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Learning for All は誰の役に立つ?活動内容や支援先について調べてみた

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「Learning for All の活動内容を詳しく知りたい」
「Learning for All は社会の役に立っているの?」

と考える方のために、この記事ではLearning for All の活動内容と、支援を受けた人がどうなったのかも紹介します。

この記事を読めば、Learning for All がどう社会の中で役立っているのかがわかり、自信を持ってLearning for All を応援することが出来るようになります。

先に結論をまとめると以下の通りです。

  • ・Learning for All は様々なアプローチによって包括的に子どもの貧困問題に取り組んでいる
  • ・Learning for All の支援により、居場所がなかった子どもが心の拠り所を見つけることができた
  • ・子ども支援のために、ノウハウを惜しげもなく他団体や支援している人に共有している

Learning for All への寄付がどんな方に向いているかを以下の記事で解説しています。Learning for All のことを少しでも信頼できる、と感じた方は是非チェックしてみてくださいね。
>>子どもの貧困を学習支援で解決する「Learning for All 」はどんな人におすすめ?その理由を徹底解説

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Learning for All が取り組む社会問題の現状を分かりやすく解説


Learning for Allは「子どもの貧困問題の解決」に取り組んでいます。

日本の子どもの9人に1人が「貧困」状態*にあり、ひとり親世帯に限ると約半分の世帯が貧困状態**にあります。
経済的に豊かな日本でも、実は子どもが貧困などの生きづらさを抱えているという問題があるのです。
子どもの貧困問題について詳しく説明していきます。

*出典:厚生労働省 2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況

**出典:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果[2] 」

経済的な貧困

日本でいう子どもの貧困とは相対的貧困を指します。相対的貧困とは、その国の標準的な生活水準を送れないことです。

日本の相対的貧困率は15.4%です*。

豊かであると考えられている日本で起こっているとは考えられないかもしれないですが、1日3回の食事も満足に取れない子どももいます

*出典:厚生労働省 2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況

格差の「世代間連鎖」が起こる

貧困や格差は連鎖すると言われます。特に、ひとり親を取り巻く社会環境に原因があると考えられます。ひとり親家庭の相対的貧困率は44.5%と、実に2世帯に1世帯近くが相対的貧困にある*と言えます。

塾や家庭教師など、学校以外の教育を受けることは相対的貧困家庭では難しいのが実情です。この教育機会の差は、貧困家庭とそうでない家庭との間で、学歴、就職、収入などあらゆる面で格差を広げてしまいます。


学校の勉強についていけず希望通りの進学ができなかったり、勉強以外の様々な体験の機会が少ないと、将来の職業の選択肢が限られてしまうことがあります。十分な収入を得られない場合、その子どもも同じように相対的貧困の環境に置かれる可能性が高まります。ひいては「貧困の連鎖」を生む要因となるのです。

*出典:厚生労働省 2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況

こどもたちが直面する貧困以外の困難

子どもが生きづらさを感じる原因は、経済的な問題だけではありません

例えば、児童虐待や言葉の壁などが、生きづらさを感じる原因として挙げられます。これらの原因の背景にある様々な要因が複雑に絡み合うことで、子どもたちは生きづらい環境に置かれているのです。

児童虐待、言葉の壁

児童虐待
2021年には、年間20万件以上*もの児童虐待に関する相談が全国の児童相談所にありました。毎日約540件もの相談があったことになります。

*出典:厚生労働省「令和3年度 児童相談所での児童虐待相談対応件数<速報値>」

言葉の壁
公立学校における日本語指導が必要な児童生徒数は、年々増加しています。

日本語指導が必要な児童の中には、外国籍の子どものみならず、日本国籍の子どもも含まれています。日本国籍の児童には、海外で生まれ育ち帰国した、日本国籍を含む重国籍、保護者の国際結婚により家庭内言語が日本語以外、などのケースがあります。

2021年には58,353人おり、約10年前の2012年の33,184人の約1.7倍*にも増えています。

*出典:文部科学省「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(令和3年度)」

機会や環境の喪失

子どもの貧困問題は以下の3つの喪失が要因であるとLearning for All は考えています。

つながりの喪失
様々な事情から、家庭や学校の中で安心できる居場所がない。不安なことやしんどいことを相談する相手もおらず、自分を支えてくれる友人や大人とのつながりもないため、孤立してしまっている。

学びの環境の喪失
学校以外に学習する環境がない。その結果、大きな学習の遅れを抱えてしまっている。さらに、勉強についていけないことで自己肯定感が下がり、ポジティブな将来像を描くことができない状態に置かれてしまっている。

育まれる環境の喪失
虐待を受けたり、不適切な養育環境に置かれたりしている。めいっぱい遊ぶといった、子どもとして「当たり前」の機会が得られていない。

子どもの支援現場が抱える課題

学校、行政、地域など、子どもを支援する人たちには様々な制約があり、十分な支援の提供が難しい状態にあります。

たとえば、学校では先生の時間や人手が足りない、または様々なケースに対応できる相談先がわからないなどが理由として挙げられます。
また、行政も家庭支援をおこなっていますが、こちらも人手が足りない、問題に対応するための連携を模索するが、個人情報取扱が難しく連携に至らないなどがあります。

