寄付

Learning for All の寄付の使い道は?代表の李さんにも直接インタビュー!

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Learning for All の活動を応援したい、と考えているものの

「寄付はちゃんと活動に使われるの?」
「自分の寄付がどう使われるのか知りたい」

という方のために、Learning for All の寄付の使い道をgooddo編集部が独自調査。代表理事の李 炯植(り ひょんしぎ)さんにインタビューもしました。

結果を先に紹介すると、

  • ・寄付により継続的で安定した活動ができている
  • ・寄付は、日本の「生きづらさを抱えた状況にある子ども」を支えるために活用される
  • ・寄付を活用した活動を元に政策提言まで繋げている

と寄付が適正に使われていることがわかりました。

寄付を考えている方はぜひこの機会に始めてみてください。

寄付金控除の対象団体です
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Learning for All への寄付・募金の使われ方

ここでは、Learning for All に寄付募金したお金がどのように活用されているのかについて、以下の内容をご紹介します。

  • ・なぜLearning for All の活動が必要なのか?
  • ・寄付が支えているのはLearning for All どんな活動なのか?

なぜLearning for All の活動が必要なのか?取り組む課題の現状とは

Learning for All への寄付を考えている方の中には「そもそもなぜLearning for All への寄付募金が必要なのか?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。

厚生労働省が公開している「2022年国民生活基礎調査」によると、日本の子どもの9人に1人が貧困状態にある*といわれています。

ひとり親世帯の場合、月額14万円以下の所得で生活しているような状況を指します。

内閣府の発表によると、「子どもが居るけれど電気・ガス・水道の料金が支払えない」「食糧や衣服が買えない」という声が貧困状態にある世帯から聞こえています。

指標 直近値(平成29年)
電気・ガス・水道料金の未払い経験(ひとり親世帯) 電気料金:14.8%
ガス料金:17.2%
水道料金:13.8%
電気・ガス・水道料金の未払い経験(子どもがある全世帯) 電気料金:5.3%
ガス料金:6.2%
水道料金:5.3%
食料又は衣服が買えない経験(ひとり親世帯) 食料が買えない経験:34.9%
衣服が買えない経験:39.7%
食料又は衣服が買えない経験(子どもがある全世帯) 食料が買えない経験:16.9%
衣服が買えない経験:20.9%
子どもがある世帯の世帯員で頼れる人がいないと答えた人の割合(ひとり親世帯) 重要な事柄の相談:8.9%
いざという時のお金の援助:25.9%
子どもがある世帯の世帯員で頼れる人がいないと答えた人の割合(等価可処分所得台Ⅰ~Ⅲ十分位) 重要な事柄の相談:7.2%
いざという時のお金の援助:20.4%

出典:令和2年度子供の貧困の状況と子供の貧困対策の実施の状況|内閣府

ひとり親世帯に限って言えば、3分の1以上の世帯で生活必需品である食料や衣服が買えない経験があるということです。

そして、貧困状態にある子どもたちは以下のような問題を抱えています。

  • ・家庭や学校の中で安心できる居場所がなく孤立してしまう(つながりの喪失)
  • ・学習する環境がなく、学習に遅れをとってしまう。自分の将来や進路を描けなくなってしまう(学びの環境の喪失)
  • 基本的な生活習慣(手洗いうがい、歯磨きなど)が身につけられない(育まれる環境の喪失)

そこで、Learning for All では以下のようなアプローチで、子どもたちの貧困状態の解消に取り組んでいます。

  • ・小学校1年生から高校3年生までの世代の子どもたちが安心して過ごせる居場所づくり
  • ・こども食堂やフードパントリーといった食事支援
  • ・生活習慣の学び直しや遊び・学習のサポート

寄付が支えているLearning for All の活動

これらの活動は寄付金によってまかなわれています。

(2023年度 年次報告書より)

2023年度の活動報告書によると、約7億5千万円の収入のうち、31.6%が寄付金によるものです。

Learning for All の活動は、さまざまな困難を抱える子どもたちを支援するものです。よってサービスを受ける、あまり経済的に余裕のない世帯から、十分な対価を得ることができません。

そのため、継続的に安定した事業を行うためには寄付金が不可欠です。

助成金による収入もありますが、これは使用用途や期限が限定されています

寄付金なら、居場所づくり、学習支援、食事支援、保護者支援、訪問支援、居場所づくりなど子どもたちを取り巻く環境の変化に応じて柔軟に活用できます。

>>Learning for All について詳しくみる

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【インタビュー】Learning for All への私たちの寄付はどのように使われる?

