「Learning for All 」の活動が何か気になる、と言う方のために、どんな人がLearning for All の活動と相性が良いか解説します。
結論を先に紹介すると以下の通りです。
Learning for All はこんな人にオススメ!
1つでも自分に当てはまる!と思った方は、Learning for All への寄付が向いていると思います。
この記事で理由を詳しく解説しているので参考にしてみてください。
Learning for All はこんな人におすすめ!
Learning for All への寄付がこのような方におすすめである理由を解説します。
【おすすめの理由1】質にこだわった学習支援で成果をあげている
Learning for All は、質の高い学習支援を子どもたちに届けたいと考える方におすすめの寄付先です。
なぜならLearning for All の学習支援プログラムを受けた子どもたちの成績やモチベーションにおいて成果をあげているからです。
今までLearning for All の学習支援プログラムに参加した子どもは累計9,500人以上(2021年単年では971名)。
学習支援の特徴は何と言っても高い質とその成果にあります。
Learning for All の学習支援は、教師1人に対して生徒1-3人の個別指導。
子どもとの信頼関係を構築し、一人ひとりに寄り添った支援を行っています。このような安心できる学習環境は、生徒の確実な学習効果に繋がっています。
プログラムに参加した子どもたちには、以下のような変化が表れています。
大きな成果をあげている学習支援を支えているのが、大学生ボランティア教師です。
Learning for All で学習支援を行う教師は全て大学生・大学院生ボランティア。ボランティアといっても、大学生誰もがなれる訳ではありません。
Learning for All が独自開発した40時間以上の研修を修了した人だけが、ボランティア教師として学習支援活動に参加できます。
また、研修終了後も日々の活動の中でスキルを磨き続けます。
学習支援の現場にはLearning for All のスタッフが配置され、彼らが大学生にフィードバックを行っています。
指導の振り返りを徹底し、常に授業の進め方や教材を改善することで、成績面でも、学習に対する子どもの気持ちの面でも成果を出しているのです。
このように日々改善やスキル向上を重ね、学習支援において高い成果を出しているLearning for All は、質の高い学習支援で子どもたちに成功体験を届けたい、と考える方の寄付先としておすすめです。
【おすすめの理由2】小さなエリアで取りこぼしのない支援を展開する一方で、全国にノウハウを展開!多くの子どもを支えている
全国のたくさんの子どもの役に立ちたいと考える方にも、おすすめの寄付先です。
Learning for All は、学習支援や居場所支援、食事支援で子どもたちを直接支援するだけでなく、支援現場で得たノウハウを全国に展開しています。

居場所提供、学習支援、こども食堂の活動をするLearning for All の直営拠点は、関東に25箇所(2022年現在)。
これらのエリアでは、支援の必要な子どもを見逃さないように
を行っています。
一方で活動で得たノウハウを全国展開し、より範囲の広いエリアの子どもにインパクトを与えています。
全国の子ども支援者がノウハウを共有し、支え合えるオンラインプラットフォーム
子どもの支援に必要な知識を、オンラインの動画研修で提供
市販の教材では対応が難しい子ども向けに、オリジナル教材を提供/li>
子ども支援団体向けに、子どもとのコミュニケーション方法や組織運営の研修を提供
子どもを支えられる大人を増やし、より多くの子どもたちに支援を届けています。
このように、地域に根ざした濃い支援活動を行いながらも全国にノウハウを展開しているLearning for All は、全国のたくさんの子どもの役に立ちたいと考える方にもおすすめの寄付先です。
【おすすめの理由3】専門家やメディアからの評価が高く安心!多くのメディアで紹介され受賞歴もあり
専門家やメディアの評価が高い活動は信頼できると感じる方にも、Learning for All はおすすめの寄付先です。
なぜなら、活動が多くのメディアで取り上げられ、受賞歴も多数あるからです。
テレビ、新聞、雑誌、web記事と様々な種類のメディアに取り上げられているだけでなく、社会問題、経済、代表の李さんの人物像など切り口も多様です。
2020年から2022年にかけてのメディア掲載の一部を紹介します。
約半年間、代表の李さんに密着取材。その活動から見える社会課題と解決に向けて動くLearning for All の活動が紹介されました。
当初1時間で放送されましたが、好評につき後日BSで2時間拡大版が放送されました。
2週にわたり代表 李さんのインタビューが掲載されました。Learning for All の組織運営においての困難や克服方法、行政との関わり方、子どもたちとの思い出などが紹介されています。
厚生労働省の勉強会にLearning for All のスタッフが登壇し、「子どもの貧困」の実態や、LFAの支援拠点に通う子どもの代表的な事例を紹介。厚生労働省の職員の方々との意見交換の様子も掲載されました。
また、主な受賞歴は以下の通りです。
代表の李さんが受賞。世界をより良い方向に変えてようとテクノロジー、哲学、経済活動、啓蒙、政治など様々な日本のフィールドで活躍する10人が選出されています。
望ましい非営利組織像に値する団体を「市民性」「課題解決力」「組織力」の観点で評価・選出している賞です。
このように、Learning for All の活動は社会から注目され、評価も高いことが伺えます。
専門家やメディアの評価が高い活動は信頼できると感じる方におすすめの寄付先です。
Learning for All ってどんな活動をしている団体?
