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チャイルド・スポンサーシップの実態は?メリットや寄付金の使い道を紹介!

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ワールド・ビジョン・ジャパンが募っている定額寄付のプログラム「チャイルド・スポンサーシップ」について、どのような活動を行っているのか実態が気になっている方もいるのではないでしょうか。

ワールド・ビジョン・ジャパンは、恵まれない途上国の子どもを支援する活動を実施している団体です。支援活動を実施するため、ワールド・ビジョン・ジャパンでは「チャイルド・スポンサーシップ」という定額寄付のプログラムを実施しており、参加すると以下のようなメリットがあります。

  • ・困難な状況に置かれている海外の子どもを、継続的に支援できる
  • ・手紙を通した交流で「顔の見える支援」ができる。寄付の効果も実感しやすい。
  • ・寄付金控除を適用できる

本記事では、gooddoマガジンのライターが実際にチャイルド・スポンサーになってみて感じたこととともに詳しい理由を紹介します。

また調べたところ、チャイルド・スポンサーシップで寄付されたお金は海外の子どもたちの支援に役立てられており、適正感のある寄付金の使い方や支援活動をしていることが分かりました。

「チャイルド・スポンサーシップに参加しようか考えている」という方は、この機会に以下からチャイルド・スポンサーシップへの参加をしてみませんか。

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ワールド・ビジョン・ジャパンの活動が気になるあなたへ。

「怪しくない?本当に寄付して大丈夫?」そんな不安を感じていたら、まずは継続的に団体の活動をウォッチしてみませんか?LINE登録で、あなたが情報を受け取れるだけではなく、支援金10円が団体に届きます。

目次
\たったの30秒で完了!/

チャイルド・スポンサーシップの活動実態について紹介!

チャイルド・スポンサーシップとは、毎月4,500円(1日あたり150円)の定額寄付で、恵まれない海外の子どもを支援するプログラムのことです。

チャイルド・スポンサーになっていただいた方には、支援地域に住む子ども”チャイルド”をご紹介します。ご支援金はチャイルドやその家族に直接手渡すものではなく、子どもを取り巻く環境を改善する長期的な支援活動に使います。子どもたちと地域の人々が〝未来を切り拓く力〟をつけられるように支えます。

引用:ワールド・ビジョン・ジャパン|チャイルド・スポンサーシップ

またチャイルド・スポンサーシップに参加すると、支援先の子ども(チャイルド)に手紙やプレゼントを送るなど、交流もできます。とはいえ「本当にチャイルド・スポンサーシップに参加しても大丈夫だろうか」「評判は良いのだろうか」といった事が気になる方もいるのではないでしょうか。

そこでここでは、チャイルド・スポンサーシップの寄付金は適正に使われているのか調べてみました。

チャイルド・スポンサーシップの実態は?寄付金の使われ方に適正感はあるのか紹介!

「チャイルド・スポンサーシップの活動実態について、寄付したお金は本当に適切に使われているのか知りたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。

そこでここでは、ワールド・ビジョン・ジャパンの寄付金の使い方に適正感があるのか、調べた結果をお伝えします。結論をお伝えすると、ワールド・ビジョン・ジャパンは寄付を募るときに示された目的と使途に沿って、適切に使われていることが分かりました。

ワールド・ビジョン・ジャパンを支援するには、目的やプロジェクト別にいくつかの募金方法があります。ワールド・ビジョン・ジャパンの2023年度の経常収益は約72億9,045万円です。

(2023年度年次報告書より)

その中で資金源の約40%を占めるチャイルド・スポンサーシップで集められた資金の用途は

子どもを取り巻く環境を改善する長期的な支援活動に使います。子どもたちと地域の人々が〝未来を切り拓く力〟をつけられるように支えます。

このプログラムは、チャイルド個人への教育支援、予防接種、病気治療などだけではなく、チャイルドを取り巻く様々な環境の改善を目指すものです。

例えば、職業訓練、農業技術指導、識字教育、保健員・教師の訓練などを通して人々が成長すること、 学校建設、安全な水の確保、保健医療施設の整備、ローン貸付、道路や橋など基本的な社会基盤の充実により地域が成長することを目指します。
皆さまからの支援金はこの長期的成果を目指すプログラム実施のために大切に使わせていただきます。

とされています。

では、これらの資金が実際にどのように使われているか見てみましょう。

※「現地事業活動のため」には地域開発援助事業費、人材派遣費が含まれます。 (2023年度年次報告書より)

