ロヒンギャ

ロヒンギャ族迫害による難民問題の原因は?現状と必要な支援を知ろう

ロヒンギャの人々が迫害を受けています。どういった原因があるのでしょうか。
難民の人たちの厳しい生活や難民として受け入れられない現状について解説します。

彼らが今必要としている支援について知り、私たちができることを考えてみましょう。

ロヒンギャ難民とは?問題の原因や彼らの生活、必要な支援について詳しく解説

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ロヒンギャ問題の現状とは

ロヒンギャとは一般的にミャンマー西部に暮らすイスラム系少数民族を指します。
彼らは国籍を持たず、1990年代から数十年にも渡る差別と激しい迫害に苦しめられ、命からがら国外へ逃れてきました。

2017年にロヒンギャの武装組織がミャンマーの警察施設に武力攻撃を仕掛けたため、ミャンマー軍が徹底的な反撃に出ました。

その結果、ミャンマー軍がロヒンギャを弾圧するための掃討作戦を開始し、ジェノサイド(大量虐殺)といわれる最悪な結果につながったのです。2017年8月には武装部隊や暴徒により村全体に火がつけられ、罪のない人たちが虐殺されました。たった1カ月で6,000人以上のロヒンギャが死亡したといわれています。

そして2017年から発生した難民の数は2019年で91万人にも達していると言われています。

そうして命からがらたどり着いたバングラデシュの避難キャンプでも既に許容量の限界を超えており、支援も間に合っていない状態です。

  • ロヒンギャとは一般的にミャンマー西部に暮らすイスラム系少数民族を指す
  • 1990年代からロヒンギャの迫害は行われていたが、2017年にミャンマー軍がロヒンギャを弾圧するための掃討作戦を開始し多くの死者を出した
  • 2017年から発生した難民の数は2019年で91万人にも達していると言われている
  • (出典:英国内法務省「国別政策及び情報ノート ビルマ:ロヒンギャ」,2017)
    (出典:ユニセフ「ロヒンギャ難民緊急募金」,2019)

    ロヒンギャ難民の現在の暮らしとは

    ロヒンギャの人々が避難している難民キャンプは、モンスーン(季節風)の影響を受けやすい土地で、雨が多く湿気が高いところに大勢の人数がひしめき合っているために病気が広がりやすい状況にあります。

    そのため下痢やコレラなどの感染症も発生しやすく、衛生環境を整えることが最優先とされています。

    こうした環境で暮らすロヒンギャの人々のために、国連機関や様々な団体が支援活動を行っています。

    難民を保護するために援助物資が空輸で行われており、シェルターや毛布、ビニールシート、家族用のテントなどが運ばれています。

    また、難民の中には保護者がいない子ども、乳幼児を抱える女性、身寄りのない高齢者なども多く、専門の保護チームによるケアも行われています。

    苦しい生活を送るロヒンギャの人々のために私たちができること

    日本で暮らす私たちは、ロヒンギャの人々に対して行われている国際機関やNPO・NGOの支援活動を応援することができます。

    応援方法のひとつに寄付があり、寄付するお金は現地の人や状況にあわせて最適な形で活用されるため、私たちの支援が現地で大きな力を発揮します。

    寄付

    寄付はロヒンギャの難民たちを救うためにもなくてはならない活動です。
    たった数百円、1,000円の寄付でも多くの人を救う力となるのです。

    寄付により集まったお金の用途は様々ですが、その一例として以下のような物品を購入するために活用され、多くの人の命や生活を助けます。

  • 子どもの免疫力を高めて病気にかかりにくくするビタミンA
  • すぐに食べられる高カロリーの栄養治療食
  • はしかから子どもを守るための予防接種ワクチン
  • 無理なく、継続的にできる範囲で支援することが大切です。

    ロヒンギャの現状を知り情報を伝える

    ロヒンギャ難民の正しい情報を知ることで支援する必要性も明確になります。
    まずはどういったことが起きているのかを知り、自分の周りに広めていくことが大切です。

  • ロヒンギャの難民キャンプでは下痢やコレラなどの感染症も発生しやすく、衛生環境を整えることが重要
  • キャンプでは保護者がいない子ども、乳幼児を抱える女性、身寄りのない高齢者なども多く、専門の保護チームによるケアも行われてい
  • 日本に住む私たちはNGO・NPOへの寄付や情報を発信するなどの支援ができる
  • 私たちにもできることから始めよう


    ロヒンギャの人々は長く続く迫害の被害を受けながら、今も苦しい生活を送っている人が多くいます。そして、彼らに必要な支援は十分とは言えず、より多くの支援が必要な状態です。

    支援というと多額の寄付が必要と思う人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
    無理なく負担にならない範囲でできる支援を行なってみてはいかがでしょうか。

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