ウォームビズの服装とは?状況に合わせて紹介

ウォームビズ(WARMBIZ)

ウォームビズの服装とは?状況に合わせて紹介

日本では夏になるとクールビズ、冬にはウォームビズという取り組みが呼びかけられ各地で実施されます。
ウォームビズでは暖房に頼りきらず、冬を快適に過ごすための工夫を行いますが、そのなかには服装による工夫も求められます。

この記事では、ウォームビズで求められる服装について、状況に合わせた重ね着などの方法を紹介します。

ウォームビズとは?自宅やオフィスでできる取り組みを紹介

ウォームビズのための服装を意識しよう

ウォームビズのための服装を意識しよう
毎年冬になると、環境省からウォームビズへの取り組みが呼びかけられます。

ウォームビズは暖房時の室温の目安を20℃程度にし、快適に過ごすライフスタイルを推奨しています。
これは地球温暖化を抑えるために必要なことです。日本では、未だに発電方法を化石燃料に頼っており、これらを燃やしたときに二酸化炭素を多く排出します。節電を心がけることが、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を削減するために効果的であるためです。

冷暖房の室温設定による省エネ効果は、夏よりも冬の方が、電力消費が抑えられていることが知られています。そのため夏より冬の方が取り組みの効果があります。

つまり冬の暖房温度を緩和すれば、二酸化炭素の排出削減だけでなく、節電も効果的に行えて直接的なメリットもあるのです。ただし室温の20℃はあくまで目安であり、暖房器具の温度を20℃にしなければいけないわけではありません。

また暖房温度の緩和だけで快適な過ごし方は難しく、室内だけでなく外出時にも寒さに負けないように過ごすためには、人々が身に纏う服装にも意識を持つ必要があります。

※2021年1月時点

  • ウォームビズは暖房時の室温の目安を20℃程度にし、快適に過ごすライフスタイルを推奨している
  • (出典:環境省「ウォームビズ(WARMBIZ)とは」,2016)

    環境省が提案するウォームビズの服装

    環境省が提案するウォームビズの服装
    ウォームビズを意識するうえで大切なのは、分厚い服を着ることではなく、温度調節がしやすいように重ね着をすることです。
    しかし重ね着をすると着ぶくれするなど、おしゃれとの両立が難しいこともあります。

    そこで上手い重ね着や素材などがオフィスなどで必要とされるフォーマルタイプと、プライベートで着られるカジュアルタイプが提案されています。
    フォーマルタイプとカジュアルタイプ、それぞれの提案を紹介します。

    男性のフォーマルタイプの服装

    フォーマルな服装としてはジャケットを中心とした着こなしが重要です。
    そのため男性の場合は、スリーピースのジャケットの下にマフラーを重ねて首や肩を温め、首元にはウールタイで保温性を高めることが提案されています。
    スリーピースのジャケットはフォーマルなスーツスタイルのなかでも保温性に優れています。

    ただし肌寒く感じることもあるため、ジャケットの下にマフラーを結ばず、首から下げつつ裾からは出ないようにして重ねてみることがコツです。
    ネクタイには暖かみのあるウールタイを合わせるとより効果的になります。暗い色になりがちな場合はシャツとネクタイで指し色にするとメリハリを付けることが可能です。

    また、パンツの下にもインナーを着用して冷気の侵入を防ぐことや、靴下は5本指ソックスに通常使っている靴下をもう1組重ね履きすることで足元の冷えを解消できます。
    ソックスにはシルクの素材を取り入れることで、汗による蒸れを抑えながら、足元の冷えを防ぐのに効果的です。

    カジュアルなジャケットスタイルの場合は、厚手のコットンスエード素材のジャケットを選ぶことで暖かくしつつ、ジャケットの下に薄手のニットを着ることで着ぶくれを防いで保温性と機動性を確保することが可能です。

    肌着には保温性に優れた機能性インナーを上下に使用し、寒さが厳しいときは薄手の腹巻も重ねることで見えないところにも防寒対策を行えます。
    下半身のインナーには七分丈を採用することで、裾が足首から見えず、安心して保温することができます。

    女性のフォーマルタイプの服装

    女性でもジャケットを中心とした着こなしがフォーマルな服装では求められますが、しっかりと重ね着をすることで保温性を高められます。
    例えばジャケットの下に丈の短いカーディガンを着て、ブラウスは立ち襟や胸元にフリルがあるものを選ぶことでVゾーンも温められます。