>>Learning for All について詳しくみる

Learning for All とは?活動内容を紹介

Learning for All は子どもの貧困問題を解決すべく、一人ひとりに寄り添いながら学習支援や居場所支援などを行っています。
様々な視点からのアプローチによって、包括的に子どもの貧困問題に取り組んでいます。

Learning for All は以下の分野で活動を行っています。

  • ・学習支援
  • ・居場所づくり
  • ・食事支援
  • ・保護者支援
  • ・支援するための基盤づくり

学習支援

Learning for All では、小学4年生から高校生世代(18歳まで)の子どもたちを対象に、無料の「学習支援拠点」を設置しています。いわゆる学習塾のようなサービスを無償で提供することで、経済的な理由から塾に通えない子どもたちの学習遅延を解消することが可能です。

またLearning for All では、以下のように学習の質の担保にも徹底的にこだわっています

  • ・大学生ボランティアの教師が、約40時間以上の研修を受講 (必須)
  • ・ボランティア教師に対して授業のフィードバックを行うスタッフを配置し、授業のやり方や教材を生徒に対してアップデート

このように、一般的な学習塾も顔負けの、質の高い教育が行われています。
その結果、Learning for All の学習支援を受けた子どもたちは、学力テストで平均10点以上の伸びが見られています

居場所づくり

Learning for All では、6歳から18歳の子どもに安心して過ごせる居場所を提供しています。

小学校低学年向けの居場所は、学習のサポートや遊びの場としても学童的な役割を担っています。中高生向けには、不登校や家庭や学校に居場所がない子どもが安心して過ごせる居場所を提供しています。

2021年度には、63名の子どもに居場所を提供しました。

食事支援

子どもたちの健やかな育ちには、栄養のある食事がかかせません。

Learning for All は、様々な状況で栄養ある食事にありつけない子どもたちの為に、子ども食堂の他、フードパントリーや食料品の配送など、様々な方法で子どもたちの「食」を支援しています。

2021年度はコロナ禍で同じ空間で食事を共にすることが難しい状況ではありましたが、お弁当付きの勉強会を開催するなどして対応。
結果、2,643食の食事を提供することで、子どもの成長をサポートしました。

保護者支援

「不登校の子どもにどう接したら良いか分からない」
「子どもの悩みを誰に相談したらよいかわからない」
と悩んでいる保護者をサポートすることで彼ら自身の不安が解消されるだけでなく、子どもの支援にもつながります。

Learning for All では子どもの保護者に対して、電話やLINE、対面での相談だけではなく、必要な支援制度に繋いだり情報提供するなどもしています。
また、保護者同士の繋がりを構築するための、保護者会などを開催しています。

2021年度は保護者向けの情報を2,992回発信しました。

より多くの子どもを支援するための基盤づくり

Learning for All はより多くの子どもを支援するために、培ってきた支援ノウハウを、全国の子ども支援団体や企業に提供しています。
また、日本中の子ども支援者がつながるネットワークづくりにも取り組んでいます。

ノウハウ展開・共有

【ノウハウ展開】
具体的には以下の3つのサービスを提供することで、全国の子ども支援者の活動をサポートしています。

1.LFA e-learning:子ども支援を行うために必要な研修を動画教材にてオンラインで受けられるサービス
2.テスト・教材DL:一般的なカリキュラムでは対応が難しい子ども向けの、LFAオリジナルのスモールステップ教材
3.集合研修:組織運営や子どもとのコミュニケーション方法など、各団体のニーズに合わせた研修

【ノウハウ共有】
子ども支援ナビ:全国の子ども支援者がノウハウを共有し、支え合えるオンラインプラットフォームを開設。支援者同士のネットワークづくりにも貢献

課題の普及啓発・人材育成・政策提言

Learning for All は子どもの貧困をなくすために、問題を取り巻く社会構造を変えるアプローチをしています。

具体的には、以下の活動をしています。

  • ・課題の普及啓発:活動や子どもの貧困についてメディアで発信する他企業での研修や講演活動なども行っている
  • ・人材育成:ボランティアとして関わっていた大学生が卒業後もそれぞれのアプローチで子どもの貧困の解決に取り組めるよう、研修や実務を通した人材育成を行っている
  • ・政策提言:活動を通して得た調査結果を元に、国や自治体に子どもの貧困に対する政策を提言している

学習支援や食事支援など直接的な子どもへの支援と共に、このような間接的なアプローチも解決にむけた重要な取り組みです。

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Learning for All が活動を通じて支援している人びとのストーリー

実際にLearning for All の支援を受けた子どものストーリーを紹介していきます。

支援を受けている子どものストーリー:スタッフの丁寧なコミュニケーションにより子どもに変化が

まずは、支援を受けている子どもたちを紹介します。

「自分の居場所を見つけられた」不登校が続いていた高校生のBさん

Bさんが不登校になりLearning for Allの居場所支援に通うようになった背景には、先生からの心ない言葉が原因にありました。
その結果、大人への不信感から大人との距離をとるようになり、自分の思いとは逆の発言をしてしまうことも。

