日本におけるベネズエラ難民支援とは?私たちにできること

ベネズエラ(難民)

日本におけるベネズエラ難民支援とは?私たちにできること

南米最大の難民問題と言われるベネズエラ難民の数は、増加の一途を辿っています。そんな難民問題が深刻なベネズエラに対して、日本はどのような支援を行っているのでしょうか。

この記事では、日本政府が行っているベネズエラ難民支援について紹介します。ぜひ、この機会に私たち一人ひとりができることは何かを一緒に考えていきましょう。

ベネズエラの難民問題とは?難民が増加するベネズエラの現状や周辺国が抱える問題

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ベネズエラ難民とは

ベネズエラ難民とは
ベネズエラ難民とは、ベネズエラの政情不安や社会経済の混乱、人道危機などから逃れるために国境を越えて他国に庇護を求めている人々を指しています。

また、ベネズエラ難民として他国に逃れられた人々だけではなく、国内や国境を越えずに避難生活を行っている国内避難民も増加している状況です。

  • ベネズエラ難民とは、ベネズエラの政情不安や社会経済の混乱、人道危機などから逃れるために国境を越えて他国に庇護を求めている人々のこと
  • (出典:外務省「難民問題と日本 日本の海外・国内での難民問題への取り組み」)

    ベネズエラ難民の現状

    ベネズエラ難民の現状
    かつて南米一の裕福な国と言われていたベネズエラは、様々な国から難民を受け入れていた「難民受け入れ国」として有名な国でした。
    しかし、ベネズエラ国内の治安や経済情勢の悪化の影響から国民の不満が増加し、暴力衝突が起きるなど社会経済が混乱しています。

    さらに2019年、現職大統領のマドゥーロ大統領と暫定大統領のグアイド国会議長という2人の大統領が併存する事態となり、対立が激化しました。
    それを背景に社会経済の混乱、食料や医薬品・生活用品の不足、人道危機などにより、ベネズエラに住む多数の国民が住む場所を離れざるを得ない状況に置かれています。

    ベネズエラ国民の国外の流出は増え、2019年には約400万人のベネズエラ国民がベネズエラの周辺国に難民として逃れているのが現状です。
    また、2020年には新型コロナウイルス感染症の影響で国境封鎖・外出制限などがされており、住む場所や生活手段を持たないベネズエラ難民は、難民受け入れ国においても困窮した生活を送っています。

    (出典:外務省「ベネズエラ・ボリバル共和国 基礎データ」)

    ベネズエラ難民を受け入れている国

    外務省によるとベネズエラでは2019年6月までに、約400万人にものぼる難民や移民が生まれており、ベネズエラ周辺国を中心に、ベネズエラ難民が受け入れられています。

    隣国であるコロンビアは最もベネズエラ難民を受け入れており、約160万人のベネズエラ難民が身を寄せている状況です。
    また、コロンビアだけでなく、ペルーでは約86万人、エクアドルでは約38万人、ブラジルでも約22万人と、中南米諸国を中心にベネズエラ難民は多く受け入れられています。

  • ベネズエラは、様々な国から難民を受け入れていた「難民受け入れ国」だったが、治安や経済情勢の悪化の影響から難民が生まれた
  • 外務省によるとベネズエラでは2019年6月までに、約400万人にものぼる難民や移民が生まれ、コロンビアに約160万人のベネズエラ難民が身を寄せている
  • (出典:外務省「ベネズエラ周辺国における避難民に対する緊急無償資金協力」)
    (出典:外務省「コロンビアに対する無償資金協力に関する書簡の交換」)

    難民に関するグローバル・コンパクトとは

    難民に関するグローバル・コンパクトとは
    ベネズエラ難民に限らず世界各地で難民の数が増えており、難民問題はその地域だけではなく、世界的な問題として捉える必要があります。
    そこで重要なのは、世界が一体となって難民保護を推進する国際的取り決めです。

