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ポイント寄付で社会貢献!1ポイント・100円から寄付できるサービスを紹介

  • 2021年9月19日
  • 2024年10月10日
  • 寄付

現金以外の支払い方法も増えている昨今、クレジットカードなどを利用して貯まったポイントでの寄付を考えている方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、余ったポイントは寄付に使えます。さらに今は、寄付できるポイントの種類もたくさんあるんです。

そこでポイントの寄付について、以下の内容をご紹介します。

  • ・寄付に活用できる9つのポイント
  • ・ポイントの寄付でよくある疑問

「ふだん使っているポイントで寄付したい」「期限ギリギリのポイントを有効に使いたい」と考えている人は、ポイントで寄付する方法の参考にしてください。なお、もし「ポイント以外にも、お金の寄付も考えている」という方は、寄付先の選び方やおすすめの団体を紹介しているページを用意しておりますので、ご一読ください。

>>寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が一覧から徹底解説!

※紹介している内容は2021年9月時点の情報です。

ポイントで寄付する方法を9つ紹介!

ここでは、ポイントでの寄付を検討されている方向けに、寄付できる9つのポイントをご紹介します。

  • ・Vポイントで寄付
  • ・dポイントで寄付
  • ・楽天ポイントで寄付
  • ・Gポイントで寄付
  • ・Pontaポイントで寄付
  • ・LINEポイントで寄付
  • ・クレジットカードのポイントで寄付
  • ・nanacoポイントで寄付
  • ・ポイントサイトから寄付

各ポイントの概要や寄付の方法について、詳しく見てみましょう。

方法1:Vポイントで寄付

Vポイント(旧Tポイント)は、「Yahoo!ネット基金」や「Ⅴポイント募金」を通じての寄付が可能です。

Yahoo!ネット基金やⅤポイント募金は、お金を必要とする団体がプロジェクトを立ち上げ、寄付したい人が寄付先を選ぶ形になっています。

【Vポイント(Yahoo!ネット基金・Vポイント)での寄付の特徴】

  • ・寄付先(プロジェクト)が多い
  • ・1ポイント(=1円)・100円(Yahoo!ネット基金)から寄付できる
  • ・希望する寄付先(プロジェクト)を自由に選べる

ただしVポイントで寄付するには、Yahoo! JAPAN IDが必要です。Yahoo! JAPAN IDを取得したら、Yahoo!ネット基金やⅤポイント募金の公式サイトから寄付先やポイント数を指定できます。

方法2:dポイントで寄付

ドコモユーザーに馴染みのあるdポイントでも寄付できます。また「お買いいもの~It’s Shopping for Good.」では、対象店舗で対象商品を購入すると、購入金額の1%が購入者が選ぶ社会貢献団体へ寄付され、購入者には10%分のポイントが付与されます。

【dポイントでの寄付の特徴】

  • ・ドコモユーザー以外も寄付できる
  • ・寄付先は国内外の災害支援や子どもの貧困対策など
  • ・1ポイント=1円で寄付できる
  • ・期間限定・用途限定ポイントも利用可能
  • ・買い物した金額の1%を寄付できる

ドコモユーザー以外が寄付する場合、dポイントカードの利用登録が必要になります。利用登録はdポイントクラブの公式サイトからお申し込みください。

方法3:楽天ポイントで寄付

楽天ポイントは、「楽天クラッチ募金」を通じて寄付できます。

楽天クラッチ募金は、東日本大震災後に「インターネットで募金をしたい」というお客様の声に応える形で生まれたインターネット募金です。

【楽天ポイントでの寄付の特徴】

  • ・寄付先は国内外の災害支援や環境保全の活動支援など
  • ・1ポイント(=1円)から寄付できる
  • ・期間限定ポイントも利用可能

楽天ポイントで寄付するには、楽天IDが必要です。楽天IDを取得したら、楽天クラッチ基金の公式サイトから寄付先やポイント数を指定できます。

方法4:Gポイントで寄付

Gポイントは20年以上続くポイントサイトです。貯まったポイントは寄付に利用できます。

【Gポイントでの寄付の特徴】

  • ・寄付先は国内外の災害支援や公益財団法人、認定NPO法人などの団体
  • ・1G(=1円)から寄付できる
  • ・お買い物やホテル予約などでポイントを貯められる