2023年度の経常費用は72億9,045万円です。85%が現地事業活動のために、13%が広報活動のために使われていました。

年次報告書にはより詳しい使い道が、地域プロジェクト別、資金の出所別に記載されています。

このように、ワールド・ビジョン・ジャパンでは寄付金が募集時に示された目的と使途に沿って適正に使われていることが分かります。

>>ワールド・ビジョン・ジャパン | 2023年度年次報告書

続いて、本当にワールド・ビジョン・ジャパンに寄付しても大丈夫か、寄付アドバイザーのコメントを紹介します。

ワールド・ビジョン・ジャパンに寄付しても大丈夫?寄付アドバイザーのコメントを紹介!

チャイルド・スポンサーシップの口コミ評判には肯定的な投稿が多いです。しかし一方で

  • ・広告費を支援のために使えないのか
  • ・TVCMの印象が悪い
  • ・宗教団体ではないのか?怪しいのではないのか?

といった趣旨の投稿も確認できました。そこでここでは、以下の3点についてどのように判断したら良いか、寄付アドバイザーである河合さんにお伺いしてきました。

  • ・ワールド・ビジョンの特徴は?
  • ・TVCMなど大規模な広告にお金を使うことは適切なのか?
  • ・キリスト教とはどういう関係なのか?
寄付アドバイザー:河合将生(まさお)さん
非営利団体の運営支援コンサルタント。寄付の講座を開催しその魅力を伝えている。
数々の団体の経営に携わりながら、自らもNPOに寄付を続ける。
※詳細なプロフィールは文末に掲載

ワールド・ビジョンの特徴は?

ワールド・ビジョンの大きな特徴は、

  • ・チャイルド・スポンサーシップという寄付プログラムの存在
  • ・チャイルド・スポンサーシップの支援が可能にする「子どもを取り巻く環境を改善する長期的な支援活動」

だと思います。

100か国以上で、緊急支援から長期支援まで様々な活動をするワールド・ビジョン。
取り組むテーマは大きく、活動範囲も広い団体ながらも、チャイルド・スポンサーという仕組みによって、子どもたちの様子や成長の過程を写真つき成長報告書から知ったり、子どもたちと手紙を通じてやりとり可能です。

このように「顔が見える」支援だからこそ、支援の成果をより感じられるなど、寄付者が支援をしている実感を持ちやすくなっています。また、子どもたちに会いに行ける「支援地訪問ツアー」も定期的に開催しています。

約15年地域を支援するチャイルド・スポンサーシップ。長期に渡り、地域そして子どもたちにしっかり寄り添う支援プロジェクトです。
貧困の連鎖を断ち切るには、子どもを取り巻く環境を変え、地域の人々とともに安定した収入を得られる方法を見つけることが必要です。そのため、長期的な支援活動が必要となります。そのプロセスを、自分の「チャイルド」と交流しながら応援していける。ワールド・ビジョンならではの特徴的な寄付プログラムだと言えます。

TVCMなど大規模な広告にお金を使うことは適切なのか?

大規模な広告は、ワールド・ビジョンの団体としても目的を達成するために、必要な手段の1つだと思います。

「すべての人々に何もかもはできなくとも、誰かに何かはできる」

これは、ワールド・ビジョンの創設者、アメリカ生まれのキリスト教宣教師ボブ・ピアスが団体設立に至ったきっかけとなる考え方です。

ワールド・ビジョンは、限られた人が国際協力活動するのではなく、多くの人が、それぞれの人にとって何かできることを呼び掛ける必要性を大切にしていると思います。

より多くの人に呼びかけるための手段の1つがマスメディアの利用です。無償協力してくれる媒体を活用しつつも、いつもそうした協力が得られるわけではありませんし、それだけではリーチしたい人たち全部をカバーできません。

お金をかけて広告することで、支援の必要性をより多くの人により効果的なタイミングと方法で届けることができます。ワールド・ビジョンは「より多くの人、一人ひとりに呼びかける」姿勢を大切にしていて、一貫した取り組みだと思います。

キリスト教とはどういう関係なのか?

