チャリティーイベントのなかでも体を動かしながら参加できるものとしてチャリティーランがあります。日本でも各地で行われていますが、その規模は中規模から大規模なものまで様々です。
この記事では、チャリティーランについて、過去の開催事例や参加方法とともに紹介します。
チャリティーの意味とは?オークションやイベントなどの活動について紹介
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チャリティーランとは?
チャリティーランを紹介するためにも、まずはチャリティーとは何か触れておきましょう。
チャリティーは慈愛や慈善、または博愛、同胞愛の精神に基づいて行われる公益的な行為や活動のこととされており、慈善の精神などによって社会全体の利益のために行われる活動などを指します。
このような意味を持つチャリティーを冠したイベントはいくつもあります。
チャリティーバザーやチャリティーオークション、チャリティーコンサートなど、世界に目を向ければ各地で大小様々なチャリティー活動が行われていますが、チャリティーランもその一つです。
チャリティーランは参加者全員で、楽しく走って社会貢献をしようという目的のもとに行われます。その規模は中規模のものから大規模なものまであり、NPO・NGOなどの団体から市区町村などの自治体、大きいものだと大使館主催のものまであるほどです。
開催地ごとにコースが異なるのはもちろんですが、距離は短いものだと5キロメートルから10キロメートル、15キロメートル、20キロメートルなど分けられており、距離や年齢層に応じた参加費がかかります。
参加費が支援物資となって医師会などに寄付されたり、開発途上国などの恵まれない子どもや貧しい家庭への寄付や支援物資購入、奨学金プロジェクトの資金となっているのです。
開催期間は1日で行われるものもあれば、1週間から2週間ほどの期間を設けて行われるものまであります。
またチャリティーラン単独の開催だけでなく、ほかのチャリティーイベントを並行して開催するものもあり、その催しも様々です。
(出典:青葉区「コロナに負けるな!青葉チャリティーラン関連情報」,2021)
チャリティーランの開催事例
過去、実際に行われたチャリティーランをいくつか紹介します。
青葉チャリティーラン
神奈川県横浜市では青葉区が主催で開催する「青葉チャリティーラン」というものがあります。
これは新型コロナウイルスの感染拡大によりひっ迫している医療現場などへ、感染症対策に役立つ物品を購入し、医療従事者へ寄付することを目的に行われました。
開催期間は8日間となっており、その期間でハーフマラソンと同等の距離を走るという企画です。
ただし1日で走る必要はなく、最短1キロメートル以上走行するのであれば、期間中に複数回に分けて走りきれば良いものとなっています。
その距離の計測は指定されているスマホアプリによるGPS計測を利用しており、一部のスマホアプリとの連携も可能となっています。
参加費用の2,000円のなかにチャリティー費として500円が含まれており、その収益で支援物資を購入して届けるという形です。
新型コロナウイルスの影響から参加人数は先着500人と限定されていますが、新しい生活様式に適したオンライン方式として考えられており、今後のチャリティーイベントのあり方へとつながるチャリティーランとなりました。
国際大使館フレンドリーラン
東京都で毎年行われている「国際大使館フレンドリーラン」が大規模なものとして開催されています。
各国駐日大使館との交流を深めることを目的としており、スポーツを通じた国際交流を目指すチャリティーランイベントです。
その始まりは2011年11月であり、同年に起きた東日本大震災のチャリティーイベントとして開催され、同時に国際交流も行おうという主旨があります。
各駐日大使館員や職員はもちろん、一般のランニング愛好家や外国人ランナーも参加できる大規模なイベントとなっています。
距離や対象者も年を追うごとに整備され、現在はリレーランを含む4つの種類に分けられ、それぞれ参加費が異なる仕組みとなりました。
2020年開催からは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、オンライン開催となり、青葉チャリティーランと同じように開催期間が15日設けられ、参加した距離をアプリを用いた測定で走りきる形で行われています。
(出典:青葉区「コロナに負けるな!青葉チャリティーラン関連情報」,2021)
チャリティーランへの参加方法
次に、チャリティーランへの参加方法を条件も含めて説明します。
近年はオンラインでのエントリーがほとんどです。
横浜市の青葉区で行われた青葉チャリティーランではアプリかインターネット上のエントリーサイトを利用したオンラインでのエントリー方法が用いられました。
参加資格は自治体での開催ということもあり、青葉区在住か青葉区での在勤または在学の人で、アプリをダウンロードできることが条件となっています。
開催期間中での完走ということもあり、保護者同伴であれば子どもでも参加できることから、特に年齢制限は設けられていません。
エントリーでは専用のサイトを用いるため、会員登録することでエントリーができるようになります。
参加費の支払い方法もクレジットカードからコンビニ、ATMなどを利用した方法が可能ですが、選択した支払い方法によっては手数料も発生します。
国際大使館チャリティーランでも第1回開催からオンラインでのエントリーが行われています。そのため窓口は存在していません。
国内からのエントリーであれば、複数のサイトからエントリーが可能であり、使いやすいサイトを利用することができます。
以前までは1日でのランニングを行うことが前提となっていたため、12歳以上が対象となっていましたが、この年齢制限は変わらず存在しています。
そのほかに参加資格として決められているのは、走行距離や時間が分かるアプリをダウンロードできる人で、健康で医師の診断により異常がない人です。
これらを満たしていれば、参加できるという形になります。
チャリティーランの多くはこのように、オンラインサイトを用いたエントリーが主流となっており、開催状況によってはアプリのダウンロードが必要です。
ほかにも主催者によって参加条件が異なるため、エントリーする前に必ず確認するようにしましょう。
(出典:青葉区「コロナに負けるな!青葉チャリティーラン関連情報」,2021)
社会貢献に興味があるならチャリティーランに参加してみては?
チャリティーランのあり方は時代と共に変わろうとしています。
しかしその主旨は変わらず、苦しんでいる人たちを助けるため、そして社会に貢献するための催しとなっています。
チャリティーランで気持ちよくランニングをすることは健康にも良いことですし、その参加費は社会の役に立つことにつながるとなれば、有意義なものと考えられます。
感じ方は人それぞれのため一概には言えませんが、人を助けることにつながるという事実は変わりません。
普段からランニングをする人もそうでない人も、もし身近で行えるチャリティーを探しているのであれば、チャリティーランに参加してみてはいかがでしょうか。
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