人間の活動や身勝手な行動により、絶滅の危機に瀕する野生動物たちや、殺処分になる犬・猫たちが後を絶ちません。
このような現実を知り
「動物を保護する団体に寄付して命を救いたい」
「寄付金を正しく使う信頼できる団体に寄付したい」
という思いを抱いているあなたへ向け、本記事では次の内容を解説します。
- ・動物を救う活動を行っているおすすめの寄付先団体
- ・信頼できる団体の選び方
- ・寄付の使い道
- ・団体へ寄付する方法
あなたの寄付が動物たちの命をつなぐことにつながります。信頼できる寄付先を見つけて、動物たちの未来を明るくするための一歩を踏み出してみませんか?
動物愛護・野生動物保全活動を行うおすすめの寄付先NPO5選
国内の動物愛護団体や、国際的に野生動物の保全活動をしている団体の中から、gooddoマガジン編集部がおすすめする寄付先を5つ紹介します。活動内容やNPOの専門家やgooddoマガジン編集による注目ポイントも参考にしてください。
ピースワンコ・ジャパン(認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン):支援者とのコミュニケーションを大切にしながら「犬の殺処分ゼロ」の実現を目指す
ピースワンコ・ジャパンは、「犬の殺処分ゼロ」の実現を目指し、犬の保護・譲渡活動を行っています。自然災害や紛争の被災地支援活動を行う、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンが運営しているプロジェクトです。
災害救助犬やセラピー犬の育成、正しい飼い方や動物福祉の考え方の啓発活動などにも取り組んでいます。
ピースワンコ・ジャパンは、今まで8,000頭以上の犬の命を救ってきました(2024年1月時点)。
プロジェクトの運営母体であるピースウィンズ・ジャパンは、広島県より認定NPOの認証を受けています。また、優れたソーシャルビジネスの取り組みを表彰する、日経ソーシャルイニシアチブの受賞歴もあります。
ピースワンコ・ジャパンは「犬と人がひとつになり、豊かな未来をつくろう」というメッセージを発信しながら、活動に取り組んでいます。
gooddoマガジン編集部の注目ポイント3つ!
- 活動報告や今後の方針などのメールがこまめに配信されたり、YouTubeを始めとしたSNSでの発信も頻繁に行われている。団体とのつながりを感じながら支援できる
- 「日本での犬の殺処分ゼロ」を目指し、まずは広島県内で殺処分機を2016年4月から現在まで止めている。日本という大きな枠でのミッション実現に向け、まずは1つの県で達成できているのは大きな成果。
- ピースワンコ・ジャパンの毎月の継続寄付の会員「ワンだふるサポーター」は63,000人。多くの共感を呼ぶプロジェクトをしている、という実感が持てる。
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら
>>【怪しい?】ピースワンコ・ジャパンの口コミ評判は?専門家に詳しく聞いてみた
一般社団法人グリーンピース・ジャパン:政府や企業からの支援を受けない独立性に特徴
グリーンピース・ジャパンは、世界55以上の国と地域において、気候変動、プラスチック問題などの環境課題への解決策を作り出すために、サポーターやボランティアとともに提言活動、調査・分析活動などを行っています。
プラスチックごみ問題においては、42か国で239の調査を行い、合計187,000個のプラスチックごみの由来について調べる活動をしました。この情報をもとに国や企業への提案を行っています。
また、アマゾンの熱帯雨林をあるべき姿に戻すために、工場型生産で活動する企業に訴えを起こし働きかけています。
中立性を保つため、国や企業、団体からの寄付や支援を一切受けずに活動しています。
グリーンピース・ジャパンは、「地球の恵みを100年先の子どもたちに届ける」ために活動しています。
寄付アドバイザーが見た注目ポイント!
- 政府や企業からの財政支援は受けないことを掲げ、個人の寄付のみに支えられている独立性が特徴
- 独自の科学的調査によって、目に見えにくい事実を明らかにし、政府や企業、国際社会に働きかけることで、環境問題を解決に導いてきた実績
- 報道関係者向けに最新のプレスリリースや写真・映像、国際性・専門性を活かした資料・データの提供が強み
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら:【実際どう?】グリーンピースの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン):環境保全と生物多様性を守るために活動中
「地球温暖化を防ぐ」「持続可能な社会を創る」「野生動物・森や海を守る」ことを、化学的な知見に基づき活動しています。
人間と自然が調和して生きることができる未来を築くことを目指しています。
- パンダのマークで知られ、約100カ国で活動している国際的な環境保全団体。科学的調査や国際的な発言力・影響力、政府・産業・研究者・地域との協力、成果をめざした活動への注力などが強み
- WWFジャパンは、1971年に世界で16番目のWWFとして東京で設立、2021年に50周年を迎える。内閣府にその活動の公益性を認められた、公益財団法人。秋篠宮皇嗣殿下が名誉総裁でもある
- 約12億円の活動収入のうち、個人会員からの寄付が68%を占め、個人サポーターは約43,000人。個人の寄付により活動が支えられている。さかなくんなど著名人の支援者もいる
公益財団法人 日本動物愛護協会:人と動物が共に生きられる社会を目指す
幸せな動物を増やすため、犬や猫の譲渡会の開催、災害時の動物救援、動物愛護講座の開催を始めとした啓発活動、日本動物大賞・動物愛護表彰などを通した提言活動を行っています。
「今を生きている命は幸せに、不幸な命は生み出さない!」をスローガンとした活動を通し、人と動物が共に生きられる社会を目指しています。
gooddoマガジン編集部の注目ポイント3つ!