ベースにキリスト教の考え方が反映されていますが、キリスト教の布教を目的としているわけではありません。

先ほども少し触れましたが、ワールド・ビジョンの創設者はキリスト教宣教師ボブ・ピアスです。そのため、活動ビジョンやミッションにはキリスト教の考え方が反映されています。
しかし、

現在では、約100カ国で、宗教、人種、民族、性別にかかわらず、すべての子どもたちが健やかに成長できる世界を目指して活動しています。
引用元:
ワールド・ビジョンとは | 国際協力NGOワールド・ビジョン・ジャパン

とあるように、他の宗教を排除したりキリスト教の思想を押し付けたり、布教を目的としているわけではありません。

実はキリスト教に限らず、仏教など宗教の考え方が理念のよりどころとなり、設立のきっかけとなったり、活動において大切にしている考え方に反映されているケースは、国際協力団体では珍しいことではありません。

NPO法人を設立するための要件の1つとして、「法人の主たる目的として政治活動や宗教活動をしないこと」があります。現在NPO法人として認証されているということは、宗教や特定の政党の支持を目的とした活動ではないのが明らかです。

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チャイルド・スポンサーシップに参加するメリットを紹介!

ここでは、チャイルド・スポンサーシップに参加するメリットついて紹介します。

チャイルド・スポンサーシップに参加するメリットは、主に以下の3つです。

  • ・困難な状況に置かれている海外の子どもを、継続的に支援できる
  • ・手紙を通した交流で「顔の見える支援」ができる。寄付の効果も実感しやすい。
  • ・寄付金控除を適用できる

チャイルド・スポンサーシップは毎月4,500円の寄付を自動で行う仕組みのこと。一度申し込みを行えば自動的に毎月お金が寄付されるので、手軽かつ継続的に海外の子どもを支援できます。

また一人の「チャイルド」と手紙などを通して交流できるので顔が見える支援ができます。支援しているチャイルドや地域の写真や状況が届くので、支援活動の具体的なイメージが持て、寄付の効果も実感しやすいです。

海外の子どもを支援するだけでなく、手紙などを通じて交流してみたい。寄付の効果を感じたい」と考えている方は、チャイルド・スポンサーシップへの参加を考えてみてはいかがでしょうか。

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さらにチャイルド・スポンサーシップに寄付したお金は、寄付金控除の対象です。寄付金控除を適用すれば、税金の控除を受けられる可能性があります。寄付金控除についてさらに詳しく知りたい方は、以下をご一読ください。

>>>寄付金控除の仕組みとは?確定申告の方法も紹介

gooddoマガジンライターの寄付体験談:自分の寄付が役に立っていることを実感できる

自分はワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーに向いているかもしれない」と思うものの、本当に寄付の効果を実感できるのか、チャイルドとの繋がりを感じられるのか、なかなかイメージできない方もいると思います。

ここではチャイルド・スポンサーシップに入会した、gooddoマガジンのライターである私の体験談を紹介します。

私がチャイルド・スポンサーになって約8ヶ月経ちました。自分の寄付が支援地域の役に立っている、チャイルド・スポンサーになってよかった、と感じています。そう思えるのは、チャイルドへの手紙が手軽に書けたり、ワールド・ビジョンから送られてくる成長報告などの情報が充実しているからです。

具体的な理由は以下の通りです。

  • ・支援地域の様子が分かる自分専用アカウント「マイワールド・ビジョン」。行われている支援のイメージが湧きやすい
  • ・Eレターを使うとチャイルドへの手紙が手軽に書ける
  • ・チャイルドの成長報告が届き、自分が支援地域の役に立っていることを実感できる

チャイルド・スポンサーになってみておおむね満足しており、今後も続けていきたいと思っています。

もちろん少し物足りないという部分もあります。できればチャイルドのことをもっと知りたいと感じています。

満足している理由と少し物足りない点について、詳しく説明します。

以下で申し込み手続きの詳しい手順を以下で紹介しています。先に申し込みの流れを知りたい方はご覧ください。
>>チャイルド・スポンサーシップへの申し込みの流れ

支援地域の様子がわかる自分専用アカウント「マイワールド・ビジョン」。支援のイメージが湧きやすい

チャイルド・スポンサーに申し込んだあとに、団体からどのような連絡が来るのか気になる方もいるのではないでしょうか?