Gポイントは、無料ゲームやアンケート回答などで貯めたポイントでも、公式サイトから寄付できます。

※会員登録(無料)が必要です。

方法5:Pontaポイントで寄付

Pontaポイントは、公式サイト「ポントク(Ponta特典交換)」を通じた寄付が可能です。

【Pontaポイントでの寄付の特徴】

  • ・寄付先は環境保全の活動支援団体や難民の人道支援団体など
  • ・1ポイント=1円相当として利用できる(1口50ポイント)
  • ・Ponta特典交換の利用には会員登録が必要

またLAWSONの公式サイトからも、Pontaを使用して日本赤十字社や一般財団法人などに募金できます(ローソンID登録が必要)。

方法6:LINEポイントで寄付

LINEポイントは、スマホのLINE Payアプリから手軽に寄付ができます。

【LINEポイントでの寄付の特徴】

  • ・期間限定で専用ページを設けて寄付を受け付けることがある
  • ・1ポイント=1円相当として利用できる
  • ・寄付金額に応じて口数を入力する

寄付する際は、1円/5円/10円/50円/100円/500円/1,000円/5,000円から好きな金額が選択可能です。

方法7:クレジットカードのポイントで寄付

クレジットカードに付与されるポイントを利用して寄付する方法もあります。

【クレジットカードのポイントにおける寄付の特徴】

  • ・100ポイント単位、1000ポイント単位などクレジットカード会社によって応募できる条件は異なる
  • ・ポイントサービスの詳細は、クレジットカード会社のホームページや寄付先の団体ホームページから確認できる

また日本赤十字社やユニセフには、提携クレジットカードというものが存在します。これらのカードを利用すると、ショッピング利用額の一部が自動的に支援へ使われ、利用者への負担が一切ありません。

「寄付したい気持ちはあるけれど、あまりお金に余裕がない」という方は、提携クレジットカードを活用するという方法も検討してはいかがでしょうか。

方法8:nanacoポイントで寄付

nanacoポイントは、セブン-イレブン記念財団を通じた寄付が可能です。セブン-イレブン記念財団は、環境をテーマにした社会貢献活動を行っている一般財団法人です。

【nanacoポイントでの寄付の特徴】

  • ・環境市民団体への支援活動や地球環境美化活動などに役立てられる
  • ・1ポイント(=1円)から寄付できる
  • ・パソコン・スマートフォンのnanaco会員メニューから寄付できる

nanacoポイントは公式サイトから手軽に寄付できます。ただしnanacoカード会員・セブンカード・プラス(nanaco一体型)会員・nanacoモバイル会員・nanacoネット会員のいずれかでないと、nanaco会員メニューにログインできません。

方法9:ポイントサイトから寄付

ポイントサイトから寄付する方法として、マクロミルでの例をご紹介します。

マクロミルは、ネットリサーチ国内トップクラスの実績を誇るマーケティングリサーチのリーディングカンパニーです。会員はアンケートに答えることでポイントを貯められます。

【マクロミルでの寄付の特徴】

  • ・寄付先は国内外の災害支援や人道支援、環境保全の活動支援など
  • ・1ポイント=1円に換算される

マクロミルでのポイント交換による寄付先には、日本赤十字社・ユニセフ・国境なき医師団・公益財団法人世界自然保護基金ジャパンがあります。

ここまで、ポイントで寄付する方法を9つ紹介しました。ここで一度、紹介したポイントをまとめます。

  • ・Vポイントで寄付
  • ・dポイントで寄付
  • ・楽天ポイントで寄付
  • ・Gポイントで寄付
  • ・Pontaポイントで寄付
  • ・LINEポイントで寄付
  • ・クレジットカードのポイントで寄付
  • ・nanacoポイントで寄付
  • ・ポイントサイトから寄付