ここからは改めてLearning for All の活動について紹介します。
日本の子どもの7人に1人*が貧困状態にあると言われています。
経済的な貧困以外にも虐待、発達障害、いじめ、社会的マイノリティなどの生きづらさを抱えて生きる子どもたちがいます。
Learning for All は、こういった子どもたち一人ひとりに寄り添いながら学習支援や居場所支援などを行っています。
また、子ども支援に関するノウハウを他者に提供するなど、同じように子どもの支援活動をする人たちのサポートも行っています。
子どもの貧困を解決するための3つのアプローチ
Learning for All は3方向からのアプローチで子どもたちを支援しています。
【Learning for All の3つのアプローチ】
- 1人に寄り添う
居場所づくり、学習支援、食事支援、保護者支援 コミュニティ連携 - 仕組みを広げる
ノウハウ展開:子ども支援を行う人向けのe-learning、ダウンロード可能な子どもの学習教材、集合研修
ノウハウ共有:子ども支援ナビ(全国の子ども支援者が参加するオンラインプラットフォーム - 社会を動かす
課題の普及啓発、人材育成(大学生ボランティア教師の研修)、政策提言
ここでは「1人に寄り添う」活動の主な事業を紹介します。
居場所づくり
小学1年-高校3年生の子どもたちに、安心して過ごせる居場所を提供しています。
小学生
学童保育のような形で生活習慣の学び直しや遊び、読書・学習サポート、食事を提供
中高生
不登校や家庭・学校に居場所がない子どもを対象に週3日程度運営
学習支援
学校や公民館などで、小学校4年-高校3年生の子どもたちの学習支援を行っています。
学校
・学習遅滞の解消を目的とした1対3の担任制の指導
・週1回×3か月のプログラムを年4回実施
公民館
・不登校・日本語に難等、学校での個別対応が難しい子が対象
・週2回の1対1の個別指導
指導をするのは40時間以上の研修を受けた大学生ボランティア教師。
学習指導だけでなく、時には生活習慣にまで踏み込んだ指導を行い、確実な成果につなげています。
Learning for All の学習支援は、質の高さと継続性が特徴です。
食事支援
経済的な困難を抱える家庭や、保護者が忙しい家庭の子どもたちに「食」を届けています。
子ども食堂
登録制で週5日の食事を提供。月2回は地域の大人・子どもを含めた食堂を開催
フードパントリー
Learning for All の支援拠点で野菜などの食料を並べ、無償配布
食料品・物資の提供
経済的に苦しい家庭に、食料品や生活物資を直接配送
「食」の提供や配付をきっかけに、人と人とのつながりが作られています。このようにコミュニティが形成されることで、取りこぼしのない支援が可能になるのです。
Learning for All の寄付の使い道
では、Learning for All に寄付した場合、あなたの寄付金はどのように活用されるのでしょうか?
ここでは以下の視点で寄付金の使われ方を紹介します。
Learning for All に1,000円寄付すると何ができるのか
Learning for All へ毎月1.000円の寄付を1年間継続すると、ひとりの子どもに1時間分の勉強を教えることができます。
さらに
・3,000円/月だと、ひとりの子どもに1日分の勉強を教えられる
・10,000円/月だと、ひとりのこどもが高校進学を果たせる
のです。
Learning for All の寄付金の使い道の実績
出典:Learning for All 2020年度活動報告書
2020年度のLearning for All の支出は約3億5千万円でした。
そのうちの約9割が、事業にまつわる人件費や経費として活用されています。
Learning for All は主に以下の3つの事業を行っています。
- 子どもへの直接支援(学習支援、居場所づくり、食事支援など)
- 「仕組みを広げる」ためのノウハウ展開やナレッジサイトの運営
- 「社会を動かす」ためのメディアを通じた課題の普及啓発活動、人材育成、政策提言活動
そして、残りの1割は組織全体の管理人件費・経費に充てられています。
Learning for All の寄付の使途をより詳しく知りたい方はこちら
>>Learning for All の寄付の使い道は?寄付金の使われ方や寄付募金の方法を解説!
まとめ:Learning for All は、生きづらさを抱える日本の子どもに質の高い支援を届けたい人におすすめ!
Learning for All についてこの記事で紹介した内容を、あらためてまとめます。
おすすめの「こんな人」に1つでも自分が当てはまる!と思った方。
Learning for All のより詳しい情報をこちらで確認してみてくださいね。
Learning for All の団体データ
団体名 | NPO法人 Learning for All |
所在地 | 東京都新宿区新宿五丁目1番1号ローヤルマンションビル404号室 |
代表者名 | 代表理事 李炯植 |
活動内容 | 1.<一人に寄り添う> 困難を抱える6~18歳の子どもが自立するまでを、早期から切れ目なくサポートする、居場所づくり・学習支援・食事支援・保護者支援などを通した『地域協働型子ども包括支援』の実践。 2.<仕組みを広げる> 『地域協働型子ども包括支援』の全国展開を目指した、ノウハウ提供・共有プラットフォームの運営。 3.<社会を動かす> 現場での支援活動や全国の子ども支援団体とのネットワークづくりを通じた、普及啓発・人材育成・政策提言活動。 |