申し込み完了直後、「マイワールド・ビジョン」のアカウント開設の案内が届いたので、手順に沿って開設しました。

2日後にはチャイルドの情報がメールで届きました。チャイルドについて詳しく確認しようと、マイワールド・ビジョンにログインしてみたところ、チャイルドのことだけでなく、チャイルドの住む地域の様子や、地域が抱える課題が紹介されていました。

地域を紹介する動画もあり、内容が充実していました。支援地域のことをより身近に感じられ、支援のイメージが湧きやすいと感じました。

マイワールド・ビジョンのコンテンツを紹介します。
 

 
「チャイルドの近況」が、マイワールド・ビジョンの自分のアカウントにアップされます。
 

 
チャイルドの情報だけでなくチャイルドの住む地域のプロフィールや課題の詳細も、ここで全てまとめて確認できます。

Eレターを使うとチャイルドの手紙が手軽に書ける

チャイルドが決まると、手紙を書くことができます。

チャイルドへの手紙は自分の好きなタイミングで書けます。また、チャイルド・スポンサーになったからといって手紙を必ず書かなければいけない訳ではありません

チャイルドに手紙を書くには2つの方法があります。

  • ・手紙を郵送する
  • ・マイワールド・ビジョンからEレターを送る

Eレターは用意されたデザインから好きなものを選べばいいのでとても手軽です。また、メッセージ内容に頭を悩ませてしまう人は定型文を使うことができます

詳しく説明します。

手軽で便利なEレター

Eレターはマイワールド・ビジョンから送ります。

まず始めにデザインのテンプレートを選択します。私が試した時は10種類のデザインがありました。季節のものや日本らしいデザイン(書道、お正月、花火など)があります。カラフルで楽しそうな絵柄は子どもが喜びそうだと感じました。
 

 
次に、定型のメッセージを選び、画像を送りたい人は任意の画像を添付します。
 

 
選択したメッセージテーマを元に英語で文章が作られます。また英語メッセージの日本語訳も表示されるので、英語が苦手な人でもどんなメッセージが送られるのか理解できる点が良いと思いました。
 

 
続いてオリジナルメッセージを入力します。Eレターのオリジナルメッセージは英語のみの対応です。日本語からの翻訳が必要な人は、フリーメッセージなしで送るか、フリーメッセージ付きにしたい場合は郵送の手紙をすることになります。

最後に、送り主の情報を入力し、完了です。作業時間たった3分くらいで、立派な手紙ができあがります

チャイルドとの手紙での交流は任意です。手紙を出さなくても、チャイルド・スポンサーには年に1度成長記録やグリーティングカードが届きます。

しかし、手紙を書かない理由が「何を書いたらいいか分からないから」「手間がかかりそうだから」ということであれば、ぜひ手軽に手紙が書けるEレターを一度試してもらいたいです。日本で応援しているチャイルド・スポンサーがいるということを、サポートするチャイルドに伝えられます

チャイルドへの手紙は郵送もできます。自分で便箋セットを用意して書いてもいいし、マイワールド・ビジョンからダウンロードできる手紙キットを利用することもできます。

チャイルドの成長報告が届き、自分が支援地域の役に立っていることを実感できる

私は2023年3月にチャイルド・スポンサーシップに入会しました。8か月後の11月に、ケニアに住む私のチャイルド、ジャクリンちゃんの成長報告を受け取りました。
 

 
報告書では、ジャクリンちゃんと家族が参加した活動や、受けた支援が説明されていました。
 

 
また、様々な支援プログラムを受けた子どもや地域の人の具体的な数も掲載されていました。
 

 
行った支援による明らかな効果はまだ報告されていません。なぜならこのプログラムの支援期間は2027年までだからです。終了までまだ4年あります。

私がチャイルド・スポンサーシップに入会してまだ8か月。目に見えるような寄付の効果は期待していませんでした。約15年という長期で取り組んでいるチャイルド・スポンサーシップ。この短い期間で何かが変わるとは思っていません。どんな活動が行われているのか知れれば良いと思っていました。

地域の課題解決のために、様々な取り組みが行われていることが分かり、4年後のプロジェクト終了が楽しみになりました。

報告書の内容は期待以上!

チャイルド・スポンサーシップ入会時に、想像していたような成長の様子の報告を受けた一方、成長報告書の充実度は期待以上でした。こんなに細かく支援地域の様子が知れ、とても満足です。

また、カード決済で毎月自動的に寄付しているので、正直チャイルド・スポンサーシップのことを忘れてしまうときもあります。チャイルドの成長報告が来たことで、ジャクリンちゃんの様子が気になり、久しぶりにマイワールド・ビジョンにログインし、ジャクリンちゃんや地域の情報を見に行きました。

報告書の内容が充実している点も満足ですが、報告書を送付してもらえること自体もありがたかったです。自分が寄付していること、誰かの役に立っていることを思い出させてくれました。

