絡んでいますが、このまま平均寿命は緩やかに延びていき、2065年には男性が84.95歳、女性が91.35歳となり、女性は90歳を超えると見られています。

  • 日本では高齢化に加え、少子化も進行しているため、出生率が落ち総人口も減少している
  • 2036年には3人に1人が高齢者となり、高齢者1人に対して生産年齢人口の負担が高くなる
  • 日本の平均寿命は2022年時点で男性が79.64歳、女性が86.39歳であるが、医療技術の発展や、栄養・食事面の改善などにより2065年には男性が84.95歳、女性が91.35歳となると予想されている

(出典:内閣府「 令和4年版 少子化社会対策白書」)
(出典:厚生労働省「主な年齢の平均余命」)

世界と日本の高齢化の比較

2015年時点の世界の総人口は73億人にのぼり、2060年には102億人を超えると予想されています。

世界の総人口における高齢化についても見ていくと、1950年には世界で5.1%だった高齢化率は2015年には8.3%に上昇しています。
さらに2060年には17.8%にまで上昇する見込みであり、急速に高齢化が進んでいる現状です。

この世界の高齢化において先進諸国の高齢化率を比較してみると、日本は1980年代までは下位に位置していましたが、90年代でほぼ中位、2005年には最高水準となりました。

今後もこの高水準を維持していくことが見込まれていますが、日本は世界の中で急速に高齢化が進んだ国であり、最も高齢化率が高く深刻な状態です。

  • 1950年には世界で5.1%だった高齢化率は2015年には8.3%に上昇している
  • 先進諸国の高齢化率を比較してみると、日本は1980年代までは下位に位置していましたが、90年代でほぼ中位、2005年には最高水準である
  • 日本は世界の中で急速に高齢化が進んだ国であり、最も高齢化率が高いとされている

(出典:内務省「令和元年版高齢社会白書」,2019)

高齢化は日本にとって深刻な問題

十数年前から始まった高齢化は今なお進行しており、日本経済や社会に様々な影響を与えています。

高齢化だけが問題の全てではありませんが、少子化などとも絡み合い、より深刻な状況になっている現状です。高齢化はさらに進行するとされており、若い世代の大きな負担と なってのしかかる可能性があります。

そうならないための施策、取り組みを行っていかなければ将来的に日本は立ち行かなくなってしまいます。

私たちにできることは色々とありますが、まずはこの高齢社会の問題についてより理解を深めていくことが大切です。

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