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フードバンクへ寄付するには?食品ロス削減を支援できるNPO5選

  • 2021年7月29日
  • 2021年9月2日
  • 寄付

フードバンクは、破棄される食品の寄付を受け付け、困窮している母子家庭や福祉施設などに以下のかたちで食品を提供しています。

  • ・炊き出し
  • ・宅配便、配達
  • ・仮設スーパーマーケット(ハーベストパントリー)

そこでここでは、以下の内容について解説します。

  1. フードバンクへ寄付する方法
  2. フードバンクに寄付できる団体
  3. フードバンクに寄付するときによくある4つの疑問

フードバンクへの寄付、支援を検討している方は、ぜひご覧ください。

>>今すぐにフードバンクに寄付できる団体を知りたい方はこちらをクリック

フードバンクへ寄付する2つの方法とは?

フードバンクへの寄付の方法は主に2つあります。

  • ・食品を寄付する
  • ・お金を寄付する

それぞれの方法について、詳細を見ていきましょう。

【方法1】食品を寄付する

フードバンクへ寄付する方法の一つとして、食品を寄付する方法があります。

フードバンクでは、食品メーカーや農家・個人などからまだ食べられる食品を引き取り、児童養護施設などの福祉施設や貧困家庭に届けられます。

寄付できる食品の条件や寄付方法は様々です。食品の寄付を検討している方は、事前に各団体のホームページを確認し、どの食品をどのように寄付できるのかチェックしてみてください。

【方法2】お金を寄付する

フードバンクへ寄付する二つ目の方法として、お金の寄付が挙げられます。フードバンクに寄付されたお金は、食品を受け取り配布する活動費や食品の購入などに当てられます。

寄付する方法としては

  • ・振り込み
  • ・クレジットカードによる支払い
  • ・銀行からの引き落とし

などがあげられます。

寄付のタイプとしては

  • ・単発寄付
  • ・継続寄付

が主なものとなります。

お金を団体に寄付する具体的な方法は、各団体のホームページを確認してみてください。

フードバンクに寄付できるNPO 5選

ここからは、「フードバンクに寄付したい」と考えている方へ向けて、フードバンクの活動をしている5つの団体を紹介します。

NPOに詳しい寄付アドバイザー河合氏による、各団体の活動内容に関するコメントも参考にしてみてください。

寄付アドバイザー:河合将生(まさお)さん

非営利団体の運営支援コンサルタント。寄付の講座を開催しその魅力を伝えている。
数々の団体の経営に携わりながら、自らもNPOに寄付を続ける。
※詳細なプロフィールは文末に掲載

認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ:全国約5,000箇所の「こども食堂」と協働

全国こども食堂支援センター・むすびえ

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各地域のこども食堂ネットワークの支援、何か社会に貢献したいと考えている企業・団体と繋がることでのこども食堂へ支援を中心に活動しています。
子ども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくることをめざしています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 全国約5,000箇所のこども食堂を、協力関係にある全国の地域ネットワーク、企業や団体との連携協働を通して応援
  2. 公平・中立な支援
  3. 「こども食堂全国箇所数調査」など調査研究が充実

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ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら:【実際どう?】むすびえの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説


認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン:日本初のフードバンク

様々な理由で廃棄される食品を引き取り、それらを児童養護施設、DV被害者のためのシェルター、ホームレス、子ども食堂などに届ける活動を行っています。 日本でのフードセーフティネットの構築を目的にしています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 日本初のフードバンク。コロナ禍の影響を受け、例年以上の食の支援を必要とする利用者増が見込まれ、団体への期待は大きい
  2. お金や時間の寄付の他に、食べ物の寄付がある
  3. 食品ロスの問題提起、ハローキティSDGs応援などわかりやすい動画での紹介