- 動物に関わる相談をメールや電話で受け付け、アドバイスを行っている
- 飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用の助成を行い、人間の都合で不幸になってしまう猫を減らしている
- 1948年に設立され、70年以上も動物愛護の活動を継続している歴史と実績のある団体
特定非営利活動法人 犬猫みなしご救援隊:行き場のない犬猫専用の「終生飼養ホーム」を運営
一般家庭では飼養が困難な、引き取り手のない犬猫たちを積極的に保護し、命が尽きる時まで’責任を持って育てる「終生飼養」や猫の譲渡活動、野良猫の不妊手術などを行っています。
動物と人間が共生できる明るい未来の実現を目指しています。
gooddoマガジン編集部の注目ポイント3つ!
- 障害や傷病を追っていたり、人になつかない野良犬や野良猫など、引き取り手のない犬・猫たちにの受け皿として、犬猫専用の「終生飼養ホーム」を運営している
- 犬や猫だけでなく、ウサギ、鹿、ハクビシンなどの動物の引き取りも行っている
- オリジナルグッズの購入を通して、活動を応援できる。エコバッグ、Tシャツ、書籍、サーモスボトルなど種類豊富
信頼できる寄付先の選び方
動物保護のための寄付先を選ぶ際には、以下の4つを意識するとよいでしょう。
- ・活動内容を確認する
- ・飼育および保護環境を確認する
- ・財務状況の透明性を確認する
- ・公的な認証や受賞歴があるか確認する
それぞれの確認すべきポイントを解説します。
活動内容を確認する
まずはホームページやSNSで活動内容を確認しましょう。動物保護活動を行う団体は、主に保護犬や猫を保護する活動と、野生動物の保護活動をする団体、2つに分けられます。
公開されている写真や動画を見れば、自分が共感できる活動方針であるかを判断できます。
また、活動実績を確認すると、寄付が有効に使われているかがわかるでしょう。長期的に活動実績がある団体は、一般的に信頼性が高い傾向があります。ただし、活動を始めたばかりの団体は、実績がすぐに数字として出にくいことも留意しましょう。
飼育および保護環境を確認する
保護犬が飼育されている環境を確認することも寄付先を選ぶ際のポイントです。劣悪な環境で飼育されていないか、医療体制が整っているかを確認することで、犬たちが安全な環境で適切にケアされているかが判断できます。
ホームページの施設紹介やSNSに掲載された写真を見て確認したり、可能なら施設見学したりするのも良いでしょう。 飼育環境がしっかりしていれば、安心して支援することができます。
財務状況の透明性を確認する
年次報告書や活動報告書で財務状況を確認することも大切です。ホームページなどで財務状況を公開し、使途を明確にしている団体は、信頼性が高いと言えるでしょう。
ただし、財務報告がない場合でも、団体の事情によることがあるため、必ずしも信頼できないとは言い切れません。財務報告が公開されていない団体への寄付を検討する際は、問い合わせて財務報告書を確認させてもらうとよいでしょう。
また、定期的に年次報告書や活動報告書を情報発信しているかどうかも、信頼性を判断する重要なポイントです。
公的な認証や受賞歴があるか確認する
公的な認証や受賞歴は、信頼性や活動実績を示す重要な指標です。
非営利団体であるNPOを選ぶ際は、法人格を持つ「NPO法人(特定非営利活動法人)」であるかを確認しましょう。一定の基準を満たし行政から認定を受けた「認定NPO法人(認定特定非営利活動法人)」であれば、より信頼性が高い団体と言えます。
また受賞歴は、団体の活動内容が評価されている証にもなるため、寄付先を選ぶ際に判断材料の一つとなります。
「NPO法人(特定非営利活動法人)」と「認定NPO法人(認定特定非営利活動法人)」については、以下の記事を参考にしてください。
>>特定非営利活動法人ってどんな法人?設立方法や運営方法とは?
