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寄付をするならどこがいいの?信頼できるおススメの寄付先15団体を寄付アドバイザーが徹底解説

  • 2021年7月8日
  • 2024年2月27日
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「寄付をしてみよう」そう思い立ったとき、

・寄付先を決めるのが難しい
・寄付先が信頼できるか不安
・寄付先の団体が多いため、どこに寄付したら良いのか選べない

と思いませんか?

そこでこの記事では、さまざまなNPOに詳しい寄付アドバイザーの河合さんの監修のもと「これから寄付を始めたい人」のための寄付先の選び方とおススメの寄付先団体をガイドしていきます。

※寄付アドバイザー河合さんのプロフィールは文末に掲載しております。

>>今すぐにおススメの寄付先団体を知りたい方はこちらをクリック

目次

寄付先のNPO団体の選び方

はじめまして。寄付アドバイザーの河合です。

以下は、これから寄付をはじめる人のためにおススメしたい3つの選び方とそれぞれの見るべきポイント(一例)です。

選び方1:信頼できるところに寄付する

  1. 法人格があり3年以上運営している
  2. 活動の規模が1000万円を超えている
  3. 個人の寄付を募っていたり、企業と連携している

選び方2:自分が問題だと思うことに取り組む団体に寄付する

  1. 活動内容に特徴があり、誰も気づいていなかった問題に挑戦している
  2. 活動を通して、実績と成果を上げている

選び方3:寄付の使い道がわかりやすいところに寄付する

  1. 活動の詳細や使途がホームページ等に公開されている
  2. SNSやメルマガ、ブログなどを活用して情報発信している

こうした選び方と見るべきポイントを参考に、あなたが応援してみたいと思える団体を探してみてくださいね。

活動のジャンル別におすすめの寄付先をご紹介

ここからは上記で紹介した3つの選び方の視点で、ジャンル別におすすめしたい寄付先を『寄付アドバイザーの河合さんのおすすめポイント付き』で紹介していきます。

1.子ども(日本国内の教育、こども食堂)

認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ:全国約5,000箇所の「こども食堂」と協働

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全国こども食堂支援センター・むすびえ

こども食堂を応援してくれる企業・団体と「こども食堂」をつなぐ活動などを行っています。

活動を通してこども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整えています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 全国約5,000箇所のこども食堂を、協力関係にある全国の地域ネットワーク、企業や団体との連携協働を通して応援
  2. 公平・中立な支援
  3. 「こども食堂全国箇所数調査」など調査研究が充実
寄付金控除の対象団体です

認定NPO法人 カタリバ:ナナメの関係で支援者と伴走

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カタリバ

自身ではどうすることもできない家庭環境などの課題を抱える子どもたちを対象に、居場所・学習・食事を地域と連携しながら届ける活動などを行っています。

活動を通じて「すべての10代が意欲と創造性を育める未来」の実現を目指しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 「ナナメの関係という共成長モデル」「10代に伴走」「個人の成長を支える強い組織文化」が強み
  2. 魅力的なプログラム開発、活動を全国8か所で展開
  3. 活動に関わった10代の声の紹介、カタリバの仲間紹介、支援者/企業紹介など、いろんな人や支援者の関わりの特徴が伝わってくる
寄付金控除の対象団体です

NPO法人 Learning for All:包括的な支援に特徴あり

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Learning for All

さまざまな困難を抱える子どもたちに学習支援を届ける活動などを行っています。

「すべての子どもが自分の可能性を信じ、自分の力で人生を切り拓くことのできる社会」の実現に貢献しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 困難を抱えた子どもたちへの包括的支援、人材育成、普及啓発・アドボカシーの活動に特徴
  2. 寄付金でできることのわかりやすさ(月1,000円で一人の子どもに1時間分の勉強、月3,000円で1日分、月10,000円で高校進学)
  3. 企業、自治体など子どもの貧困を本質的に解決するためのパートナー、学生ボランティアを経験したOB・OGのアラムナイ(同窓会)といったコミュニティの存在

2.子ども(開発途上国)

公益財団法人 日本ユニセフ協会:知名度の高さが信頼に

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190の国と地域で子どものために活動するユニセフ(国連児童基金)の日本における国内委員会。
日本国内でユニセフ募金・広報・アドボカシー(政策提言)活動を行っています。

ユニセフの活動を通して「世界中の子どもたちの命と健康が守られる世界」を目指しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 国連機関ならではのスケールの大きな質の高い支援ができる。2019年のワクチンの供給数は24億回
  2. マンスリーサポート(月2,000円など、寄付額は任意)でできることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実
  3. 著名人(親善大使を担う人もいる)、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在
寄付金控除の対象団体です

認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン:子どもと繋がりを感じられる

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約100カ国で開発援助や緊急人道支援を通して、困難な状況で生きる子どもたちのために活動しています。