認定NPO法人フードバンク関西:余っている食品を足りない人につなぐ架け橋

十分に安全に食べられるのにもかかわらず、さまざまな理由で利用されなくなった食品に新たな役割を与えるために回収し、食べ物を得ることに困難を抱える人々が利用できるような仕組みを作っています。 “もったいない食品”を救い、“誰もが食べ物を得られる社会”を目指しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 「行き場を失った食品たちと、食べ物に困る人をつなぐ」。まだ十分食べられるのに廃棄されてしまう食品を「あつめる」活動と、今日・明日の食事に困る人やそんな人を支えるNPOや福祉施設に「とどける」活動、そして、情報を「つなぐ」ことで、支援の輪を広げていく。本当に必要な人が食べ物を得られる仕組みをつくっていくことにチャレンジしている。
  2. 兵庫県の子ども食堂の安定運営を支える役割として「兵庫子ども食堂ネットワーク」を立ち上げ、事務局として各食堂相互のつながりを創り、会議を開催して問題を話し合う場を設けたり、コロナ禍緊急食支援プロジェクトや年末ひとり親世帯支援食品パックプロジェクトなど、社会ニーズに対応した取組みをしている。
  3. 多様な企業との連携実績と多くの受賞歴がある。

4.認定NPO法人 グッドネーバーズ・ジャパン:海外と国内で子ども達のこころと身体を守る国際NGO

世界40カ国以上において、教育、医療・保健、水・衛生など子どもの権利を守るための支援や、収入向上などの地域開発を行うほか、自然災害発生時などは活動国に限らず緊急支援を実施しています。

飢餓のない世界、予防できる病気で命を落とすことのない世界、すべての人々が差別されたり疎外されたりすることなく、尊厳をもち安心して暮らせる社会の実現をめざしています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 途上国の子どもの成長を見守る支援プログラム「子どもスポンサーシップ」(1日33円からの支援)では、毎月子どもから手紙や写真付きの成長報告が届き、応援しながら成長を見守ることができる。国内のひとり親家庭を支援する「国内子どもスポンサー」もある。
  2. 国内では、子どもの貧困対策事業としてフードバンク事業「グッドごはん」を実施。ひとり親家庭に対し、定期的に食品の無料配付を行っている。2017年9月の開始以降、累計6,400万円相当の食品(2020年5月末時点)を配付。企業とのパートナーシップでグッドごはんへの協力事例もある。
  3. 「子どもの権利条約」を理念とし、国際組織であるグッドネーバーズ・インターナショナルの一員として世界40か国以上で活動。子どもの権利を守るための支援事業や地域開発、緊急支援を、地域住民、自治体やコミュニティ、ボランティアなど多くの人々と関わり、強いパートナーシップの構築をめざしながら実施。「必要とされる場所へはどこへでも出向き支援します」をミッションとしているように、自然災害発生時などは活動国に限らず多くの地域で緊急支援の実績がある。

認定NPO法人セカンドハーベスト名古屋:東海地方で活動するフードバンク

東海3県において、まだ食べられるにもかかわらず捨てられる運命の食品を、企業・個人から寄付いただき、生活に困っている個人や福祉団体へ提供しています。 フードバンク活動を通じ、東海地方における「食のセーフティネット」を構築することを目指しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 野宿生活者を支援する団体や母子生活支援施設、障害者支援施設等、各種福祉施設・団体へ配布する「パートナー団体支援」と、突然のケガや病気により働けなくなった方や、地域で孤立し生活に困った個人へ、行政と連携して食品を届ける「行政と連携した個人支援」の2つの活動があり、行政との連携では、東海3県内で9割以上の自治体と連携している。
  2. 「大量の食品を扱う際に大切なのは品質管理とマッチング」との認識のもと、寄付された食品を適切に扱い、必要とする団体・個人へ適切なだけ届けることができるよう、「トレーサビリティ」(※食品がどこから寄付され、どこに配布されたか追跡可能な状態の確保)や寄付企業・配布団体両者と品質保証の書面による締結を行うなどの取組みを行っている。
  3. 会報誌を約半年に1回の頻度で定期的に発信し、活動報告をしている。また、「食のセーフティネット構築事業報告」など個別の活動報告書なども発行して丁寧なコミュニケーションや報告をしている。

フードバンクへの寄付を考えるときよくある4つの疑問


ここからは、フードバンクへ寄付するときによくある4つの疑問について解説します。

  • ・フードバンクへ寄付するメリットは?
  • ・食品の寄付とお金の寄付どちらが良いの?
  • ・フードバンクでの寄付金の使われ方は?
  • ・フードバンクに寄付できるNPOの選び方は?