>>認定特定非営利活動法人ってどんな法人?設立方法や運営方法とは?
寄付で動物たちを救える!その理由と寄付の使い道
動物の保護のためにNPOへの寄付が必要な理由は、政府や自治体の対策だけでは解決できない課題が多く存在するためです。例えば、野生動物の保護や虐待されている動物の救助、保護施設の運営など、行政や国際機関ではすぐに対応できない、さまざまな課題があります。
これらの課題解決を補うのがNPOの活動です。NPOが十分に活動するためには、寄付による資金が不可欠です。寄付によって、NPOの保護活動が充実し、より多くの動物の命が救われることにつながります。
動物の保護活動を行う団体へ寄付したお金は、主に以下のような活動に使われます。
<寄付の使い道>
- ・野生動物に関する調査とモニタリング
野生動物の生態や個体数の変動を把握し、生息地保護や保全計画に役立てられる - ・動物の救助と保護
危険な状況にある野生動物を救ったり、飼い主のいない犬や猫を保護する活動費に充てられる - ・保護した動物の飼育費
保護動物の食事や医療ケア、施設の維持管理費に使われる - ・里親を探す活動
保護された犬や猫に新しい家庭を見つけるための広報やマッチング費用に使われる - ・野生動物の生息地の保護と再生
自然環境の修復や保全のための活動費に使われる - ・ 不正取引の取り締まり
野生動物の密猟や違法取引を防ぐための監視や法的措置に使われる - ・啓発活動およびロビー活動
動物保護に関する理解を広め、政策変更を促すためのキャンペーンや教育活動に充てられる
寄付金の効果を実感できる活動事例
寄付したお金が実際どのように役立っているのか、寄付の効果を実感できる活動事例を2つ紹介します。
殺処分されるはずだった子犬が人を助ける災害救助犬に
犬の殺処分ゼロを目指し活動するNPO、ピースワンコ・ジャパンに保護された「夢之丞」は、訓練を受けて災害救助犬として人命救助に貢献。
寄付によって命が救われるだけでなく、新たな役割を担い、社会に貢献する存在になる姿を見ることは、寄付の成果を実感できる良い事例です。
提言活動により絶滅危惧種のスマトラトラを守ることに成功
環境問題の解決を目指すグリーンピースは、寄付金を活用し、違法伐採の防止や持続可能な森林管理を進めスマトラトラの生息環境を守っています。
これにより、スマトラトラの生息数の回復が見られるなど、寄付金が直接的な成果を生み出しています。寄付者は、環境保護の最前線での活動がどのように成果を上げているかを実感できるでしょう。
動物を救う活動へ寄付する方法
動物を救う活動へ寄付する方法は、主に次の4つです。
- ・NPOへの寄付
- ・ふるさと納税
- ・クラウドファンディング(自治体、NPO、個人)
- ・自治体へ直接寄付
ここでは、NPOへの寄付、ふるさと納税、クラウドファンディングの方法について解説します。
条件を満たせば寄付金控除も受けられます。寄付金控除については、以下の記事を参考にしてください。
>>寄付金控除の仕組みとは?確定申告の方法も紹介
動物を救う活動を行うNPOへの寄付
動物保護するNPOに寄付する方法は、主に以下の2種類あります。
- ・継続寄付
- ・都度寄付
長期的に活動を支えたい場合は、継続寄付がおすすめです。その理由や金額、決済の方法を解説します。
継続寄付
継続寄付は、団体の活動を安定的に支えるための支援方法です。動物保護に関する課題は、すぐに解決はできないため、長期的な支援が必要とされます。
定期的な寄付があると団体は計画的に活動を進めることができます。また保護した動物には、食事代や医療費など、毎月決まったお金も必要です。
継続寄付をすると活動報告などを通して、寄付の成果を実感しやすいでしょう。多くの団体では月1000円程度から寄付が可能で、クレジットカードや銀行の自動引き落としが利用できます。退会も自由にできるので、気軽に始めることができます。
都度寄付
好きなタイミングで1度だけ寄付する方法もあります。金額は500円や1000円から寄付できる団体が多いです。寄付金額の設定は1円単位で選べる団体もあれば、1000円単位の団体もあります。
決済方法は、クレジットカードや銀行振込、コンビニ振込などから選べます。自分の都合に合わせて金額やタイミングを自由に選べるのが、この寄付方法の魅力です。
ふるさと納税
保護犬や猫を救う団体には、ふるさと納税を通じて寄付する方法もあります。ふるさと納税は、自分が応援したい地域や団体に寄付し、その金額に応じて税金が控除される制度です。
多くの自治体では、動物保護活動に使われる寄付先を選択できます。寄付額に応じて返礼品を受け取ることも可能です。ふるさと納税のポータルサイトや団体のホームページで、ふるさと納税が可能かを確認してみましょう。
クラウドファンディング
クラウドファンディングも、動物愛護団体を支援する有効な手段の一つです。NPO、自治体、個人がプロジェクトを行っています。
専用のプラットフォームを通じて、特定のプロジェクトや緊急支援に対して寄付ができます。保護犬・猫から野生動物まで、幅広い活動を支援できるのが特徴です。
動物への寄付に関してよくある質問3つ
動物への寄付に関して、よく寄せられる質問は次の通りです。
それぞれの質問について答えていきます。
1. 動物への寄付はいくらからできる?