では、私たちの寄付は実際どのように役立つのでしょうか。寄付の使い道についてLearning for All 代表理事の李 炯植(ひょんしぎ)さんに聞いてみました

認定特定非営利活動法人 Learning for All 代表理事
李 炯植(り ひょんしぎ)さん

1990年、兵庫県生まれ。東京大学教育学部卒業。東京大学大学院教育学研究科修了。2014年に特定非営利活動法人Learning for All を設立、同法人代表理事に就任。これまでにのべ10,500人以上の困難を抱えた子どもへの無償の学習支援や居場所支援を行っている。

全国子どもの貧困・教育支援団体協議会 副代表理事。内閣府「こども政策推進に係る有識者会議」に、臨時構成員

2018年「Forbes JAPAN 30 under 30」に選出。
日経新聞やNHKスペシャルなどテレビや新聞をはじめとしたメディアにも多く取り上げられている。

週末の過ごし方はサウナに行く、ひたすら海外サッカーを見る、我が子と遊ぶ。海外サッカーにはかなりの時間を費やしているが、実は社内ではこの話はあまりしない。

寄付を活用した活動を元に政策提言。全国の子どもたちへ

ーーまさに今Learning for All に寄付をしたら、そのお金は具体的にどのように使われるのでしょうか?

私たちの活動エリアにいる「生きづらさを抱えた状況に直面している子」たちへのアプローチに使われます。さらに、その先の活動として政策提言を行い、それが全国の子どもたちを支援することに繋がります。

国や自治体が子どもの支援を行っている中で、なぜ僕たちのような民間団体が活動しているのかの理由とともに詳しくお話しますね。

まず「生きづらさを抱えた子」たち、この子たちは、学校や行政などによる、既存の支援の仕組みではカバーしきれず、支援に動いたとしても遅すぎることが多いです。

最近は親の虐待でお風呂に入っていない、ご飯を食べていないという子や、自殺未遂に及ぶ子どもなど、重篤なケースが増えています。虐待件数、自殺件数ともに過去最高、という全国の数字を反映するように、弊団体の虐待対応件数もコロナ前に比べて3倍(年間)になっています。

既存の仕組みでは対応しきれないこういった子どもたちの支援は、まず僕たちのような民間団体が頑張る必要があります。そして民間の活動原資は寄付です。

今寄付をしたら何に使われるか?に対する答えは「生きづらさを抱える子たちに真っ先に」使われます。でも、みなさんからの寄付は、一番しんどい子たちを支援する活動に役立てて終わり、ではありません。

一番支援が必要な子たちに対し国が十分な支援をできていない、という課題の解決のため、必ず政策提言につなげます。Learning for All が、みなさんからの寄付でずっと子どもたちをサポートするのではなく、最終的には国の制度、政策として国費で対応していく必要があります。

僕たちが見ている子どもたちと同じ状況の子は全国にいます。しかし残念ながら、弊団体だけでは全部に対応できません。

寄付を原資にして行った活動を、きちんと政策に変えていくことで、現在カバーされていない全国のしんどさをもった子たちに支援を届けることに繋げていきます。

現場の支援活動と政策提言、どちらも作れることがLearning for All の強みだと思っています。

困っている子どもたちを支えるのはみなさんの力が必要

ーーLearning for All への寄付を検討している方にメッセージをお願いします。
全国には「今この瞬間」困っている子どもがたくさんいます。Learning for All は、活動を通じてその子たちとたくさん繋がっています。しかし、僕たちだけでその子たちを支えるのは難しいです。
一人でも多くの人に寄付という形でLearning for All の活動を応援していただき、困っている子どもたちに温かい手を差し伸べていただけると嬉しいです。

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>>子どもの貧困を学習支援で解決する「Learning for All 」はどんな人におすすめ?その理由を徹底解説

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Learning for All を支援するには?寄付募金の方法を2つ紹介!