Learning for All の居場所に通い始めた当初は周りの人に心を開かずにいましたが、1年通うとBさんの表情にも変化があらわれ、素直な態度をとるようになってきました。Learning for All のスタッフによる根気強く表裏のないコミュニケーションがあったからこその変化だと考えられます。

今では拠点を自分の居場所としてとらえ、「支援を受ける」という受け身ではなく、自らスタッフのサポートをするなどBさんの意識にも変化が現れています。

「ネガティブな発言が減った」外国にルーツを持つ小学生Mくん

将来を見据え勉強に励むMくんは、算数などで計算ミスをしてしまった自分をゆるすことができず、自らに対して「自分はバカだ」などのネガティブな発言が目立っていました。

それに対してLearning for All のボランティアスタッフは、「予習・復習もいつも欠かさずやっていて頑張っているよね!」など具体的でポジティブな言葉をMくんにかけることを心がけていました。

また、Mくんのミスの根本を探り、的確なアドバイスをすることで計算ミスが少なくなり、ネガティブな発言も減っていきました。

Learning for All の支援が必要な子どものストーリー:世話をしてくれる大人がいない小学生

次に、これから支援を届けていく必要がある子どものストーリーを紹介します。

東京都で両親と暮らす小学校3年生のみずきちゃん。
父親はほぼ家におらず、母親は軽度の知的障害を抱えているため、みずきちゃんが成長するにつれ、育てていくことが困難な状態に。
よって、世話してくれる大人が近くにいない状態であるため様々な問題が生じています。

1つ目は、基本的な生活習慣を身につけることできなかった為、衛生面に悪影響を及ぼしています。
同じ服や下着を1週間着続けたり、入浴する習慣がなかったりといった状況です。
生活習慣の乱れは、学習にも影響を与えます。朝は時間通り起きることなく、起きた都合で学校に行きます。その結果、授業についていけず学習が遅れているのです。

他には食事の問題です。
実は、みずきちゃんにとってまともな食事にありつけるのは給食のみ。土日はほとんど食べることができないことも。
また、夏休みなど長期の休みの時には体重が減ってしまうこともありました。

このような状況を打開するには、第三者の支援が必要となってきます。
みずきちゃんのケースでは、保護者へのサポートも必要になるでしょう。

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Learning for All の活動は継続寄付で支えられる


貧困に苦しむ日本の子どもを少しでも救いたいと考える方にとって、継続寄付での支援がおすすめです。
なぜなら、
・お金の寄付、ボランティア、モノの寄付、のなかでもお金の寄付は団体が柔軟に活用できる
・子どもの支援はすぐに解決できるわけではなく継続性が重要
・定期的に寄付が入ってくるので将来を見越した数年の支援事業を計画することができる
からです。

もちろん、一度の寄付でも大きな力になります。しかし継続的な寄付をすることによって、貧困に苦しむ子どもたちを安定的に支えることに繋がります。

Learning for All は、2022年6月に信頼できる組織に与えられる「認定NPO」を最近取得するなど、さらに活動を広げています。
多くの子どもたちが貧困状態から抜け出すためにも、継続的な寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

>>Learning for All について詳しくみる

Learning for All の評判や専門家による評価はこちらから
>>【実際どう?】Learning for All の気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説

まとめ:Learning for All の支援活動は、生きづらさを抱える子どもたちに安心と希望を届けている!


Learning for All についてこの記事で紹介した内容を、あらためてまとめます。

  • ・様々な理由で生きづらさを抱える子どもたちに居場所や学習機会を提供している
  • ・子どもへの直接的な支援だけでなく社会構造にアプローチするなど包括的な支援が特徴
  • ・子どもたちのストーリーから、Learning for All の活動によって変化がもたらされていることがわかる。しかしまだまだ支援が必要な子どもたちがいる

質の高い学習支援を子どもたちに届けたい
全国のたくさんの子どもの役に立ちたい
という方はLearning for All への寄付に向いていると思います。
理由を以下の記事で解説しているのでぜひご覧ください。

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▼LFAについて他の内容も読みたい方はこちら(横にスクロールします)▼

Learning for All の団体データ

団体名 NPO法人Learning for All
所在地 東京都新宿区新宿五丁目1番1号ローヤルマンションビル404号室
代表者 代表理事 李炯植
活動内容 1.<一人に寄り添う>困難を抱える6~18歳の子どもが自立するまでを、早期から切れ目なくサポートする、居場所づくり・学習支援・食事支援・保護者支援などを通した『地域協働型子ども包括支援』の実践
2.<仕組みを広げる>『地域協働型子ども包括支援』の全国展開を目指した、ノウハウ提供・共有プラットフォームの運営
3.<社会を動かす>現場での支援活動や全国の子ども支援団体とのネットワークづくりを通じた、普及啓発・人材育成・政策提言活動
この記事を書いた人
gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。 なお、掲載されている記事の内容に関する「指摘・問い合わせ」「誤字脱字・表示の誤りの指摘」につきましては、こちらの報告フォームよりご連絡ください。

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