動物保護活動を行う団体への寄付額は、寄付先によって異なりますが、一般的には月額1,000円程度から始められます。
継続寄付のサポーターとして登録する場合、1,000円以上から金額を選べる団体が多く、希望に応じて柔軟に支援できます。
2. モノの寄付はできる?
動物を保護する団体に、物資を送り支援することもできます。ただし、必要な物品や送付方法は、団体のホームページやECサイトの欲しいものリストで確認してから贈ることが重要です。
物資支援は、自分の支援がどのように役立つかイメージしやすく、実感を持ちやすいメリットがあります。一方で、物資の保管や管理に手間がかかるため、寄付団体にとっては負担になることもあります。 特定の物資を送りたい場合を除き、柔軟に対応できる金銭的な寄付の方がおすすめです。
動物愛護団体の活動内容や寄付の方法をより詳しく知りたい方は、以下の記事をご一読ください。
>>動物愛護団体とは?活動内容や寄付の方法を紹介
3. 寄付以外の支援方法はある?
寄付以外の支援方法の1つとして、ボランティアとして支援団体の活動へ参加する方法があります。団体によって募集している業務は異なるため、ホームページ等で活動内容や要件を確認しましょう。
また、イベントや署名活動に参加することも、支援方法の1つです。さらに、保護が必要な動物について情報発信して多くの人に現状を知ってもらうことも、支援につながります。
信頼できる団体へ寄付をして動物の命を救おう
本記事では、以下の内容をお伝えしました。
- ・寄付におすすめの野生動物保全に取り組むNGOや、保護犬・猫を救うNPOの紹介
- ・信頼できる団体を選ぶ際には、活動内容や寄付金の使い道を確認することが大切
- ・動物を救うための寄付は、1,000円程度から気軽に始められる
寄付の方法としては、毎月定額を寄付する「継続寄付」がおすすめです。
野生動物や保護犬・猫たちを守る活動は、長期的な取り組みが求められ、成果が見えるまでには時間がかかります。また、日々の食事代や医療費のためにも、安定した支援が不可欠です。
今回紹介した信頼できる団体を参考に、あなたに合った寄付先を見つけてみませんか?その一歩が、動物たちの命を救い、かれらの未来をつなぐ大きな力となります。
寄付が初めてで不安な方は、以下の記事を参考にしてみてください。
>>はじめて寄付する人必見!寄付の仕方や団体の選び方まで完全ガイド
犬の殺処分の現状については、以下の記事をご一読ください。>>【年間2400頭】犬の殺処分がなくならない理由とは?現状を変えるには?
絶滅に瀕する動物たちやその原因については、以下の記事で解説しています。
>>陸の絶滅危惧種とは?レッドリストにある動物の種類・数、原因と対策についても紹介
▼動物を救う活動を行っている団体
団体名 | 寄付アドバイザーが見た注目ポイント |
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ピースワンコ・ジャパン | gooddoマガジン編集部の注目ポイント3つ! ・活動報告や今後の方針などのメールがこまめに配信されたり、YouTubeを始めとしたSNSでの発信も頻繁に行われている。団体とのつながりを感じながら支援できる ・「日本での犬の殺処分ゼロ」を目指し、まずは広島県内で殺処分機を2016年4月から現在まで止めている。日本という大きな枠でのミッション実現に向け、まずは1つの県で達成できているのは大きな成果 ピースワンコ・ジャパンの毎月の継続寄付の会員「ワンだふるサポーター」は63,000人。多くの共感を呼ぶプロジェクトをしている、という実感が持てる |
グリーンピース | 寄付アドバイザーが見た注目ポイント! ・政府や企業からの財政支援は受けないことを掲げ、個人の寄付のみに支えられている独立性が特徴 ・独自の科学的調査によって、目に見えにくい事実を明らかにし、政府や企業、国際社会に働きかけることで、環境問題を解決に導いてきた実績 ・報道関係者向けに最新のプレスリリースや写真・映像、国際性・専門性を活かした資料・データの提供が強み |
寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん
NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー
大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。