活動を通して「すべての子どもたちが健やかに成長できる世界」を目指しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 途上国の子どもと心のつながりを持ちながら、支援の成果を感じられる寄付プログラム「チャイルド・スポンサーシップ」に約5万人が参加
  2. 「1日あたり150円の支援で、子どもたちの未来が変わります」「何もかもはできなくとも、何かはきっとできる」などのメッセージから団体が大切にしていることが伝わる
  3. 「10秒に一人/1日に3つの学校にきれいな水を届ける」「貧困の根本原因を解決することで2億人以上の子どもたちの生活状況が改善」「極度の栄養不良にあった子どもたちの89%が完全に改善」など、活動の影響を具体的な数字で示している
寄付金控除の対象団体です

認定NPO法人かものはしプロジェクト:子どもが売られない社会を目指す

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かものはしプロジェクト

サバイバー(人身売買被害者)が自分の人生を取り戻すための「寄り添う」活動と、人身売買ビジネスが成り立たないような「社会の仕組みをつくる」活動を行っています。

これらの活動により「子どもが売られない世界」の実現に貢献しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 「寄付」「ボランティア」「モノで支援」などさまざまな支援方法がある。サポーター会員は約14,000人
  2. 活動を直接聞けるイベントを平日・土日、昼・夜に対象者に合わせて定期的に開催。寄付者限定イベントもある。活動報告書や活動ブログも読み応えがある
  3. 「子どもがだまされて売られてしまう問題」を根本的になくす活動を展開。カンボジアでは、子どもが売られる問題の解決が実現したため事業を自立
寄付金控除の対象団体です

認定NPO法人e-Education:途上国の教育格差を壊すオンライン教育

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e-Education

途上国の地方にいる教育機会に恵まれない子どもに映像教育を届けています。14ヶ国3万人の中高生に教育を届けてきました。

「すべての子どもたちが当たり前のように教育を受けられるような社会」の実現を目指しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. バングラデシュの教師不足の課題に、日本の予備校モデルを応用した遠隔型教育を10年以上前に開拓
  2. 若者3人が立ち上げ、多様な経験・経歴のスタッフが参画、100人のチームの規模、1,000人以上のマンスリーサポーターにまで発展
  3. 環境の変化に合わせて「最高の教育」を提供する方法を進化させながら、設立から10年で3万人以上の子どもに教育を届ける。受賞歴も多い
寄付金控除の対象団体です

認定NPO法人テラ・ルネッサンス:丁寧なコミュニケーションが特徴

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テラ・ルネッサンス

ウガンダで内戦に参加されられた元子ども兵を対象にした社会復帰プロジェクト(職業訓練、基礎教育)などに取り組んでいます。

「すべての生命が安心して生活できる社会」の実現を目指して活動を続けています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. アフリカのコンゴ、ウガンダ、ブルンジ、アジアのカンボジア、ラオスで「地雷、小型武器、子ども兵」の課題解決に取り組む。こうした課題や自立に向けた取組みに特徴がある
  2. 日本国内では、岩手県大槌町で東日本大震災復興支援活動「大槌復興刺し子プロジェクト」を2011年から実施。昔から日本に伝わる手仕事の一つである「刺し子」の商品企画・販売を通して、地元人材の雇用や作り手の皆さんの生きがい創出をめざす
  3. 創設者・理事・事務局長の鬼丸昌也さんの2019年度年次報告書のコメントや「一人ひとりは微力であっても、決して無力ではない」のメッセージが印象的
寄付金控除の対象団体です

3.貧困(開発途上国)

公益財団法人 日本ユニセフ協会:知名度の高さが信頼に

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190の国と地域で子どものために活動するユニセフ(国連児童基金)の日本における国内委員会。
日本国内でユニセフ募金・広報・アドボカシー(政策提言)活動を行っています。

ユニセフの活動を通して「世界中の子どもたちの命と健康が守られる世界」を目指しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 「ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム つなぐよ子に」をテレビスポットでも紹介
  2. マンスリーサポート(月3,000円、5,000円、10,000円)でできることが具体的に示され、支援の成果の報告が充実
  3. 著名人(親善大使を担う人もいる)、企業・団体などユニセフの多くの支援者の存在
寄付金控除の対象団体です

公益財団法人ジョイセフ:女性に選択する自由を届ける

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ジョイセフ

世界の妊産婦と女性の命と健康を守る活動を草の根で取り組んでいます。

「全ての女性が自らの意思で選択できる世界」を目指しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 日本において、家族計画、女性のエンパワーメントを中心とした保健分野の国際協力における最長の歴史と最大の実績を有する専門機関
  2. 日本で役目を終えたランドセルをアフガニスタンに寄贈し、子どもたち特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる「思い出のランドセルギフト」は特徴的な取組み
  3. 「ジョイセフアンバサダー」に冨永愛さんが就任し広報リーダーの役割を果たす
寄付金控除の対象団体です