自分の寄付が役に立っていると知れたこと、現地の様子が詳しく報告されたことに非常に満足しています。

できればチャイルドのことをもっと知りたい


チャイルド・スポンサーを約8か月続けてみておおむね満足しています。1つ物足りない点をあげるとすると、もう少しジャクリンちゃんの様子を知りたいです。

もちろん、チャイルド・スポンサーとはいえ、チャイルド個人の支援ではなく、チャイルドが住む「地域への支援」であることは入会前に理解しています。しかし「自分が支援しているチャイルド」に愛着がわくのも確かで、ジャクリンちゃんが今どういうことをしているのかもう少し知れるといいなぁと感じます。

入会後すぐに書いた手紙への返事はまだ来ていません。ワールド・ビジョン・ジャパンのホームページには、私たちの手元からチャイルドに手紙が届くまで2-3ヶ月、チャイルドから返事が届くのは4-5ヶ月後くらい、と説明があります。

もうそろそろ返事が欲しいなぁ、と思います。特に、チャイルドが決まって初めて出した手紙だったので、私のことを知っていてくれるのかな、と正直気になります。

とはいえ、チャイルド・スポンサーになった一番の目的は、支援が必要な地域に住む子どもたちや住民の生活の向上のため。今回の成長報告に記載されていたように、チャイルドや地域の人たちの生活がよりよい方向に進んでいることが知れて満足です。

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この団体への寄付が向いている人

ここまでの話をまとめると、gooddo編集部が考える「ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付に向いている人」は

  • ・「顔の見える支援」を通じて自分の寄付の効果を実感したい人
  • ・困難な状況で生きる子どもたちを長期的に支援する活動を応援したい人
  • ・より多くの人に世界の現状や支援の必要性を知ってもらうための活動に、力を入れている団体を応援したい人

といった感じです。

チャイルド・スポンサーシップへの申し込みの流れ

ここからは、ワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーシップへの申し込みの流れについて、実際にgooddoマガジンのライターが申し込みした様子を詳しく紹介します。

申し込み画面は非常に分かりやすく、手続きにかかった時間は3分以下。とてもスムーズに進められました。

必要事項を入力する

ワールド・ビジョン・ジャパンの公式ページに移動します。

「チャイルド・スポンサーシップに参加する」をクリックすると申し込み画面に移動します。

希望のサポート人数を入力

まずはサポートするチャイルドの人数を選択します。1人あたり4,500円。

最大何人まで選べるかみてみたところ、100人までサポート可能なようでした。

個人情報の入力

次に、名前、住所、メールアドレス、電話番号といった個人情報を入力します。

決済情報の入力

支払い方法を選択します。

  • ・クレジットカード
  • ・郵便局からの振り込み
  • ・コンビニ払い込み

から選択できます。

クレジットカードは毎月の引き落とし、郵便局およびコンビニからの払い込みの場合は、半年ごともしくは1年ごとの払い込みから選択します。

私は、以下の理由でクレジットカード払いを選択しました。

  • ・毎月の引き落としが自動である
  • ・クレジットカードのポイントが貯まる

画面には「経費削減のためにクレジットカードのご利用をお勧めしている」とありますが、正直どういう意味なのか分かりませんでした。クレジット決済の方が団体側の処理コストが低いということかもしれません。

私はGoogle Chromeをブラウザとして利用しており、個人情報やクレジットカード情報が自動入力され、非常にスムーズに進めることができました。

申し込み内容の確認

個人情報と決済情報を入力したら内容を確認に進みます。

個人情報、決済情報全ての入力が同一ページで行えるので、他ページに移動することなく記入し申し込みができたのでとてもスムーズでした。

ここまでの所要時間は約1分半でした。

アンケートへの回答

申し込み後に簡単なアンケート協力の依頼があります。
「より良い情報を送るため」とあるが、性別や年代によって送られてくる情報が違うのだろうか、少し疑問に思いました。

チャイルドの希望を伝える

次に、チャイルドの希望について聞かれます。

希望がある人は以下の項目の条件を選びます。

  • ・支援地域
    アフリカ、アジア、中南米
  • ・性別
  • ・手紙の翻訳
    英語のまま、日本語訳

私はアフリカに住んだことがあり愛着があるのでアフリカを選択しました。

申し込み内容の最終確認

チャイルド条件を選択後、申し込み完了です。最初からここまでの所要時間は約2分半
チャイルドの条件を選ぶのに少し時間を使いましたが、全て「任せる」にした場合、2分ほどで申し込みは完了しそうです。

