難民

難民問題や支援、日本の対応や海外の反応は?世界の難民人口が過去最多を記録

紛争や内戦に追われて難民生活を送っている人は2018年時点で世界で7,080万人以上もいます。

そのなかから日本に支援を求めてやってくる人も少なくありません。そして近年、増加し続けている世界の難民人口が過去最多を記録しました。日本では難民問題にどのように対応しているのでしょうか。

世界の難民問題の原因や解決策とは?受け入れ国での生活や日本の対応、支援協会の活動は?

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難民とはどういう人々?世界で深刻化している難民問題とは

紛争や内戦などの戦争、人権侵害などにより生命の危険を感じて国にとどまることができない人々のことです。国籍国から逃れ、他の国に逃げざるをえない人が難民と呼ばれています。

例えば、中東・西アジアに位置するシリアでは政権の弾圧が激しくなり、街中で極悪な犯罪が常日頃から発生するため、命からがら他の地域や国へ逃げる人は少なくありません。多くの難民は突如襲われる生命の危険から身体一つで逃げなければならず、その結果家族と離ればなれになってしまうケースが多くなっています。

現在、難民と呼ばれる人々は世界でどれくらいいるのでしょうか。2018年に国連UNHCR協会が発表したデータによると、難民は世界で7,080万人に上り、国籍国から追われ、移動を強いられています。ここ5年間で難民の数は連続で増加しており、世界の難民人口は過去最多となりました。

難民を流出している国や受け入れている国だけでなく、難民問題は世界全体で解決に向けて考えなければならない生命や人権にかかわる重大な課題です。難民となる人々は紛争や内戦により生命の危険にさらされ、やむなく国籍国から逃げ出しています。

世界では国の政治体制や民族間の争い、宗教同士の対立や独立問題、貧困や飢餓、資産の取り合いなど様々な問題が複雑に入り組み、難民問題が引き起こされています。

(出典:UNHCR公式サイト「難民保護」)
(出典:UNHCR公式サイト「数字で見る難民情勢(2018)」,2018)

難民キャンプとは

難民が避難し、生活している場所を難民キャンプと呼びます。
難民を受け入れる国は組織を派遣し、難民が生活できる施設や物資、医療などの支援を行っています。

迫害の恐れや生命の危険から必死で逃れてきた難民が安全に、安心して暮らせる数少ない場所です。

難民キャンプでは成人が必要とする1日の摂取カロリーに相当する食事が与えられます。また、病気が蔓延しないために安全な水と衛生的な生活環境を提供するように細心の注意が払われています。

難民となってしまう人の多くは感染症にかかっていたり、怪我をしていたりと治療を必要としている場合が多く、そのため難民キャンプには患者に基本的な医療処置を施し、病気を治療し予防するための措置が図られています。

そして衛生面や食事などの支援はもちろんのこと、教育も受けられるようになっています。1999年には多くのNPO・NGOの力により難民の50%が就学できるように改良されました。

難民として暴力や犯罪による被害受けてきた子どもや女性たちも安心して生活できるように配慮がなされ、自力で生きていけるように職業訓練も施されています。

(出典:UNHCR公式サイト「難民保護」)

  • 難民とは紛争や内戦などの戦争、人権侵害などにより生命の危険を感じて国籍国から逃れ、他の国に逃げざるをえないのこと
  • 近年難民の数は連続で増加しており、世界の難民人口は過去最多となった
  • 世界では国の政治体制や民族間の争い、宗教同士の対立や独立問題、貧困や飢餓、資産の取り合いなど様々な問題が複雑に入り組み、難民問題が引き起こされている

難民が多い国や地域、その理由とは

難民が多く発生する国や地域には特徴があります。2018年、難民発生率が高い国の第1位がシリア、次いでアフガニスタン、南スーダンですした。シリア難民は670万人、アフガニスタンは270万人、南スーダン難民は230万人もおり、中東の地域に難民が集中していることが分かります。

難民が発生する原因には紛争や宗教間の争いによる暴力・犯罪などが挙げられます。

(出典:UNHCR公式サイト「数字でみる難民情勢(2018)」,2018)

  • 難民発生率が高い国の第1位がシリア、第3位は南スーダンで、シリア難民は630万人、南スーダン難民は240万人もおり、中東の地域に難民が集中している
  • 難民が発生する原因には紛争や宗教間の争いによる暴力・犯罪などが挙げられる
  • アメリカをはじめとする欧米諸国が民主化を助長し、中東国家の軍事干渉を行っているために反政府勢力による対立や紛争が起きている

日本は海外から逃れてきた難民を受け入れる?

では、日本では難民問題にどのように対応しているのでしょうか。

日本ではかつては大きく間口を広げて難民を受け入れた時期もありました。ベトナム戦争が終わったのち、約30年間にわたり1万人以上の難民を受け入れ支援をしてきた過去があります。

しかし、現在の日本では難民認定が厳しくなっており、徐々に難民申請者数が減少傾向に。2018年には10,493人が難民申請をしたものの、実際に認定されたのはたった42人でした。
また、難民認定はされなかったものの人道的な配慮ゆえに在留許可が下りた人が40人いました。

このように、日本の難民受け入れ態勢は非常に厳しく、海外からは「難民鎖国」と批判の意味を込めた呼び方までされるほどです。
難民問題に対する積極的な支援対策を行っているものの、実際に日本に難民を受け入れるとなると、途端に道が狭まっている状況です。

