リデュース

リデュースの取り組み事例を見てみよう!私たちにできることとは

リデュースは、物で溢れ返る現代においてごみを削減するために有効な手段であり、優先的に行うべき取り組みとして推奨されています。
しかし、実践するのが難しい取り組みでもあるため、様々なシーンで事例を持ったリデュースの普及が進められています。
ではどのような事例があるのか、私たちができる取り組みも含めて紹介します。

リデュースとは?リサイクルとの違いやメリットについて解説!

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ごみ問題とリデュースの取り組みとは?

私たちが生活していく中でどうしても出るのが「ごみ」です。様々な物を消費した結果であり、使用後はごみとして廃棄しなければ溜まる一方になります。
ごみは回収され、焼却処分を行うものも多く、最終的には埋立という形で処分されます。

人類が誕生して以来、使用済みのものはごみとして排出されてきましたが、日本では高度経済成長以降その勢いが加速して、より多くのごみが排出されるようになりました。
現在では年間で4,000万トンを超えるごみが家庭から排出されています。このごみの量は膨大であり、環境に及ぼす影響も大きいです。

例えばごみとなる製品の製造や、ごみそのものを焼却処分する際、あるいは製品によっては使用時に二酸化炭素を排出します。
二酸化炭素は温室効果ガスの一種であり、地球温暖化を助長する原因にもなります。地球温暖化による気候変動の影響は世界各地で出ていることから、大きな問題となっていますが、ごみの増加はその問題の一端になっています。

また製品を大量生産し、大量消費を続ければそれだけ多くの資源を必要とします。天然資源を使うことがほとんどであり、その量は有限であることから、枯渇する恐れもあります。
他にもごみを埋め立てることによる土壌汚染の懸念や、不法投棄されることにより陸地や海洋で堆積、漂流して環境汚染を起こし、生態系へ悪影響を及ぼすこともあります。
このようにごみが大量に排出されることで、いくつも問題が起こり、すでに各所で実害が出ていることから、ごみの排出削減が叫ばれるようになりました。

リデュースは優先度の高い取り組み

ごみは産業から出るものも多いですが、家庭から出るごみ、これを一般廃棄物と言い、これらも相当な量が出ています。
つまりごみの排出削減を行うためには、私たちの生活から見直していく必要があります。
その取り組みとして提唱されているのが3R(スリーアール)であり、優先度の高い取り組みとしてリデュースが挙げられています。

リデュースとは発生抑制を意味しており、はじめからごみになる物を購入しない、持参しないことを心がけることを目的にした取り組みです。
ごみを排出しない上で大切なのは、最初からごみになる物を手に入れないことから始める必要があります。
これによりそもそもごみになるものが発生しにくくなるため、最終的にごみとなる物を抑えられることになり、有効な手段とされています。
根本的にごみになる前に対処するという考えであることから、優先的に行うべき取り組みとして推奨されています。

  • 日本では年間で4,000万トンを超えるごみが家庭から排出されている
  • ごみの排出削減のために3Rが提唱されており、優先度の高い取り組みとしてリデュースが挙げられる
  • リデュースとは発生抑制を意味しており、はじめからごみになる物を購入しない、持参しないことを心がけることを目的にした取り組み
  • (出典:環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成29年度)について」,2019)

    リデュースの取り組み事例

    リデュースはごみを減らす上で、そもそもごみとなる物を減らす「予防」の効果があり、有効な手段として優先的に行うべき取り組みです。
    このリデュースを今日から行っていくためにも、具体的な取り組み事例も知っておくことでスムーズに取り組むことができます。
    そのためにもリデュースとなる取り組みの例をいくつか紹介します。

    レジ袋の削減

    2020年7月1日より全国一律でレジ袋有料化の義務付けがスタートしました。
    これはレジ袋の使用を抑制することを目的とした政策ですが、これ以前から県や市区町村で先行してレジ袋の有料化を独自に実施し、条例などを整備して取り組んでいました。
    この取り組みに賛同するスーパーや薬局などが参加していましたが、結果としてレジ袋の使用率の低下が見られたそうです。
    そのためレジ袋の使用を全国的に抑えるために、法整備を行い、全国で一斉に有料化することを進めました。

    レジ袋は便利ではありますが、使い捨てされやすく、ごみになりやすいです。そのため、レジ袋を有料化すれば、ごみを減らすことにつながります。
    この取り組みはごみを発生させないというリデュースに当たります。有料化の有無に限らず、私たちはエコバックやマイバックを持参して買い物に行き、レジ袋を購入しないことで、ごみを減らすことができます。
    レジ袋の削減は、その有料化や購入を避けることを含めて、すべてリデュースの取り組みとなります。