1.フードバンクへ寄付するメリットは?

食品ロスとは、食べ残しや売れ残り、期限が近いなど様々な理由で、食べられるのに捨てられてしまうことです。

食品ロスは家庭系・事業系の2種類にわかれ、日本では合わせて年間600万トンの食品が破棄されていると言われています。
一方で、日本は先進国にもかかわらず、6人に1人が相対的貧困状態(世帯の所得が国民の等価可処分所得の中央値の半分に満たない状態)にあると言われています。

フードバンクに寄付することで、破棄されてしまう食品を食べ物に困っている施設や人に届けることが可能です。

食品ロス問題に関心がある方は、この機会にフードバンクへの寄付を検討してみませんか。

また「食料支援を行っている団体をもっと知りたい」という方は、以下記事もご一読ください。

>>食糧支援をする団体についてより詳しく見る(内部リンク)

2.食品の寄付とお金の寄付どちらが良いの?

食品の寄付とお金の寄付にはそれぞれメリット、デメリットがあります。

食品の寄付のメリットは、

  • ・食品ロスの削減
  • ・直接助けの手をさしのべられる

食品の寄付のデメリットは、

  • ・必要としている食品は団体によって異なる

ことなどがあげられます。

お金の寄付のメリットは、

  • ・誰でも少額の寄付をすることで関われる
  • ・寄付した団体が必要な食料を選択して買える

お金の寄付のデメリットは、

  • ・直接フードロス削減に関わっていることが感じにくい

などがあげられます。

それぞれメリット、デメリットがあるもの。ご自身にあった方法を選ばれるのがよいかと思います。

3.フードバンクでの寄付金の使われ方は?

フードバンクでの寄付の使われ方は、主に以下の2つになります。

  • ・スタッフやボランティアの人件費
  • ・食品を受け取り・管理・配達するための活動経費

破棄されてしまう食品を食べ物に困っている施設や人に届けるためには、継続的な寄付が必要になります。フードバンクへの寄付は、食料だけでなくお金を寄付してもまったく問題ありません。

4.フードバンクに寄付できるNPOの選び方は?

フードバンクによって「お金」「食品」など、寄付を受け付けているものは様々です。
まずはどのように関わりたいか考えてから、寄付するNPOを選ぶことをおすすめします。

さらに詳しく知りたい方は、寄付先をどう選んだら良いかを解説した記事もあるので気になる方はチェックしてみてくださいね。

寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が徹底解説!

まとめ:フードバンクは寄付で応援できる!

ここまでフードバンクに寄付する方法や寄付できる団体、寄付するときによくある疑問について紹介しました。

ここでご紹介した内容をまとめます。

  • ・フードバンクの活動をしている団体はたくさんある
  • ・食品とお金の両方が寄付できる
  • ・寄付の申し込み方法は、支援団体の各ホームページで確認する

フードバンクとして活動している団体は、いくつもあります。
支援方法も様々のため、金銭や食料を寄付するほか、ボランティアとして関わる選択肢もあります。
ご自身にあった方法で、フードバンクの支援ができますよ。

