「ボーナスの使い道ってどんなのがあるの?」
「なにか面白いボーナスの使い方ってあるの?」
このように考えている方に向けて、本記事では下記の内容を紹介します。
- ・みんなのボーナスの使い道
- ・編集部がおすすめする面白いボーナスの使い方
- ・おすすめできないボーナスの使い方
ボーナスの使い方には貯蓄や、モノの購入だけでなく、自分への投資や親孝行などもあります。また、まとまったお金が入るため、普段とは全く異なる挑戦をして、価値観を広げるような体験へと費やすのもいいでしょう。
せっかくならボーナスを有意義に使いたい、人生を豊かにするために使いたいと考えている方は、他の人とは異なる使い道を検討してみてはいかがでしょうか?
みんなのボーナスの使い道は?
消費者庁が発行する最新の(2022年12月時点)資料をもとに、みんなの令和元年の夏のボーナスの使い方を見てみます。
ボーナスの使い道として1番多いのは貯蓄でした。調査を行った1,888人中、29.7%の人が貯蓄をすると回答しています。割合としては30代、20代、40代の順で貯蓄する人が多いようです。
貯蓄の次に多いのがローンの返済(11.8%)、国内旅行(11.5%)となっています。ローンの返済は、家庭を持つ30代、40代が多いのに対し、国内旅行は家庭を持つ割合が少ない20代が、1番多いです。
その他には、家電の買い替えや、趣味などに使う方、教育、金融商品への投資など、将来を見据えたボーナスの使い方をしている人もいます。
また、ボーナスの使い方を特に決めていないと答えた人も全体の13.1%を占めています。特に20代が多く、初めて受け取ったボーナスの使い道がわからない人が多いと読み取れます。
全体の傾向としては、国内旅行や外食、ファッションなど趣味に費やす人と、貯金や教育、投資など将来見据えた行動を行っている人が多いです。
出典:消費者庁 ゴールデンウィークの過ごし方及びボーナスの使途予定に関する意識調査結果(2019年)
自分や周囲の人が幸せになるボーナスの使い道を紹介
ここからは、自分や周囲の人たちが幸せで豊かな気持ちになれる、という視点で、編集部おすすめのボーナスの使い道を紹介します。
- ・自己投資
- ・資産運用
- ・自分へのご褒美
- ・親孝行
- ・貯金やローン返済
以上のものに全部を使うということではなく、自分が大切にしたいものを考え、優先順位をつけて割り振ってみるとよいでしょう。
詳しく見ていきます。
自己投資
自分への投資には、書籍の購入や資格取得などがあります。
キャリアアップを目指すための自己投資も、ボーナスの使い道としておすすめです。
自己投資の方法はたくさんあります。将来を見据え、今後のことを考えて自分の価値を高めておきたいと考えながらも金銭的に挑戦できていなかった方は、ボーナスの使い道として自分への投資を検討してみてはいかがでしょうか。
資産運用将来への投資
貯蓄と並行して、将来への金銭的投資を行うのも賢明な考えです。将来への安心感が生まれます。
資産運用と聞くと、なんとなく難しいような気がする方もいるかもしれません。さらにハイリスクな商品やインターネットで失敗した怖い話を見聞きすることもあるため、なかなか手を出しにくいという意見もよくみられます。
不安な場合は、政府が進める積み立てNISAやiDeCoなど政府が進める、比較的リスクが低い方法から始めてみ始めてみるのがいいでしょう。
自分へのご褒美に使う
ボーナスを貯金や投資に使うのもいいですが、お仕事を頑張った自分へのご褒美にも使いたいものです。
高くて普段はなかなか買えないものを買ってみたり、いつもは安価で済ませていた旅行を豪華なものにしてみたりするのもいいかもしれません。普段はできない体験をすることで、仕事に対するモチベーションもアップすることでしょう。
親孝行をする
ボーナスで親孝行をするのも、素敵な使い道の1つです。
初任給で親へプレゼントをする人も多くいます。しかし、初任給では決して多いとは言えず、思ったものをプレゼントできないという経験をした人もいるのではないでしょうか。ボーナスではまとまった額が支給されるため、プレゼントや旅行、食事など金銭面を気にせずに親孝行できます。
貯金やローン返済
貯金は、ボーナスの使い道として最も堅実な方法です。将来のためやもしもの時のために備えるのは、安心感が生まれます。
貯金といっても、老後の蓄えとしての貯金や、子どもの学費や住まいの購入への備えなど、目的は異なるでしょう。
毎月の給料だけではなかなか多くの金額を貯金へ回すことは難しいように思えます。ボーナスはまとまった金額が支給されるため、堅実に貯めておくことができます。
また、既に住宅や車を購入している方の多くは、ローンの返済へ充てる方も多い傾向にあります。近い将来家庭を持ち、家や車を買う予定がある方にも貯金はおすすめです。
【編集部オススメ】面白いボーナスの使い道を紹介
ここからは
「欲しいものの購入や、やりたいことは普段の給料で実現できてしまっている」
「ボーナスの額が以前より増えたので自分ではあまり思いつかないモノにも使ってみたい」
という方に向けて、gooddo編集部ならではの「面白いボーナスのおすすめな使い道」2つを紹介します。
- ・寄付を始めてみる
- ・サステイナブルな商品を購入する
寄付を始めてみる
社会のためにボーナスの一部を寄付するのも、使い道の1つです。
大きな災害が発生した時に寄付したことがある方は多いと思います。それ以外の場面で寄付を身近に感じる機会はあまりないかもしれません。