    マイボトルの利用

    レジ袋と同様に便利で使い捨てされやすく、ごみとなる量が多いのがペットボトルです。
    このペットボトルを含む飲料はスーパーやコンビニで安価に購入できることから、毎日多くの人が購入します。

    また飲料で言えばペットボトルだけでなく、紙パックや缶なども使い捨てられ、ごみとなることから、ごみの量は増える一方になります。
    このような飲料をできるだけ購入しなくて良いように、急な場合や必要不可欠な場合を除き、マイボトルを利用して、ペットボトル飲料などの購入を控えることもリデュースの具体的な取り組みになります。
    長時間屋外での活動が見込まれる場合や屋内でも夏場の活動など、様々なシーンで水分を必要とするとき、水筒など繰り返し使えて持ち運べる容器やタンブラーなど、何度も使える容器を利用すると良いでしょう。

    マイボトルを持参すればペットボトル飲料などを過剰に購入する必要がなくなるので、ごみを排出する量を抑えられます。
    もちろん必要なときはペットボトルや紙パック、缶などの飲料を購入することになりますが、用意できるときはできるだけマイボトルを使うようにしましょう。

    食品ロスの削減

    食品ロスも大量に排出されるごみの一部となっています。農林水産省の調査によれば、2017年には事業系食品ロスで328万トン、家庭系食品ロスで284万トンものごみが出ていることが分かっています。
    つまり食品ロスを抑えることがごみの削減にもつながり、こちらもリデュースにより減らすことができます。

    そもそも食品ロスの多くは使い残しや食べ残しによるところが大きいです。そのため家庭であれば、ばら売りや量り売りを利用することで、使えるだけの材料にして廃棄する量を極力減らすことができます。
    家庭以外でも事業系食品ロスによるごみも出ていますが、家庭でも肉や野菜など使えないと切り捨てる部位を利用してできるものを考えることは大切です。
    これは何も料理として使うだけに留まりません。ごみとして排出しないために腐ってしまった食品を最終的には堆肥にするという手もあります。

    実際に食べられなくなってしまった食品を堆肥にしたり、クリーンエネルギーであるバイオマス発電にも利用されています。
    大量に食品ロスが出てしまえば堆肥やバイオマス発電として利用しきれない物も出てくるため、リデュースによってできるだけ抑えるということは大切な取り組みです。

    省資源化と長寿命化

    取り組み事例の中には企業によるリデュース活動も含まれます。
    その1つが省資源化と長寿命化です。製品の製造段階でできるだけ原材料の使用量を減らすことが省資源化、なるべく長持ちする製品を製造するのが長寿命化です。

    例えばペットボトルやガラスびんの薄肉化や自動車車体の軽量化は、その代表例です。
    詰め替え用商品の製造も過剰にプラスチックボトルを製造しないことになり、資源を抑えることができるので、リデュースの1つと言えるでしょう。

    また製品の長寿命化によって故障による買い替えや修理の回数を抑えることができます。最近では電球の長寿命化が進められるなどの取り組みが行われています。このような取り組みを行うことで、発生する廃棄物や副産物の量を減らすことになり、事前にごみとなる物を抑えるという点ではリデュースの事例であると言えます。

  • 2020年7月1日より全国一律でレジ袋有料化の義務付けがスタートした
  • 食品ロスも大量に排出されるごみの一部
  • 企業は製品の省資源化と長寿命化というリデュース活動をしている
  • (出典:農林水産省「食品ロス量(平成29年度推計値)の公表について」)

    リデュースは意識して取り組むことが大切


    リデュースは日々の生活の中で行えるものが多く、私たちの日常に根付いているため、意識を変えるだけでごみの排出を抑えることにつながります。
    しかしそれ故に、リデュースについて考えながら行動しなければなかなか定着しない活動でもあります。

    レジ袋有料化は私たちの環境意識の向上を意図した政策としても始まりましたが、それだけ制度化しなければ浸透しないという難しさもあるのです。
    リデュースは効果的かつ優先的な取り組みですが、効果を上げるためには私たちの生活の見直しと意識付けが重要です。
    取り組み事例にもあったことをしっかりと理解し、今日から取り入れられることを、1つずつでもいいので進めていきましょう。

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