かつては難民に対して広く開けられていた門が閉じかけている理由には偽装難民が増えたことが挙げられます。

命の危険をおかして必死で逃げてきた難民以上に、就労目的で難民申請をする人々が目立ったため、日本は難民認定の厳格化を実施したのです。

  • 日本にはかつては大きく間口を広げて難民を受け入れ支援をしてきた過去がある
  • 2018年における難民申請者は10,493人、そのうち難民認定されたのは42人
  • 海外からは「難民鎖国」と批判の意味を込めた呼び方までされるほど、日本の難民受け入れ態勢は非常に厳しい

(出典:法務省「平成30年における難民認定者数等について」)
(出典:法務省「難民認定制度に関する検討結果(最終報告)」)

世界の難民と支援活動・取り組み

2018年時点で世界中に7,000万人以上の難民がいるため、グローバルな課題として難民問題は取り上げられています。では、難民支援のために世界的に行われている取り組みや活動について見てみましょう。

難民のために行われている支援活動は主に、緊急支援と自立支援に分けられます。

緊急支援

紛争や内戦が勃発し、長く暮らしてきた場所を離れなければならないのが難民です。

一度に多くの人が生命の危険にさらされるため、急増する難民の人々の健康と心を守るために緊急支援が必要です。
緊急支援では、早い段階で難民の人々が安心感を得られるように日用品や食料品、温かい衣類や毛布などを供給されています。

自立支援

さらに、先が見えない難民の生活の中でも教育を受け、就労できるための教育支援も行われています。

難民の中には幼い子どもや、一人で子どもを育てなければならない女性も多く、故郷に帰れなくても違う土地で生計を立てて生活できるように国連機関やNPO・NGOにより支援が行われています。

日本で行われている支援

日本でも多くの団体が難民の支援活動を行っています。難民を保護し、援助するためにどのような活動が行われているのでしょうか。

医療費補助

難民申請を提出して受理されるまでの間、治療を受けることができず、孤独感や病気・死の恐れと戦っている人もいます。

できるだけ早く身体と心の治療を受けて、健康的な生活へと戻れるように日本では難民と病院との中継役となる支援活動を行う団体がいます。また、難民が無料で安心して医療を受けられるような連携サービスも開拓されています。

難民申請の手助け

難民は日本に逃げてきてすぐに難民申請を行わなければなりません。

しかし、日本語が分からない、命からがら逃げてきて疲弊しきっている状態では、一人で全てのことをできるわけがありません。住む場所も食べるものもない難民がスムーズに難民申請できるように援助する団体が日本ではまだ多くありません。

しかし、右も左も分からない人でも難民認定を受けられるように、証拠を集めたり、弁護士とかけあったりしながら支援を進められています。

就労・教育の援助

さらに、日本で難民として受け入れられても生計を立てていくためには教育を受け、就業しなければなりません。

今のままでは「将来が心配だ」という難民をサポートし、子どもが教育を受けられるよう環境を整えます。

また、自ら日本語を教える団体や、支援事業を行う企業の支援をする団体など、様々な団体が難民の支援に関わっています。

  • 難民のために行われている支援活動は主に、緊急支援と自立支援に分けられる
  • 難民の人々の健康と心を守るため、支援チームは早い段階で日用品や食料品、温かい衣類や毛布などを供給している
  • 先が見えない難民の生活の中でも教育を受け、就労できるための教育支援や、故郷に帰れなくても違う土地で生計を立てて生活できるように国連が自立支援をしている

(出典:国連UNHCR「数字で見る難民情勢(2018)」,2018)

難民の人々を救うためにできることを考えよう

難民となり苦しい生活を送る人々のために、国連を始め世界中の様々な団体が支援活動を行っています。難民の人々を救うために、日本に住む私たちにもできることを3つご紹介します。

難民について理解を深め、拡散する

難民について知り、理解を深めることも支援の第一歩となります。どれほどの人がどんな理由で難民となっているのか。難民の健康や心にどんな支えが必要かについても学ぶことができます。

難民についての講座やイベントが開催されているので、参加してみてはいかがでしょうか。そこで学んだことを周囲に伝えていくことで、難民支援の活動をサポートすることにもつながります。

難民支援のために寄付する

難民が故郷に戻り住み慣れた土地で生活するために、支援金の寄付もできます。
1日50円や100円などの少額寄付も可能で、一人ひとりが継続して寄付を続ければそれは大きな金額となります

寄付はネットから簡単に自分の都合に合わせた金額の寄付が可能です。
お金以外にも古本や洋服などの寄付もできます。

ボランティア・インターンに参加する

ボランティア・インタ―ンに参加すると、実際に難民を受け入れている現場で難民の人をサポートする支援活動ができます。
日本の難民支援の取り組みに直接関わり、難民の人々が自立できるようにアシストするのは大きなやりがいつながるのではないでしょうか。

  • どれほどの人がどんな理由で難民となっているのか理解を深めることも支援の第一歩となる
  • 難民が故郷に戻り住み慣れた土地で生活するために寄付することも支援の一つ
  • ボランティア・インタ―ンに参加すると、難民を受け入れている現場で実際に難民をサポートする支援活動ができる

まずは難民問題を知り、理解を深めよう

難民問題はニュースやテレビの中で起きている話ではありません。日本にも難民申請者は1万人以上おり、現在も認定を待ち続けている人がたくさんいます。難民生活を送っている人々は孤独感や不安でいっぱいのはずです。

まずは、難民問題について知り、難民の人々の生活、支援活動についての理解を深めていきましょう。

身近なできることから支援を始めてみるのはいかがでしょうか。

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