▼フードバンクに寄付できる団体

団体名寄付アドバイザーが見た注目ポイント
むすびえ
  • ・全国約5,000箇所のこども食堂を、協力関係にある全国の地域ネットワーク、企業や団体との連携協働を通して応援
  • ・公平・中立な支援
  • ・「こども食堂全国箇所数調査」など調査研究が充実
セカンドハーベスト・ジャパン
  • ・日本初のフードバンク。コロナ禍の影響を受け、例年以上の食の支援を必要とする利用者増が見込まれ、団体への期待は大きい
  • ・お金や時間の寄付の他に、食べ物の寄付がある
  • ・食品ロスの問題提起、ハローキティSDGs応援などわかりやすい動画での紹介
フードバンク関西
  • ・「行き場を失った食品たちと、食べ物に困る人をつなぐ」。まだ十分食べられるのに廃棄されてしまう食品を「あつめる」活動と、今日・明日の食事に困る人やそんな人を支えるNPOや福祉施設に「とどける」活動、そして、情報を「つなぐ」ことで、支援の輪を広げていく。本当に必要な人が食べ物を得られる仕組みをつくっていくことにチャレンジしている。
  • ・兵庫県の子ども食堂の安定運営を支える役割として「兵庫子ども食堂ネットワーク」を立ち上げ、事務局として各食堂相互のつながりを創り、会議を開催して問題を話し合う場を設けたり、コロナ禍緊急食支援プロジェクトや年末ひとり親世帯支援食品パックプロジェクトなど、社会ニーズに対応した取組みをしている。
  • ・多様な企業との連携実績と多くの受賞歴がある。
グッドネイバーズジャパン
  • ・途上国の子どもの成長を見守る支援プログラム「子どもスポンサーシップ」(1日33円からの支援)では、毎月子どもから手紙や写真付きの成長報告が届き、応援しながら成長を見守ることができる。国内のひとり親家庭を支援する「国内子どもスポンサー」もある。
  • ・国内では、子どもの貧困対策事業としてフードバンク事業「グッドごはん」を実施。ひとり親家庭に対し、定期的に食品の無料配付を行っている。2017年9月の開始以降、累計6,400万円相当の食品(2020年5月末時点)を配付。企業とのパートナーシップでグッドごはんへの協力事例もある。
  • ・「子どもの権利条約」を理念とし、国際組織であるグッドネーバーズ・インターナショナルの一員として世界40か国以上で活動。子どもの権利を守るための支援事業や地域開発、緊急支援を、地域住民、自治体やコミュニティ、ボランティアなど多くの人々と関わり、強いパートナーシップの構築をめざしながら実施。「必要とされる場所へはどこへでも出向き支援します」をミッションとしているように、自然災害発生時などは活動国に限らず多くの地域で緊急支援の実績がある。
セカンドハーベスト名古屋
  • ・野宿生活者を支援する団体や母子生活支援施設、障害者支援施設等、各種福祉施設・団体へ配布する「パートナー団体支援」と、突然のケガや病気により働けなくなった方や、地域で孤立し生活に困った個人へ、行政と連携して食品を届ける「行政と連携した個人支援」の2つの活動があり、行政との連携では、東海3県内で9割以上の自治体と連携している。
  • ・「大量の食品を扱う際に大切なのは品質管理とマッチング」との認識のもと、寄付された食品を適切に扱い、必要とする団体・個人へ適切なだけ届けることができるよう、「トレーサビリティ」(※食品がどこから寄付され、どこに配布されたか追跡可能な状態の確保)や寄付企業・配布団体両者と品質保証の書面による締結を行うなどの取組みを行っている。
  • ・会報誌を約半年に1回の頻度で定期的に発信し、活動報告をしている。また、「食のセーフティネット構築事業報告」など個別の活動報告書なども発行して丁寧なコミュニケーションや報告をしている。

記事の内容は以上です。もし、今あなたが

「どの団体に寄付するか決めかねている・・・」
「寄付先の選び方を知りたい・・・」

とお思いなら、寄付アドバイザーが「あなたに合う寄付先の選び方」を解説する人気記事をおすすめします。
気になる方はぜひ以下のリンクからどうぞ!

>>あなたにピッタリの寄付先が選べる解説記事はこちら

寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん

NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー

大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。

この記事を書いた人
gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。

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