この機会にポイントでの寄付を、ぜひ試されてみてくださいね。一方で「まだポイントの寄付についてよく分からないところがある」という方もいるでしょう。そこで次は、ポイントの寄付でよくある4つの疑問を紹介します。

ポイントの寄付でよくある4つの疑問

ここからは、寄付でよくある4つの疑問について解説します。

【ポイントの寄付でよくある4つの疑問】

  • ・ポイントの寄付でも寄付金控除を受けられる?
  • ・寄付したお金はどのように活用されている?
  • ・寄付と募金は何が違う?
  • ・ポイント以外に寄付する方法はある?

疑問1:ポイントの寄付でも寄付金控除を受けられる?

寄附金控除とは、国や地方公共団体、特定公益増進法人に特定寄付金の支払いを行った場合に、所得控除が受けられるものです。しかし、ポイントによる寄付では、ほとんどの場合で領収書が発行されません。

そのため、ポイントによる寄付の場合、寄附金控除は受けにくいと考えたほうが良さそうです。

寄附金控除について詳しく知りたい方は、以下をご一読ください。

>>寄付金控除の仕組みとは?確定申告の方法も紹介

疑問2:寄付したお金はどのように活用されている?

一般的に、寄付を募っているサイト上に活動報告が記載されています

ポイント寄付の場合、プロジェクトに対して寄付できるケースが多いです。プロジェクトの募集ページや団体ホームページなどで「どのように寄付金が活用されているか」といったことが開示されています。

「寄付金の使われ方が気になる」という方は、どのようにお金が使われているか、団体ホームページなどをチェックしましょう。

疑問3:寄付と募金は何が違う?

寄付と募金の違いは、以下の通りです。

・寄付
自らのお金や物などを提供すること
・募金
お金を募って集めること

本来、寄付と募金はまったく異なる意味の言葉です。しかし、時代の変化とともに寄付と募金が同義として扱われるようになり、「募金する=お金を寄付する」といった意味合いで使われるケースもあります。

疑問4:ポイント以外に寄付する方法はある?

ポイント以外に寄付する方法として、お金やモノの寄付で困っている人を支援できます。

また、お金の寄付には「定額寄付」と「単発寄付」がありますが、定額寄付では指定した金額が毎月自動で寄付されるため便利です。

「毎月自動で寄付され続けるのは負担が大きい」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、定額寄付は解約も簡単にできます。解約方法は団体によって異なりますが、一般的には団体に電話などで問い合わせることで、定額寄付を解約可能です。

ちなみに「定額寄付も検討してみよう」と考えている方に向けて、寄付アドバイザーのコメント付きの、寄付先のおすすめ団体を紹介したページを用意しております。「この機会にお金の寄付も考えてみたい」という方は、ぜひご一読ください。

>>寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が一覧から徹底解説!

ポイントで寄付する方法はたくさんある!

今回は、ポイントで寄付する方法の紹介やよくある疑問の解説をしました。ここで、お伝えした内容をまとめます。

・余ったポイントは寄付に使える
・寄付できるポイントの種類もたくさんあるため、ご自身の寄付しやすいものを選ぶのがおすすめ
・ポイントによる寄付の場合、寄附金控除は受けにくい

ポイントによる寄付でも、難民人道支援や被災地支援などあらゆるサポートが可能です。

「ポイントを使って寄付がしたい」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。また「ポイント以外の、お金の寄付も選択肢として検討したい」と考えている方は、おすすめの寄付先を紹介しているページを用意しておりますので、ご一読ください。

>>寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が一覧から徹底解説!

この記事を書いた人
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