    合わせて吸湿発熱素材などを使用している機能性素材インナーや薄手の腹巻などを着用すれば、体幹も温めることが可能です。
    オフィシャルな場面で必要となるストッキングも保温機能のものを選び、靴の中敷に起毛素材のものを活用することで足元も快適に過ごせます。

    カジュアルなフォーマルスタイルであれば、タイトスカートに大判ストールを細めのベルトを使いポンチョ風に合わせることで、おしゃれを意識しつつ防寒もできます。
    ストールはデスクワーク中に足元が冷える場合にひざ掛けに、首元を保温したいときにはマフラーなど様々な使い方ができることもポイントです。

    さらにニットベストを合わせることで着ぶくれを防止しつつ、機動性も確保できます。ブラウスは保温性のある素材を選び、機能性素材のタイツを履くことで下半身の冷えもカバーします。

    男性のカジュアルタイプの服装

    プライベートな場面でもウォームビズを意識した着こなしを意識することができます。
    マフラーを使うのではなく大判ストールを活用することで、おしゃれを意識しつつ首肩をしっかり保温します。ニットには裏ボア素材を使用することで1枚でも重ね着をしたような温かさを得ることが可能です。

    ボトムスには履き心地が良いイージーパンツのなかでも、裾のすぼまったものは冷気の侵入を防ぐことができます。
    足元には保温性に優れているアウトドア向けのブーツを着用することがおすすめです。
    ブーツ部分はクッション性も高く、裏地が厚めなため、足元の冷えを防ぐことができます。
    大人らしいカジュアルスタイルを目指すのであれば、小物は使用せずすっきりとした着こなしが良いでしょう。

    ほかにも、タートルネックと襟の高さがあるニットを重ねることで体感温度を高められます。タートルネック自体もあえて折りたたまないことで首全体をカバーできます。
    またこの重ね着のポイントはインナーのストレッチ性と保温性の高い薄手の機能性、シルク素材などを使用した腹巻で上半身の温かさをキープすることです。

    ボトムスには裏起毛などの保温性に優れたものを選び、イージーパンツは厚手でハリ感のあるものでスマートさを持たせつつ、足元まで温めることができます。

    女性のカジュアルタイプの服装

    女性のカジュアルなタイプでは、ゴムウエストのガウチョパンツを中心とした着こなしが提案されています。
    ガウチョパンツはカジュアルスタイルのなかでも体のラインが分かりにくいため、重ね着しやすいです。

    ガウチョパンツにはタイツではなく保温効果のあるパンツを重ね着することもおすすめされています。
    上半身には厚さの違うニットを重ね着して保温効果をアップしています。厚手の腹巻で冷えやすいお腹をカバーするのも良いでしょう。

    また、靴下を重ね履きすることで足元の冷えを防ぎ、温かく過ごすことができます。
    少し大人びたおしゃれには、スカーフやドルマンスリーブニット、スエードパンツなどがウォームビズには適したアイテムです。

    首、手首、足首の3つの首を温めることで体全体が温まりやすくなります。重ね着がしやすいドルマンスリーブのニットカーディガンを採用することで、腕周りにゆとりを持たせつつ快適に体を温められます。さらにスカーフを巻くことで、首元もおしゃれに保温することが可能です。

    スエードパンツの下にスパッツを着用すると下半身を温められます。足元は、ボア素材のスエードブーツを合わせ、靴下を重ねて履くことで、冷えやすい足首から足元まで温度を保てます。

  • ウォームビズは、温度調節がしやすいように重ね着をすることが大切
  • 足元はブーツや靴下を重ねて履くことで冷えを防ぐことができる
  • 首、手首、足首の3つの首を温めることで体全体が温まりやすくなる
  • (出典:環境省「ウォームビズをおしゃれに楽しむ。冬のあったか着こなし術 <男性編>」,2017)
    (出典:環境省「ウォームビズをおしゃれに楽しむ。冬のあったか着こなし術 <女性編>」,2016)

    ウォームビズの服装を取り入れて地球温暖化を防ごう

    ウォームビズの服装を取り入れて地球温暖化を防ごう
    服装はTPOをわきまえたものが求められます。フォーマルな服装が必要となるビジネスシーンやカジュアルなファッションができるプライベートな時間など、服装の着合わせ方は千差万別です。

    素材の選び方や重ね着の工夫を知ることで、自分の体系や好みなどにも合わせた服装を選ぶ参考になります。また、ウォームビズに取り組むことで暖房の使いすぎも抑えられ、地球温暖化を抑制することにつながります。ウォームビズの服装をシーンに合わせて身に付けられるように、知識をつけて実践していきましょう。

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