ここからは、Learning for All を支援するための、2つの寄付募金の方法をご紹介します。

  1. マンスリーサポーター(定額寄付)
  2. ワンポイントサポーター(単発寄付)

マンスリーサポーター(定額寄付)

マンスリーサポーターは毎月決まった金額を継続して寄付する方法です。

団体の安定した収入につながるので、子どもたちが安定的に支援を受けられるというメリットもあります。

そのほか、以下のような理由から定額寄付がおすすめです。

定額寄付をおすすめする2つの理由

  • 毎月指定した金額が自動で寄付されるため、手間をかけずに継続支援できる
  • いつでもストップできる、お金に余裕のないときは解約できる

またLearning for All へ定額寄付をすると、活動報告メールの受け取りや支援現場の見学ができるようになります。

自身の寄付が支援につながっていくのを実感できるのも、マンスリーサポーターのメリットです。

マンスリーサポーターに興味がある方は、ぜひ以下からチェックしてみてください。

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ワンポイントサポーター(単発寄付)

Learning for All への寄付募金は、1回限りの単発寄付という方法もあります。

マンスリーサポーターと同様、Web上で手続きが可能です。

>>>Learning for All への単発寄付はこちらから!

Learning for All への寄付は継続寄付がおすすめ!その理由を解説

Learning for All への寄付募金は、継続寄付であるマンスリーサポーターがおすすめです。

マンスリーサポーターならではの、以下の2つのメリットがあります。

  • ・貧困に苦しむ子どもたちを継続的に支援できる
  • ・参加者限定の特典がある

マンスリーサポーターなら、最初に手続きすれば毎月自動で定額が寄付されるので、手軽に安定してLearning for All の活動を支援できます。

継続した寄付は団体の安定した収入につながり、受益者である子どもたちが継続して支援を受けられることにつながります。

また、マンスリーサポーターになることで、活動報告メールの受け取りや支援現場の見学もできるようになるので、Learning for All の活動をリアルタイムでチェックすることができるのも、メリットのひとつです。

継続してお金を寄付することが難しくなったら、電話やメールでいつでも退会できます。

Learning for All へ寄付してみたいと感じたら、以下をチェックしてください。

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Learning for All への寄付は今すぐ「深刻な生きづらさを抱える子たち」の支援に活用され政策提言にもつながる

ここまで、Learning for All の寄付募金の使い道について解説しました。ここで、紹介した内容をまとめます。

  • ・寄付により継続的で安定した活動ができている
  • ・Learning for All への寄付は既存の支援がカバーできない「深刻な生きづらさを抱える子たち」に使われる。
  • ・困っている子どもたちを継続して安定的に支援できるマンスリーサポーターがおすすめ

Learning for All の活動内容や収支報告は、公式ホームページで公開されています

より詳しく知りたいと感じた方は、そちらもご確認ください。

また、Learning for All へ継続的に支援してみたいと感じた方は、この機会にぜひLearning for Allのマンスリーサポーターへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。

寄付金控除の対象団体です

▼LFAについて他の内容も読みたい方はこちら(横にスクロールします)▼

Learning for All の団体データ

団体名 NPO法人 Learning for All
所在地 東京都新宿区新宿五丁目1番1号ローヤルマンションビル404号室
代表者名 代表理事 李炯植
活動内容 1.<一人に寄り添う>
困難を抱える6~18歳の子どもが自立するまでを、早期から切れ目なくサポートする、居場所づくり・学習支援・食事支援・保護者支援などを通した『地域協働型子ども包括支援』の実践。
2.<仕組みを広げる>
『地域協働型子ども包括支援』の全国展開を目指した、ノウハウ提供・共有プラットフォームの運営。
3.<社会を動かす>
現場での支援活動や全国の子ども支援団体とのネットワークづくりを通じた、普及啓発・人材育成・政策提言活動。
この記事を書いた人
gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。 なお、掲載されている記事の内容に関する「指摘・問い合わせ」「誤字脱字・表示の誤りの指摘」につきましては、こちらの報告フォームよりご連絡ください。

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