    2018年12月、「難民に関するグローバル・コンパクト(Global Compact on Refugees)」が採択されました。世界各地で起こる難民を取り巻く状況を改善するためにも、難民に関するグローバル・コンパクトでは以下の目標を掲げています。

    難民受け入れ国の負担軽減

    大量の難民の移動は、インフラや公的サービスなどに対して大きな影響を与える部分です。そのため、難民受け入れ国においても非常に大きな負担を強いることになりかねません。

    難民に関するグローバル・コンパクトでは、難民流出国と難民受け入れ国のどちらにも効果的な支援が行えるように、早い段階から人道的支援と開発支援を行います。

    第三国定住の拡大

    母国を逃れて難民となったとしても、避難した先で保護が受けられない人々も非常に多くいます。
    難民に関するグローバル・コンパクトでは、第三国定住の受け入れ人数の拡大や、人道ビザの発給、第三国(他国)に奨学生として受け入れるなどといった柔軟な対応を行い、第三国で難民としての保護が受けられるようにしています。

    安全かつ尊厳ある帰還に向けた環境整備

    難民が多く出ている国では、帰還したくても難しいといった様々な問題を抱えています。ベネズエラでも治安の悪化や情勢不安などによって、自国に帰っても厳しい生活を強いられる難しい問題が山積みです。

    難民に関するグローバル・コンパクトでは、そんな難民たちが安全に祖国に帰ることができる環境整備のために、課題解決に向けた取り組み拡大を目指しています。

  • 難民に関するグローバル・コンパクトは、世界各地で起こる難民を取り巻く状況を改善するために採択された
  • 難民に関するグローバル・コンパクトは、難民受け入れ国の負担軽減や第三国定住の拡大、安全かつ尊厳ある帰還に向けた環境整備などを目標としている
  • (出典:外務省「難民に関するグローバル・コンパクトとジャパン・プラットフォーム」)

    ベネズエラ難民に対する日本の支援とは

    ベネズエラ難民に対する日本の支援とは
    ベネズエラ難民を多く受け入れているコロンビアやブラジル、エクアドル、ペルーといった中南米諸国は決して裕福な国ではありません。
    しかし、ベネズエラ難民が増えたことによって苦しいながらも門戸を開き、ベネズエラ難民を多く受け入れているのです。

    難民を受け入れるということは、難民受け入れ国に大きな負担がかかります。
    そこで日本は、国際機関と連携を図り、ベネズエラの難民や移民に関してコロンビアやブラジル、エクアドル、ペルーの4ヶ国に対して、緊急無償資金協力を行っています。

    2019年度にはブラジルに368万米ドル、2020年度にはブラジル250万米ドル、コロンビア360万米ドル、エクアドル340万米ドル、ペルー350万米ドルの計1,300万米ドルの資金提供を行うことになりました。
    日本の支援は、各国のベネズエラ難民や移民に対する援助物資やシェルターの提供に限らず、ベネズエラ避難民を受け入れた国の住民たちにも支援が行われることになります。

  • 日本政府は、2019年度にブラジルに368万米ドル、2020年度にはブラジル250万米ドル、コロンビア360万米ドル、エクアドル340万米ドル、ペルー350万米ドルの計1,300万ドルの資金提供した
  • (出典:外務省「ベネズエラ周辺国における避難民に対する緊急無償資金協力」)
    (出典:在ブラジル日本国大使館「平成30年度対ブラジル無償資金協力「ベネズエラ難民・移民人道支援計画(UNHCR連携)」事業の視察」)

    ベネズエラ難民に対して私たちにできる支援とは?

    ベネズエラ難民に対して私たちにできる支援とは?
    苦しい生活を強いられているベネズエラ難民に対して、私たちにできる支援にはどのようなものがあるのでしょうか。

    故郷を追われるベネズエラ難民のために、そして世界的な難民問題を改善に導くためにも、私たち一人ひとりが難民問題を理解し、身近なところからできる支援を行っていくことが重要です。

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