非常に分かりやすい入力フォームでした。

申し込み完了ページの下の方に行くと、クレジットカードの決済処理がされるタイミングの情報があります。とても親切だと感じましたが、欲をいえば申し込み前にこのような情報を知っておくことができるとより良いと思いました。

申し込み完了メールは、すぐに届き、確認が必要な情報がきちんと載っていました。

マイワールド・ビジョンのアカウント作成

申し込み後すぐにメールで、マイワールド・ビジョンのアカウント作成を勧められました。

マイワールド・ビジョンでは、以下のことができます。

  • ・支援しているチャイルドの状況を写真や動画でみることができる
  • ・チャイルドが住んでいる場所も動画で見ることができる
  • ・個人情報の変更や退会を行える

アカウント作成の所要時間は2分ほどでした。

作成後、登録したメールアドレスに登録完了のメールが届きました。メールによると、3営業日後より登録情報や送金履歴を参照できるようです。

チャイルド決定のお知らせ

チャイルド・スポンサーシップ申し込み2日後に、サポートするチャイルドの名前を知らせる以下のようなメールが届きました。

寄付控除の具体的な内容のお知らせがありがたい

チャイルド決定のお知らせメールには、寄付控除の具体的な説明も載っていました。

寄付が税控除対象ということで申し込み時にメリットは感じましたが、具体的にはいくらくらいの負担削減になるのかはイメージが湧きませんでした。控除額の具体的な数字を知れ、信頼感と納得感が増しました

チャイルド・スポンサーシップに関するよくある3つの疑問を解説!

ここからは、チャイルド・スポンサーシップに関するよくある3つの疑問について紹介します。

  • ・チャイルド・スポンサーシップは途中でやめたり金額変更したりできる?
  • ・支援している子どもとは、どのような交流ができる?会いに行ける?
  • ・寄付金控除は適用できる?注意点はある?

1.チャイルド・スポンサーシップは途中でやめたり金額変更したりできる?

チャイルド・スポンサーシップはいつでも解約できます。解約する時は、公式ホームページの「お問い合わせ」から手続きを行えます。

また支援するチャイルドの人数を増減する場合は、Webサイト「マイ ワールド・ビジョン」から手続きを行えます。

なお、チャイルド・スポンサーシップはチャイルド1名につき4,500円の支援を行うため、細かい金額の調整はできません。

2.支援している子どもとは、どのような交流ができる?会いに行ける?

チャイルド・スポンサーシップに参加すれば、以下の方法で支援先のチャイルドと交流できます。

  • ・手紙のやり取り
  • ・プレゼントを送る
  • ・現地に行って会う※

※2021年10月現在、現地の新型コロナウイルス感染拡大のため、チャイルドの訪問は見合わせとなっています。最新の実施状況については事前にワールド・ビジョン・ジャパン公式サイトをご確認ください。

ただお金を寄付するだけでなく、支援先の子どもと手紙の交換など交流もできる点が、チャイルド・スポンサーシップの特徴といえます。

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3.ワールド・ビジョン・ジャパンの活動内容は外部に公開されている?

ワールド・ビジョン・ジャパンの活動内容は、公式サイトに掲載されている「年次報告書」から確認できます。

さらに決算報告書や監査報告書、収支予算書なども公式サイトで公開中です。気になる方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

ワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーは活動実態のある、安心感のある寄付先です

ここまで、ワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーシップの実態について紹介しました。ここで、紹介した内容をまとめます。

  • ・チャイルド・スポンサーシップで集めたお金は海外の子どもたちのために使われており、お金の使われ方に適正感がある
  • ・公式サイト上の活動報告や会計報告で活動実態の透明性を確認できる
  • ・チャイルド・スポンサーシップに参加すると、海外の子どもを支援できるだけでなく手紙やプレゼントなどを通して交流できる

チャイルド・スポンサーシップは活動実態があり支援者の評判も良いなど、信頼感のある寄付先といえます。チャイルド・スポンサーシップへの参加を迷っていた方は、この機会に申し込んでみてはいかがでしょうか。

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また「ワールド・ビジョン・ジャパン以外に海外の子どもたちを支援している団体を知りたい」と考えている方は、以下をご一読ください。

>>>海外の子どもたちを支援するには?課題別のおすすめNPO団体や寄付の方法を解説

寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん

NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。
この記事を書いた人
gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。 なお、掲載されている記事の内容に関する「指摘・問い合わせ」「誤字脱字・表示の誤りの指摘」につきましては、こちらの報告フォームよりご連絡ください。

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