身近に感じないからこそ寄付に対する不安は大きいと思います。未知だけど興味はある。こういったことには、普段のお給料ではチャレンジしにくいかもしれませんが、ボーナスなら試しに挑戦しやすいのではないでしょうか。
また、「ボーナス=自分たちの働きが社会から一定水準以上の利益/評価を得た結果」と考えると、社会からのご褒美を社会に還元する、という考え方もできます。
ここでは主な寄付先を2つ紹介します。
- ・NPO団体への寄付
- ・地域への寄付
NPO団体への寄付
NPOと呼ばれる、非営利活動を行う団体が寄付を受け付けています。みんながより生きやすい社会を実現したいと考える方には特におすすめです。
NPOの活動の分野は、下記のように様々です。
- ・社会教育の促進に関する活動
- ・保険、医療または福祉の増進に関する活動
- ・人権の擁護や平和活動の推進に関する活動
- ・子どもの健全育成に関する活動
- ・環境保全に関する活動
寄付の方法には、今回だけ行う単発寄付と、基本的に毎月行う継続寄付があります。SDGsへの意識が高まっている世の中で、自分も何か社会に貢献したい人には、長期的に支援できる継続寄付がおすすめです。
寄付をすると人生がより豊かになる
継続寄付は、支援した人たちの役に立てるだけではありません。自分の人生も豊かになるというメリットもあります。
例えば、貧困や戦争、災害などに苦しむ世界中の子どもを支援するワールド・ビジョン・ジャパンでは、チャイルドスポンサーになると、手紙などを通じて支援先の子どもと交流できます。
実際にワールド・ビジョン・ジャパンへ寄付をした方々の生の声を聞きたい方は、以下を参考にしてください。
>>ワールド・ビジョン・ジャパンに寄付をした理由は「現地とのつながり」WVJへの寄付の体験談と感想を徹底インタビュー
また、日本の子どもの貧困の解決を目指すLearning for All は、寄付者や寄付に興味のある人が参加できる、オンラインイベントなどを開催しています。新たなコミュニティの一員になれることで、他の支援者とも関わりができて、新たな世界が広がります。
実際にLearning for All へ寄付をした方々の生の声を聞きたい方は、以下を参考にしてください。
>>Learning for All の圧倒的なファンの数に安心感。寄付を始め大満足の私の体験談・口コミ
寄付をすることで控除を受けられる場合もあります。寄付金控除について気になる方は下記記事をチェックしてみてください。
>>寄付金控除の仕組みとは?確定申告の方法も紹介
寄付をしてはいけない団体
NPOは非常に多く存在するため、寄付が初めての場合の方であればなかなかどの団体を選んだらいいのかわからないと思います。
NPOは非常に多く存在しており、その中には「寄付をしてはいけない団体」があります。寄付をする団体を選ぶ際のポイントについては、以下の記事を参考にしてください。
>>寄付してはいけない団体は本当にある?寄付先を選ぶときのポイントを3つ紹介!
地域への寄付
ふるさと納税や、地域自治体へ寄付といったボーナスの使い道もあります。
特にふるさと納税では、寄付金の使い道を指定できたり、地域の名産品などをお礼として受け取れるのが魅力的です。さらに所得税の還付、住民税の控除なども受けられます。
サステイナブルな商品を購入する
サステイナブルな商品の購入も、価値観が広がるようなボーナスの使い方の1つです。
一般的にサステイナブルな商品は、大量生産される商品よりも値段が高めに設定されています。そのため、ボーナスは日々の生活予算ではなかなか手を出しにくいものを試す絶好の機会なのです。
サステイナブルな商品と一言にいってもその形態は多種多様です。例えばフェアトレード商品やトレーサビリティがしっかりしている商品、サステイナブルな漁法、飼育法、栽培法の食材などがあります。
自分にあったサステイナブルな商品を探すのもきっと楽しいことでしょう。
おすすめしないボーナスの使い方
一方で、おすすめしないボーナスの使い方もあります。
例えば、無計画な衝動買いや度重なる贅沢などです。もちろんボーナスの使い方は個人の自由で、これらが決して悪いわけではありません。お仕事を頑張った成果として、自分へのご褒美にボーナスを使うのも、有意義な使い道ではあります。
しかし、計画無しに次々と使ってしまうと、気づいた時には、「あれ、もうボーナスを使い切ってしまった」という状況に陥ってしまうこともあるでしょう。
どのように使うかは自由ではありますが、あらかじめ趣味や贅沢に費やす金額を決めておくなどして、後々に後悔しないように使うのがおすすめです。
まとめ:ボーナスで人生をより豊かに。社会のために寄付する使い道もある!
この記事の内容をまとめます。
- ・ボーナスの使い道は個人の自由だが、後悔しない使い方がおすすめ
- ・モノの購入、旅行、貯金以外にも、寄付などの使い道もある
- ・自分1人だけのために使うよりも、他人のためや社会のためにボーナスを使うことでより人生が豊かになることも
本記事では、gooddoならではの人生や社会を豊かにするボーナスの使い道を紹介しました。
ボーナスの使い道には、貯金や自分へのご褒美の他にも、社会貢献のためにNPOなどの団体に寄付をするといった使い方もあります。寄付は、寄付をした現地や世の中がよくなるだけではなく、新しい学びが出会いをもたらしたりと、自分の人生も豊かにしてくれます。
普段のお給料では挑戦できない新しい事や、自分ではなかなか思いつかない事にチャレンジして、価値観を広げるような体験をしてみるのはいかがでしょうか。