チャリティーオークションはどんなものが開催されている?参加・出品する方法とは

慈善事業(チャリティー)

チャリティーオークションはどんなものが開催されている?参加・出品する方法とは

オークションと言われると、会場で様々な人がお目当てのものを競り落とすイメージがありますが、現在はオンラインでも行われています。
そのオークションの収益を自ら得るのではなく、寄付などに充てるイベントとしてチャリティーオークションというものがあります。

この記事では、チャリティーオークションの開催内容や参加・出品するための方法を紹介します。

チャリティーの意味とは?オークションやイベントなどの活動について紹介

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チャリティーオークションとは?

チャリティーオークションとは?
チャリティーオークションという言葉を耳にすることがあるかもしれません。
その名の通りチャリティーを目的としたオークションなのですが、そもそもチャリティーとはどのようなものなのでしょうか。

チャリティー活動とは慈愛や慈善、または博愛、同胞愛の精神に基づいて行われる公益的な行為や活動のこと指す言葉とされており、慈善の精神などによって社会全体の利益のために行われる活動などを指します。

つまりチャリティーオークションとは、このように慈善の精神によって行われているオークションであり、利益追求のためではないということです。
もちろんチャリティーオークションの利益がすべて寄付などに回されるわけではありません。開催費用などもかかるため、そのような経費を除く一部が寄付や支援物資の購入などに使われます。

チャリティーオークションではどんなことが行われている?

チャリティーオークションでは具体的にどのようなことが行われているのでしょうか。
オークションでは出品された物について、より良い購入条件を提示した入札希望者に売却するため競わせる場を設けます。
日本語では競売とも呼ばれますが、このような場は通常、卸売市場でも見かける光景です。

オークションでは芸術的に価値がある物などが出品されることが多く、価値を見出した人が、自らが提示することが可能である条件を出すことで競い、最も良い条件を提示した人が競り落とすという形になります。

一般的なオークションであれば、その物品の出品者に競り落とされた金額のほとんどが利益としてもたらされますが、チャリティーオークションは違います。
出品する人はその利益を恵まれない子どもや、困窮する家庭、困っている人などに使って欲しいという思いから、物を提供して競り落としてもらっていることから、発生した利益を寄付するという形で参加しています。

また競り落とす側として参加する人も、チャリティーオークションに参加することで、興味のある物への競売に参加しつつ、競り落とした際に支払うお金を社会貢献に役立てて欲しいという思いで協力する人もいます。
また、ほしい物があるということで参加したとしても、それが結果としてチャリティーに協力していることを知ってもらうこともできます。

  • チャリティー活動とは慈愛や慈善、または博愛、同胞愛の精神に基づいて行われる公益的な行為や活動のこと
  • チャリティーオークションとは、慈善の精神によって行われているチャリティーを目的としたオークション
  • チャリティーオークションに参加することは、結果としてチャリティーに協力することになる
  • (出典:在メキシコ日本国大使館「チャリティー・オークション「Manos por Japon」の実施」)

    チャリティーオークションの出品物はどんなものがある?

    チャリティーオークションの出品物はどんなものがある?
    チャリティーオークションは各地で開催されているため、どのようなものが出品されているのかは、その時期や場所によって異なります。
    過去に日本国内で開催されたチャリティーオークションのなかから、いくつか紹介しましょう。

    このようなオークションでよく出品されるのは著名人の私物などです。
    有名スポーツ選手の使っていたユニフォームは、見かけることも多い物品です。ほかにも野球のグローブやバット、サッカーのスパイク、バスケのシューズなども有名選手が使ったものが出てくることもあります。

    また芸能人やミュージシャン、アーティストのサインが入った物やデザインした物が出品されることも多いです。これはチャリティーのために特別に準備された物もあります。
    芸能人のなかには自らカスタマイズした車やバイクなどを個人的にチャリティーオークションを行って寄付する人もいるようです。

    一般の人が描いた絵を募集し、審査のうえでプロの手で加工・額装して出品するというチャリティーオークションが開かれることもあります。
    つまりチャリティーに出品できるのは著名人だけではないということです。オークションそのものが、出品された物に入札希望者が価値を見出せば落札されます。