認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン:子どもと繋がりを感じられる

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ワールドビジョンジャパン

約100カ国で開発援助や緊急人道支援を通して、困難な状況で生きる子どもたちのために活動しています。

活動を通して「すべての子どもたちが健やかに成長できる世界」を目指しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 途上国の子どもと心のつながりを持ちながら、支援の成果を感じられる寄付プログラム「チャイルド・スポンサーシップ」が特徴
  2. 「1日あたり150円の支援で、子どもたちの未来が変わります」「何もかもはできなくとも、何かはきっとできる」などのメッセージから団体が大切にしていることが伝わる
  3. 「10秒に一人/1日に3つの学校にきれいな水を届ける」「貧困の根本原因を解決することで2億人以上の子どもたちの生活状況が改善」「極度の栄養不良にあった子どもたちの89%が完全に改善」など、活動の影響を具体的な数字で示している
寄付金控除の対象団体です

4.人権・平和

認定NPO法人難民支援協会:日本に逃れて来た難民を支援

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日本に逃れてきた難民が保護されるために、法律面や生活、就労などさまざまな側面を支援。

難民一人ひとりの来日直後から自立に至るまでの道のりに寄り添った活動をしています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 国内の難民支援専門、20年以上の活動実績
  2. 「難民」と「社会」に向き合い、寄り添う支援の特徴
  3. 1日50円からの「難民スペシャルサポーター」になるとニュースレター・年次報告書を通じて、支援の現場からの活動の報告がある
寄付金控除の対象団体です

公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本:不合理な差別や暴力に苦しむ人を支援

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アムネスティ

すべての人が世界人権宣言にうたわれている人権を享受でき、人間らしく生きることの世界の実現を目指して活動しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 有刺鉄線は「自由を奪われた人びと」を、そして、ろうそくは暗闇を照らす「希望」を表現したロゴマークに込めたメッセージに共感
  2. 活動資金は、中立性を保つためすべて寄付、会員の会費、活動収入で賄われる
  3. 寄付の他にも、オンラインアクション(署名)やキャンペーン参加など、「誰か」の絶望を希望にかえる。アクションの紹介が特徴
寄付金控除の対象団体です

5.環境・気候変動・生物多様性

一般社団法人グリーンピース・ジャパン:政府や企業からの支援を受けない独立性に特徴

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グリーンピース

私たちの暮らしと、動物たちの命を揺るがす環境問題への解決策を作り出すために、全国のサポーターとボランティアと提言活動、調査・分析活動などをしています。

活動を通して「緑豊かで平和な世界」の実現を目指しています。

寄付アドバイザーが見た注目ポイント!

  1. 政府や企業からの財政支援は受けないことを掲げ、個人の寄付のみに支えられている独立性が特徴
  2. 独自の科学的調査によって、目に見えにくい事実を明らかにし、政府や企業、国際社会に働きかけることで、環境問題を解決に導いてきた実績
  3. 報道関係者向けに最新のプレスリリースや写真・映像、国際性・専門性を活かした資料・データの提供が強み
「自分の死後、残った遺産を社会のために活かしてほしい」
このように考えている方は、この機会に遺贈寄付を考えてみませんか?
生前に手続きを済ませるだけで、自分の遺産を支援団体に寄付(遺贈寄付)できます。
遺贈寄付先の選び方をチェックする

寄付の仕方にはどのようなものがあるの?

月額での寄付や都度の寄付など、団体によってさまざまな寄付の方法があります。

お金でなく、モノの寄贈での支援やボランティアなどの活動への参加による支援も可能な場合があるので、気になる団体の公式サイトをご確認ください。

お金での寄付の場合、決済方法としてはクレジットカードや銀行振り込み・口座振替が可能です。ただ、団体によって可能な寄付の決済方法に違いがあるので、必ず公式サイトをご確認くださいね。

寄付についてのよくある疑問

Q1:寄付は少額でもいいの?

はい。500円からなど、少額からでも受け付けているところがほとんどです。
団体によって最低寄付金額に違いがあるので、必ず公式サイトをご確認ください。

Q2:定額での寄付は、いつでもやめられるの?

毎月定額募金(マンスリーサポート)などを行う場合、ほとんどがやめたくなったらすぐに解約の手続きをすることが可能です。

ただし、決済方法やクレジットカードならその種類によって「解約の申請から、実際に引き落としが止まるまで」には時間がかかります。
時期によっては2ヶ月かかる場合もあるので、その点ご注意ください。

Q3:認定NPO法人に寄付をすると、節税につながると聞いた。

個人が認定NPO法人に寄付をする場合、確定申告時に「寄附金特別控除」を受けることが可能です。

(寄附金の合計額-2,000円)×40%を税額から控除することができるので、本来税金として徴収されるはずだった金額の一部を、好きな団体に寄付することができます。

詳細については、最寄りの税務署にお問い合わせください。

>>国税庁ホームページ

寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん

NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー

大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。

この記事を書いた人
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