    それは作成した人の名前ではなく、作品そのものが持つ芸術性などに見出されれば、落札される可能性はあります。もちろん自分が所有している有名人の作品や過去の芸術品などの出品でも良いでしょう。
    その利益を社会貢献につなげたいということであれば、チャリティーオークションに応募して出品することもできるのです。

  • チャリティーオークションでは著名人の私物などがよく出品されている
  • チャリティーに出品できるのは著名人だけではなく、一般人も出品できる
  • (出典:在メキシコ日本国大使館「チャリティー・オークション「Manos por Japon」の実施」)

    チャリティーオークションへの参加・出品方法

    チャリティーオークションへの参加・出品方法
    チャリティーオークションには落札する側としてだけでなく、出品する側としても参加することができます。

    もちろん開催されるオークションによっては難しい場合もありますが、多くの場合、チャリティーとして行われているものは、広く参加を呼びかかけることが多いため協力することが可能でしょう。

    落札する側(入札希望者)、出品する側(出品希望者)のそれぞれの立場での参加方法などを紹介します。

    入札希望者としてチャリティーオークションに参加する

    チャリティーオークションの多くはオンライン上で行われることが多いです。特に2020年以降は新型コロナウイルスの影響から会場で密になることを避けるため、その傾向が余計に強くなりました。

    オンラインでのオークションは会場に行かなくて良いことから手軽に参加でき、世界各地でのオークションに参加することが可能です。
    オンラインサイトでの会員登録が必要なことが多いですが、無料で登録できるものがほとんどのため、決済もクレジットカードを使えることから支払についても安心して行えます。

    会場で参加するオークションに関しては、イベントの一部として行われることもあり、そのイベントへの事前予約が必要な場合は、応募方法に従って申し込む必要があります。
    特に応募が必要ないものでも、オークションだけは事前の応募が必要という場合があります。そのためしっかりと開催内容を確認しておくようにしましょう。

    また会場に出向くものであっても、申し込みはオンライン上で行うものが多く、必要事項を登録することで応募が完了するものばかりなため、申し込みフォームを探し、指示に従って応募してください。不明な場合は開催元に問い合わせることも必要です。

    出品希望者としてチャリティーオークションに参加する

    出品希望者として参加する場合もオンラインでの出品希望手続きをすることがほとんどです。
    まずは申し込みフォームなどで出品申し込みを行い、出品物の審査を受ける必要があります。大抵は出品しても大丈夫なものか、盗品ではないかなどの審査がありますが、その期間はチャリティーオークションごとに異なります。

    また出品物そのものを送る場合もあれば、写真やデータなどを送ることで審査が行われることもあるため、応募するチャリティーオークションの説明をよく読んだうえで申し込みを行いましょう。
    厳選な審査を通過し、出品が可能となれば応募は完了となります。

    オークションによっては会場に赴き、出品物と一緒に舞台の上で立って物品の説明をすることもあります。
    あるいは出品物を送ってしまったらあとは家で落札を待つのみという場合もあり、これもオークションによって異なるため確認をしておきましょう。

  • チャリティーオークションは、オンラインから無料で参加できるものが多い
  • 出品する場合は、出品物の審査を受ける必要がある
  • チャリティーオークションに参加してみよう!

    チャリティーオークションに参加してみよう!
    チャリティーオークションは興味がある物を落札することで、社会に貢献することができます。普段は寄付することにためらいがあったとしても、落札してお金を払うことで、それが間接的に寄付などにつながることから、立派な貢献になるのです。

    また落札する側としてだけでなく、自分が製作したものや著名人の物品を出すことで、利益を寄付することもできることから、お金が出せなかったとしても別の方法で貢献できる場でもあります。

    最初は参加するのも緊張するかもしれませんが、興味があるのであれば落札する側でも出品する側でも良いので、チャリティーオークションにぜひ参加してみましょう。

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    この記事を書いた人
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